「Part-2 でる600問」補足解説 20231225

毎週月-金は拙著の補足解説をしております。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ41問目(15ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■冒頭2,3語で『Are you…?』=『Yes/No疑問文』と捉えましょう。

・traveling_toは”g”が弱めに発音されます。

・(A)は受け身の進行形となっていることをしっかり捉えましょう。”being + -ed”

・traveling, travelの音トリックも押さえておきましょう。travel timeの意味も1度聞いてイメージできるようにしておくとよいですね。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『夏休みどうする?』

B. 『そうね、世間は自粛ムードだから家でPS5かしら。』

A. 『え、持ってんの?』

B. 『抽選で当たったのよ』

A. 『いいなー、オイラは結局予約した温泉旅行行くか迷ってる』

B. 『そうか、そういえば私は12月にお休み取って海外旅行行く計画立ててるの。ワクチンパスポートで行けるなら強行するわ。』

A. 『XXXXXXXXXX?次回のオリンピック観光?』

B. 『YYYYYYYYYY. 国立公園が最高らしいのよ』

A. 『それってこないだのPart-7で出なかったっけ?』

B. 『そうね。DPで。』

A. 『ツアーに含まれないもの、が問われていたな。』

B. 『そう。あと通貨がKshというのもポイントよ。』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はAre youでYes/No疑問文となっています。

■意味自体は、『~に旅行するの?』という意味です。

・be + ingで尋ねているので、既に旅行に向けて動いているの?という聞き方です。

それに対する論理的な応答を考えていきます。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は不正解です。特定の場所に行くかどうか、という質問で代理店の移転は関連がないですよね。ちなみにこの文は受け身の進行形になっています。つまり、この代理店は『何らかの理由により』移転せざるを得ない状況がそうではなくなったことを意味しています。このあたりの知識はこの問題を不正解として選ぶプロセスとしては関係ないですが、持っておくといずれ役に立つ知識です。

・(B)も不正解です。travel timeは移動時間を意味しますが、問われたことに返答できていません。

・(C)が正解です。Noと否定し、違い行き場所に行く、と返答しています。厳密に言うと、

No, (I’m traveling) to NN.という形が省略されています。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

  

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 2人のやりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ42問目(15ページ)を扱います。事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、年末今年最後の週も頑張っていきましょう!

Happy Monday!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20231222

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お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ40問目(14ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■冒頭2,3語で『WHがない』+『語尾が上げ調子ではない』=statement(陳述・意見・情報)と考えましょう。

・この場合は、意味を取って適切な応答を答える必要があるので論理性(ロジカル)が問われますね。

・とはいえ、音をしっかりとって意味を取らないとそもそもロジカルの一致にはたどり着けませんので、聞き取れない語はチェックしておきましょう。

・arrive, aliveの音トリックも押さえておきましょう。rとlの発音に注目してみてください。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『早く来ないかなー』

B. 『何が?』

A. 『先日の社員表彰金を使って注文した作業環境をよくしようとして頼んだアレだよ!』

B. 『アレ?何か頼んだっけ?』

A. 『頼んだじゃん、みんなで投票した・・・』

C. 『宅配便です!』

A. 『あ、きた。XXXXXXXXXX!』

B. 『お!!それな!気分アガるな、さっそく置こう。YYYYYYYYYY? 』

A. 『え、もう決めてるよ。共有作業スペースだよ』

B. 『ああ、そうか、そうだった』

A. 『オフィスグリコも置いておやつタイムが楽しみだな。』

B. 『アイスも食べたいなー』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題は通常の文の形です。疑問文ではないことを音と意味で素早く察知しましょう。

■意味自体は、『~が届いた』という意味です。

・〇〇が届いた=報告のような感じですね。

・イメージするに、オフィスで同僚から「荷物が届いたよ」というような状況でしょう。

それに対する論理的な応答を考えていきます。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は不正解です。到着したものを注文する、というのはロジカル的にもヘンです。何か文脈があればいいのかもしれませんが、それでも違和感がありますね。

・(B)が正解です。届いたモノに対し、『どこに置く?』は鉄板の応答です。ロジカルパターンとして、『届いた→どこに置く?』ストックしておくとよいでしょう。

・(C)はちょっと不自然です。あたかも椅子と机が活き造りのような状態で、まだ動いていたりするような状態であれば正解ですが、そんなことはないですね。というより不正解の方はalive≒arriveと思って選んでしまうことがあるので、ロジカルで正解にする方は少ないでしょう。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

  

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 2人のやりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ41問目(15ページ)を扱います。事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今週もお疲れさまでした。

Have a great weekend!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20231221

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よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ39問目(14ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■冒頭1語で『WH』+『Where』疑問文と感じ取りましょう。

・Whereの問題を取り扱うのは久々ですね。今一度初速の音をしっかり捉えられるか、をチェックしておきましょう。

・(B)I think we’re lost.はまるごと覚えてください。『うーん、どうやら迷ったかも』くらいのニュアンスです。ネイティブは早口で使うことも多いです。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『わからん』

B. 『どうした?』

A. 『新しい書式だとシンプル過ぎて何を書けばいいかよくわかんないな』

B. 『今の部長の方針で枠だけの書式にしたからな』

A. 『とはいえ、いきなり白紙だと本当によくわからないな』

B. 『確かに旧書式だと、ここに〇〇を書きなさい、と誘導していたから企画書はある程度かけたよね。』

A. 『そう。特に新人教育に使えるんだよな、前のやつ。XXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYYYY. そこから前のファイルをダウンロードできるよ。新人教育に使うの?』

A. 『そう、やはり基本的なところから入らないとな』

B. 『なるほどな』

A. 『今年の新人、字じゃなくてイラストでしかかかないからな。』

B. 『いいんじゃないそれも、最近ピクトグラムとか流行っているし』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はWH疑問文です。Whereの形で、場所を問う問題です。

■場所が問われたときはだいたいこんな感じですね。

・具体的な場所、もしくは位置をします

・間接的に、わからない、決まっていない、どこかに情報がある(ので送る)

こんな感じです。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は不正解です。クッキーがあっても何の解決にもなりません。

※ただ応答者がIT担当者で、サーバー内の記録に関するクッキーのことを指すとしても、クッキーが直接古いバージョンのファイルを指すかどうかわかりません。というのも、クッキー(some cookies)は、不定冠詞であるため、そのファイルの格納場所を直接検索できるものかわからないからです。とはいえ、(仮に正解だとしても)ネット用語のクッキーがPart-2で出ることは少し専門過ぎて正解にはなりづらいので、今のように不正解になるようにしておかないと悪問になってしまうでしょう。

・(B)は、道に迷ったことと質問者の応答の関連がここではわかりません。何かを検索していたら正解になっていたかもしれませんが、その前提が文脈として見えないですよね。

・(C)が正解です。リンクを送ることで、そのリンクを開けばわかる、ということを示唆しています。”the link”と、『古いバージョンが格納されている』ことを規定している定冠詞を使用しているから、応答者はそのものずばり格納場所を知っていることが推測される返答です。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう

  

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 2人のやりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ40問目(14ページ)を扱います。事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今日も頑張っていきましょう!

Cheers!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20231220

毎週月-金は拙著の補足解説をしております。

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お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ38問目(14ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■冒頭1語で『WH』+『When』疑問文と感じ取りましょう。

・When willは今週で2回目ですね。音がしっかりつかめましたか?

・about_to, At_theと、”t”の重なりのあるつながりが出ています。音の脱落がありますので、そこを意識して音が拾えるようにしてみてください。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『あー』

B. 『どうした?』

A. 『オリンピック始まったけど微妙だな』

B. 『それは売り上げに影響するからか?』

A. 『マーティングが全部裏目に出ている』

B. 『裏目に出ているって、確かにそのスイカちゃんバッジは売り方が微妙だね?』

A. 『そういえば、XXXXXXXXXX?そこで売れないかな?』

B. 『YYYYYYYYYY. 首都高が封鎖されて車での来場が難しいからな。8月末以降じゃない?』

A. 『あー、やっぱりだめか?』

B. 『オンラインで売ってみたら?』

A. 『ん-、何かイベントで売らないとな。』

B. 『9月に濱崎さんのイベントがあるからそこで告知させてもらうかだよな・・・』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はWH疑問文です。Whenの形で、時を問う問題です。

■時が問われたときはだいたいこんな感じですね。

・具体的な日時、もしくはタイミング(before, after, not until)

・間接的に、知らない、秘密、決まっていない、どこかに情報がある

こんな感じです。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は正解です。It’s about to=It will, It is going to beくらいですので、実質意味を取らなくてもよいですが、後半のto be determinedが重要です。この語は、『いずれ決められるべき(こと)、つまり、まだ決まっていない、未定』ということを意味します。英語では、TBD(未定)という表記で記載されることもよくあります。過去Part-7の正解の根拠にもなったことがありますので、意味として押さえておくといろいろと(実践でもテストでも)役に立ちます。

・(B)は、既に過去の事だと行っていますが、内容がボートに乗った、と資金集めの会合とは異なります。

・(C)は場所に対する返答ですね。リスニングで”When”を聞き間違うと絶対にこれを選んでしまう可能性があります。というのも、質問の動詞が”take place”だと、開催される=場所=あれ、Whenって聞こえたつもりだったけど、Whereだったかな?と混乱させやすい動詞句が登場している、という点が憎らしいんです。自分で作っていてなんですが、こういうところがPart-2の『いやらしさ』が出ています。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

  

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 2人のやりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ39問目(14ページ)を扱います。事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今日も頑張っていきましょう!

Have a nice day!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20231219

毎週月-金は拙著の補足解説をしております。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ37問目(14ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■冒頭1語で『WH』+『Why』疑問文と感じ取りましょう。

■getting togetherはほぼ1語で聞き取るような表現です。gettin(g)とgが弱く発音されます。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『ん、今日なんかある?』

B. 『どうして?』

A. 『なんか、いつもあまりオフィスにいない人が結構いるんじゃない』

B. 『そうだな、採用とか研修担当者かな、あれは』

A. 『あ、そしてあれは人事部長か!』

B. 『そうだね。ソッチ系のメンバーが大集合だね。会議室に入っていくようだ』

A. 『XXXXXXXXXX?なんか重要な会議かな?』

B. 『YYYYYYYYYY. なんか、あるってことだろうね』

A. 『オマエ、何か悪いことした?』

B. 『いやしてないよ!お前だって』

A. 『違うな、何か表彰系とか』

B. 『それはあるかもな。オマエ先月相当売上上げたらしいから、その表彰かもね・・・

   その時はオゴってね。』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はWH疑問文です。Whyの形で、理由を問う問題です。

Whyの疑問文の場合

Yes/No → まず不正解

直接: Because S+V, To do…で理由や目的を説明。もしくは文で理由を説明

間接:知らない、知っているけど教えない(秘密のため)

こんな感じです。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は重要なXXがある、と理由としては文意に合います。だから集まっている、と読み返してロジカルかどうか確かめましょう。

・(B)は、Yesと答えている時点で不正解だとほぼ思ってください。また楽しんでいることが、集合している理由自体の説明にはなっていないですよね。

・(C)は時間に対する返答です。またitが何を指すかわかりません。百歩譲ってit=the meetingとしても、なぜミーティングを行うか、に答えていないので、ふさわしい応答とは言えないです。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

  

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 2人のやりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ38問目(14ページ)を扱います。事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今日も頑張っていきましょう!

Have a great day!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20231218

毎週月-金は拙著の補足解説をしております。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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^

本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ36問目(14ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

 ■冒頭1語で『WH』+『When』疑問文と感じ取りましょう。

  When will → Whenの認識が確実にできるように

  特に最近When, Whereがナレーターによって聞き取れない、という方がいます。

  その場合は、かすかな差ですが、”en”, “ere”の『ゥン』、『ェア』を狙い打ってなんども聞いてみてください。

  

  あと、平易な表現ですが、

■begin_inの音のつながり、

■(C)at_the_end_ofの4語のナチュラルなつながり

これらは何度も聞くことで、アルファベットの羅列→意味、ではなく、言い回しの音→即意味へと耳慣れすることをオススメします。それくらい頻出の表現です。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『だいぶワクチン普及したから海外渡航も少しずつ始まっているな』

B. 『そうですね。ただ日本はまだ若手には普及していないですね』

A. 『そうだな、もう少しそのあたり好転してくれると事業もうまくいくのにな』

B. 『まったくです』

A. 『次の会合はどこでだっけ?』

B. 『マレーシアですよ。先月大筋でまとまった当社のシャーペンにAIを搭載するプロジェクト、いよいよ始まりますね。』

A. 『そうだな。XXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYYYY. 若手のバリバリのヤリ手を見つけたら即!という感じです。』

A. 『すぐ見つかるのかな?』

B. 『シャーペンにAIが搭載されたら、迷ったマークシートを即塗ってくれますよ。』

A. 『というか、それは会場に持ち込み出来るのか?』

B. 『うーん、微妙ですけど塗り絵補助くらいだったら大丈夫じゃないですかね?というか、それ需要あるのか、という疑問もありますが・・・。』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はWH疑問文です。Whenの形で、時・タイミングを問う問題です。

Whenの疑問文の場合

Yes/No → まず不正解

直接: 時間、日、週、月、〇〇の前後(before, after等)

間接:知らない、知っているけど教えない(秘密のため)

まあ、こんな感じです。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は出張に近いストーリーヒッカケです。Whenを認識して、静かに即座に葬り去りましょう。

・(B)は、これが正解です。After+現在完了の形で、〇〇が終了したら、という表現ですね。実はこのAfterは昨日取り上げたNot untilの言い換えが出来ます。Not untilは昨日の解説も参考にしてください。

・(C)はヒッカケです。”At the end of”まで聞くと、いかにも正解、というカンジなのですが、そのあとが場所を示す”hallway”です。つまり、この語はWhereを問う問題なら正解なんです。つまり、音を認識する段階で間違うと自動的にこれがロジカル思考として正解になります。ですので、問われている意味を確認する前提は、『音・音・音!』です。ここを聞き間違うと、かけ間違えたボタン状態になりますので、注意しましょう。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

  

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 2人のやりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ37問目(14ページ)を扱います。事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今週も頑張っていきましょう!

Happy Monday!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20231215

毎週月-金は拙著の補足解説をしております。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ35問目(14ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

 ■冒頭2語で『Yes/No』+『否定』疑問文と感じ取りましょう。

  発音からしてここは比較的ハッキリいうのであまり難しくはないですが、慣れないと、

  聞き取れないこともあります。その場合は何度も聞いて自分でも音を口に出してみてくだ

  さい。

  また、provide A to Bが出てきました。このカタチはA(モノ)をB(ヒト・組織)に渡す、という意味で出てきます。今回の質問はやや長いですが、この言い回しを覚えておけば、

『誰かに何か渡さないべきか』という意味になるな、と考えることが出来ます。

■questionnaireは、リスニング、リーディングでも登場する語です。ただ、リスニングで聞こえてすぐ意味にできるかというと慣れないと聞き取れないかもしれません。その場合はここの部分だけ聞いて頭に浮かぶようにしておきましょう。

■(A)needs to be, (B)Not until, は言い回しとしてよく出てきますので、音を聞くというよりこの音が出てきたら意味が瞬時にとれるようにしておくとよいです。

graduation → congratulate, lastの質問と応答選択肢の音トリックもチェックしておきましょう。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『上期は売上さんざんだったな』

B. 『うちは対面商売メインですからね。』

A. 『今頃はもうコロナも落ち着くし、オリンピック準備で盛況!なはずだったんだけどね』

B. 『うまくいかないもんですね』

A. 『でも下期のZOOM個別商談会は、なかなかいいアイデアじゃないか?』

B. 『そうなんですよ、すでに試供品送っておけば現地でプレゼンしなくてもいけますからね。大口注文のお客様には絶対よいと思います。』

A. 『あとは各支店賛同するかだな。XXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYYYY. 今はヤバイっすよ。待ちましょう。』

A. 『まだ承認してくれないのかな?』

B. 『新しい稟議システム、ハンコやめてオペレーションが混乱しているようです』

A. 『電子媒体の方が手軽なのになぜなんだ?』

B. 『ログインに手間取ったり、承認画面開くのに時間がかかるようですね。紙の方が簡便だなんて・・・じきに慣れると思うんですけどね。』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題は否定疑問文です。Shouldn’t weの形で、~しないほうがいいかな?という意味です。

否定疑問文の場合

Yes → (いや)、やったほうがよい

No→ (そうだね)、やらないほうがよい

日本語ではこうなります。

ロジカル的には難しいところですが、英語はロジカルに忠実ですので、

肯定 → 肯定の形で賛同

否定 → 否定の形で賛同

これが基本となります。この基本が崩れる場合は、使用する動詞を違うものに変える等により、論理性が一貫するようにします。

ただ、こういう考えをPart-2の短時間で情報処理すると大変なので、Yes/No疑問文で判断しても問題ありません。※上記の考えを踏まえて、ですが。

 ^

・(A)は、providerの音ヒッカケですね。なんとなく聞くと正解のようにも聞こえますが、意味が通じません。プロバイダーがなぜ必要か、質問の意図には関係ありません。

・(B)は、これが正解です。これは”Not”が大きな意味を閉めます。

Not → (No, we should) not (provide the questionnaire to all the branches)のカッコが省略された形です。これに”until 以下”を付けると、『役員承認まで配らない方がよい』と、条件を明確にして、否定疑問文としてnotで賛同しているカタチです。

Not untilはTOEICのPart-2でよく用いられます。本番ではこう省略されている、というのはあまり考えなくてもいいですが、自主学習する時はこのような省略があると理解しておけば、本番でも、あ、省略されているな、と考えることが出来ます。

※それと時系列を考えると、not untilは、文脈によってafterに置き換えても考えやすくなります。Whenに対する返答の正解として登場することがありますね。

・(C)はvoterがquestionnaireに対する意味のヒッカケとなります。ただ、まだアンケートは実施しているわけではないので、ちょっと返答として早尚ですよね。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

  

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 2人のやりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ36問目(14ページ)を扱います。事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今週もお疲れさまでした。

Have a great weekend!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20231214

毎週月-金は拙著の補足解説をしております。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ34問目(14ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

 ■冒頭1語で『How』疑問文と感じ取りましょう。

■出来れば、2語で、『何かの感想を聞いているな』と思えるようにしてください。

 理由はロジカルの個所で説明しますが、この2語の音でそう思えるかどうかで、その後の処理がしやすくなります。今回の問題はそれに尽きます。

How was →wの音が重なっているため、音の脱落っぽく聞こえることもネイティブによってはあります。

graduation → congratulate, lastの質問と応答選択肢の音トリックもチェックしておきましょう。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『ウチの大学は今年卒業式やらなかったなあ』

B. 『そうなんだ、今の時期が時期だけにどこも厳しいもんね。』

A. 『その分、アルバムにお金かけたけどね。』

B. 『おお、それは思い出になるな』

A. 『でもやっぱりやっておいた方がよかったかもな。』

B. 『ウチの大学は昨日やったよ。『まん防』とか『緊急事態宣言』を避けられたエリアだったし、オリンピック前にやっておこう、というハナシにもなって。』

A. 『そうなんだ。XXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYYYY. 今都内勤務だし、何かあるといけないからね。』

A. 『そうね、このあたりは開催しても参加可否の判断は難しいな』

B. 『実際、参加者に聞いたらワクチン接種の予約日時で盛り上がっていたらしいよ。』

A. 『そうか、完全に時事ネタだな』

B. 『早く元通りの世の中になってほしいね・・・』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はWH疑問文です。Howが問われています。

Howの場合、

『どうやってやるか』という手段と、

『どうだった』という感想

この2つがだいたい問われます。今回は後者です。というのも、Who + be動詞と、『〇〇はどうか』という感想、印象を尋ねるということになるためです。

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・(A)は、himが『誰?』となる会話ですね。congratulateも音トリックで使われているので、思わず選ばないようにしましょう。

・(B)は、疑問に対する疑問返しで返答していますが、感想を求めた人に対し、Yes/Noで答えるのは正解になる可能性は低いです。Do you mean…?というような質問の意図を尋ね返すYes/No等なら正解になりえるかもしれませんが、TOEICでそこを問う返しは難易度が上がるので、あまり考えなくてもよいでしょう。

・(C)が正解です。そこにいなかった、つまりいないため感想を述べることが出来ない、というのがロジカルな応答です。これは、Howが『感想を求めているな』という前提で質問の論理性を待ち構えておくと、正解かな、と思えるようになるでしょう。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

  

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 2人のやりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ35問目(14ページ)を扱います。事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今日も頑張っていきましょう!

Cheers!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20231213

毎週月-金は拙著の補足解説をしております。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ33問目(14ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

 ■冒頭1語で『Who』疑問文と感じ取りましょう。

■出来れば、4語で、『これはWho=主語かな』と思えるようにしてください。

 理由はロジカルの個所で説明しますが、この4語の音でそう思えるかどうかで、その後の処理がしやすくなります。今回の問題はそれに尽きます。

Who will →Who’ll と短縮されやすく、フーゥと読まれやすいです。

Who will be → フーゥビーといったような音の感覚をつかんでください。

to以下が少し長いですね。to XX + as YYと切って聞けば理解はしやすいかもしれません。

(A)as our way → as_ourが音つながりがあるので、otherというように聞こえた方もいるかもしれません。as our way ofでヒトカタマリで覚えておくと、よいでしょう。時折出現する表現です。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『先週の展示会は好評だったね』

B. 『ああ、セミの抜け殻写真展というのはなかなかなかったからな。』

A. 『うまく集客できるサイクルが出来るといいんだけど』

B. 『そうだな、継続してビジネスチャンスをつかんでいこう。』

A. 『そうだな、次からいろんな人を読んでいく特集だからな』

B. 『そう、やはり講演やクリエイターを呼ぶとファンがついてくるしね。』

A. 『そうだな。XXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYYYY. オンライン形式で10人集まるよ。』

A. 『そうか、時代の流れでオンラインイベントね。前回のオンラインのデバイスは調子悪かったから』

B. 『大丈夫。先週末にアップデートしたばかりだから。でも一度テストは必要だね』

A. 『じゃあ、今日はオンライン飲み会でテストだな』

B. 『いいね。というか、最近ほぼ毎日オンライン飲み会やっているような気も・・・』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はWH疑問文です。Whoが問われています。

Whoの場合、『誰が』の主格と、『誰に、誰を』といった目的格が問われます。今回は前者です。というのも、Who will beと、主格部分が”Who”となっていますので、ここい着目すれば、どういう待ち伏せをすればよいか、を構えることが出来るでしょう。

 ^

・(A)は、『感謝のしるし』という意味で、サービス時にお客さん向けに何かを贈呈、無料で提供、という時に使います。リーディングセクションぽくなりますが、同義語はAs a token of our appreciationですね。

・(B)が正解です。一見、代名詞になっていて、誰かわからないから不正解、と思うかもしれませんが、among local artistがミソですね。この表現は、amongが『ある複数形の中の人物』を指しますので、they=来週ゲストと美術館にくる人、これが、地元のアーティスト達の中の誰か、という意味になります。属性がわかれば、TOEICの場合正解判定と成立しますので、正解レベルのすり合わせ、としても押さえておきましょう。

amongは今年の公開テストで何度か狙われるポイントですね。今回のような意味をダイレクトに、だったり時折倒置にしたり、と今年の『旬』かもしれません。

・(C)は不正解です。見事なヒッカケです(著者が言うなよ)。

 人物名を述べながら、文として『それを使用している』と、問われている主格の動作(翌週美術館に来ること)と連動していません。itもよくわからないですね。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

  

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 2人のやりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ34問目(14ページ)を扱います。事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今日も頑張っていきましょう!

Have a nice day!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20231212

毎週月-金は拙著の補足解説をしております。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ32問目(13ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

 ■冒頭1語で『Who』疑問文と感じ取りましょう。

■出来れば、3語で、『これはWho=whomのほうかな』と思えるようにしてください。

 理由はロジカルの個所で説明しますが、この3語の音でそう思えるかどうかで、その後の処理がしやすくなります。今回の問題はそれに尽きます。

途中に”when”が入っていますが、気にしないでください。文の途中にあるwhenは、文をつなぐ『糊』のような役割であるため、途中に来た場合はWHではなく、この語の表現は無視してもいいレベルで考えてもよいです。

 音のつながりで、大きく意識するところは今回ありません。

 音ヒッカケでは質問と(B)のworkに注目です。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『結局オリンピックやるんだね』

B. 『といっても無観客がメインだけどな』

A. 『オリンピックやらないと思って作った、『残念饅頭』、これはもう売り出しできないな』

B. 『そうだな、だとするとカタログ外すしかないな』

A. 『どうすんだよ、カタログムダになっちまうじゃん。』

B. 『大丈夫。最近は経費節減でデジタルカタログしか作ってないから。』

A. 『そうか、さすがだね。すぐに改訂に移ろう。XXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYYYY. その方が気楽なんです。』

A. 『そうなんだ。じゃ、来週までにやってくれる?』

B. 『大丈夫。もう出来てるよ。『高得点奪取饅頭』に変えたよ。』

A. 『はやっ!でもこれは8月の公開テストに向けて売れそうだね。』

B. 『あとはテストが中止にならないことを願うだけだね。』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はWH疑問文です。Whoが問われています。

Whoの場合、『誰が』の主格と、『誰に、誰を』といった目的格が問われます。今回は後者です。というのも、Who do youと、既に、質問者が回答者を主格に見立てて質問しています。ですので、目的格を問うんだな、とわかります。

もし、work withが聞こえたら、『誰と働く』が問われているポイントだと思ってください。

when以下は、どういうシチュエーションで、を規定している接続表現で、whenを入れてWHとして錯乱させているのと、少し長めになっていることが、『うわー』と学習者を混乱させる要因になっています。まずは、

・WHで錯乱しないこと

・質問の途中のwhenは無視してもOK

これくらいのスタンスを持っておきましょう(上級者はこの限りではありません)。

※By when(いつまでに)は、WH疑問の問われるポイントになります。例外です。

 

・(A)は、ヒッカケですね。人物を述べていますが、Byがありますので、~を一緒という表現ではありません。Byが聞けていなければ選んでしまうでしょう。ある物事が誰によってなされているか、という受け身の形で主格自体が問われると正解となりますが、今回は不正解です。

・(B)は、workの音ヒッカケですね。質問のworkは、『働く、作業する』、(B)は役に立つ、機能する、という意味ですので、意味も異なります。

・(C)が正解。『1人で仕事する』=『誰とも仕事しない』という応答です。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

  

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 2人のやりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ33問目(14ページ)を扱います。事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今日も頑張っていきましょう!

Have a great day!

Tommy