雑感:テストもろもろ

今日はTOEIC S&W公開テストがありましたね。

受験された皆さん、お疲れさまでした。

私のところにも、『今回初めて受験するんです。頑張ります!』という方からメッセージをいただきました。

S&Wテストの場合は、L&Rとは異なり、いわゆる『塗り絵』は出来ない、自分自身のアウトプットで勝負する、与えられたお題に語彙・文法能力に加えて、論理構成力、レスポンス、プレゼン能力(?)等、いろいろなものが問われます。ただ、L&Rは、持っている力を精一杯出した、という疲労感のほうが多いですが、S&Wは時間が短い分、やり切った(出し切った)という爽快感が少し上回るような気が(個人的にはします)。おそらくですが、S&Wの回答は創作になる一方、L&Rは、問われていることがこれだ、と正解を選ぶ分、性質が異なるんでしょうね。どちらも面白いことは間違いないです。

また大学共通テストを受験された皆さん、お疲れさまでした。

手ごたえを感じている方、そうではない方、いろいろといらっしゃるかと思います。

ぜひ、次のステップに向けてベストを尽くしてほしいと思います。

※私の場合、旧試験であるセンター試験では、あまり期待の点数を望めなかったので、2次試験に賭けるしかない、という気持ちでうまく切り替えがいったのが記憶としてあります。もう25年前のことなので相当おぼろげですが、とにかく集中力を切らさず学習した、ことが勝因でした。ですので、ここでうまくいかないことが決して負けではないと思います。

一方、

今回は不可抗力で受験が叶わなかった方がいろいろといらっしゃったようですね。

自己責任で遅刻してしまった、等ならちょっとしょうがないかな、と思いますが、

他の要因で、受験したくてもできない、というのは非常に無念なことと思います。入念な準備をしてきたのであればなおさらです。

振替受験等ができる、というのを報道等で拝見しておりますので是非挽回されることを祈念しております。

さて、明日からはまだ平日のコンテンツを提供してまいります。よろしくお願いします。

Tommy

雑感:こんな休日

今日は、久々にクルマを運転して都内の端っこまで行ってきました。

めっきり車には乗らなくなりましたが、化石になっていないかの確認を兼ねてです。

ある非営利団体のボランティアサービスの方とお話しさせていただき、いろいろな気づきを得たのですが、

『これをやるきっかけは?』

『そうですねえ、好きだからですかねー。ツラい時もありますけど、やはり好きだから続けられますね。お金じゃないです。』

なるほど。

稼ぐわけでもなく、単に好きだからやる、続ける、やりがいを感じる。

このサイクルですね。

12年前くらい。

まだ990点を取っていなかったころ。

『985点でもういいじゃん、何でまだやっているの?』

『いや、そういう質問は愚問。TOEICは血肉であり、魂であるから。』

そんな感じで尖っていたことは、正直990点を取ろうとしても取り切れなくて、心が折れそうになって、『好きだから楽しいから』ではなく、『取れない自分』に対して追い込みを相当かけていたので、今考えると、楽しい、というよりは苦しい、という感覚だったかもしれません。今で言うと、『苦楽しい』という、辞書には掲載されていない表現になるかと思います。

目標スコアに達成できない場合、悔しい、むなしい、という負の感情は湧き上がってくると思います。それは仕方ないし、その苦しさを味わうほど、達成した時のうれしさは、相当の喜びに爆発するはずです。

ただ、心の奥底で楽しい、続けられる、というのがあるかどこかで確認しておかないと、『自分は何をしているんだろう』という、感覚に襲われてしまうことがあるので、時折、自分に問いかけてみてください。

かくいう私も、『この本を使って壁越えが出来ました!』『Part-2を克服出来ました』というと、うれしくなります。12年前は自己成長にやりがいがありましたが、それから12年後の今は、誰かの役に立つ、誰かが喜ぶ、ということが好きだから土日も自宅に籠って原稿を書いていられるんだろうな、と思います。

そういうことを考えることが出来て今日はよい1日でした。

また明日から頑張ります。

Tommy

2022年もどうぞよろしくお願いいたします。

2022年も無事にあけました。

みなさま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年も少なくとも、このブログを覗きに来てくださる方は、それなりに夢や目標をいただいている方かと思います。

本日元旦の日本経済新聞にこんなことが書かれてありました。

『今の若者に『夢は何か?』とたずねると、『それはドリハラ(ドリーム・ハラスメント)』と言われる。窮屈な世の中になってきた。』

確かにそうかもしれません。

『夢』を探すよりも『現実』を生き抜く方がチャレンジングな状況というのは人によってはあると思います。

生活環境が異なって2年経過し、いまだに大学受験や進学、通学が今までと思うようにできなくなっています。英語のセミナーも少しずつ回復してきているとはいえ、100%対面で出来るのはもう少しかかりそうです。

そう考えると、夢や目標に向かって進んでいる、というのはある意味希望がある、ということでとても喜ばしいことだと思います。

今年も、夢や希望を叶えるために努力しているみなさんをサポートできればと思っております。昨年に引き続き、Part-2の解説補足がメインになりますが(おそらく来年までかかります)、少しでも役立つコンテンツにしていきたいと思います。

そんなことを考えながらお雑煮を作っていたら、入れていたモチを煮込みすぎて鍋の中に溶け込んでしまいました・・・。慣れないことをするとダメですね。

それでは、改めてよろしくお願いいたします!

Tommy

雑感:今年ももうすぐ終わる

一昨日、昨日でクリスマスが終わり、今日は競馬の有馬記念があり、年末一直線になっています。昨日・今日と宿題になっていた原稿も消化し、(おそらくですが)今年はノープランな年末年始を迎えることが出来そうです。本来であればどこかに出かけたいところもありますが、オミクロン株がどうなるかわからないこともあり、おとなしく自宅に籠っていたいと思います。

そういえば、去年の年末に自分は何をやっていたか、というとあまり記憶はありません。おそらく原稿を書いていたこともあり、どこにいたか、ではなく、何をやっていたか、といえば、原稿!という以外はあまり記憶がありません。

とはいえ、コロナ禍の2年ほどで体力が少し落ち、自宅で書き物をしていたせいか、腰痛が少しひどくなってしまいました。来年の目標の1つは健康面で少なくとも2年くらい前までの体力回復に努めたいと思います。TOEICをやり始めたころは30歳だったのに、気が付くといつの間にかアラフィフです。時の流れは速いものです。

今年は相変わらずコロナ禍の中、旺文社さん主催のセミナーを何度か行う機会を頂き、読者の方とコミュニケーションを取ることが出来ました。こういったイベントはしばらくやってこなかったので、そう考えると貴重な経験でもありました。あ、何よりもブログを再開したことは1つの転機かもしれませんね。一応毎日更新させていただくことが出来ております。

プライベートで言うと、住環境が変わり心機一転する機会もあったことで、いろいろと自分にとってプラスになる部分とマイナスになる部分もありました。差し引きで言うと、プラスでしたが、いろいろな経験をさせて頂きました。

来年に向けては、いろいろとやることを画策しております。また何か見えてきた段階でみなさんにも共有していきたいと思います。

それでは、今年もまだ数日あります。明日からは平日ですので、Part-2ブログを更新していきたいと思います。12月31日までしっかり更新していきますので、どうぞよろしくお願いします。

Tommy

雑感:深耕

今日もいろいろと作業をしていました。なんだかんだで土日、年末はやることがありますね。

そういえば、パソコンのスタンドを購入したので、姿勢がよくなり、腰痛にやさしくなりました。

さて、ブログテーマに書いた『深耕』ですが、1つのことを深く掘り下げて考え・実行するということで私が大事にしていることの1つです。

週末に名バイプレイヤーとして有名な國村隼さんのインタビューを見ていて、以前共演した松田優作さんについて、『いろんなことを深く考えて、自分なりの答えを見つけようとする』と話していました。

いろんなことを深く考える、ということはとても重要なことです。

たとえば、あるPart-5の問題を解いていて、

それが公開テストだった場合は、解く時間が限られているため、『正解』を選ぶことが目的なので、正解を選ぶためのルートを求めようとします。

一方、復習の時はそれだけでもいいんですが、それだけではダメだと思っています。

公開テストのように、限られた時間では見極められなかった、1つひとつの単語、そのすわりの位置、文法、空所で求められていることで、短時間で考えきれなかったこと、それぞれの選択肢、他を当てはめて不正解でもどうすれば正解になるか、等、いろいろ考えると、数秒で解ける問題でも1時間くらいは見ることが出来ます。見ることだ誰でも出来ますが、そこで思考を巡らすことが出来るのは、難しいかもしれません。

今はPart-5を例にしましたが、Part-7等、情報量が多いものだとその広がりはもっとあります。広く文章全体を見て気づくこともあれば、ミクロにこの文でこの表現を使うんだ、あれ、この語の言い換えは他にもなかったかな、等ヘタすれば半日くらい時間を費やすことが出来ます。

この深く考える、ということは本番で自分の引き出しを持つ意味でもとても重要なことです。特に、あれ?これひょっとしたら今までのパターンで解けないな、と思ったらこの深く考える思考は役に立ちます。一直線に正解ルートがわからなくても、他の選択肢を消去して残ったものが1つ、という選び方もあるはずです。そういう意味では、解答に至るルートに加え、多少脱線してそれ以外もいろいろ調べたほうが、結果的にスコアアップの道のりとしてはよい場合もあります(=それだけが最善の方法とは限りませんが)

いろいろと書きましたが、本日はPart-1のある写真描写問題について、1時間くらい考えたこともあり、その際に思った所感をツラツラ書いてみました。何かの参考にしていただけますとありがたいです。

それでは、今年もあと3週間切りました。

年末あわただしい季節ですが、しっかり頑張りましょう!

Cheers,

Tommy

雑感:失敗学

ブックファースト新宿店で、『名著百選』という企画があり、この度『是非1冊を』ということで、いろいろと新しいものを読み、かつ以前あった書籍を読み返してみて、『失敗学のすすめ』という本を選ばせていただきました。

この本は今から15年前に初めて読んだ本ですが、

それまでは、『失敗』=ものすごくネガティブなイメージがあって、自分は物事を行う際に必ず失敗しないようにする、という思考だったこともあり、失敗するとショックで落ち込み、ヤケ酒を飲んでは寝て忘れる、という事をよくしていたと思います。それはそれでとても良い思い出です。

一方で、失敗をした際に、もちろんその性質や頻度によりますが、それがなぜ失敗したか、2度目(3度目)なのか、どうすれば失敗しなくなるか、と前向きに次の改善に向けて取り組むきっかけ、そういう思考に変えてくれる本でもありました。

おりしも、その本を読んでから英語学習をリスタートさせたこともあり、少々の失敗をくじけることもなく進めることが出来ましたし、800点、900点、950点、990点という壁を越える際に、どうすれば出来るか、うまくいかなかったら、それはどうしてなんだろう、と前を向くことが出来ました。もちろん、トンネルが長いことでのメンタル的なツラさはありましたが・・・。

この名著百選、今年の12月31日まで行っているそうですが、他の本もとても興味深そうな本ばかりです。まだ直接足を運べていないので(そもそも都内繁華街の書店にはどこも行けていない)、是非折を見て覗きに行こうと思います。

フェア | イベント&フェア | ブックファースト (book1st.net)

本はうまく栄養源として取り入れると成長につながるのでよいですよね。

年末年始は時間が出来るかもしれないので、大量に読めるような本を調達しておこうかと思います。

Tommy

雑談:1つの上のレベルへ ~壁越えの意義

昨日12/4(土)の日本経済新聞紙面に、拙著の広告が大きく掲載されておりました。

関先生や名だたる先生とともに掲載頂きとてもありがたく思います。

さて、この土日で印象に残ったニュースを1つ。

イチローさんが高校の野球部をいくつか訪問して指導しているのがテレビ放映されていました。

ご自身でバッティングや走塁、送球と言った手本を示されながら指導し、それを熱心なまなざしで見ている球児たちはうらやましいな、と思いつつ、成長してほしいな、と思ってみておりました。(何目線なのか・・・)

そこでいくつか印象に残ったことがあります。

送球でボールがすっぽ抜ける、という相談を受けた際に、

『次のことに頭が言ってしまっているんじゃない?今の事に集中して1つひとつしっかりやることを心がけて、それを念頭において、次の試合まで形を作っていった方がいい』

こんなことをおっしゃっていました。

ああ、なるほどな、まさしくその通りだな、と思いました。TOEICでも、正解を急ぐあまり、考え方や消去法をおろそかにして、とにかくマークして次!ということを意識すると考え方を誤ってしまうことがあります。練習では本番と違って、いかにその1つ1つの考えや行動に移せるか、が大事なことかと思います。

また、1つの壁を越えることについても、

『考えて、苦しんだうえで壁を越えることが重要』

そうおっしゃっていました。

すーっと通り越してしまうような段階というのは壁ではなく、やはり何度か挑戦してうまくいかないこと、そこをどうやってもがいて、苦しんで、考え抜いて越えるか・・・。

そのプロセスと達成感、振り返り、というのがとても大事なことなんだろうな、と改めて思いました。

イチローさんのアドバイスというのは、とてもシンプルで分かりやすく、かつ結果を残していらっしゃる方なので、説得度が違いますね。自分もああなりたいものだな、とつくづく思いました。

よし、元気もらったので明日からまたブログも頑張ります。

みなさんも引き続き頑張っていきましょう!

Tommy

雑感:過去

ちょっと過去の事についていろいろ調べていくうちに、〇年前の11月のこの週末の出来事をいろいろ思い出としてみる機会がありました。

1年前:GOTOキャンペーンがかろうじてOKだったため、1人で長崎は五島列島へやってきました。帰りに博多の冷凍ごまサバを購入して自宅で一杯やっていました。

5年間:11/14は月曜日でしたが、静岡でソバを食べながらTOEICスコア速報を見て満点でほくそ笑っていました。

8年前:NYに行く機会があり、ウロウロしてタイムズスクエアまで歩いてきました。あれほど刺激的な町は世界中でも少ないな、と思いました。肌感覚・というか本能で感じました。コロナがある分、一層遠いエリアに感じますね・・・。

9年前:拙著が初めてアマゾンランキングに掲載され、当時住んでいたカナダのアパートで小躍りしていました。平和でした。

とこれから10年経過すると、この間のことがまた思い出になるんですね。

ここ2年くらいは自粛で家にいることが思い出になりましたが、それも悪いことではなかったものの、自分にとって刺激となるような10年にしたいな、と改めて思いました。

よし、次の10年もよい思い出を作る。

(思い出の前にまずは原稿だな・・・)

Tommy

雑感:11月に思う

今日の原稿分が先ほど終わりました。

疲れた・・・。

ブログタイトルの11月に思う、ですが今から10何年前に受験したTOEIC公開テストでボロボロになった、記憶が毎年よみがえる季節です。

確か、この前々回の公開テストで初めて900点を取り、その次のテストで895点と下回り、それから1か月ほどの海外出張に行って久々の試験だったのですが、それなりに英語も通じたし、まあ、900点取れるだろ、と思って受験したら、ボロボロのボロボロ、確か840点くらいでした。

当時は、ラジオ番組に出演していたんですが、神崎先生、TEX加藤先生、森田鉄也先生等、そうそうたる重鎮の方たちと肩を並べ、答え合わせをしていたのですが、

なぜか自分だけ、あれ、この答えみんなと違うな、というのがたくさん出てきて焦りました。

今考えると、たくさんダメだった要因はあるのですが、

・一度900点超えて相当浮かれていた

・なんとなく学習していればスコアは取れると思い込んでいた。

・自分だけはそんなにスコアが崩れないだろうと心のどこかでナメていた。

要するに緩慢だったわけです。

以来、いつも以上に学習の質を上げて量も上げる、という方向にシフトしました。

1問解くときの向き合い方、考え方など、いろんな視点で捉えようと努力して、調べて自分のものにしよう、という意識がすごく高まったと思います。

実際、この翌年からスコアアベレージが900点前半から、900点半ばに向かい、さらにその1年後に980-985点まで引き上げることが出来ましたが、この時の悔しさがあるから成長したと思っています。

おそらくですが、この時に「本気の質」が変わったと思います。

本気の質に関しては別の機会に話したいと思いますが、相当異質な学習をしたと今振り返ってみれば思いますが、全く後悔していません。むしろ、この11月の公開テストで悔しい、本気で、と意識改革をしなければ、『あの時900点を超えたからよかった』で終わっていたと思います。

こういう転換期がどこだったかな、と考えるのはとても大事なことです。

学習していると、どこかで、このままでいいのかな、伸び悩んでいるな、と思う場面が来ると思います。そういう場面で、どうやって打開するか、は自分次第です。

もし、自分が停滞期だと感じたら、ちょっと立ち止まって考えてみるといいでしょう。

そしてその考えたことが、短期的にはあまり効果なくても、その思考は未来に向けて決してムダにならないと思います。

そういう頑張るみなさんのお役に少しでも立てるような本を提供していけるように頑張りたいと思います。

さて、明日からまたPart-2の平日解説を継続します。

この解説でPart-2がとっつきやすくなった、スコアが上がった、という方もいらっしゃるようでうれしく思います。継続していきますのでよろしくお願いします。

Tommy

雑感:ちょっと移動してきます。

今日明日とコロナもだいぶおさまったので、少し出かけてきます。

空港で少しマッタリしておりますが、

飛行機待ちの間は相変わらずの原稿書きに追われております。

今月中に原稿を完成させる必要があるので、それをしっかり仕上げつつ、

移動先でも少し楽しんできます。

・・・とはいえ、移動先での目的は写真を撮ることがあるので、

最新の傾向を意識しつつ、いい写真を撮ってきたいと思います。

今日明日は秋晴れで行楽日和かもしれませんね。

みなさんもどうぞ素敵な週末をお迎えください。

Enjoy your weekend!

Tommy