最近妙に目にする単語を紹介します。
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この語は、和訳から覚えてはいけません。
派生語として覚えたほうが定着する(と思います)。
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argue 議論するという動詞があります。
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これに接尾辞の-ableをつけると形容詞になり、
arguable 議論の余地がある、
疑いの余地があると疑念がありそうな意味を持ります。
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これを副詞にしたのがarguablyです。
副詞だから、「議論余地があって」という意味になるんじゃないの?
と思った方もいるかもしれませんが、
副詞にすると、
(議論の余地があるかもしれないが)ほぼ間違いなく、という意味で、
文全体や形容詞、とりわけ最上級を修飾することが多いです。
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ロングマンで検索すると、
Say that there are good reasons why something might be true
つまり、そうかもしれないというふさわしい理由がある、
そういう時に使います。
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例えば、
HUMMER-san is arguably the most successful example among TOEIC learners.
こう使うと、
「HUMMERさんは間違いなくTOEIC学習者の中でもっとも成功した例です。」
という意味になります。
(疑う人がいるのか、というぐらいの輝かしい実績の持ち主なので異論あるヒトはいないと思いますが)
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そしてなぜこのような語を取り上げたかというと、
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大リーグで活躍する大谷翔平選手に使われることが多いんですね。
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どの現地紙の記事を見ても、
Shohei Ohtani, arguably one of Japan’s most promising athletes.
間違いなく、日本で一番有望なアスリートの1人
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Shohei Ohtani has become arguably the best all-around player in the majors
間違いなくメジャーリーグで一番のオールラウンド(万能)選手
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Ohtani, arguably the most hyped Japanese prospect in MLB history
メジャーリング史上、もっとも取りざたされている日本人の活躍
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と、いったようにたっくさんこの語が出てきます。
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ちなみに、TOEICでは副詞の品詞問題、語彙問題でこの語が出現し、どちらかというと文全体を修飾する際に使用するケースが多いです。とはいえ、最上級を修飾するような表現も自然なので出現するかもしれません。私の場合はまだ本番で出会えておりませんが。
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TOEICでは上級者向けの問題、として登場します。
Part-5,6,7のリーディングセクションに出ることがあります。
私の場合は見るといつもトキメくので、だいたい、「あ、今回ココにいたな」となります。
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しかし、今日も大谷選手ホームラン打つかなー、と思ったらしっかり打ってくれるんですよね。本当に素晴らしいです。
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私も負けじと頑張ります。
今日は金曜日ですね。平日頑張って疲れをいやして週末リフレッシュ、もしくは週末お仕事の方はもうひと踏ん張りしていきましょう。
それでは、
Have a nice weekend!
Tommy