【お知らせ】新刊発売

来月になりますが、新刊を出すことになりました。

濱崎潤之輔さんとタッグを組み、また現在コンテンツ作りこみ最強軍団ともいえるメディアビーコンさんとも協力し、とてもよいクオリティの問題を1,000問作りました。

(リーディング、リスニング5セット分の模試形式です。2冊に分かれています。)

9/21(火)刊行「TOEIC L&R テスト 壁越え模試」シリーズ2点予約開始、「濱崎潤之輔先生&大里秀介先生 TOEIC L&Rテスト オンライン模試会」、9/25(土)・10/16(土)開催!|株式会社旺文社のプレスリリース (prtimes.jp)

前書きにも書いていますが、私と濱崎さんは今から12年ほど前(もう10年以上経過するのか!)に、毎週居酒屋に通ってあれやこれや激論していた際に、

『我々が気づいたり、話していることは結構スゴイこと言い合っていますよね』

『そうですね、いつか本にしたいですね。模試とか』

『ま、とりあえずお互い990点取りましょうか。』

そう言いあっていたことが10年以上経過して実現しました。

それくらい我々もうれしいですし、その10年、いやそれより前の事も含めてガッツリ構想を練って、考えやテクニックも含めて解説に込めました。

この本は模試本ですので、そのまま解いてもいいですが、そこで行き詰った場合、昨年出版した『壁越えシリーズ』に戻ってもよいようにしてあります。ですので、

ハウツーや弱点克服、強み強化をしたい ➡ 壁越え各パートシリーズ

模試形式の実践、とにかく問題を解きたい ➡ 壁越え模試

こう使い分けるとよいでしょう。

また追って発売前に、いろいろと制作秘話を言える範囲で披露してまいります。

よろしくお願いします!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210806

2021年6月より月-金は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ48問目(別冊15ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■最初の2語で、Yes/No疑問文と判断します。

Will you~であれば、依頼(~してくれない?)ですが、youではなくモノが主語になっていますので、主語は~するのだろうか?的な意味と捉えてください。

・fit_intoはこれで一語の音として聞こえたかもしれませんが、音として慣れるようにしましょう。口語表現としてはよく出てくる表現です。

・(A)ropeはenvelopeとの音の聞き分けが必要です。

・(B)fittingとfit intoの音のトラップにも注意です。

・(C)は”Let me see”はほぼつながっており、その直後see if itもつながっているので流れるように聞こえると思います。(C)はどの部分を切り取ってもPart-2によく出てきますので倍速を遅くしても音として捕まえられるようにしておきましょう。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『そういえば、先方に請求書送った?』

B. 『あ、ヤバイ忘れてた』

A. 『あの得意先は電子媒体ではダメって言われているからね?』

B. 『ハンコ文化かー』

A. 『そう、ただまだ日本全体にハンコ文化はあるからね』

B. 『まあね、封筒に入れて送るとするか。』

A. 『XXXXXXXXXX?あそこの社長、ジャケットの内ポケットに入るサイズじゃないと文句言ってくるんだよね。』

B. 『YYYYYYYY. それは知らなかった』

A. 『その細やかなサービスがウチの売りだからね』

B. 『フレンドリーサービス、ウチの会社方針ね』

A. 『Part-7の言い換え問題で出そうだな』

B. 『ウチらはいつからTOEICを意識して会話していたんだ?』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題は…, Will XXでYes/NO疑問文の形となっています。

■Yes/NOをを尋ねていますから、

・直接いずれかを返答するパターン

・わからないと答えるパターン

・その他間接応答

こうなるはずです。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は不正解です。自分のポケットサイズについて尋ねられている方が、質問者にロープを使え、というのは文意に合いません。明らかに音トラップですね。

・(B)も不正解です。場所を答えていて、Yes/NOに関する部分は間接的にも返答していません。

・(C)が正解です。これは、『そうなるか確認させて』ということで、Yes/NOかわからないけど、確認したらそれがわかる、という前向きな返答ですね。it does= this envelope fits into my inside pocket. の略ですね。Part-2の返答はこのように質問で出てきた形を省略して短く返答するパターンがあるので、意味を考える必要があります。このあたりはトレーニングを積んでいきましょう。ただ、今回は(A)(B)が明らかに違うので、ロジカル力を使えば消去法でも解けましたね。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ49問目(16ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

それでは、来週も頑張って学習していきましょう。

Have a great weekend!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210804

2021年6月より月-金は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ46問目(別冊15ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■文全体を聞いて、付加疑問文だな、と気づきましょう。最後の2語でわかります。

・とはいえ、最初の1語がYou’ve= You haveとわからないと、haven’t you?とのつながりがわからないかもしれませんね。どうしてもここが聞こえなければoperated-haven’t you?というところで、haveが短縮されていたのかな、と思うようにしましょう。

※もちろん、復習で聞こえるようにしておくことにこしたことはありません。

・(B)のoperatorsと質問のoperatedは音を要チェックです。

・(C)の”in about two”は、音のつながりと脱落に気を付けて聞きましょう。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『さて、先日到着した机を組み立てようか』

B. 『え、まだ組み立てていなかったの?』

A. 『2人で組み立てなさい、って取扱説明書に書いてあったから』

B. 『とはいえ、1週間以上も放置することないじゃん!』

A. 『暑いと何事も忘れやすくて・・・』

B. 『いいからさっさとやろう。』

A. 『ところで、微妙なところで特殊工具使うんだね。あれ、XXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYY.前職ではよく使ってたな』

A. 『お願いしますよ。』

B. 『やり方教えるからあなたも覚えてね。』

A. 『了解。でも忘れやすいかも』

B. 『というか、これアナタが注文したやつでしょ!』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題は…, haven’t you? で付加疑問文の形となっています。

■付加疑問文の場合、Yes/No疑問文と判断すればよいです。すなわち、冒頭がHave you…?となるイメージです。音でキャッチして意味をこう捉えておくとよいでしょう。

以上から

・Yes/Noで返答 ➡ 正解の可能性あり(Yes/Noを省略する可能性あり)

・ロジカル的に適当な内容 ➡ 正解

・音トラップ、文意に合わない ➡ 不正解(音トラップで必ずしも不正解ではありません)

となります。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)が正解です。I haveは、持っているではなく、質問を受け、現在完了の助動詞のhaveです。(Yes,) I have (operated this power tool before.) が省略されていると考えましょう。

・(B)は不正解です。オペレーターが知っていることと、自分がかつて使っていたことは関連がありません。応答者がオペレーターであることもわかりません。

・(C)も不正解です。powerという同じ音を使っていますが、電源復旧と意味の異なる返答で、質問の意図の返答からは程遠い回答内容です。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ47問目(15ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

それでは、8月も頑張って学習していきましょう。

Have a nice day!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210803

2021年6月より月-金は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ45問目(別冊15ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■文全体を聞いて、『これは疑問文ではなく、陳述(意見、報告、つぶやき)だな』と感じましょう。WHでもないし、Yes/Noでもないです。

・とはいえ、It’sで始まる場合は、形容詞が来ることが多いですので、つぶやきに近いですね。実際は、省略された”isn’t it?”と相手に同意と求めるような間接Yes/Noのような形にもなっています。

・(A)Same asは、決まり文句なのでこの2語でセットの音をイメージしてください。

・(B)のbroughtはbringの過去形です。過去形はbought(buyの過去形)等、音を聞いて一瞬で気づかないケースも初心者には見られますので、音で意味をとれない場合は復習しましょう。

・(C)coldとoldの音トリックは見抜いておきましょう。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『まだまだ暑い日が続きますね』

B. 『そうですね。暑いというより酷暑という表現が近くなってきますね』

A. 『とはいえ、オフィスでは冷房問題が勃発しますよね』

B. 『おっしゃるとおり。冷房設定で暑い、寒い問題がある、ということですね。』

A. 『その通りです。』

B. 『人によって、設定16℃にしたり、28度にしたりまちまちですもんね』

A. 『ところで、オフィスなんですが、XXXXXXXXXX』

B. 『そうなんですよ。YYYYYYYYYY. 新しい部長さんは18℃をデフォルトにしているので』

A. 『なんでだろうね』

B. 『オリンピックや甲子園を見てると自然と暑くなるようですよ』

A. 『それは家でやってほしいですね』

B. 『というかそもそも在宅勤務にしてくれれば・・・』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はIt is… で通常の文、陳述の形となっています。

■It’s getting colderと形容詞に焦点が当たっていますので、これを発言した人の感想となっています。感想=こう思うんですよね、こうなんですよね。と付加疑問的な要素もあります。

以上から

・Yes/Noで返答 ➡ 正解の可能性あり

・ロジカル的に適当な内容 ➡ 正解

・音トラップ、文意に合わない ➡ 不正解(音トラップで必ずしも不正解ではありません)

となります。

選択肢を見ていきましょう。

 ^

・(A)は不正解です。sameと同じようなことを述べているような感じもしますが、yoursがあなたのものと一緒、という『あなたのもの』が何か冒頭で出てこないので、文意に合いません。

・(B)が正解です。最近寒い➡だからセーターを持ってきた、は寒さをしのぐ手段を講じている、つまり、あなたの言うことに間接的に賛同しているよ、ということです。

・(C)も不正解です。coldとoldを音トリックにして、比較級を使って、なんとなく正解っぽいような選択肢に仕上がっています。ただ、そもそも新しい、古いで論じているわけではありません。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ46問目(15ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

それでは、8月も頑張って学習していきましょう。

Have a nice day!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210802

2021年6月より月-金は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

^

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^

本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ44問目(別冊15ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■冒頭2,3語で『Where is …』=『WH疑問文』と捉えましょう。

・この疑問文は、若干長めですね。ですので、以下のように切って音と意味をとらえるとよいでしょう。

Where…construct/ their …. building/ in …Africa?

・キモとなる音、特に Where / company / construct / buildingの4語は必ず押さえておきましょう。

・(B)のbillは、典型的な音ヒッカケで、日本人が『ビル』と言えば、というところのトラップですので、この語は瞬間的に『あ、ヒッカケだな』と思えるようにしておきましょう。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『今日からまた拡大した緊急事態宣言か』

B. 『もう緊急ではないですよね』

A. 『そうね。廻りも慣れてきた感があるよね』

B. 『おかげで、都内に建設する予定のビルがテナントが入らず延期が相次いでいます。』

A. 『でも海外では堅調なんだろ。』

B. 『そうですね。新興国では特に材料費の関係で今のうちに建てておこうという動きがあります。』

A. 『XXXXXXXXXX?あの競合はアフリカに進出していたよな』

B. 『ええと、YYYYYYYYYY. あ、ありました。これです。』

A. 『ケープタウンか・・・。積極的だな』

B. 『ウチも海外進出しないといけないですよね』

A. 『とはいえ、ワクチンパスポートないとダメなんじゃなかったっけ?』

B. 『そうなんですよ。30、40代はいつになったらワクチン打てるのか・・・。』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はWhere is… でWH疑問文となっています。

■意味自体は、場所を問う問題で『どこに建設するのか?』と尋ねています。

・Yes/Noで返答 ➡ まず間違い

・まだ決めていない他 ➡ 正解

・直接場所を答える ➡ 正解

・何かを見れば、調べればわかると誘導 ➡ 正解

となります。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)が正解です。情報として『今日の新聞』へ誘導していますね。

・(B)は不正解です。billという音ヒッカケで、『法案もしくは請求書が処理されている段階』というのは、場所を示していないですよね。

・(C)も不正解です。”before”➡時系列的に時(when)を問う問題の応答ですね。ただ、質問が長いので、あれ?これwhereだっけ、whenだっけ?と思ってしまうとヒッカケになります。というのも、この長い質問の最後はin…Africaと、場所で終わっていますよね。ですので、初速を聞き逃すと、この最後の前置詞句を聞いて、『あれ?Whenだったかな?』と思わせる魔力があります。自分の聞こえた音を信じましょう。『南アフリカのどこか?』が問われているポイントです。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ45問目(15ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

それでは、8月も頑張って学習していきましょう。

Happy Monday and take care!

Tommy

雑感:アクレディテーション

オリンピックが盛況な一方、新型コロナウィルスの新規感染者も増えつつあり、いろいろ混とんとしているなあ、と思いながらこの土日は結局机に向かっていろいろ作業をしておりました。結局、予定通り進みましたが、ちょいちょいオリンピックを見ながらの対応だったので、先週と比べてはかどりはイマイチでした。

さて、ニュースで気になったのは、オリンピックのある代表選手が許可なく外出した、としてアクレディテーションをはく奪される、というケースが出たことです。

ところで、アクレディテーションってなんだ?と思う方もいるかもしれないな、と思いちょっと気になりました。

『そんなの知っているわい!』という方はちょっと都合が悪いので、オリンピック観戦でもしていてほしいのですが、

辞書等を検索するとこんな意味で出てきます。

accreditation: (教育機関等の)認証評価、適格性認定

ん、ますます意味が分からんぞ、というかもしれませんが、

要は、この人は、あるイベントや組織に参加して物事を行う時にその力量・態度をOKと判断されるため、その範囲内の権利を得る、ということになるかと思います。

実はこういう場合は、英英辞典を引くとわかりやすい場合もあります。

ロングマンを検索すると、

accreditation: having official approval to do something, especially because of having reached an acceptable standard.

ある許容水準に達していることが理由で、公式許可を得る、ということですね。

オリンピックでいうと、いわゆる公式タイム等協議における一定水準レベルに達した人が競技参加OKということですね。

それがはく奪された、ということはオリンピックに参加することは出来ない、それに伴う権利も行使できない、ということになるかと思います。おそらく詳細はルールブックにあるかと思います。

こういう時事単語はひょっとしたら公開テストに出るかもしれません。

というのも、作問する方もオリンピックをおそらく見ている、と推測するからです。

今からさかのぼること15年前に受験した際には、ナカムラ、タカハラという日本人が登場しました。この時は2006年のサッカードイツW杯の代表選手がまさか登場人物で出てくるとは、とびっくりしました(実際の話題はサッカーではありませんでしたが)。

こうやってふと気づいて辞書を引くと、なるほどな、と思うようになりますし、何よりも視聴している内容を深く知ることが出来るので実践的な英語学習としても効果的ですし、記憶に定着しやすくなりますのでオススメです。是非トライしてみてください。

それでは明日からの平日もまたがんばりましょう!

Enjoy the rest of your weekend!

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Tommy

雑感:ロジックと感覚

今年リリースする原稿は概ね終わりました。

・既にゲラチェックに入っているものこれから入るもの、いわゆる詳細な確認と『はじめに』『あとがき』『コラム』等、本のコンセプトを踏まえた読者メッセージに精を出しております。どこかのタイミングでみなさんにお知らせできると思います。もうしばらくお待ちください。

実際の書いた問題等は、本書を見てほしいのですが、

何か『モノ』を生み出す際には、1つのチームのような編成をして制作していきます。

いわゆる映画の〇〇政策委員会のような感じです。

その中で、取り扱う問題はボツになったものも制作過程で登場します。

たとえば、問題を作り、3択、4択を仕上げたときに、当然チームで議論が起こります。Part-5でいくと、語彙問題でこんな選択肢を作ったとします。

(A) apple

(B) lemon

(C) liaison

(D) orange

このような(C)を正解とした語彙問題を作った場合、当然かもしれませんが

『明らかに果物を選択肢に入れたら不正解だとわかるよね』

といったようなものはボツになります。この時点では編集担当からも激しいツッコミが入ります。

ということで、名詞の『人』を意味する誤答を入れて問題を作ります。

それでやっと問題が出来上がりますが、

最後のネイティブチェックが最大の関門です。たとえば3人にお願いした場合、

ネイティブA:これはOK

ネイティブB:誤答も正解の可能性があるかも → 選択肢を変えたほうが良い

ネイティブC:正解の語はこういう使い方しない → 正解を変えたほうが良い

こうなったくると、そもそも問題を作り直すか、ということにまで発展します。

(ネイティブの方は代案をくれるので大問題にはなりませんが)

ということで整理すると、

ネイティブBさんは、『~という文脈なら不正解の選択肢も正解になるよね』とロジカル

ネイティブCさんは、そもそも私は使わない語彙だから感覚的におかしい。

こういった、ロジカルと感覚でフィルターがかかってきます。

まあ、日本語でもそうですよね。

僥倖(ぎょうこう)という言葉を正解にした語彙問題を使った場合、

そもそも『僥倖』という表現を使ったことがないネイティブな日本人はそもそも正解かわからない、ということも起こりえます。

僥倖(ぎょうこう):思いがけない幸運  ※英語ではa kind of good luck/unexpected lucky chance

とはいえ、ネイティブが『正解にできない/問題として成立しない』というのは重いんです。したがって、納得いく形にする、というのが通例です。

※ですので、そのテストに精通したネイティブがチェックする、というのが一番よい方法になりますが、やはりセカンドオピニオンも大事ですので、このあたりも重要になります。

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ということで、このような制作過程はとても自分の語彙・文法の視野を広げるので有効になります。引き続き土日も頑張ります。

(オリンピック放映の誘惑には負けてしまいそうですね・・・)

【今日の語彙】

liaison:連絡係、調整役

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210730

2021年6月より月-金は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ43問目(別冊15ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■冒頭2,3語で『Heve you made…?』=『Yes/No疑問文』と捉えましょう。

・flight_toは”t”が弱い、もしくは脱落(省略)されます。

・(A)は場所を示す表現でよく使えます。right→leftに置き換えてもよいでしょう。

・(C)considering itはつながって聞こえると思います。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『いやあ、コロナ爆発的に増えていますね』

B. 『そうね。まだワクチンも打てていないから不安だな。』

A. 『そうね。とはいいつつ、夏休みもそろそろとらないとな』

B. 『あれ、お前来週じゃなかったっけ?』

A. 『ああ、でもPS5の抽選が落選したから、インドア派のオレとしては何もやることがないかも』

B. 『そうか残念だったね。私は再来週からオフなんだけど・・・』

A. 『XXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYYYY. 今回はいろいろと制限があるから難しいよね』

A. 『もし普通の世界だったらどうしてた?』

B. 『久々に中華街行ってグルメ三昧かな』

A. 『おおいいねえ!』

B. 『そういえば、昔中華街でTOEICオフ会やってたんだけど復活しないかな・・・。』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はHave you… でYes/No疑問文となっています。

■意味自体は、完了形で『もう・・・したの?』と尋ねています。

・Yes/Noで返答

・まだ決めていない他

となります。自分の事を決めたかどうかなので、わからない等の返答は今回は論理的に『ナシ』です。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は不正解です。所在場所を答えても問われていることには返答できていません。

・(B)も不正解です。そもそも休暇は自分で決めるべきことであり、それを旅行代理店業者が質問者にメールで回答する、ということ自体、ヘンですよね。

・(C)が正解です。まだ考えている、というのはNoを遠回しに答えています。自分の決めた、決めていないの返答としては正解の応答パターンとしてよく出ます。加えて覚えておくと英会話でもよく使える表現ですので、サラリと言えるように覚えておきましょう。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ44問目(15ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

9月の試験も確定した方がいらっしゃるようですね。しっかり頑張っていきましょう!

Have a great weekend!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210729

2021年6月より月-金は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ42問目(別冊15ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■冒頭2,3語で『Why was…?』=『WH疑問文』=『理由を問う』と捉えましょう。

・flight_toは”t”が弱い、もしくは脱落(省略)されます。

・(A)は仕事で、海外で入国審査を受けた際に使えるフレーズですので丸ごと覚えておきましょう。

・(C)She’s been →  受け身の進行形(be being)ではなく、完了形であることに注意して聞きましょう。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『オリンピック毎日すごいね』

B. 『日本チームはメダルラッシュだよね。』

A. 『とはいいつつ、大谷選手もしっかりチェックしてるよ』

B. 『ああ、昨日もホームラン打ったもんな』

A. 『ロッキーズが相手だったか、たしかコロラド州デンバーだったかな』

B. 『そうね。でも試合のちょっと前に飛行機が欠航になっていたから中止かな、と思っていたけど、無事に終わってよかったね。』

A. 『あ、そうだったんだ。XXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYYYY. 夏はいよいよ台風だからな。』

A. 『そうだよね。しかし毎日スポーツ観戦三昧で眠れないね。』

B. 『ホント、寝過ごすと結果出てるもんね。』

A. 『TOEICもそうならないかな』

B. 『そうね。果報は寝て待て、と言うし・・・イヤそれはアカンやろ!』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はWhy…?でWH疑問文となっています。

■意味自体は、『なぜ・・・なの?』と理由・目的を尋ねています。過去の事ですね。

・~だから Because

・~のため To

・その他 文

こういう返答例があります。

それに対する論理的な応答を考えていきます。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は不正解です。文という形ですが不正解。なぜかを考えましょう。

 『ここ』がまずどこかわかりませんが、話している2人の場所を指しています。次に、ここに来たから飛行機が欠航になった、という事実はスケールの大きさからして現実的にありえない、ということです。応答者が大富豪で、自分がここに来るからチャーター便をキャンセルした、ということであれば成立しますが、ちょっと客観性がないですね・・・。

・(B)が正解です。天候不良は、飛行が飛べない合理的な自由になります。

 it = the filght to Denverと置き換えるとわかりやすいでしょう。

・(C)も文のカタチですが、不正解です。まず、Sheという人物が質問では表れていません。加えて、誰かが言ったことがある、という経験が飛行機を欠航させるという理由は合理的にあり得ない設定です。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ43問目(15ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

それではオリンピックweekも頑張っていきましょう!

Have a nice day!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210728

2021年6月より月-金は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ41問目(別冊15ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■冒頭2,3語で『Are you…?』=『Yes/No疑問文』と捉えましょう。

・traveling_toは”g”が弱めに発音されます。

・(A)は受け身の進行形となっていることをしっかり捉えましょう。”being + -ed”

・traveling, travelの音トリックも押さえておきましょう。travel timeの意味も1度聞いてイメージできるようにしておくとよいですね。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『夏休みどうする?』

B. 『そうね、世間は自粛ムードだから家でPS5かしら。』

A. 『え、持ってんの?』

B. 『抽選で当たったのよ』

A. 『いいなー、オイラは結局予約した温泉旅行行くか迷ってる』

B. 『そうか、そういえば私は12月にお休み取って海外旅行行く計画立ててるの。ワクチンパスポートで行けるなら強行するわ。』

A. 『XXXXXXXXXX?次回のオリンピック観光?』

B. 『YYYYYYYYYY. 国立公園が最高らしいのよ』

A. 『それってこないだのPart-7で出なかったっけ?』

B. 『そうね。DPで。』

A. 『ツアーに含まれないもの、が問われていたな。』

B. 『そう。あと通貨がKshというのもポイントよ。』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はAre youでYes/No疑問文となっています。

■意味自体は、『~に旅行するの?』という意味です。

・be + ingで尋ねているので、既に旅行に向けて動いているの?という聞き方です。

それに対する論理的な応答を考えていきます。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は不正解です。特定の場所に行くかどうか、という質問で代理店の移転は関連がないですよね。ちなみにこの文は受け身の進行形になっています。つまり、この代理店は『何らかの理由により』移転せざるを得ない状況がそうではなくなったことを意味しています。このあたりの知識はこの問題を不正解として選ぶプロセスとしては関係ないですが、持っておくといずれ役に立つ知識です。

・(B)も不正解です。travel timeは移動時間を意味しますが、問われたことに返答できていません。

・(C)が正解です。Noと否定し、違い行き場所に行く、と返答しています。厳密に言うと、

No, (I’m traveling) to NN.という形が省略されています。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ42問目(15ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

それではオリンピックweekも頑張っていきましょう!

Have a nice day!

Tommy