雑感:カキダシて再発見

昨日、『カキダス』という記事を書きましたが、

実際自分でもカキダス作業を再開して、いろいろな発見、というか調べたいことがたくさん出てきたため、

今朝は4時起床でしたが、あっという間に16時を回っていました。

イケナイ、イケナイ。

というのもカキダス、というのは別に解説だけではなく、

文の構造を書き出すことで、

あ、正解は当然これ、このルートで解くから。

という前提で書いていくのですが、

問題はその後。

最終的に英文をチェックしていると、

あれ、この表現これでよかったかな?

この語彙はこのシーンでは使わないのでは?

そういう余計な雑念(違うな、クリティカルシンキングか)が生まれ、

結局脱線に次ぐ脱線で今ココ、といった感じです。

考えてみると、ああ、完全だ!と思う自分の英文は、

時にネイティブチェックを受けるとメタメタに直される場合がよくあります。

それは文法的に正しいかもしれないが、このシーンでは言わない。

こういう添削がよくあるのですが、

それはテスティングポイントしか見ていないので、『受験者には役立つかもしれないが、正しい英語ではない』ということで指摘を受けることが多いです。

それを受けて、なるほどなー、そうかー、確かにいろいろ調べてみるとそうだよなあ、と思うことばかりで、

来週以降もネイティブとやり取りしそうなことが増えて、いい意味で楽しそうです。

さて、根詰めて机に向かう過ぎたので、今から電気圧力鍋で豚汁とサバの味噌煮でも作ることにします。料理はこの自粛期間で最高の気分転換です。

それでは、日曜日も夕方になってしまいましたが、よい休日をお過ごしください!

Tommy

雑感:研ぎましょう。

先週、とある企画があり、イングランドはマンチェスターとスコットランドで働く方と急遽電話会議を行いました。

時差の折り合いを取って、こっちが18:00、向こうが10:00。

※会議開始前に雑談していましたが、UKの開催でもいくつか時差があるので注意が必要だ、とも言っていました。よく考えたら北米にいたときは常に時差を気にする必要があった+サマータイム開始・終了も含める必要があった(もっとも最近はPCで自動計算されますが)ので、その時を思い出しました。

久々のイギリス英語と戯れられる!ということで、日本の参加者の中ではジョーク交えいろいろと話しかけ、終始楽しい時間+productiveなミーティングで終了しました。

が!

最近は便利な世の中で、文字起こし(トランスクリプション)が自動でできるんですよね。

私の話した語を見てみると、こういったつもりではない語が出てきたり、理解不能になっている箇所があったり、ああ、まだまだだなあ、と思わされ、自己満足だったことを思い知らされました。

やはり、日々の音読、というのはこういうところに現れます。

会話や会議のような本番は、どちらかというとその時に文法や発音を気にして話せない、ということがないように頭の中で思い浮かんだものを話す、ようにしていますが、正確さのレベルを上げるためには日々の音読をしっかり行い、高める必要があるんですね。

こちらの言う言葉はすべて意図問題して先方に伝わってしまった、と考えると申し訳ないことしきりですが、こういう健全な失敗を経て、さらに上達していこう、というモチベーションになることはよいことだと認識しています。

今日の結論

いつ、いきなり英会話に入ってもよいように爪は毎日研ぎましょう。

(=自分だけに言っているので気にしないでください)

Tommy

雑感:挑戦と気づき

先週に引き続き、今日も料理に挑戦。

今日は豚バラブロックの角煮とポテトサラダ。

想像していたよりもカンタンに出来て、うまい。

どうしてこんなことに気づかなかったんだろう。自画自賛ですが、買うよりうまいかも。

基本はやるか、やらないか。

英語学習から離れて日常を見渡してみると、いろいろな気づきはありますが自分でやって感激すると、その気づきから考察することが多し。

このポテトサラダの味が次回また全く同じように再現できるかはわからないが、

次回やってみてまったく同じように作れるのがプロ。

同じように、

TOEICでベストスコアを出したときに、次回同じ、もしくはそれ以上のスコアが取れるかわからないのであれば、それはひょっとしたらまぐれかもしれない。

再現性の高いスコアを取る自信があれば、それはプロの領域。

今日もいろんな意味で挑戦と気づきをいただきました。

明日も全力で頑張ります!

(あ、料理の写真撮るの忘れた・・・)

Tommy

雑感:答えはきっと”そこ”

3月になりました。

3月になるといつも思うことは、

ある年の3月1日から英語学習を始めて、英語に触れない日は1日もないなあ、と常に感じ、

常に気を引き締めている、ことです。

人生でこれだけは、胸を張って言えることですが、

16年前の3月に学習をスタートさせたからこそ、今がある。といっても過言ではないですし、

その時、よくやったな、自分、と今でも思います。

何かを転がす第一歩がとても大きな一歩だったと思います。正直続けていくことよりも難しかった。

逆に言うと、もしあの時何もやっていなかったら、今何をして生きていたのかな、と思ったりもします。

そう考えると、3月というのはそろそろ新しいことをやり始めたほうがいいんじゃないかな、と思うんですよね。自分がそれを続けていったらそれも大きくなるんじゃないか、と思いつつ。

そう思いながら最近、あることを初めて2年経過しました。

やはり続けていくことはそれなりに物事がわかってきますし、感覚も備わってきます。これはTOEICとはまったく関係ないので、何かの折に「モノ」になったら共有していきたいと思います。

TOEICを通じた再学習も16年経過し今年17年目。別件も始めて3年目。

どちらも当然順調に物事が進むことがあれば、あー、どうしてだー!とうまくいかず落ち込むこともあります。

ただ前に進んでいくための条件は3つあると考えています。

・一生懸命(出来れば死ぬ気で)やれているか

・ある程度悔しがった後、一晩寝かせてまたトライできるか

・そもそもノルマ等ではなく、楽しんでやっているか

だいたい、この3つをやっていればほぼほぼうまくいきます。

具体的な答えが見つかる場合とモヤモヤが続きながらなんとなくこれかな、というのがひらめきます。

自分の場合は、ひたむき、(いったん)あきらめ、楽しむのMIXで前に進めるサイクルがわかったので、だいたい悩んだら、自分でこの手段を取ることで正解が見つかっています。もし、何かに悩んだら、自分の場合答えはその組み合わせを構築すれば、『そこ』に正解はある、という方程式が出来ている、いや、英語学習をやっていたら出来た、と思います。

これはきっと私にしか当てはまらないのかもしれませんが、こうした自分の成長するための条件はそろえておいた方がきっとプラスになると思います。

Tommy

雑感:テストもろもろ

今日はTOEIC S&W公開テストがありましたね。

受験された皆さん、お疲れさまでした。

私のところにも、『今回初めて受験するんです。頑張ります!』という方からメッセージをいただきました。

S&Wテストの場合は、L&Rとは異なり、いわゆる『塗り絵』は出来ない、自分自身のアウトプットで勝負する、与えられたお題に語彙・文法能力に加えて、論理構成力、レスポンス、プレゼン能力(?)等、いろいろなものが問われます。ただ、L&Rは、持っている力を精一杯出した、という疲労感のほうが多いですが、S&Wは時間が短い分、やり切った(出し切った)という爽快感が少し上回るような気が(個人的にはします)。おそらくですが、S&Wの回答は創作になる一方、L&Rは、問われていることがこれだ、と正解を選ぶ分、性質が異なるんでしょうね。どちらも面白いことは間違いないです。

また大学共通テストを受験された皆さん、お疲れさまでした。

手ごたえを感じている方、そうではない方、いろいろといらっしゃるかと思います。

ぜひ、次のステップに向けてベストを尽くしてほしいと思います。

※私の場合、旧試験であるセンター試験では、あまり期待の点数を望めなかったので、2次試験に賭けるしかない、という気持ちでうまく切り替えがいったのが記憶としてあります。もう25年前のことなので相当おぼろげですが、とにかく集中力を切らさず学習した、ことが勝因でした。ですので、ここでうまくいかないことが決して負けではないと思います。

一方、

今回は不可抗力で受験が叶わなかった方がいろいろといらっしゃったようですね。

自己責任で遅刻してしまった、等ならちょっとしょうがないかな、と思いますが、

他の要因で、受験したくてもできない、というのは非常に無念なことと思います。入念な準備をしてきたのであればなおさらです。

振替受験等ができる、というのを報道等で拝見しておりますので是非挽回されることを祈念しております。

さて、明日からはまだ平日のコンテンツを提供してまいります。よろしくお願いします。

Tommy

雑感:こんな休日

今日は、久々にクルマを運転して都内の端っこまで行ってきました。

めっきり車には乗らなくなりましたが、化石になっていないかの確認を兼ねてです。

ある非営利団体のボランティアサービスの方とお話しさせていただき、いろいろな気づきを得たのですが、

『これをやるきっかけは?』

『そうですねえ、好きだからですかねー。ツラい時もありますけど、やはり好きだから続けられますね。お金じゃないです。』

なるほど。

稼ぐわけでもなく、単に好きだからやる、続ける、やりがいを感じる。

このサイクルですね。

12年前くらい。

まだ990点を取っていなかったころ。

『985点でもういいじゃん、何でまだやっているの?』

『いや、そういう質問は愚問。TOEICは血肉であり、魂であるから。』

そんな感じで尖っていたことは、正直990点を取ろうとしても取り切れなくて、心が折れそうになって、『好きだから楽しいから』ではなく、『取れない自分』に対して追い込みを相当かけていたので、今考えると、楽しい、というよりは苦しい、という感覚だったかもしれません。今で言うと、『苦楽しい』という、辞書には掲載されていない表現になるかと思います。

目標スコアに達成できない場合、悔しい、むなしい、という負の感情は湧き上がってくると思います。それは仕方ないし、その苦しさを味わうほど、達成した時のうれしさは、相当の喜びに爆発するはずです。

ただ、心の奥底で楽しい、続けられる、というのがあるかどこかで確認しておかないと、『自分は何をしているんだろう』という、感覚に襲われてしまうことがあるので、時折、自分に問いかけてみてください。

かくいう私も、『この本を使って壁越えが出来ました!』『Part-2を克服出来ました』というと、うれしくなります。12年前は自己成長にやりがいがありましたが、それから12年後の今は、誰かの役に立つ、誰かが喜ぶ、ということが好きだから土日も自宅に籠って原稿を書いていられるんだろうな、と思います。

そういうことを考えることが出来て今日はよい1日でした。

また明日から頑張ります。

Tommy

2022年もどうぞよろしくお願いいたします。

2022年も無事にあけました。

みなさま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年も少なくとも、このブログを覗きに来てくださる方は、それなりに夢や目標をいただいている方かと思います。

本日元旦の日本経済新聞にこんなことが書かれてありました。

『今の若者に『夢は何か?』とたずねると、『それはドリハラ(ドリーム・ハラスメント)』と言われる。窮屈な世の中になってきた。』

確かにそうかもしれません。

『夢』を探すよりも『現実』を生き抜く方がチャレンジングな状況というのは人によってはあると思います。

生活環境が異なって2年経過し、いまだに大学受験や進学、通学が今までと思うようにできなくなっています。英語のセミナーも少しずつ回復してきているとはいえ、100%対面で出来るのはもう少しかかりそうです。

そう考えると、夢や目標に向かって進んでいる、というのはある意味希望がある、ということでとても喜ばしいことだと思います。

今年も、夢や希望を叶えるために努力しているみなさんをサポートできればと思っております。昨年に引き続き、Part-2の解説補足がメインになりますが(おそらく来年までかかります)、少しでも役立つコンテンツにしていきたいと思います。

そんなことを考えながらお雑煮を作っていたら、入れていたモチを煮込みすぎて鍋の中に溶け込んでしまいました・・・。慣れないことをするとダメですね。

それでは、改めてよろしくお願いいたします!

Tommy

雑感:今年ももうすぐ終わる

一昨日、昨日でクリスマスが終わり、今日は競馬の有馬記念があり、年末一直線になっています。昨日・今日と宿題になっていた原稿も消化し、(おそらくですが)今年はノープランな年末年始を迎えることが出来そうです。本来であればどこかに出かけたいところもありますが、オミクロン株がどうなるかわからないこともあり、おとなしく自宅に籠っていたいと思います。

そういえば、去年の年末に自分は何をやっていたか、というとあまり記憶はありません。おそらく原稿を書いていたこともあり、どこにいたか、ではなく、何をやっていたか、といえば、原稿!という以外はあまり記憶がありません。

とはいえ、コロナ禍の2年ほどで体力が少し落ち、自宅で書き物をしていたせいか、腰痛が少しひどくなってしまいました。来年の目標の1つは健康面で少なくとも2年くらい前までの体力回復に努めたいと思います。TOEICをやり始めたころは30歳だったのに、気が付くといつの間にかアラフィフです。時の流れは速いものです。

今年は相変わらずコロナ禍の中、旺文社さん主催のセミナーを何度か行う機会を頂き、読者の方とコミュニケーションを取ることが出来ました。こういったイベントはしばらくやってこなかったので、そう考えると貴重な経験でもありました。あ、何よりもブログを再開したことは1つの転機かもしれませんね。一応毎日更新させていただくことが出来ております。

プライベートで言うと、住環境が変わり心機一転する機会もあったことで、いろいろと自分にとってプラスになる部分とマイナスになる部分もありました。差し引きで言うと、プラスでしたが、いろいろな経験をさせて頂きました。

来年に向けては、いろいろとやることを画策しております。また何か見えてきた段階でみなさんにも共有していきたいと思います。

それでは、今年もまだ数日あります。明日からは平日ですので、Part-2ブログを更新していきたいと思います。12月31日までしっかり更新していきますので、どうぞよろしくお願いします。

Tommy

雑感:深耕

今日もいろいろと作業をしていました。なんだかんだで土日、年末はやることがありますね。

そういえば、パソコンのスタンドを購入したので、姿勢がよくなり、腰痛にやさしくなりました。

さて、ブログテーマに書いた『深耕』ですが、1つのことを深く掘り下げて考え・実行するということで私が大事にしていることの1つです。

週末に名バイプレイヤーとして有名な國村隼さんのインタビューを見ていて、以前共演した松田優作さんについて、『いろんなことを深く考えて、自分なりの答えを見つけようとする』と話していました。

いろんなことを深く考える、ということはとても重要なことです。

たとえば、あるPart-5の問題を解いていて、

それが公開テストだった場合は、解く時間が限られているため、『正解』を選ぶことが目的なので、正解を選ぶためのルートを求めようとします。

一方、復習の時はそれだけでもいいんですが、それだけではダメだと思っています。

公開テストのように、限られた時間では見極められなかった、1つひとつの単語、そのすわりの位置、文法、空所で求められていることで、短時間で考えきれなかったこと、それぞれの選択肢、他を当てはめて不正解でもどうすれば正解になるか、等、いろいろ考えると、数秒で解ける問題でも1時間くらいは見ることが出来ます。見ることだ誰でも出来ますが、そこで思考を巡らすことが出来るのは、難しいかもしれません。

今はPart-5を例にしましたが、Part-7等、情報量が多いものだとその広がりはもっとあります。広く文章全体を見て気づくこともあれば、ミクロにこの文でこの表現を使うんだ、あれ、この語の言い換えは他にもなかったかな、等ヘタすれば半日くらい時間を費やすことが出来ます。

この深く考える、ということは本番で自分の引き出しを持つ意味でもとても重要なことです。特に、あれ?これひょっとしたら今までのパターンで解けないな、と思ったらこの深く考える思考は役に立ちます。一直線に正解ルートがわからなくても、他の選択肢を消去して残ったものが1つ、という選び方もあるはずです。そういう意味では、解答に至るルートに加え、多少脱線してそれ以外もいろいろ調べたほうが、結果的にスコアアップの道のりとしてはよい場合もあります(=それだけが最善の方法とは限りませんが)

いろいろと書きましたが、本日はPart-1のある写真描写問題について、1時間くらい考えたこともあり、その際に思った所感をツラツラ書いてみました。何かの参考にしていただけますとありがたいです。

それでは、今年もあと3週間切りました。

年末あわただしい季節ですが、しっかり頑張りましょう!

Cheers,

Tommy

雑感:失敗学

ブックファースト新宿店で、『名著百選』という企画があり、この度『是非1冊を』ということで、いろいろと新しいものを読み、かつ以前あった書籍を読み返してみて、『失敗学のすすめ』という本を選ばせていただきました。

この本は今から15年前に初めて読んだ本ですが、

それまでは、『失敗』=ものすごくネガティブなイメージがあって、自分は物事を行う際に必ず失敗しないようにする、という思考だったこともあり、失敗するとショックで落ち込み、ヤケ酒を飲んでは寝て忘れる、という事をよくしていたと思います。それはそれでとても良い思い出です。

一方で、失敗をした際に、もちろんその性質や頻度によりますが、それがなぜ失敗したか、2度目(3度目)なのか、どうすれば失敗しなくなるか、と前向きに次の改善に向けて取り組むきっかけ、そういう思考に変えてくれる本でもありました。

おりしも、その本を読んでから英語学習をリスタートさせたこともあり、少々の失敗をくじけることもなく進めることが出来ましたし、800点、900点、950点、990点という壁を越える際に、どうすれば出来るか、うまくいかなかったら、それはどうしてなんだろう、と前を向くことが出来ました。もちろん、トンネルが長いことでのメンタル的なツラさはありましたが・・・。

この名著百選、今年の12月31日まで行っているそうですが、他の本もとても興味深そうな本ばかりです。まだ直接足を運べていないので(そもそも都内繁華街の書店にはどこも行けていない)、是非折を見て覗きに行こうと思います。

フェア | イベント&フェア | ブックファースト (book1st.net)

本はうまく栄養源として取り入れると成長につながるのでよいですよね。

年末年始は時間が出来るかもしれないので、大量に読めるような本を調達しておこうかと思います。

Tommy