「Part-2 でる600問」補足解説 20210802

2021年6月より月-金は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ44問目(別冊15ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■冒頭2,3語で『Where is …』=『WH疑問文』と捉えましょう。

・この疑問文は、若干長めですね。ですので、以下のように切って音と意味をとらえるとよいでしょう。

Where…construct/ their …. building/ in …Africa?

・キモとなる音、特に Where / company / construct / buildingの4語は必ず押さえておきましょう。

・(B)のbillは、典型的な音ヒッカケで、日本人が『ビル』と言えば、というところのトラップですので、この語は瞬間的に『あ、ヒッカケだな』と思えるようにしておきましょう。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『今日からまた拡大した緊急事態宣言か』

B. 『もう緊急ではないですよね』

A. 『そうね。廻りも慣れてきた感があるよね』

B. 『おかげで、都内に建設する予定のビルがテナントが入らず延期が相次いでいます。』

A. 『でも海外では堅調なんだろ。』

B. 『そうですね。新興国では特に材料費の関係で今のうちに建てておこうという動きがあります。』

A. 『XXXXXXXXXX?あの競合はアフリカに進出していたよな』

B. 『ええと、YYYYYYYYYY. あ、ありました。これです。』

A. 『ケープタウンか・・・。積極的だな』

B. 『ウチも海外進出しないといけないですよね』

A. 『とはいえ、ワクチンパスポートないとダメなんじゃなかったっけ?』

B. 『そうなんですよ。30、40代はいつになったらワクチン打てるのか・・・。』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はWhere is… でWH疑問文となっています。

■意味自体は、場所を問う問題で『どこに建設するのか?』と尋ねています。

・Yes/Noで返答 ➡ まず間違い

・まだ決めていない他 ➡ 正解

・直接場所を答える ➡ 正解

・何かを見れば、調べればわかると誘導 ➡ 正解

となります。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)が正解です。情報として『今日の新聞』へ誘導していますね。

・(B)は不正解です。billという音ヒッカケで、『法案もしくは請求書が処理されている段階』というのは、場所を示していないですよね。

・(C)も不正解です。”before”➡時系列的に時(when)を問う問題の応答ですね。ただ、質問が長いので、あれ?これwhereだっけ、whenだっけ?と思ってしまうとヒッカケになります。というのも、この長い質問の最後はin…Africaと、場所で終わっていますよね。ですので、初速を聞き逃すと、この最後の前置詞句を聞いて、『あれ?Whenだったかな?』と思わせる魔力があります。自分の聞こえた音を信じましょう。『南アフリカのどこか?』が問われているポイントです。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ45問目(15ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

それでは、8月も頑張って学習していきましょう。

Happy Monday and take care!

Tommy

雑感:アクレディテーション

オリンピックが盛況な一方、新型コロナウィルスの新規感染者も増えつつあり、いろいろ混とんとしているなあ、と思いながらこの土日は結局机に向かっていろいろ作業をしておりました。結局、予定通り進みましたが、ちょいちょいオリンピックを見ながらの対応だったので、先週と比べてはかどりはイマイチでした。

さて、ニュースで気になったのは、オリンピックのある代表選手が許可なく外出した、としてアクレディテーションをはく奪される、というケースが出たことです。

ところで、アクレディテーションってなんだ?と思う方もいるかもしれないな、と思いちょっと気になりました。

『そんなの知っているわい!』という方はちょっと都合が悪いので、オリンピック観戦でもしていてほしいのですが、

辞書等を検索するとこんな意味で出てきます。

accreditation: (教育機関等の)認証評価、適格性認定

ん、ますます意味が分からんぞ、というかもしれませんが、

要は、この人は、あるイベントや組織に参加して物事を行う時にその力量・態度をOKと判断されるため、その範囲内の権利を得る、ということになるかと思います。

実はこういう場合は、英英辞典を引くとわかりやすい場合もあります。

ロングマンを検索すると、

accreditation: having official approval to do something, especially because of having reached an acceptable standard.

ある許容水準に達していることが理由で、公式許可を得る、ということですね。

オリンピックでいうと、いわゆる公式タイム等協議における一定水準レベルに達した人が競技参加OKということですね。

それがはく奪された、ということはオリンピックに参加することは出来ない、それに伴う権利も行使できない、ということになるかと思います。おそらく詳細はルールブックにあるかと思います。

こういう時事単語はひょっとしたら公開テストに出るかもしれません。

というのも、作問する方もオリンピックをおそらく見ている、と推測するからです。

今からさかのぼること15年前に受験した際には、ナカムラ、タカハラという日本人が登場しました。この時は2006年のサッカードイツW杯の代表選手がまさか登場人物で出てくるとは、とびっくりしました(実際の話題はサッカーではありませんでしたが)。

こうやってふと気づいて辞書を引くと、なるほどな、と思うようになりますし、何よりも視聴している内容を深く知ることが出来るので実践的な英語学習としても効果的ですし、記憶に定着しやすくなりますのでオススメです。是非トライしてみてください。

それでは明日からの平日もまたがんばりましょう!

Enjoy the rest of your weekend!

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Tommy

雑感:ロジックと感覚

今年リリースする原稿は概ね終わりました。

・既にゲラチェックに入っているものこれから入るもの、いわゆる詳細な確認と『はじめに』『あとがき』『コラム』等、本のコンセプトを踏まえた読者メッセージに精を出しております。どこかのタイミングでみなさんにお知らせできると思います。もうしばらくお待ちください。

実際の書いた問題等は、本書を見てほしいのですが、

何か『モノ』を生み出す際には、1つのチームのような編成をして制作していきます。

いわゆる映画の〇〇政策委員会のような感じです。

その中で、取り扱う問題はボツになったものも制作過程で登場します。

たとえば、問題を作り、3択、4択を仕上げたときに、当然チームで議論が起こります。Part-5でいくと、語彙問題でこんな選択肢を作ったとします。

(A) apple

(B) lemon

(C) liaison

(D) orange

このような(C)を正解とした語彙問題を作った場合、当然かもしれませんが

『明らかに果物を選択肢に入れたら不正解だとわかるよね』

といったようなものはボツになります。この時点では編集担当からも激しいツッコミが入ります。

ということで、名詞の『人』を意味する誤答を入れて問題を作ります。

それでやっと問題が出来上がりますが、

最後のネイティブチェックが最大の関門です。たとえば3人にお願いした場合、

ネイティブA:これはOK

ネイティブB:誤答も正解の可能性があるかも → 選択肢を変えたほうが良い

ネイティブC:正解の語はこういう使い方しない → 正解を変えたほうが良い

こうなったくると、そもそも問題を作り直すか、ということにまで発展します。

(ネイティブの方は代案をくれるので大問題にはなりませんが)

ということで整理すると、

ネイティブBさんは、『~という文脈なら不正解の選択肢も正解になるよね』とロジカル

ネイティブCさんは、そもそも私は使わない語彙だから感覚的におかしい。

こういった、ロジカルと感覚でフィルターがかかってきます。

まあ、日本語でもそうですよね。

僥倖(ぎょうこう)という言葉を正解にした語彙問題を使った場合、

そもそも『僥倖』という表現を使ったことがないネイティブな日本人はそもそも正解かわからない、ということも起こりえます。

僥倖(ぎょうこう):思いがけない幸運  ※英語ではa kind of good luck/unexpected lucky chance

とはいえ、ネイティブが『正解にできない/問題として成立しない』というのは重いんです。したがって、納得いく形にする、というのが通例です。

※ですので、そのテストに精通したネイティブがチェックする、というのが一番よい方法になりますが、やはりセカンドオピニオンも大事ですので、このあたりも重要になります。

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ということで、このような制作過程はとても自分の語彙・文法の視野を広げるので有効になります。引き続き土日も頑張ります。

(オリンピック放映の誘惑には負けてしまいそうですね・・・)

【今日の語彙】

liaison:連絡係、調整役

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210730

2021年6月より月-金は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ43問目(別冊15ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■冒頭2,3語で『Heve you made…?』=『Yes/No疑問文』と捉えましょう。

・flight_toは”t”が弱い、もしくは脱落(省略)されます。

・(A)は場所を示す表現でよく使えます。right→leftに置き換えてもよいでしょう。

・(C)considering itはつながって聞こえると思います。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『いやあ、コロナ爆発的に増えていますね』

B. 『そうね。まだワクチンも打てていないから不安だな。』

A. 『そうね。とはいいつつ、夏休みもそろそろとらないとな』

B. 『あれ、お前来週じゃなかったっけ?』

A. 『ああ、でもPS5の抽選が落選したから、インドア派のオレとしては何もやることがないかも』

B. 『そうか残念だったね。私は再来週からオフなんだけど・・・』

A. 『XXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYYYY. 今回はいろいろと制限があるから難しいよね』

A. 『もし普通の世界だったらどうしてた?』

B. 『久々に中華街行ってグルメ三昧かな』

A. 『おおいいねえ!』

B. 『そういえば、昔中華街でTOEICオフ会やってたんだけど復活しないかな・・・。』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はHave you… でYes/No疑問文となっています。

■意味自体は、完了形で『もう・・・したの?』と尋ねています。

・Yes/Noで返答

・まだ決めていない他

となります。自分の事を決めたかどうかなので、わからない等の返答は今回は論理的に『ナシ』です。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は不正解です。所在場所を答えても問われていることには返答できていません。

・(B)も不正解です。そもそも休暇は自分で決めるべきことであり、それを旅行代理店業者が質問者にメールで回答する、ということ自体、ヘンですよね。

・(C)が正解です。まだ考えている、というのはNoを遠回しに答えています。自分の決めた、決めていないの返答としては正解の応答パターンとしてよく出ます。加えて覚えておくと英会話でもよく使える表現ですので、サラリと言えるように覚えておきましょう。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ44問目(15ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

9月の試験も確定した方がいらっしゃるようですね。しっかり頑張っていきましょう!

Have a great weekend!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210729

2021年6月より月-金は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ42問目(別冊15ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■冒頭2,3語で『Why was…?』=『WH疑問文』=『理由を問う』と捉えましょう。

・flight_toは”t”が弱い、もしくは脱落(省略)されます。

・(A)は仕事で、海外で入国審査を受けた際に使えるフレーズですので丸ごと覚えておきましょう。

・(C)She’s been →  受け身の進行形(be being)ではなく、完了形であることに注意して聞きましょう。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『オリンピック毎日すごいね』

B. 『日本チームはメダルラッシュだよね。』

A. 『とはいいつつ、大谷選手もしっかりチェックしてるよ』

B. 『ああ、昨日もホームラン打ったもんな』

A. 『ロッキーズが相手だったか、たしかコロラド州デンバーだったかな』

B. 『そうね。でも試合のちょっと前に飛行機が欠航になっていたから中止かな、と思っていたけど、無事に終わってよかったね。』

A. 『あ、そうだったんだ。XXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYYYY. 夏はいよいよ台風だからな。』

A. 『そうだよね。しかし毎日スポーツ観戦三昧で眠れないね。』

B. 『ホント、寝過ごすと結果出てるもんね。』

A. 『TOEICもそうならないかな』

B. 『そうね。果報は寝て待て、と言うし・・・イヤそれはアカンやろ!』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はWhy…?でWH疑問文となっています。

■意味自体は、『なぜ・・・なの?』と理由・目的を尋ねています。過去の事ですね。

・~だから Because

・~のため To

・その他 文

こういう返答例があります。

それに対する論理的な応答を考えていきます。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は不正解です。文という形ですが不正解。なぜかを考えましょう。

 『ここ』がまずどこかわかりませんが、話している2人の場所を指しています。次に、ここに来たから飛行機が欠航になった、という事実はスケールの大きさからして現実的にありえない、ということです。応答者が大富豪で、自分がここに来るからチャーター便をキャンセルした、ということであれば成立しますが、ちょっと客観性がないですね・・・。

・(B)が正解です。天候不良は、飛行が飛べない合理的な自由になります。

 it = the filght to Denverと置き換えるとわかりやすいでしょう。

・(C)も文のカタチですが、不正解です。まず、Sheという人物が質問では表れていません。加えて、誰かが言ったことがある、という経験が飛行機を欠航させるという理由は合理的にあり得ない設定です。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ43問目(15ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

それではオリンピックweekも頑張っていきましょう!

Have a nice day!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210728

2021年6月より月-金は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ41問目(別冊15ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■冒頭2,3語で『Are you…?』=『Yes/No疑問文』と捉えましょう。

・traveling_toは”g”が弱めに発音されます。

・(A)は受け身の進行形となっていることをしっかり捉えましょう。”being + -ed”

・traveling, travelの音トリックも押さえておきましょう。travel timeの意味も1度聞いてイメージできるようにしておくとよいですね。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『夏休みどうする?』

B. 『そうね、世間は自粛ムードだから家でPS5かしら。』

A. 『え、持ってんの?』

B. 『抽選で当たったのよ』

A. 『いいなー、オイラは結局予約した温泉旅行行くか迷ってる』

B. 『そうか、そういえば私は12月にお休み取って海外旅行行く計画立ててるの。ワクチンパスポートで行けるなら強行するわ。』

A. 『XXXXXXXXXX?次回のオリンピック観光?』

B. 『YYYYYYYYYY. 国立公園が最高らしいのよ』

A. 『それってこないだのPart-7で出なかったっけ?』

B. 『そうね。DPで。』

A. 『ツアーに含まれないもの、が問われていたな。』

B. 『そう。あと通貨がKshというのもポイントよ。』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はAre youでYes/No疑問文となっています。

■意味自体は、『~に旅行するの?』という意味です。

・be + ingで尋ねているので、既に旅行に向けて動いているの?という聞き方です。

それに対する論理的な応答を考えていきます。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は不正解です。特定の場所に行くかどうか、という質問で代理店の移転は関連がないですよね。ちなみにこの文は受け身の進行形になっています。つまり、この代理店は『何らかの理由により』移転せざるを得ない状況がそうではなくなったことを意味しています。このあたりの知識はこの問題を不正解として選ぶプロセスとしては関係ないですが、持っておくといずれ役に立つ知識です。

・(B)も不正解です。travel timeは移動時間を意味しますが、問われたことに返答できていません。

・(C)が正解です。Noと否定し、違い行き場所に行く、と返答しています。厳密に言うと、

No, (I’m traveling) to NN.という形が省略されています。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ42問目(15ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

それではオリンピックweekも頑張っていきましょう!

Have a nice day!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210727

2021年6月より月-金は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ40問目(別冊14ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■冒頭2,3語で『WHがない』+『語尾が上げ調子ではない』=statement(陳述・意見・情報)と考えましょう。

・この場合は、意味を取って適切な応答を答える必要があるので論理性(ロジカル)が問われますね。

・とはいえ、音をしっかりとって意味を取らないとそもそもロジカルの一致にはたどり着けませんので、聞き取れない語はチェックしておきましょう。

・arrive, aliveの音トリックも押さえておきましょう。rとlの発音に注目してみてください。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『早く来ないかなー』

B. 『何が?』

A. 『先日の社員表彰金を使って注文した作業環境をよくしようとして頼んだアレだよ!』

B. 『アレ?何か頼んだっけ?』

A. 『頼んだじゃん、みんなで投票した・・・』

C. 『宅配便です!』

A. 『あ、きた。XXXXXXXXXX!』

B. 『お!!それな!気分アガるな、さっそく置こう。YYYYYYYYYY? 』

A. 『え、もう決めてるよ。共有作業スペースだよ』

B. 『ああ、そうか、そうだった』

A. 『オフィスグリコも置いておやつタイムが楽しみだな。』

B. 『アイスも食べたいなー』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題は通常の文の形です。疑問文ではないことを音と意味で素早く察知しましょう。

■意味自体は、『~が届いた』という意味です。

・〇〇が届いた=報告のような感じですね。

・イメージするに、オフィスで同僚から「荷物が届いたよ」というような状況でしょう。

それに対する論理的な応答を考えていきます。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は不正解です。到着したものを注文する、というのはロジカル的にもヘンです。何か文脈があればいいのかもしれませんが、それでも違和感がありますね。

・(B)が正解です。届いたモノに対し、『どこに置く?』は鉄板の応答です。ロジカルパターンとして、『届いた→どこに置く?』ストックしておくとよいでしょう。

・(C)はちょっと不自然です。あたかも椅子と机が活き造りのような状態で、まだ動いていたりするような状態であれば正解ですが、そんなことはないですね。というより不正解の方はalive≒arriveと思って選んでしまうことがあるので、ロジカルで正解にする方は少ないでしょう。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ41問目(15ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

それではオリンピックweekも頑張っていきましょう!

Have a nice day!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210726

2021年6月より月-金は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ39問目(別冊14ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■冒頭1語で『WH』+『Where』疑問文と感じ取りましょう。

・Whereの問題を取り扱うのは久々ですね。今一度初速の音をしっかり捉えられるか、をチェックしておきましょう。

・(B)I think we’re lost.はまるごと覚えてください。『うーん、どうやら迷ったかも』くらいのニュアンスです。ネイティブは早口で使うことも多いです。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『わからん』

B. 『どうした?』

A. 『新しい書式だとシンプル過ぎて何を書けばいいかよくわかんないな』

B. 『今の部長の方針で枠だけの書式にしたからな』

A. 『とはいえ、いきなり白紙だと本当によくわからないな』

B. 『確かに旧書式だと、ここに〇〇を書きなさい、と誘導していたから企画書はある程度かけたよね。』

A. 『そう。特に新人教育に使えるんだよな、前のやつ。XXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYYYY. そこから前のファイルをダウンロードできるよ。新人教育に使うの?』

A. 『そう、やはり基本的なところから入らないとな』

B. 『なるほどな』

A. 『今年の新人、字じゃなくてイラストでしかかかないからな。』

B. 『いいんじゃないそれも、最近ピクトグラムとか流行っているし』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はWH疑問文です。Whereの形で、場所を問う問題です。

■場所が問われたときはだいたいこんな感じですね。

・具体的な場所、もしくは位置をします

・間接的に、わからない、決まっていない、どこかに情報がある(ので送る)

こんな感じです。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は不正解です。クッキーがあっても何の解決にもなりません。

※ただ応答者がIT担当者で、サーバー内の記録に関するクッキーのことを指すとしても、クッキーが直接古いバージョンのファイルを指すかどうかわかりません。というのも、クッキー(some cookies)は、不定冠詞であるため、そのファイルの格納場所を直接検索できるものかわからないからです。とはいえ、(仮に正解だとしても)ネット用語のクッキーがPart-2で出ることは少し専門過ぎて正解にはなりづらいので、今のように不正解になるようにしておかないと悪問になってしまうでしょう。

・(B)は、道に迷ったことと質問者の応答の関連がここではわかりません。何かを検索していたら正解になっていたかもしれませんが、その前提が文脈として見えないですよね。

・(C)が正解です。リンクを送ることで、そのリンクを開けばわかる、ということを示唆しています。”the link”と、『古いバージョンが格納されている』ことを規定している定冠詞を使用しているから、応答者はそのものずばり格納場所を知っていることが推測される返答です。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ40問目(14ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

今日から連休明け、もしくは今日までお休み、学生だから夏休み、という方いろいろいらっしゃると思います。今日も頑張っていきましょう!

Happy Monday!

Tommy

雑感:良書+α(自分の思考・行動)

5か月でTOEICⓇL&Rテスト990点を取得されたツイッターの「りんと」さんがオススメの著書ということで拙著を2冊紹介してくださいました。ありがとうございます。

名だたる著作の中に入れていただき感激です。これからも精進していこうと思います。

せっかく本を紹介いただいたので、本を選ぶ際に参考になるようなことを述べたいと思います。

当然のことながら、これらの本をすべて購入すれば必ずしもよいスコアが取れるとは限りません。もっというと、「良書」と言われる本を何も考えずに買う、やる、この2つだけでは十分は効果は見込めないと思います。

では、どうすればいいか?どんなことを考えればいいか?

取りたいスコアを志向する

自分がどれくらいのスコアを取りたい、もっというとどれくらいのスコアを取ってこうなりたい、という強い意志・志向を持っている方は伸びやすいです。それまでに何をすべきか、が明確にしやすいので、短期的にやるべきことに向かって進みやすいです。

※拙著『3週間で900点』は、本当に3週間で900点取れるのか、というお声もいただきますが、どうしても900点取りたい、取りたいけど取れない、という方向けに「どうすれば3週間という最短の期間で逆算して900点という高みに到達できるか」にフォーカスして書いた私の処女作です。結果、多くの方が取得、もしくは取得できなくてもきっかけを作ることが出来た、と思っています。

【CD-ROM・音声DL・別冊模試付】3週間で攻略 TOEIC(R) L&Rテスト900点! (残り日数逆算シリーズ) | 大里 秀介 |本 | 通販 | Amazon

こちらに関しては、発売後数年ほど、無料でコーチングするプロジェクトを行っていました。いつかまた復活できればな、と考えています。

■なぜそのスコアが取れないか、一生懸命考えている。

自分が到達したいスコアがどうして取れないか、しっかり分析し、考える人は、良書に出会うと、「ここかな?」というアテをつけやすいです。それにより、効果的な学習が見込めます。

考える視点でいうと、例えばですが、

・LとRのスコアはどうか?

・それぞれのパートとどれくらいの解答時間で解いているか?

・苦手なジャンルや問題のタイプはあるか?

・それらはどうして苦手なのか?

・それをどうやって克服しようとしているのか?

ということを自分なりに考える、ということで、

単に「勉強不足」「読解不足」という言葉で片づけては、自分の問題の本質をとらえるのは難しいです。読解不足とは、1つの文を正解に読み取ることが出来ないのか、まとまった英文、文章を読む際に集中力がなくなるのか、ようやくできないのか、語の言い換えが語彙力不足により出来ないのか、英語の理解に時間がかかるのか、論理的思考が苦手なのか、

自分の苦手ポイントを書き出して、それに対するどうする?があると自分が欲しているものが何か、がわかるでしょう。

おそらく、意欲と自己分析を持っている方が、良書をつかむと、「なるほど!じゃあこうしよう」という方針を立て、自律して学習することで得るものは大きくなるのかな、と思います。それにより、自分の学習に変化が出るはずで、その新しい視点が変化点となって学習効率や次のレベル、ひいてはキャリアまで見えてくると思います。

漫然と学習すること自体、悪いことではありません。前に進んでいるので、自分の学習の維持、向上には必ずプラスになります。

ただ、それに加えて、自分の意思・情熱と自己分析を加えることで、身銭を切って購入する本をより選定しやすくなり、より効率的にスコアアップしていけるものと思います。

そういうヒトにしっかりささるような本を生み出していかなければいけませんね。

今日もしっかりその辺にフォーカスを当てて、新しい企画を考えていこうと思います。

さて、連休も(私は)今日で終了です。

明日から、平日+オリンピックという期間になりますので、楽しみが続きます。

感染症対策も万全に、日々の学習も継続しながら頑張っていきましょう!

Cheers!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210723

2021年6月より月-金は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ38問目(別冊14ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■冒頭1語で『WH』+『When』疑問文と感じ取りましょう。

・When willは今週で2回目ですね。音がしっかりつかめましたか?

・about_to, At_theと、”t”の重なりのあるつながりが出ています。音の脱落がありますので、そこを意識して音が拾えるようにしてみてください。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『あー』

B. 『どうした?』

A. 『オリンピック始まったけど微妙だな』

B. 『それは売り上げに影響するからか?』

A. 『マーティングが全部裏目に出ている』

B. 『裏目に出ているって、確かにそのスイカちゃんバッジは売り方が微妙だね?』

A. 『そういえば、XXXXXXXXXX?そこで売れないかな?』

B. 『YYYYYYYYYY. 首都高が封鎖されて車での来場が難しいからな。8月末以降じゃない?』

A. 『あー、やっぱりだめか?』

B. 『オンラインで売ってみたら?』

A. 『ん-、何かイベントで売らないとな。』

B. 『9月に濱崎さんのイベントがあるからそこで告知させてもらうかだよな・・・』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はWH疑問文です。Whenの形で、時を問う問題です。

■時が問われたときはだいたいこんな感じですね。

・具体的な日時、もしくはタイミング(before, after, not until)

・間接的に、知らない、秘密、決まっていない、どこかに情報がある

こんな感じです。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は正解です。It’s about to=It will, It is going to beくらいですので、実質意味を取らなくてもよいですが、後半のto be determinedが重要です。この語は、『いずれ決められるべき(こと)、つまり、まだ決まっていない、未定』ということを意味します。英語では、TBD(未定)という表記で記載されることもよくあります。過去Part-7の正解の根拠にもなったことがありますので、意味として押さえておくといろいろと(実践でもテストでも)役に立ちます。

・(B)は、既に過去の事だと行っていますが、内容がボートに乗った、と資金集めの会合とは異なります。

・(C)は場所に対する返答ですね。リスニングで”When”を聞き間違うと絶対にこれを選んでしまう可能性があります。というのも、質問の動詞が”take place”だと、開催される=場所=あれ、Whenって聞こえたつもりだったけど、Whereだったかな?と混乱させやすい動詞句が登場している、という点が憎らしいんです。自分で作っていてなんですが、こういうところがPart-2の『いやらしさ』が出ています。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ39問目(14ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

連休の方も多いんですかね?今日も頑張っていきましょう!

Enjoy your holiday!

Tommy