買い物中に感じた応答に対する考察

GWも残すところあと1日となりましたね。

東京都では緊急事態宣言も出ておりますし、

地方でもそれなりに警戒レベルが高い状況が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?

今日は、生活必需品の買い出しに行っていました。

それなりに距離を取っていますが、お客さんと店員さんの会話が聞こえてきます。

『すみません、柔軟剤はどこにありますか?』

『あ、ちょっと移しちゃったんですよねー』

『このクーポン券使えますか?』

『先にカード見せてもらってもよいですか?』

『レジ袋はどうしますか?』

『このままで』

『セルフレジがうまく使えない』

『このボタン(呼び出し)を押してみたら?』

『銘柄は何になさいますか?』

『えっと、あの緑の・・・18番のやつ!』

『そのコロッケみたいなのもらえる?』

『これはメンチカツですがよろしいでしょうか?』

『明日晴れるかな?』

『え?明日外出るの?』

自分で会話しない、と決め込んでいた分、他の方の声はよく聞こえるようです。

そのぶん、Part-2の応答問題のような会話をたくさん聞きました。

なるほど、これで会話が成立するなら、今度の新作Part-2に入れ込もうかな、いやなんだか、日本語ネイティブのような表現は英語にして成立するのか?そもそも間接応答が多そうな・・・。

そうなんです。会話って間接応答が意外と多いんですよね。

3年前に「出る600」というPart-2本を出版しました。

出来るだけの今のレベル感に合わせるべく、あらゆるタイプの問題を詰め込んだ一方で、

間接応答も出来るだけ入れました。

Part-2の場合は、聞きたいことにストレートに答えているものは比較的選びやすいですが、

聴きたいことにストレートに答えない場合、自分のストック、つまり聞きなれた応答の中からある程度『これらしい』というものを選びます。

そのストックがない場合、ロジカルに考えて合っているか、他の選択肢の間違いや矛盾を探して消去するしかない、という戦略をとる必要があります。

今回の日常にある会話の意図を考えるなど、こういうやりとりの経緯を考えるだけでも、間接応答に強くなりそうな感じがしました。そう思うと、日常のいろいろなシーンでも、応答問題に正しく反応する力は鍛えられそうですね。

確かに、最近はplastic bagが有料になったので、「このままで」はよく使う気がします。

本日得た知見は(ボツになるかもしれませんが)次回作に少し盛り込もうと思います。

それでは。

Tommy