「Part-2 でる600問」補足解説 20210706

2021年6月より平日は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ25問目(別冊13ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

 ■冒頭1語で『Could you tell me→依頼、教えて!』を瞬時に聞き分けられるようにしましょう。

 ■より厳密に言うと、

 ・最初の2語 → 依頼 → Please

 ・次の2語 → 教えてほしい

 ・その次の4語 → 行き方

 それぞれの語を聞こえてきたときにこのように変換できればよいです。

 ・get _to、it’s_still 等、子音の重なりによる音の脱落、もしくは弱く発音される個所にも注目です。

・airの音トラップにも注目しておきましょう。。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『さて、荷物片づけたし、どこか行こうよ。』

B. 『え、でもコロナ禍だし・・・。』

A. 『いいんダヨ、密じゃなければ。』

B. 『そうか、じゃあ〇〇市のフリマ行くか。』

A. 『フリマはもろ密じゃん!』

B. 『いや、品物はあるんだけど、会話はzoomでやるんだって。登録制だから安心だよ。』

A. 『そう、よくわかんないけど。じゃあそこ行こうか。XXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYYYY. そこそこかかるよ』

A. 『いいよ、昨日洗車したばかりだから、ピカピカだぜ』

B. 『Tanyaは待たなくてもいいのかい?』

A. 『オンラインチャットで会話した。』

B. 『Part7とPart3が共存しとるな』

A. 『そう、そしてこのブログ記事はPart2。』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はCould you で始まっており依頼文

 厳密に分解すると、

 Could you 依頼

 tell me 教えて、という命令形

 how to get to ある場所に付く方法

 こうなります。

 この合計8語は、ある場所へ着くための方法を訪ねています。

 TOEICの場合、Could you tell me how to → Whereと1語に変換すると便利です。

 厳密には違いますが、高速かつロジカルに処理するには置き換えたほうが脳内では処理しやすくなります。

・(A)は、なぜドアを閉めるか判然としません。秘密案件ならその文脈がないとヘンです。

・(B)が正解。間接応答ですが、車があることを聴くことで、ここから少し遠く車が必要なほどのアクセスであることを示唆しています。

・(C)は音遊びです。airつながりです。ただ、この表現まるごと覚えておけば、『それはまだ空気中にある=決まっていない』という慣用表現となり、会話でも使えるでしょう。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

今回のような置き換え処理、場合によっては、聞く必要のない箇所等も問題を解き、接しながらイメージをつかめるようにしておきましょう。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.明日の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ26問目(13ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今日も頑張っていきましょう!

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

それでは、火曜日もがんばっていきましょう。

特に週末公開テストの方はさらにひと踏ん張りです!

Keep going!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210705

2021年6月より平日は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ24問目(別冊12ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

 ■冒頭1語で『WH→場所!』を瞬時に聞き分けられるようにしましょう。

※最近、WhereとWhenを聞き分けられなくなった、という声を耳にします。高得点者の方に多いです。聞き分けは、集中しないと誰にでも起きてしまいますので、このあたりしっかり聴いてください。

・Where should ….. be placed?はお決まりなので、対象の名詞以外はひとカタマリで覚えてもいいかもしれませんね。

・these cardboard boxesは、ちょっと聞き取りづらいかもしれません。ここだけ1倍速以下でゆっくり聞いて慣らしていってもいいかと思います。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『ねえねえ、洗車も終わったしドライブ行こうよ。』

B. 『え、でもコロナ禍だし・・・。』

A. 『いいんダヨ、クルマでなければ密じゃないし。』

B. 『そうか、なんか忘れてたな。』

C. 『ピンポーン!宅急便DEATH!』

B. 『はーい!(てかなんで配送員がピンポン直接言うんだよ)、ゲゲ、夏休みにやる50冊分の模試が来ちゃったよ。』

A. 『ハンパないな。重いし。置くの手伝うよ。XXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYYYY. 彼女の分が48冊分あるから。』

A. 『・・・ていうかTanyaが頼むべきなのでは?』

B. 『アタシにポイント付くからいいのよ。』

A. 『ポイ活かい!』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はWhere should….be placedで置き場所を訪ねています。

 この問題のポイントは、返答です。

 場所を返答する応答ではないので、あれ、(A)ちがう、(B)ちがう、(C)もちがう!となった方もいるのではないでしょうか?今回はロジカルチェックが判断を分けます。

・(A)は、形を返答しているので違いますね。・・・shapedは、いろいろ使いやすい言い回しですので、押さえておくとよいです。

・(B)は『座って』と言っていますが、そもそも座ることと質問との関連性がなさすぎます。

・(C)が正解ですが、これはTanyaが来るまで待つ、つまり『私はどこにおいてよいかわからない』(もしくは決定権が私にない)→『Tanyaに聞いて決めよう』ということで、第3者に尋ねる系の間接応答です。よくあるパターンですね。ただ、Let’s…だと場所を待ち構えていた我々からすると、え?なんか違う、となるわけですが、それが作問者の意図です。

この問題は、AとBが違う。じゃあCじゃん!と聞かなくても解けます。ただ、最近は、ABCどれも違うぞ、あー、AB聞き逃しているか、やべー!とパニックに陥れる心理的な不安感をあおる問題もあります。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.明日の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ25問目(12ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今日も頑張っていきましょう!

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

それでは、今週もがんばりましょう!

特に週末公開テストの方はさらにひと踏ん張りしていきましょう!

Keep going!

Tommy

雑感:学習補助

今日は歯医者に午前中行っていました。いろいろな発見がありました。

こちらについては、いろいろと感じたことを書きたいので改めます。

さて、7月に入ったわけですが、おかげさまで、6月1か月の平日はPart-2の解説補足を毎日書くことが出来ました。これも、毎日、もしくは途中からご覧いただいている皆さんのおかげです。日々のコメントや、気づきをつぶやいていただくなど、いろいろと励みになっています。ありがとうございます。

1日1題、毎日やると20題、1セットに少し及びません。

ただ、今週でちょうど25問、1セットになったでしょうか。

1セットを一気にやることでの、集中力とか実践力を養うという視点も大事ですが、

1問1問取り上げていることでの、重要性は、1問に対して、丁寧に接することと、

その1問に対する、思い入れ、と言いますか、こうやって解く、を頭の中にいれておけば、

ある類似問題に接したときに、あ、これはああいう時のこういう問題だな、と

(瞬間的にではありますが)ふりかえることが出来るかもしれません。

イメージは、論理的な思考というよりも、古いアルバムをめくった時に、

『あ、そうそう、この海いったよね、あそこでスイカ割して、みんなで楽しんだよね』

的な、言葉よりもその時の残像が頭に残っている、そんな感じを作り出す。

それが1問に丁寧に接するということです。

特に問題の作り手は、その問題を作成した背景を1問すべてに見せることは解説含めてできません。

ただ、その問題をどのように復習するか、それによって、自分のアルバムにどのように書き込まれるかで、学習した『深さ』が刻み込まれます。

答え合わせだけでは、表面だけ、

音読したり、シーンに応じてこう使ってみよう、文脈をロジカルに考えてみよう、など、それに肉付けすることで、アルバムが濃く、深くなります。

平日に1問取り扱っている内容はそれをアシストしていると思ってください。

週末はそのやったことを見返すことで、更に深く学習を、また反復することで脳内にある情報を引き出しやすくしてください。

学習の仕方は、最終的にユーザーである皆さんに任されている部分もあるかと思います。

少しでもお役に立つようなコンテンツをこれからも提供していきたいと思います。

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210702

2021年6月より平日は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ23問目(別冊12ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

 ■冒頭2語で『申し出ている、提案している』、と第一考(≒ファーストインプレッション)で察しましょう。Shall we~なら、勧誘、提案ですが、今回は1人称ですので、そのあたりも初速で気づけるようにしておきましょう。

・選択肢(A)でaddressと同じ語が来ています。このあたりは、ロジカルのところで触れます。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『そういえば、荷物来てたよ。』

B. 『あ、ホント?ありがとう。んで、どこ?』

A. 『ゴメン、実際来ていたのは不在連絡票。』

B. 『あ、そうか。ん、あ、これ急いでいるやつだな。』

A. 『取りに行ったら?』

B. 『えっと・・・。ノラネコムサシ便か。これここから近いところだっけ?』

A. 『いや、新しい支店かも。確か徒歩で行けるよ。XXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYYYY. スマホの時代にこういうアナログ的なノリっていいね。』

A. 『ごめん、ペーパーレスにしたばかりだから、メモ紙がないわ』

B. 『Lineで送ってくれてもいいよ。』

A. 『いや口頭で言うわ。駅前のいつもいくコンビニの隣。』

B.『あ、それならわかるわ。ついでに何か買ってくる?』

A. 『メモ紙!』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はShall I?で提案、申し出ています。

 この問題のポイントは、”address”です。

 この語は通常、『住所』で使うことがほとんどですが、

 TOEICの場合は、動詞で『~に対処する』『~を(~に)話す』という意味もありますし、

 opening addressといったように、speechと同じ意味を持つ名詞にもなります。

 ようするに多義語でいろいろな意味を持つので、トラップに引っかからないようにしましょう。

・(A)は、まさしくそのトラップです。『問題に対処する』という意味で、結果的には音のトラップです。

・(B)はこれが正解。『いいね!』と提案に同意し、書き出すよ、とwillを使って、それに応じた申し出をしています。

・(C)はちょっと意味が違います。お客さんに話すときに気を付ける、とaddressを『話す』という文脈で使用した場合に少し惑わせるような意味合いがあります。

addressという語は、初心者は『住所』で意味を覚えますが、それ以降は、多義語を覚える分、こういうところで出現すると、初心者よりも上級者が『どの意味かな?』と考えさせるような問題となっています。TOEICでは、あまり難しい語彙を使われない分、このように多義語を使って、どのシーン、その文脈でどういう意味を用いているか、というのはよく問われるテスティングポイントですので、1問1問をしっかりとらえ、丁寧に解くようにしましょう。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.明日の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ24問目(12ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今日も頑張っていきましょう!

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

早いものでもう週末ですね。

それでは、Have a great weekend!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210701

2021年6月より平日は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ22問目(別冊12ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

 ■冒頭で『Will you→依頼』、と第一考(≒ファーストインプレッション)で察しましょう。

 ■最後の3語で選択疑問文を確定させています。『あなたか私やる?』を感じ取ってください。

・turn_off, lights_or, should_Iの音のつながりを大事に

・off the officeの音感覚も大事に。out of the office(職場を外出して)の音の一部です。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『あー、もう帰んないと』

B. 『でもやっと資料できましたね。』

A. 『あなたのチャート作成よかったよ。』

B. 『はい、あのパイチャート、先日の公開テストに乗っていて、それで使ってみようとおもったんですよ。』

A. 『Part4の92-94のあれね。いい起点だったわ。』

B. 『あれ?そういえば、オフィスの電気消してきましたっけ?』

A. 『ゲゲゲ・・・。あれな最後の帰宅者がやるルールよね。XXXXXXXXXorX?』

B. 『やってもいいんですけどね。YYYYYYYYYY.』

A. 『あ、そうだったわね。明日チクチク言われるけど、もう戻れないわね。』

B. 『センパイ、相模大野ですよね?』

A. 『そうなの。もう小田急ユーザー5年になるわ。』

B.『そうなんですねー、よく『もんじぇ祭り』私も行っていました。』

A. 『ローカルネタ杉!』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はWill you…or should I?で依頼しつつ、

 それか質問者が自分でやるか尋ねています。

・選択疑問文は5つほど解答パターンがあります。詳しくは本書280ページをご覧ください。

※5つは、解釈により、集約したり、広げたりして増えたり減ったりすることもあります。

・今回は、④のパターンですね。

 『それは、他の人の仕事だよ』、つまりどちらでもない、と応答しているということです。

・(A)は、一見、どちらもという③パターンに見えて、実際は、go backという動作を促しているだけで、turn offにフォーカスが当たっていません。ですので、惜しいですが不正解です。

・(B)は選択となっていませんので、一見『いずれか』のパターンに見えますが、違う指示をしています。hereもここがどこかわかりません。

・(C)はこのパターンが正解になることがよくありますので、that’s …のフレーズは、覚えておくと、秒で正解できるパターンとなります。是非ストックしておきたいです。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.明日の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ23問目(12ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今日も頑張っていきましょう!

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

それでは、Have a nice day!

Cheers,

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210630

6月の平日は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ21問目(別冊12ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

 ■冒頭で『WH→Who』、と察しましょう。

 ■Whoの場合、

・誰:主格(誰が)、目的格(誰に、誰を)

だいたい、これが問われます。今回は、be going toがありますから前者が問われます。

 Who’s going toは、ゴーイン トゥと、”g”が、弱めに発音され、聞こえません。

 通常の英会話だと、going to→gonna(ゴナ、ガナ)になることもありますが、TOEICでは、あまりそのように発音することは多くありません。

(C)は、Could_I と、子音と母音がつながった音に聞こえます。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『昨日のCのプレゼン、あれはちょっとヤバかったな』

B. 『一発ギャクとか普通いれないですからね』

A. 『アイツ、M-1グランプリ出たみたいよ』

B. 『はい、知ってます。でも彼は正統派漫才だから一発芸ではないのでは』

A. 『それはR-1だからな』

B. 『でもあれで最終的に注文とれるなんてすごいですね。』

A. 『そうだな・・・。ところでXXXXXXXXXX?』

B. 『実は、やるはずのDが飛んじゃって・・・。YYYYYYYYYY?

   資料たしか出来ていますよね。』

A. 『そうだな、でもオレも一発芸考えないとな。』

B. 『筋肉ルーレットはどうスカね?』

A. 『脱ぐのは好き嫌いでるからな』

B.『じゃあ、ゲッツ!とかですかね?誰でしたっけ、それ?』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はWho’s going to…?で誰がやるか、求めています。

・通常は、人がっまっさきに来ます。もしくは、話している2人どちらかですね。

・(A)は、私と言っていますが、プレゼンではなく、プレゼントのこと、加えて、showと見せる、と違う文意で言っています。この選択肢を違うな、と思うには、すべて聞き取らないといけないので、少し難しい取捨選択です。

・(B)は誰かが、何かを企画、やることが既に決まっていて(パーティー等)、そこに、私も混ぜて(数に入れて)ほしい、という時に使う表現なので、やる主要人物が決まっていない以上、これも文意に合いません。

・(C)は疑問返ししているので、一見違うように聞こえますが、『あなたにお願いしていい?』と、『まだ誰なのか決まっていない』ことと、『その背景・文脈の中でそのWhoはアナタになる可能性がある』ことを伝えています。ですので、間接応答として正解になる、ということです。このdo it=give the presentationになります。

以上、どちらかというとロジカルで判定して解く必要のある。少し難しめの問題でした。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.明日の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ22問目(12ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今日も頑張っていきましょう!

今日で6月も終わり、今年の半分が終わります。

7月もPart2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

それでは、Have a nice day!

Cheers,

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210629

6月の平日は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ19問目(別冊12ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

 ■冒頭の2,3語で『WH→How』、と察しましょう。

 ■Howの場合、

・手段:どうやって

・感想:どうなのか、どうだったのか?

だいたい、これが問われます。特に、最後にgoがついていた場合は後者が問われます。

 今回は音のつながり等で気を付けるポイントは特にありません。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『元気?』

B. 『微妙』

A. 『なんで?』

B. 『結局、オリンピック見に行けるかビミョーだから』

A. 『そうね、オレもこないだ見たかった新しいお芝居中止になったから。』

B. 『あ、あれオンラインで無観客でやってたよ。家で週末観た。』

A. 『マジすか?XXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYYYY?目の前にヒトいなかったからかな。』

A. 『そうだよね。やっぱり聴衆がいる、いないで変わるよね。』

B. 『でも、家で観るカウチポテト族もなかなかいいよね。』

A. 『その表現、年齢がバレるぞ』

B.『察して』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はHow did~go?で感想を求めています。この表現はまるごと覚えておけば、対象を変えることで英会話にも使えます。

・感想を求める場合、形容詞が入っていると正解が高いです。

・質問のplayですが、TOEICの場合は、芝居、劇で出てくることが非常に多いですね。

・(B)は疑問返しですが、プレゼントを買うことがロジカルとしてかみ合いません。

・(C)は判別が難しかったかもしれません。パメラさんが代わりに行った、という文脈にも捉えられますが、このdid=goは感想を求めるgoなので、主語を人物にすると論理的ではないんですが、どこに行ったのかも不明確なので、ここは文意に合わない、ということになります。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.明日の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ21問目(12ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今日も頑張っていきましょう!

Have a nice day!

Cheers,

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210628

6月の平日は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ19問目(別冊12ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

0.誤植ありました。

版違いの方もいらっしゃるかもしれませんが、別冊ランダムチャレンジの選択肢(B)は、最後に”?”が付きます。本書ではついていますが、別冊ではピリオドになっているものもあります。お詫びして訂正をご連絡させていただきます。

1.音で気づくポイント

 ■冒頭の2,3語で『Yes/No疑問文だ』、と察しましょう。

 ■音の取り方としては、今回あまりつながっている音はないのですが、(B)の

 ”want-to”の子音のtが重なり、1つ脱落音がある

 ”look-around”と子音と母音のつながりから、”ルッカランド”と繋がって聞こえる

 こういうところにも注意しておきましょう。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『オッス』

B. 『久々やな』

A. 『ZOOMではよくあっているけどな。』

B. 『対面で会うのは1年ぶりか』

A. 『緊急事態宣言解けたけど、まだまだ予断を許さないけどな。』

B. 『でもこっち来たの何回目?』

A. 『2回目かな?前回は5年前。という転勤のお前もこっちはアウェイだろ。XXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYYYY?さすがに名所は案内出来るよ。』

A. 『えっと、たこ焼きとモダン焼き食べたい。本場の』

B. 『食い気かい!しっかし、粉モン好きやなー』

A. 『っていうかここどこ?』

B.『察して』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・解説にも書いていますが、この問題はYes/No疑問文です。

・正解の選択肢にYes/Noは1つもないので、間接応答で考える必要があります。

 ただ、正しく理解するためには、”neighborhood”の意味をしっかり把握する必要があります。

 この語は近隣という意味ですね。areaです。

 似た語で、neighborがありますが、これは『隣人』です。人(someone)です。

ここを理解していくと、

・(A)はthemにmetしただと、人に会ったことになり、neighborhood自体が消えています。

・(B)はareaに焦点を当てて、見て回りたいのか?と質問の意図を探っている、いわば質問返しです。

・(C)は買った対象が明らかにareaではありません

 (仮にもしそうであるなら単数で受ける)

よって、正解は(B)なんですが、少し距離が遠い返答ですね。

自分が知っているか、知らないか答えず、質問の意図・目的を問う返答にしていますね。

Yes/NoをYes/Noで返すパターン、難しいですが、実は以前から時折出現しています。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.明日の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ20問目(12ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今週も頑張っていきましょう!

Let’s go!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210625

6月の平日は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ18問目(別冊12ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

 ■冒頭の2,3語で『Yes/No疑問文で過去を問う』、と察しましょう。

 ■音の取り方としては、get+目的語、through+名詞と、カタマリで取っていくとよいです。

 get_the, flight_ticketと”t”の音が重なっていることで、音が省略されている、もしくは弱く発音されているところにも注目です。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『今年の夏もダメかな?』

B. 『何が?』

A. 『旅行。沖縄。』

B. 『そうね。まだコロナおさまっていないしね。』

A. 『でも、キャンセル料無料のチケットもあるのよ。』

B. 『あ、そう、ならリスクヘッジ取っているからいいんじゃない。もともと沖縄は台風も来るしね。』

A. 『そうなのよ。しかもネットとかスマホでも気軽に予約できるしね。』

B. 『ん、ということはXXXXXXXXXXXXXXXX?』

A. 『YYYYYYYYYYYYYYY.』

B. 『そうなのね、私も取ろうかな。』

A. 『行けない可能性も覚悟すればいいんじゃない』

B.『うーん、とりあえず私はインドア派だからPS5とVRセットにしといて、8月の公開テスト申し込みを忘れずにしとくわ』

A. 『あー、そんなオチ?というか地味にリマインドありがとう。』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・解説にも書いていますが、この問題はYes/No疑問文です。

・正解の選択肢はYesで始まっているので選びやすかったかもしれませんね。

 ただ、その後が否定になっていますので、あれ?と思った方もいるかもしれませんが、

 質問のtry to get …という行為はイエスで、そのプロセスは、not complicatedだった、と

 いうことですね。ですので、ロジカル的に矛盾しているわけではありません。

・(B)はYes/Noに対して明らかに返答していませんね。

・(C)はTOEIC慣れしている人には、間接応答として正解かな、と思った方もいるかもしれません。『ネットでチケットはもう取れるよ』的な意味ですから間接的に”Yes”と思った方もいるのではないでしょうか?

しかしながら、この問い自体は、過去のことを尋ねています。でも(C)の返答は今OKと言っています。『過去どうたったの?試したの?』という問いに関しては直接的にも間接的にも返答していないんですね。ですので、ロジカルとしてはNGです。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.来週の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ19問目(12ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、来週もよろしくお願いします。

今日は金曜日ですね。

ステキな週末をお過ごしください。

Have a great weekend!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210624

6月の平日は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ17問目(別冊12ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

 ■冒頭の1語で『WH疑問文だな』、と素早く察しましょう。

 ■can_I, details_of , get_the等の音のつながりも見ておきましょう。

 ■音トリックのseeがありますね。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『意外と売れるもんだな』

B. 『そうですね』

A. 『売り方の問題かな』

B. 『いや、ウェブページの作りこみでしょう。50mのスクロールページも作ったし』

A. 『しかし、ちくわ入りのたこ焼きがこんなに売れるなんてな』

B. 『ちゃんとタコもいれているからじゃないスか?』

A. 『そうだな、モチモチ感がハンパないからな』

B. 『現在開発中のずんだ風味も早く出しましょう。』

A. 『ああ、ところで東京都の濱崎さん宛に送付したやつに限定特典のプロテイン付けたんだったっけ?XXXXXXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYYYYYY? 私ちゃんとルール通りやりましたよ。』

A. 『あ、ちゃんと付けてたな。ホッ。ゴメンゴメン。』

B.『もう…(いつもこうなんだから)。…でも、いっそのこと、たこやきにプロテイン入れたらどうですか?』

A. 『いや、粉モノとプロテインを入れると余計な糖質を排除したいヒトには向かないんだ』

B. 『なんかよくわからないけど細かいッスね』

A. 『ディテールは大事よ』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・解説にも書いていますが、この問題はWHから始まる疑問文です。

 場所を訪ねていますね。

・正解は(A)ですが、疑問文に対して疑問文で返しています。

・これ、実は後半の”On …. form”だけ話しても正解なんですね。

・でも疑問文がついてるのは、(前に一度伝えている等、質問者は知る機会があった、もしくはルールにしているから応答しなくても質問者はしっている)前提を、質問者が尋ねてきた、だから、あれ、私明記しましたよね、ここに、してませんでした?という質問返しをしている、ということになります。

・specifyは、『何かをはっきりした形で言う、言葉にする』というニュアンスがあります。stateと同義です。ですので、『あれ?私、ココにハッキリ書いていませんでした?』と実はちょっとイラっとしている様子があります。

 ^

・(B)はLet me get it. 等にすると正解です。ちょっとそれを見てきます。取ってきます(=私が確認します)的な意味になるからですね。でもこの目的語がbillなので、文意に合わなくなります。そういう意味では、この”bill”が聞こえなかったら正解として選んでしまうトリッキーな問題です。

 ^

・(C)は、seeの音遊びと、”next time”が場所の返答に対して明らかに違うな、ということで消すことが出来ます。なんとなく、別れる際の挨拶だから消し、ではなく、ロジカルに消去できるようになると、Part-2に強くなりますので復習の際はこういう視点を持ちましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.来週の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ18問目(12ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、明日もよろしくお願いします。

Tommy