「Part-2 でる600問」補足解説 20210811

2021年6月より月-金は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ51問目(別冊16ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■最初の3語で、依頼表現と判断します。

Can you make = 『~することができますか』が直訳ですが、『~してくれませんか?』という依頼に近い表現です。Can youなので少しカジュアルめに「~出来るかな?」というような同僚どうしの会話に近いです。make以降は、あ、おきまりのホテルで予約ね、とわかればだいぶTOEIC通です。

・(A)のwon’tは”want”と音が同じで混同するかもしれませんが、この場合は意味で捉えておく必要があります。またmake it inもサラと発音するのでmake_it, it_inのつながりを押さえておきましょう。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『こんな状況だけど出張に行かざるを得ないな』

B. 『そうだね、現場での特殊回路のテストだからね』

A. 『結局オレらしか出張対応者いないか』

B. 『そう。担当できるのオレらしかいないから。』

A. 『じゃあ、航空券はオレが取るか』

B. 『そうね、お願い。』

A. 『じゃあ、XXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYY? そのホテル知らないなあ』

A. 『すぐメールするよ。』

B. 『というか宿泊パックで取った方がいいような』

A. 『そうだな』

B. 『そうしようか、レンタカーもあるプランがよいな』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題は…, can youで依頼する形となっています。

■依頼+ホテル予約=ホテル予約をしてくれない?という意味ですね。

・Yes/Noで返答

・もしくはそれに近い返答

・返答する前に質問もしくは対象のホテルの情報(もう営業していない、など)

こんな感じの返答になります。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は不正解です。間に合っていけない、というのはどこに行けないのかわかりません。

 仮に予約をするという表現だとしても、どんな納期に間に合わないのか背景がわかりません。

・(B)が正解です。ホテルの連絡先を知っているか?=教えてくれれば対応する、という間接応答ですね。先方の情報を尋ねる形はYesの間接応答で出現頻度高いです。

・(C)は不正解です。質問の意図が製品の発売についてか、はわかりません。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ52問目(16ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

それでは、今週も頑張って学習していきましょう。

Have a nice day!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210810

2021年6月より月-金は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ50問目(別冊16ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■最初の3語で、WH疑問文:How疑問文と判断します。

How can we = 『どうやったらできる』➡手段が問われていると察知し、これ以降の表現が仮に聞き取れなくても、何らかの手段が正解だなという勘所を音で押さえておきましょう。How can we自体、慣用表現に近く、ネイティブによっては早い言い回しでサラっということもありますので、しっかり聞き取れるようにして下さい。

・(A)のcomplicatedと質問のcommunicateの音の違いを聞き取れるようにしましょう。

・(B)のInternet serviceは、北米の発音では、serviceの前のtが脱落するように聞こえます。

・(C)のextension numberはリスニングでよく出る表現ですので初見の場合は押さえておきましょう。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『いやあ、オリンピック楽しかったね』

B. 『今回はいろいろ新しい試みが出来たよね』

A. 『そうね、こうやってヴャーチャルながらリアルな交流が出来たもんね』

B. 『確かに。北海道と鹿児島にいながらリモートでつないでオリンピック観戦とはなかなかないもんね。』

A. 『これから仕事もはかどるね』

B. 『このあとも連絡を取り合いたいね』

A. 『XXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYY. パソコンもいいけど気軽にかけてよ』

A. 『あ、オレら同僚の設定?』

B. 『そうしないと都合が悪いようで』

A. 『確かにな』

B. 『このチャットの流れでmost likely問題作れそうだな』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題は…, How can weでお互いの手段について尋ねるWH疑問文の形となっています。

■手段かつその後が”communicate with each other”ですから、

・互いの連絡を取り合う方法を返答

・もしくは相手はそれが出来るかできないかわからないため、疑問文で提案

・丸腰で何がいいか逆に聞く、もしくはノーアイデアと正直に言う

こんな感じの返答になります。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は不正解です。WH疑問文にYesは格好のヒッカケです。そもそもtheyが何を指すかわかりません。問われたことに直接も間接も返答していませんね。

・(B)も不正解です。インターネットという手段を返答しているかに思いきや、インターネットサービスが遅い、という感想を述べています。この遅いことがコミュニケーションを取る障害になりえるかの因果関係が現時点ではわかりません。

・(C)が正解です。内線電話に電話する、という連絡手段の返答を命令形でしていますので、問われていることに適切に応答している返答になります。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ51問目(16ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

それでは、今週も頑張って学習していきましょう。

Have a nice day!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210809

2021年6月より月-金は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ49問目(別冊16ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■最初の2語で、Yes/No疑問文と判断します。

Are you~ですから、比較的英語を覚え始めたときに出てくる表現ですね。こういう部分は素早く聴いて意味が取れるようにしておきましょう。

・coming_toのつながりは意識して聞きましょう。

・(A)はYes/NOの返答ですね

・(B)のGra..と質問のgra…に釣られないように注意しましょう。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『おい、どうする?』

B. 『何?』

A. 『あのコロナでできなかった卒業式、8月末にやりますよって案内きたぞ』

B. 『あー、オレんとこも来た』

A. 『どうしようか?』

B. 『どうするも何もコロナだしなあ?』

A. 『XXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYY. どうやらオンラインでも参加可能らしいぞ』

A. 『そうか、オンラインなら出てもいいかも』

B. 『集まることがまだまだ怖いよな』

A. 『確かにな』

B. 『というか、うちら今もZOOMだけど、1年以上会っていないな・・・』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題は…, Are youで相手の事を尋ねるYes/NO疑問文の形となっています。

■Yes/NOをを尋ねていますから、

・直接いずれかを返答するパターン

・わからない(まだ決めていない)と答えるパターン

・その他間接応答

こうなるはずです。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は正解です。とても自然で素直な正解です。Are you ➡Yes, I amは呼応する主語、be動詞ともに合致しますよね。(coming to the graduation.)が返答以下に省略されていることも押さえておきましょう。

・(B)は不正解です。場所を答えていますよね。音トラップのみに注意です。

・(C)も不正解です。この表現の直前にYesがあれば実は正解です。『はい、いきます。明日の午後に』というように文意に合致します。今回は問われているYes/Noに答えられていないところが不正解の理由となります。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ50問目(16ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

それでは、今週も頑張って学習していきましょう。

Happy Monday

Tommy

【お知らせ】イベント案内

昨日書籍案内をしましたが、それにかかわるイベントのご案内です。

9/25と10/16に新刊を使ったオンライン模試会イベントを行います。

参加は無料です。ただし、ネット環境と書籍のご用意が必要となります。

※既に申し込みを開始しております。

9/21(火)刊行「TOEIC L&R テスト 壁越え模試」シリーズ2点予約開始、「濱崎潤之輔先生&大里秀介先生 TOEIC L&Rテスト オンライン模試会」、9/25(土)・10/16(土)開催!|株式会社旺文社のプレスリリース (prtimes.jp)

本来であれば、書店イベントを行いたいのですが、

なかなか叶うことが出来ない中で、何とか皆さんと相互に交流できないか、と旺文社さん、濱崎さんと考え、オンラインイベントかつみなさんのお役に立てること、ということで開催することになりました。

このイベントの打診を受けたときに、私と濱崎さんは互いに0.5秒以内に、『やります』『否定する理由は間違いなくありません』と即答しました。

それくらいみなさんとも交流したいですし、新刊を通じて少しでもレベルアップ、参考となるイベントを提供したい、という気持ちがあります。そういう気持ちを持ちながら本を作りこんできたこともありますし・・・。

ですので、出来れば、というより『何が何でも参加してほしい』イベントにしたいと思っています。スコアが伸び悩んでいたり、これから、もしくはまたやり直して、という方に何か感じ取ってもらうセミナーにしたいと思っています。

お席に限りがあるとも聞いていますので、是非お早めにご検討ください!

みなさまとお会いできることを楽しみにしています。

Tommy

【お知らせ】新刊発売

来月になりますが、新刊を出すことになりました。

濱崎潤之輔さんとタッグを組み、また現在コンテンツ作りこみ最強軍団ともいえるメディアビーコンさんとも協力し、とてもよいクオリティの問題を1,000問作りました。

(リーディング、リスニング5セット分の模試形式です。2冊に分かれています。)

9/21(火)刊行「TOEIC L&R テスト 壁越え模試」シリーズ2点予約開始、「濱崎潤之輔先生&大里秀介先生 TOEIC L&Rテスト オンライン模試会」、9/25(土)・10/16(土)開催!|株式会社旺文社のプレスリリース (prtimes.jp)

前書きにも書いていますが、私と濱崎さんは今から12年ほど前(もう10年以上経過するのか!)に、毎週居酒屋に通ってあれやこれや激論していた際に、

『我々が気づいたり、話していることは結構スゴイこと言い合っていますよね』

『そうですね、いつか本にしたいですね。模試とか』

『ま、とりあえずお互い990点取りましょうか。』

そう言いあっていたことが10年以上経過して実現しました。

それくらい我々もうれしいですし、その10年、いやそれより前の事も含めてガッツリ構想を練って、考えやテクニックも含めて解説に込めました。

この本は模試本ですので、そのまま解いてもいいですが、そこで行き詰った場合、昨年出版した『壁越えシリーズ』に戻ってもよいようにしてあります。ですので、

ハウツーや弱点克服、強み強化をしたい ➡ 壁越え各パートシリーズ

模試形式の実践、とにかく問題を解きたい ➡ 壁越え模試

こう使い分けるとよいでしょう。

また追って発売前に、いろいろと制作秘話を言える範囲で披露してまいります。

よろしくお願いします!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210806

2021年6月より月-金は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ48問目(別冊15ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■最初の2語で、Yes/No疑問文と判断します。

Will you~であれば、依頼(~してくれない?)ですが、youではなくモノが主語になっていますので、主語は~するのだろうか?的な意味と捉えてください。

・fit_intoはこれで一語の音として聞こえたかもしれませんが、音として慣れるようにしましょう。口語表現としてはよく出てくる表現です。

・(A)ropeはenvelopeとの音の聞き分けが必要です。

・(B)fittingとfit intoの音のトラップにも注意です。

・(C)は”Let me see”はほぼつながっており、その直後see if itもつながっているので流れるように聞こえると思います。(C)はどの部分を切り取ってもPart-2によく出てきますので倍速を遅くしても音として捕まえられるようにしておきましょう。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『そういえば、先方に請求書送った?』

B. 『あ、ヤバイ忘れてた』

A. 『あの得意先は電子媒体ではダメって言われているからね?』

B. 『ハンコ文化かー』

A. 『そう、ただまだ日本全体にハンコ文化はあるからね』

B. 『まあね、封筒に入れて送るとするか。』

A. 『XXXXXXXXXX?あそこの社長、ジャケットの内ポケットに入るサイズじゃないと文句言ってくるんだよね。』

B. 『YYYYYYYY. それは知らなかった』

A. 『その細やかなサービスがウチの売りだからね』

B. 『フレンドリーサービス、ウチの会社方針ね』

A. 『Part-7の言い換え問題で出そうだな』

B. 『ウチらはいつからTOEICを意識して会話していたんだ?』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題は…, Will XXでYes/NO疑問文の形となっています。

■Yes/NOをを尋ねていますから、

・直接いずれかを返答するパターン

・わからないと答えるパターン

・その他間接応答

こうなるはずです。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は不正解です。自分のポケットサイズについて尋ねられている方が、質問者にロープを使え、というのは文意に合いません。明らかに音トラップですね。

・(B)も不正解です。場所を答えていて、Yes/NOに関する部分は間接的にも返答していません。

・(C)が正解です。これは、『そうなるか確認させて』ということで、Yes/NOかわからないけど、確認したらそれがわかる、という前向きな返答ですね。it does= this envelope fits into my inside pocket. の略ですね。Part-2の返答はこのように質問で出てきた形を省略して短く返答するパターンがあるので、意味を考える必要があります。このあたりはトレーニングを積んでいきましょう。ただ、今回は(A)(B)が明らかに違うので、ロジカル力を使えば消去法でも解けましたね。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ49問目(16ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

それでは、来週も頑張って学習していきましょう。

Have a great weekend!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210804

2021年6月より月-金は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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^

^

本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ46問目(別冊15ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■文全体を聞いて、付加疑問文だな、と気づきましょう。最後の2語でわかります。

・とはいえ、最初の1語がYou’ve= You haveとわからないと、haven’t you?とのつながりがわからないかもしれませんね。どうしてもここが聞こえなければoperated-haven’t you?というところで、haveが短縮されていたのかな、と思うようにしましょう。

※もちろん、復習で聞こえるようにしておくことにこしたことはありません。

・(B)のoperatorsと質問のoperatedは音を要チェックです。

・(C)の”in about two”は、音のつながりと脱落に気を付けて聞きましょう。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『さて、先日到着した机を組み立てようか』

B. 『え、まだ組み立てていなかったの?』

A. 『2人で組み立てなさい、って取扱説明書に書いてあったから』

B. 『とはいえ、1週間以上も放置することないじゃん!』

A. 『暑いと何事も忘れやすくて・・・』

B. 『いいからさっさとやろう。』

A. 『ところで、微妙なところで特殊工具使うんだね。あれ、XXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYY.前職ではよく使ってたな』

A. 『お願いしますよ。』

B. 『やり方教えるからあなたも覚えてね。』

A. 『了解。でも忘れやすいかも』

B. 『というか、これアナタが注文したやつでしょ!』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題は…, haven’t you? で付加疑問文の形となっています。

■付加疑問文の場合、Yes/No疑問文と判断すればよいです。すなわち、冒頭がHave you…?となるイメージです。音でキャッチして意味をこう捉えておくとよいでしょう。

以上から

・Yes/Noで返答 ➡ 正解の可能性あり(Yes/Noを省略する可能性あり)

・ロジカル的に適当な内容 ➡ 正解

・音トラップ、文意に合わない ➡ 不正解(音トラップで必ずしも不正解ではありません)

となります。

選択肢を見ていきましょう。

 ^

・(A)が正解です。I haveは、持っているではなく、質問を受け、現在完了の助動詞のhaveです。(Yes,) I have (operated this power tool before.) が省略されていると考えましょう。

・(B)は不正解です。オペレーターが知っていることと、自分がかつて使っていたことは関連がありません。応答者がオペレーターであることもわかりません。

・(C)も不正解です。powerという同じ音を使っていますが、電源復旧と意味の異なる返答で、質問の意図の返答からは程遠い回答内容です。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ47問目(15ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

それでは、8月も頑張って学習していきましょう。

Have a nice day!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210803

2021年6月より月-金は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ45問目(別冊15ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■文全体を聞いて、『これは疑問文ではなく、陳述(意見、報告、つぶやき)だな』と感じましょう。WHでもないし、Yes/Noでもないです。

・とはいえ、It’sで始まる場合は、形容詞が来ることが多いですので、つぶやきに近いですね。実際は、省略された”isn’t it?”と相手に同意と求めるような間接Yes/Noのような形にもなっています。

・(A)Same asは、決まり文句なのでこの2語でセットの音をイメージしてください。

・(B)のbroughtはbringの過去形です。過去形はbought(buyの過去形)等、音を聞いて一瞬で気づかないケースも初心者には見られますので、音で意味をとれない場合は復習しましょう。

・(C)coldとoldの音トリックは見抜いておきましょう。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『まだまだ暑い日が続きますね』

B. 『そうですね。暑いというより酷暑という表現が近くなってきますね』

A. 『とはいえ、オフィスでは冷房問題が勃発しますよね』

B. 『おっしゃるとおり。冷房設定で暑い、寒い問題がある、ということですね。』

A. 『その通りです。』

B. 『人によって、設定16℃にしたり、28度にしたりまちまちですもんね』

A. 『ところで、オフィスなんですが、XXXXXXXXXX』

B. 『そうなんですよ。YYYYYYYYYY. 新しい部長さんは18℃をデフォルトにしているので』

A. 『なんでだろうね』

B. 『オリンピックや甲子園を見てると自然と暑くなるようですよ』

A. 『それは家でやってほしいですね』

B. 『というかそもそも在宅勤務にしてくれれば・・・』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はIt is… で通常の文、陳述の形となっています。

■It’s getting colderと形容詞に焦点が当たっていますので、これを発言した人の感想となっています。感想=こう思うんですよね、こうなんですよね。と付加疑問的な要素もあります。

以上から

・Yes/Noで返答 ➡ 正解の可能性あり

・ロジカル的に適当な内容 ➡ 正解

・音トラップ、文意に合わない ➡ 不正解(音トラップで必ずしも不正解ではありません)

となります。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は不正解です。sameと同じようなことを述べているような感じもしますが、yoursがあなたのものと一緒、という『あなたのもの』が何か冒頭で出てこないので、文意に合いません。

・(B)が正解です。最近寒い➡だからセーターを持ってきた、は寒さをしのぐ手段を講じている、つまり、あなたの言うことに間接的に賛同しているよ、ということです。

・(C)も不正解です。coldとoldを音トリックにして、比較級を使って、なんとなく正解っぽいような選択肢に仕上がっています。ただ、そもそも新しい、古いで論じているわけではありません。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ46問目(15ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

それでは、8月も頑張って学習していきましょう。

Have a nice day!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210802

2021年6月より月-金は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ44問目(別冊15ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■冒頭2,3語で『Where is …』=『WH疑問文』と捉えましょう。

・この疑問文は、若干長めですね。ですので、以下のように切って音と意味をとらえるとよいでしょう。

Where…construct/ their …. building/ in …Africa?

・キモとなる音、特に Where / company / construct / buildingの4語は必ず押さえておきましょう。

・(B)のbillは、典型的な音ヒッカケで、日本人が『ビル』と言えば、というところのトラップですので、この語は瞬間的に『あ、ヒッカケだな』と思えるようにしておきましょう。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『今日からまた拡大した緊急事態宣言か』

B. 『もう緊急ではないですよね』

A. 『そうね。廻りも慣れてきた感があるよね』

B. 『おかげで、都内に建設する予定のビルがテナントが入らず延期が相次いでいます。』

A. 『でも海外では堅調なんだろ。』

B. 『そうですね。新興国では特に材料費の関係で今のうちに建てておこうという動きがあります。』

A. 『XXXXXXXXXX?あの競合はアフリカに進出していたよな』

B. 『ええと、YYYYYYYYYY. あ、ありました。これです。』

A. 『ケープタウンか・・・。積極的だな』

B. 『ウチも海外進出しないといけないですよね』

A. 『とはいえ、ワクチンパスポートないとダメなんじゃなかったっけ?』

B. 『そうなんですよ。30、40代はいつになったらワクチン打てるのか・・・。』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はWhere is… でWH疑問文となっています。

■意味自体は、場所を問う問題で『どこに建設するのか?』と尋ねています。

・Yes/Noで返答 ➡ まず間違い

・まだ決めていない他 ➡ 正解

・直接場所を答える ➡ 正解

・何かを見れば、調べればわかると誘導 ➡ 正解

となります。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)が正解です。情報として『今日の新聞』へ誘導していますね。

・(B)は不正解です。billという音ヒッカケで、『法案もしくは請求書が処理されている段階』というのは、場所を示していないですよね。

・(C)も不正解です。”before”➡時系列的に時(when)を問う問題の応答ですね。ただ、質問が長いので、あれ?これwhereだっけ、whenだっけ?と思ってしまうとヒッカケになります。というのも、この長い質問の最後はin…Africaと、場所で終わっていますよね。ですので、初速を聞き逃すと、この最後の前置詞句を聞いて、『あれ?Whenだったかな?』と思わせる魔力があります。自分の聞こえた音を信じましょう。『南アフリカのどこか?』が問われているポイントです。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ45問目(15ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

それでは、8月も頑張って学習していきましょう。

Happy Monday and take care!

Tommy

雑感:アクレディテーション

オリンピックが盛況な一方、新型コロナウィルスの新規感染者も増えつつあり、いろいろ混とんとしているなあ、と思いながらこの土日は結局机に向かっていろいろ作業をしておりました。結局、予定通り進みましたが、ちょいちょいオリンピックを見ながらの対応だったので、先週と比べてはかどりはイマイチでした。

さて、ニュースで気になったのは、オリンピックのある代表選手が許可なく外出した、としてアクレディテーションをはく奪される、というケースが出たことです。

ところで、アクレディテーションってなんだ?と思う方もいるかもしれないな、と思いちょっと気になりました。

『そんなの知っているわい!』という方はちょっと都合が悪いので、オリンピック観戦でもしていてほしいのですが、

辞書等を検索するとこんな意味で出てきます。

accreditation: (教育機関等の)認証評価、適格性認定

ん、ますます意味が分からんぞ、というかもしれませんが、

要は、この人は、あるイベントや組織に参加して物事を行う時にその力量・態度をOKと判断されるため、その範囲内の権利を得る、ということになるかと思います。

実はこういう場合は、英英辞典を引くとわかりやすい場合もあります。

ロングマンを検索すると、

accreditation: having official approval to do something, especially because of having reached an acceptable standard.

ある許容水準に達していることが理由で、公式許可を得る、ということですね。

オリンピックでいうと、いわゆる公式タイム等協議における一定水準レベルに達した人が競技参加OKということですね。

それがはく奪された、ということはオリンピックに参加することは出来ない、それに伴う権利も行使できない、ということになるかと思います。おそらく詳細はルールブックにあるかと思います。

こういう時事単語はひょっとしたら公開テストに出るかもしれません。

というのも、作問する方もオリンピックをおそらく見ている、と推測するからです。

今からさかのぼること15年前に受験した際には、ナカムラ、タカハラという日本人が登場しました。この時は2006年のサッカードイツW杯の代表選手がまさか登場人物で出てくるとは、とびっくりしました(実際の話題はサッカーではありませんでしたが)。

こうやってふと気づいて辞書を引くと、なるほどな、と思うようになりますし、何よりも視聴している内容を深く知ることが出来るので実践的な英語学習としても効果的ですし、記憶に定着しやすくなりますのでオススメです。是非トライしてみてください。

それでは明日からの平日もまたがんばりましょう!

Enjoy the rest of your weekend!

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Tommy