もうすぐ9月

もうすぐ9月になりますね。

今年もあと4か月ほどとなりました。

1年の2/3が経過することになります。

いつも思うことなのですが、

今年やろうとしていたことが何割出来ていて、それがどの程度達成できるのか、という点に結構こだわっているので、

こういう節目には必ず振り返ることにしています。

今年はかなりやろうとしていたことを絞っていたので、

大半を達成し、残った期間もあとしっかり頑張れば達成が可能だな、ということで立ち止まるというよりは進捗をサッと確認して、さらに前に進んでいこうと思いつつ、

来年の目標もしっかり立てていこう、と思っています。

来年のハナシをすると鬼が笑う、といいますが、

鬼が笑うほどの長いスパンで計画したことが実現すれば、それはとても痛快です。

今からさかのぼること15年前。

初めて受験した公開テストで685点を取得しました。

それ以前のIPテストは300点台だったので、自分とすれば頑張った、

いや、とても頑張った、

違うな、メチャクチャ、スゲー頑張った、

というところでしたが、そこから先の900点、満点は雲がかすむような位置で、考えもしませんでした。

それがそこから1年半経過し、ある機会に、900点、満点取りたいなが、絶対にとるんだ、という道のりを志し、つくってからは、それは険しかったものの、達成できた喜びは格別でした。

私の場合、結局900点を取得するまでは英語学習を始めて2年、990点は5年かかりました。

それが早いか遅いかはともかく、それまで今年はコレをやる、来年はコレをやる、と早めに計画、そして進捗から軌道修正や新たに盛り込んだり(例えばSWとか)を加えながら進んでいったので、

あたかもRPGのような感じで、そのプロセスが楽しかったのを覚えています。

土日のような時間が確保できるときにこんなことを考えるのはとても重要なことだと思っています。

ということで自分も今からその先、について深く考え、これから5年、10年とさらに成長できるように頑張っていこうと思います。

Tommy

雑感:今日はTOEIC®L&R公開テスト

本日はTOEIC L&R公開テストでした。

受験された皆様、お疲れさまでした。

今回は、コロナ禍で受験を回避せざるを得なかった方等いろいろいらっしゃると思います。早く無事に受験できるような環境に戻ってほしいですよね。

それでは本日の所感です。

■動作の動詞は写真をよく見る

TOEICのPart-1には、wear(身に着けている)、be displayed(陳列されている)といった状態を表す動詞と、put on(着ようとしている)、place(置く)という動作を表す動詞があります。

〇動作を表す動詞

動作を表す動詞は時に「推測」を要することがあります。

例えば、turn offは、明かりを消す、ラジオ等の音源を切る、という意味がありますが、動作している人は、そういったものに手を出している場合、『消そうとしている動作』ということを間接的に推測できる、という観点で正解とかが得ることが出来ることもあります。そういう意味では、

turn onについても明かりがついていないものに関しては手を伸ばした場合、正解になりえるかもしれません。似たようなものにput on ⇔ take off(脱ぐ)というものがあります。ただ、これに関しては、人が着ようとしている、脱ごうとしているという動作になり、静止画ではどちらも同じ動作になります。ちなみにこれらの語は、15年ほど前は、『こういう表現がきたらまず不正解』という解説をすることもありましたが、10年くらい前から正解になるケースも出てきています。

■午前中はモーニング

 日本語でなんとなく『モーニング』というと、朝、おそらく日の出から9:00、もしくは10:00くらいかな、と思う方がいるかもしれません。ただ、英語でmorningというと、日の出~12:00までを指します。※ロングマンにもそのような解説があります。以上から11:30という時間も”morning”になります。これはTOEICの世界だけではなく、英語ではそうです。

※余談ですが、マクドナルドやファミレスのモーニングセットは10:00頃大体終わりますよね(10:30までやっているところもありますかね?)。ただコメダでは11:00までやっていますし、確か名古屋だったかな、午後にも、そして終日にもモーニングを提供している店がある、と聞きます。確かに、芸能界では挨拶は深夜でも『おはようございます!』ですからね・・・。

■電話

・通常電話をかける、というのは一言”call”という動詞を使います。

 callを名詞で使う場合は、make a call(phone call)という表現を使います。

 ただ、時折、placeという表現を使って、place a callという場合もあります。

 placeという動詞は、通常『~に置く』という他動詞になりますが、arrangeと同義の意味もあり、TOEICでは、”place an advertisement, place an order”といったように、『あるものを完了するように調整するような』意味を持つこともあります。

 ちなみに、callは名詞でも電話を意味します。これがcallingにすると、『呼び出し』や『強い使命』『天職』という意味になりますので、区別して押さえておく必要があります。

さて、次回は9月ですね。

いよいよ実り多い秋に突入します。

今回もPart-2で拙著『出る600が役に立ちましたよー!』というメッセージも頂きました。

ありがとうございます。こちらは引き続き平日に1日1問解説しておりますので、是非こちらもよろしくお願いします。

Enjoy the rest of your weekend!

Tommy

雑感:常識を覆す

東京オリンピックが終わり、自宅で自粛しているとまた新たな楽しみを見つけなくてはいけないですね。(スミマセン、とは言いつつ、ちゃんと本も作ります)

今日のタイトルは『常識を覆す』というタイトルなのですが、日本女子陸上代表で初めて1,500m決勝に出場し、8位入賞した田中希美選手の言葉です。

『オリンピックという舞台が常識を覆し、4分を切ることが出来た。』

大舞台でこの記録を出せる、というのは日頃の実力に加えて、集中力だったり物事に動じない力、というのがないとやりきれない、とように感じています。特に予選、準決勝、決勝と進むにつれて強豪の選手がいる中で、実力以上の結果を出し切った、というのがすごいです。

ここには2つキッカケがあると思っていて、

大舞台、例えばTOEICで言うと公開テストがそれにあたるのですが、自宅で模試をやると、集中力がなくなるといつでも棄権できる環境と、大勢の人が一堂に会し試験監督がいて時間を正確に測って受験するのとは雰囲気が異なるはずです。その中では自然と空気感も変わりますし、何よりも絶対にベストスコアを取るんだ、と意気込んでいる人のオーラは異なります。

ハナシは変わりますが、TEX加藤さんが同じ受験会場かつ受験教室にいた際は、アレ?と思いつつ、やはりとても緊張しました。こういう賢人と一緒の会場で受験できるなんて光栄だな、と思いながら受験するのはなんとなくですが特別な感じを受けつつ、幸せな感じで、楽しく2時間過ごし、おかげさまで990点取れました。

もう1つは強豪の囲まれる、という環境ですね。

以前、TBRという神崎正哉先生が主宰するラジオ番組に出演した際、私と濱崎さん以外はほぼ全員990点取得していました。そのメンバーたちが集結すると、感想の質が相当上がるんですね。『相当』というのが適当な表現なのかどうかわかりませんが、とにかく上がる。

『そんな問題、表現、テスティングポイントあったっけ?』

となる。

いやー、すごいな。やはり満点取ると見える風景は違うんだな。

そう思いつつ、

あの人たちとオレらは何が違うんだ?もっと勉強しないと、もっと思考を研ぎ澄ませないと・・・。

そうやって切磋琢磨しながら、試行錯誤しながら990点にたどり着いた今、見える風景は確かに変わりました。そう努力して今でもよかったと思います。その環境にいなければ950~985点くらいで満足してTOEICを卒業していたかもしれません。

今回の田中選手のインタビューはそんな感覚を覚えました。

そういう意味ではこの選手はもっと成長すると思っていますし、この後の世界陸上やオリンピックで活躍して頂きたいな、と思っています。

※当然のことながら、私のブログを読んでくださる皆さんのスコアアップも願っておりますので、是非今日の記事を読んで奮起された方は頑張っていただきたいと思いますし、全力で応援します。

Tommy

【お知らせ】新刊発売

来月になりますが、新刊を出すことになりました。

濱崎潤之輔さんとタッグを組み、また現在コンテンツ作りこみ最強軍団ともいえるメディアビーコンさんとも協力し、とてもよいクオリティの問題を1,000問作りました。

(リーディング、リスニング5セット分の模試形式です。2冊に分かれています。)

9/21(火)刊行「TOEIC L&R テスト 壁越え模試」シリーズ2点予約開始、「濱崎潤之輔先生&大里秀介先生 TOEIC L&Rテスト オンライン模試会」、9/25(土)・10/16(土)開催!|株式会社旺文社のプレスリリース (prtimes.jp)

前書きにも書いていますが、私と濱崎さんは今から12年ほど前(もう10年以上経過するのか!)に、毎週居酒屋に通ってあれやこれや激論していた際に、

『我々が気づいたり、話していることは結構スゴイこと言い合っていますよね』

『そうですね、いつか本にしたいですね。模試とか』

『ま、とりあえずお互い990点取りましょうか。』

そう言いあっていたことが10年以上経過して実現しました。

それくらい我々もうれしいですし、その10年、いやそれより前の事も含めてガッツリ構想を練って、考えやテクニックも含めて解説に込めました。

この本は模試本ですので、そのまま解いてもいいですが、そこで行き詰った場合、昨年出版した『壁越えシリーズ』に戻ってもよいようにしてあります。ですので、

ハウツーや弱点克服、強み強化をしたい ➡ 壁越え各パートシリーズ

模試形式の実践、とにかく問題を解きたい ➡ 壁越え模試

こう使い分けるとよいでしょう。

また追って発売前に、いろいろと制作秘話を言える範囲で披露してまいります。

よろしくお願いします!

Tommy

雑感:アクレディテーション

オリンピックが盛況な一方、新型コロナウィルスの新規感染者も増えつつあり、いろいろ混とんとしているなあ、と思いながらこの土日は結局机に向かっていろいろ作業をしておりました。結局、予定通り進みましたが、ちょいちょいオリンピックを見ながらの対応だったので、先週と比べてはかどりはイマイチでした。

さて、ニュースで気になったのは、オリンピックのある代表選手が許可なく外出した、としてアクレディテーションをはく奪される、というケースが出たことです。

ところで、アクレディテーションってなんだ?と思う方もいるかもしれないな、と思いちょっと気になりました。

『そんなの知っているわい!』という方はちょっと都合が悪いので、オリンピック観戦でもしていてほしいのですが、

辞書等を検索するとこんな意味で出てきます。

accreditation: (教育機関等の)認証評価、適格性認定

ん、ますます意味が分からんぞ、というかもしれませんが、

要は、この人は、あるイベントや組織に参加して物事を行う時にその力量・態度をOKと判断されるため、その範囲内の権利を得る、ということになるかと思います。

実はこういう場合は、英英辞典を引くとわかりやすい場合もあります。

ロングマンを検索すると、

accreditation: having official approval to do something, especially because of having reached an acceptable standard.

ある許容水準に達していることが理由で、公式許可を得る、ということですね。

オリンピックでいうと、いわゆる公式タイム等協議における一定水準レベルに達した人が競技参加OKということですね。

それがはく奪された、ということはオリンピックに参加することは出来ない、それに伴う権利も行使できない、ということになるかと思います。おそらく詳細はルールブックにあるかと思います。

こういう時事単語はひょっとしたら公開テストに出るかもしれません。

というのも、作問する方もオリンピックをおそらく見ている、と推測するからです。

今からさかのぼること15年前に受験した際には、ナカムラ、タカハラという日本人が登場しました。この時は2006年のサッカードイツW杯の代表選手がまさか登場人物で出てくるとは、とびっくりしました(実際の話題はサッカーではありませんでしたが)。

こうやってふと気づいて辞書を引くと、なるほどな、と思うようになりますし、何よりも視聴している内容を深く知ることが出来るので実践的な英語学習としても効果的ですし、記憶に定着しやすくなりますのでオススメです。是非トライしてみてください。

それでは明日からの平日もまたがんばりましょう!

Enjoy the rest of your weekend!

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Tommy

雑感:ロジックと感覚

今年リリースする原稿は概ね終わりました。

・既にゲラチェックに入っているものこれから入るもの、いわゆる詳細な確認と『はじめに』『あとがき』『コラム』等、本のコンセプトを踏まえた読者メッセージに精を出しております。どこかのタイミングでみなさんにお知らせできると思います。もうしばらくお待ちください。

実際の書いた問題等は、本書を見てほしいのですが、

何か『モノ』を生み出す際には、1つのチームのような編成をして制作していきます。

いわゆる映画の〇〇政策委員会のような感じです。

その中で、取り扱う問題はボツになったものも制作過程で登場します。

たとえば、問題を作り、3択、4択を仕上げたときに、当然チームで議論が起こります。Part-5でいくと、語彙問題でこんな選択肢を作ったとします。

(A) apple

(B) lemon

(C) liaison

(D) orange

このような(C)を正解とした語彙問題を作った場合、当然かもしれませんが

『明らかに果物を選択肢に入れたら不正解だとわかるよね』

といったようなものはボツになります。この時点では編集担当からも激しいツッコミが入ります。

ということで、名詞の『人』を意味する誤答を入れて問題を作ります。

それでやっと問題が出来上がりますが、

最後のネイティブチェックが最大の関門です。たとえば3人にお願いした場合、

ネイティブA:これはOK

ネイティブB:誤答も正解の可能性があるかも → 選択肢を変えたほうが良い

ネイティブC:正解の語はこういう使い方しない → 正解を変えたほうが良い

こうなったくると、そもそも問題を作り直すか、ということにまで発展します。

(ネイティブの方は代案をくれるので大問題にはなりませんが)

ということで整理すると、

ネイティブBさんは、『~という文脈なら不正解の選択肢も正解になるよね』とロジカル

ネイティブCさんは、そもそも私は使わない語彙だから感覚的におかしい。

こういった、ロジカルと感覚でフィルターがかかってきます。

まあ、日本語でもそうですよね。

僥倖(ぎょうこう)という言葉を正解にした語彙問題を使った場合、

そもそも『僥倖』という表現を使ったことがないネイティブな日本人はそもそも正解かわからない、ということも起こりえます。

僥倖(ぎょうこう):思いがけない幸運  ※英語ではa kind of good luck/unexpected lucky chance

とはいえ、ネイティブが『正解にできない/問題として成立しない』というのは重いんです。したがって、納得いく形にする、というのが通例です。

※ですので、そのテストに精通したネイティブがチェックする、というのが一番よい方法になりますが、やはりセカンドオピニオンも大事ですので、このあたりも重要になります。

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ということで、このような制作過程はとても自分の語彙・文法の視野を広げるので有効になります。引き続き土日も頑張ります。

(オリンピック放映の誘惑には負けてしまいそうですね・・・)

【今日の語彙】

liaison:連絡係、調整役

Tommy

雑感:良書+α(自分の思考・行動)

5か月でTOEICⓇL&Rテスト990点を取得されたツイッターの「りんと」さんがオススメの著書ということで拙著を2冊紹介してくださいました。ありがとうございます。

名だたる著作の中に入れていただき感激です。これからも精進していこうと思います。

せっかく本を紹介いただいたので、本を選ぶ際に参考になるようなことを述べたいと思います。

当然のことながら、これらの本をすべて購入すれば必ずしもよいスコアが取れるとは限りません。もっというと、「良書」と言われる本を何も考えずに買う、やる、この2つだけでは十分は効果は見込めないと思います。

では、どうすればいいか?どんなことを考えればいいか?

取りたいスコアを志向する

自分がどれくらいのスコアを取りたい、もっというとどれくらいのスコアを取ってこうなりたい、という強い意志・志向を持っている方は伸びやすいです。それまでに何をすべきか、が明確にしやすいので、短期的にやるべきことに向かって進みやすいです。

※拙著『3週間で900点』は、本当に3週間で900点取れるのか、というお声もいただきますが、どうしても900点取りたい、取りたいけど取れない、という方向けに「どうすれば3週間という最短の期間で逆算して900点という高みに到達できるか」にフォーカスして書いた私の処女作です。結果、多くの方が取得、もしくは取得できなくてもきっかけを作ることが出来た、と思っています。

【CD-ROM・音声DL・別冊模試付】3週間で攻略 TOEIC(R) L&Rテスト900点! (残り日数逆算シリーズ) | 大里 秀介 |本 | 通販 | Amazon

こちらに関しては、発売後数年ほど、無料でコーチングするプロジェクトを行っていました。いつかまた復活できればな、と考えています。

■なぜそのスコアが取れないか、一生懸命考えている。

自分が到達したいスコアがどうして取れないか、しっかり分析し、考える人は、良書に出会うと、「ここかな?」というアテをつけやすいです。それにより、効果的な学習が見込めます。

考える視点でいうと、例えばですが、

・LとRのスコアはどうか?

・それぞれのパートとどれくらいの解答時間で解いているか?

・苦手なジャンルや問題のタイプはあるか?

・それらはどうして苦手なのか?

・それをどうやって克服しようとしているのか?

ということを自分なりに考える、ということで、

単に「勉強不足」「読解不足」という言葉で片づけては、自分の問題の本質をとらえるのは難しいです。読解不足とは、1つの文を正解に読み取ることが出来ないのか、まとまった英文、文章を読む際に集中力がなくなるのか、ようやくできないのか、語の言い換えが語彙力不足により出来ないのか、英語の理解に時間がかかるのか、論理的思考が苦手なのか、

自分の苦手ポイントを書き出して、それに対するどうする?があると自分が欲しているものが何か、がわかるでしょう。

おそらく、意欲と自己分析を持っている方が、良書をつかむと、「なるほど!じゃあこうしよう」という方針を立て、自律して学習することで得るものは大きくなるのかな、と思います。それにより、自分の学習に変化が出るはずで、その新しい視点が変化点となって学習効率や次のレベル、ひいてはキャリアまで見えてくると思います。

漫然と学習すること自体、悪いことではありません。前に進んでいるので、自分の学習の維持、向上には必ずプラスになります。

ただ、それに加えて、自分の意思・情熱と自己分析を加えることで、身銭を切って購入する本をより選定しやすくなり、より効率的にスコアアップしていけるものと思います。

そういうヒトにしっかりささるような本を生み出していかなければいけませんね。

今日もしっかりその辺にフォーカスを当てて、新しい企画を考えていこうと思います。

さて、連休も(私は)今日で終了です。

明日から、平日+オリンピックという期間になりますので、楽しみが続きます。

感染症対策も万全に、日々の学習も継続しながら頑張っていきましょう!

Cheers!

Tommy

雑感:FHST

東京オリンピックが開催されました。

開催されるまでは紆余曲折あり、コロナ禍で大丈夫かという気持ちもあり、多少複雑な心境はありますが、一度始まったからにはアスリートや関係者の皆さんが安全に競技が出来ることを願いつつ、日本代表を応援したいと思います。

昨日は開会式を視聴しました。

通常オリンピックでは開会式はダイジェクトでしか視聴したことがなかったので、

ひょっとしたら夏の日本でのオリンピックは生きているうちにあるかないか、ということでもあり、最後まで視聴することにしました。

いろいろな感想を持ちましたが、私が持った感想は2つです。

■裏方さんの努力を感じた。

ボランティアの方や大会の関係者がいろいろな動きやかけ声をしていて、主催側(トップというより現場)の苦労がうかがい知れました。特に無観客のため、生の声が聞こえたのは収穫でした。

■FHST

開会式の途中で英語で4つの言葉が競技場のグラウンドに写し出されていました。

Faster

Higher

Stronger

Together

より速く

より高く

より強く

一緒に高めあう

これはスローガンというより取り組むマインドや姿勢のような言葉かと思いますが、何かを取り組む際に、「あ、グサっと刺さるなあ」と思いました。

・早く解く

・高いスコアを目指す

・わからない問題に遭遇しても、作戦に失敗しても、時間がなくなってきても揺るがないメンタルを持つ

・学習仲間を見つけて共に高めあう。

英語学習、というかTOEIC学習にピッタリだな、これ。

と、ヱビスビール片手につい思っていました。

本日すでにいくつか競技が行われていますが、

選手はみんな「ガチ」「マジ」感がハンパなく、

この日に向けてベストが出せるように必死になってきたんだな、という様子、思い、気持ちを感じます。

そういうひたむきな気持ちは、ふだんの英語学習にプラスになる部分がありますし、

ちょうど今執筆している何冊かの本でこういったマインドは繁栄させたいな、と思います。

さて、連休も明日で終わり。

今晩は少しオフの時間が出来たので、自分のこれからの企画の思案でもできればな、と思います。

みなさんもステキな休日をお過ごしください。

Enjoy your holidays!

Tommy

雑感:8月からのTOEICの問題形式変更について考える(Speaking Test)

8月からTOEIC Speaking Testの問題形式が若干変更になる、という情報があったため、思うところを述べたいと思います。

■大前提:Speakingは好き

私自身Speakingは好きです。もともと話すことが好きなので、人が話している間、咀嚼しつつ、自分は何を言おうかな、と組み立てながら会話することが好きです。

このあたりの考えは留学や駐在して海外の方と話す時に、よりインタラクティブに、もっとクイックレスポンスが出来るように、という意識が変革したことにもよります。

おかげで脳はものすごく疲れますが、思考力のトレーニングとしても鍛えられます。

正直、TOEIC Speakingは、一生懸命学習してわくわくして臨むものの、一瞬に近いくらいあっという間に終了するため、もうちょっと話したいな、というところが残念ですが、その絶妙さが魅力なのかもしれません。

■今回の形式の変更内容

単純に言うとこうです。

Q3 写真描写問題が1題から2題に増える

Q10 解決策提示問題がなくなる

これ、自分としてはものすごい変更というか、負荷がだいぶ違うな、という印象を受けました。

写真描写問題というのは、あらかじめネタを持っておけば、それを順番に考えて話すと自然と完結してしまうくらい、攻略しやすく、かつLR同様、思わずツッコミをいれたくなる写真が出てくるので、ようは楽しい、という領域が多いパートです。

一方、解決策提示はLRのパート4なみに問題を聞き取って(途中からマイナー変更されて複数の会話となる回も)、それに対する解決策を電話に吹き込む、という、シチュエーションとして、「え、解決策を留守電に入れるんですか?」という不思議な状況での問題でした。

でも、個人的には、内容の理解、解決策の提示を時間内に合理性かつ効果的に出来るか、という点で非常に好きではあったのですが(=好きだから完璧に返答できるわけではありません)、ちょっと残念です。

■時代の流れか

そもそも、留守電に吹き込む、ということ自体陳腐化されています。私自身も留守電にメッセージを入れるのは年に1回か2回程度になりました。電話の文化もオンライン会議やライン等での接続が普及し、相当激減しました。

正直、

かろうじてポケベル~デッカイ携帯電話~PHS~ガラケー

と電話の進化を見てきつつ、学生時代は電話加入権が高かったなあ、と懐かしがりました。

※こういう流れはTOEICでもそうです。以前はFAX文書とかありましたが、今ではほとんど見受けられません。そのうちメモ文書も何かにおきかわっていくんでしょうね。オンラインメッセージ文書が増えそうな予感もしています。

■とはいえ、解決策提示は役に立つ

上記の通り書きましたが、電話メッセージへの吹き込みというシチュエーションはありえなくなったにせよ、たとえば1on1ミーティング等面談のような状況では、相談を受けた場合、考えを理解する、そのうえでアドバイスする、という点ではこのSpeaking Testで測定される力は大きかったと思います。そういう意味ではいつか復活してもらいたいです。

とはいえ、ライティングテストのEメール問題で、解決策(+そのほかの要素も)を相手に投げかけることはまだありますのでそういうところで、思考力を発揮できればまあ、いいか、

写真問題のFUNの領域を増やせるから、それはそれでよし、と考えることにします。

最後に手前ミソになりますが、高校生レベルでもTOEICのSWテストに対応できるようなレベルで本を書き上げていますので、もし興味があれば覗いてみてください。

※私自身もSWは受験前に相当な抵抗があったので、少しでも払拭・ちょっと進んでみようかな、という人向けに書きました。Kindleもあるようなのでまずは試し読みからトライしてみてください。

高校生からのTOEIC(R) S&Wテスト入門 | 大里秀介 | 英語 | Kindleストア | Amazon

それでは今日もよい日曜日を!

Have a great one!

Tommy

雑感:今日はTOEIC®L&R公開テスト

今日はTOEIC®公開テストでしたね。

受験された皆さん、お疲れさまでした。

最近、特に初受験する!という方のツイートをよく閲覧する機会があり、

うまく受験できたかなー、とかそういうことを考えていました。

ちなみに、私もやり直し英語で初受験した公開テストが7月だったので、いろいろな思い入れがあります。確かよく眠れず、少し寝不足でいったことがあるので、Part-7のDPで、使用期限の切れた日焼け止めクリームのハナシが出てきていたことをいまだに覚えています。それに加えて、メチャクチャどきどきしていましたが、隣が小学生くらいの方だったため、いろんな思いを抱いていました。

さて、今日ですが、写真描写問題で”park“という語が動詞で登場していました。

parkは日本語では『公園』ですし、TOEICでも同じ意味で登場しますが、今回は『駐車する』という動詞で登場していました。このように『日本語では名詞だけど、英語で動詞の意味を持つよ』というのは、Part-1ではおなじみで、ほぼ必ずと言っていいほど出題されます。

parkは、自動詞、他動詞の用法があるため対象をなっているものが止まっている状態であればこの動詞、と判断すればいいでしょう。

もう1つ。

(     )of 名詞』のような表現で、varietynatureが出現していました。

前者は、豊富な種類があること、

後者はものの性質

この2つの意味合いを文の中で捉えて、どちらが適切か、しっかり選んで解きましょう。

こういうタイプの問題は、

文法上どちらかが当てはめることが出来ない、例えばofのあとの名詞は複数形でないと文法上成立しない、というのであれば文法問題になりますので、スコアシートが返却されてきた場合は、項目別正答率(Abilities Measured)の棒グラフのR5の正答率に影響します。

※リーディングセクションの一番下の棒グラフですね。

文法上、どちらも当てはまるけど、意味としてどう考えてもこっちだろ、という選び方をする場合は語彙問題です。この場合は、項目別正答率の棒グラフのR4の正答率に影響します。

以上、ちょっとした気づきでした。

さて、東京は引き続き緊急事態宣言下となりました。

いろいろと生活環境で制限されますが、8月も公開テストが行われますので、受験予定の方は頑張っていきましょう。

また、Part-2の平日の補足解説が役に立っています!というお声もいくつか頂いております。ありがとうございます。これも毎日少しずつやれば必ず力が付きます。特に、今日の回も少し難しめな作りでしたが、ロジカルの判断をどうするか、というところは思考を普段から考えているか、いないかで当日の処理時間に影響してきますので、是非お役立てください。明日よりまた行います。

それでは、本日受験された皆さんは疲れをいやしてまた明日から(今日から?)頑張りましょう!

Enjoy your rest of your weekend!

Cheers,

Tommy