雑感:GWにつき・・・

GW後半に入りました。

今回は予定をガッツリ入れているわけではないですが、

4日:集中して読書

5日:1日だけ避暑地へ移動

6日:GWの渋滞に巻き込まれて(おそらく)帰ってきそう・・・

というスケジュールを組んでいます。

ということで本日はガッツリ読書日和です。

現在内容こそ伏せますが1冊400ページ超の本を読んでおり、

なかなか読みごたえがあります。

読書は以前ほど読み漁ってはいないですが、

良い本と巡り合えるとまとまって読みたくなるので、

定期的に読んで、少し自分の頭をリフレッシュするのはよいですね。

読書と言えば、

ある程度まとまったものを読んで、自分の中で要約して、それに関して感想を持つ・批評をする、というスタンスでおりますが、

こういうプロセスは、英文を読むという時も非常に役立ちます。

とはいえ、いつの時代も膨大にたくさんある量を読み始めるというのは、

『ウェー・・・(叫び声にならないくらいの心の声です)』

となりがちですが、

まとまったものをしっかり読むクセをつける、というのは、

TOEICの英文を読み切るという点においても非常に重要です。

これは10年以上前から言ってきてはおりますが、

本番日に『久々に英文をたくさん読んだなあ』という状況で、

『どうしたら速読できるようになりますか?』

という質問については、シンプルに。

『読む量を増やしましょう。少なくても本番で読む量をカバーするくらいいつも読んでくださいね』

というようにしています。

1つ。

もし、そんなに読むコンテンツを持っていない場合は、手持ちの模試でもよいですし、何度も解いた模試でもよいので、まとまった分量を一定スピードで読む訓練をしたほうが良いと思います。

少しでも慣れた表現を自分のものにしておくことは、速く読む要素にはプラスになります。

それでは、よいGW後半をお過ごしください!

Tommy

雑感:認識を変える

少し前になりますが、あるPart-7のシングルパッセージの問題で質問を受けたことがあります。

『この問題、正解は(C)なんですが、どうして(B)じゃいけないんですか?』

『(B)の記載は本文に書いていないよ』

『(B)は、第2段落の2行目に記載があるじゃないですか』

『いや、この2つの記載は言いかえになっていないよ』

『でも、stayとありますから滞在する、ですよね』

『いや、ここのstayは第2文型のstayで直後にalert、とあるよね。だから、滞在する、という意味にならないんだ』

『なるほど、でも(C)こそ記載がないですよ』

『いや、(C)こそ第3段落の1行目の表現が言いかえになっているよ。この代名詞は前の段落を受けているし、言いかえ表現も使っているから合っているんだ』

『・・・・。』

『たしかに釈然としないかもしれないけど、少し時間をおいてもう一度読んでみて。』

『わかりました。』

ある問題を解いてみて、これは間違いなく(B)だ、と思うと、その(B)だという論拠を必ず求めるものです。しかしながら、その(B)の論拠が実は異なっていた場合でも、自分が強く(B)だと思うと、その問題が不正解だった場合になぜ不正解か気づかない場合があります。解説に書いてある場合もそうじゃない場合によって差はありますが、その論拠を求めるときに何が異なっていたか、語彙なのか文法なのか。

それを探して自分の間違いを見つけ、認識を改める。認識を改める、と言っても、間違いだったことを認める、ということよりも間違う過程で『どこを認識間違いしたか』を発見する。

それこそが学習だと思っています。

その認識を変えずに、『なんだたまたま読み間違えた。ミスった。』というヒトはレベルアップが実は遠のいているかもしれません。

一方で、謙虚にその過程を丹念に調べて、そうかこう考える可能性もあるな、と思い、認識を改め、自分の血肉にしていく人ほど上達、ひいてはスコアアップにつながる人なのだと思います。

Tommy

雑感:まくられ

8月になりました。

夏だし、暑いし、ビアガーデンもやっているし、いろいろと会いたい人と会って会って会いまくって懇親を!と思っているうちに、逆にいろいろな人から予定を入れまくられ、キリキリ舞になっています。うれしい反面、体調管理に気を付けないといけないですね。この土日でリカバリーします。

さて、アスク出版さんからTEX加藤さんの新作を献本いただきました。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト 文法問題はじめの400問 | TEX加藤 |本 | 通販 | Amazon

初心者向けの本で、まさしくお手本になりえるものですね。解説も含めてポイントが抑えられており、非常に読みやすいです。基本を押さえる、押さえ忘れているチェック用にいいな、と思いました。

忘れているから、敢えて初心者レベルからチェックする、というのはとてもいいことですよ。

特に自分が得意と思っていても、おや?と思ったり、苦手分野を1からやってみたときに、新たな発見があったりと、財産になりえることが少なくとも、独学一辺倒だった私にはとてもよかった経験があります。

特に、カギは、初心者の本をいつもの2倍くらいのスピードで解いてみたときに、『あれ、これは・・・』と悩んだやつは、実は苦手の側だったりすることがよくあります。得意だと思っても、解答に時間がかかる場合は、処理時間に追われ、読み切れない、解ききれない原因を誘発します。

もっとも、書籍によって合う・合わないは人によって異なりますので、是非書店等で手に取って、あ、これは!という本が合ったらこの夏にやりこんでみてください。

さて、これからビールを飲みます。

皆様、よい週末をお迎えください!

Tommy

雑感:伸び悩みへの処方箋

最近、よく聞く声として、

3回連続でスコア上昇しないので、もうTOEICをやめようと思います。

800点まで到達しましたが、そこから先が伸び悩み、限界かと思っています。

スコアが550点から伸びず、もう勉強がいやになりました。

こういう声を目にする耳にするようになりました。SNS上もですが、実際の私の周りからも(よく)あります。

自分を例にすると、

①300点台から600点突破するまではよくあった。

②800点前半でホントの壁があった。

③990点を取り切るまで、もう自分は本当にダメだと思った。

この①-③で本当にあきらめそうになりました。

それぞれを語ると長くなりますが、今日はそれぞれに共通することについて考えてみたいと思います。

■ポイントは寝かせること

どの期間でもわからないことは遭遇します。

『このナレーター、スクリプト通りに絶対読んでない!誤植だ!』

『どうしてこの正解が(B)で、(D)が不正解なんだ!』

正直のあるところに躓くと、それが連鎖して、他に似たような問題があったら躓いたところが気になって、2択まで絞り込めて正解じゃないほうを選んでしまって結局間違う。もしくは正解するけど、気分が晴れやかではない。そして本番を受けてスコアは前回と変わっていないか、下がっている。もしくは上がっているもののそれがなぜかわからない。

振り返ってみると、それは『あるある』です。

これらの理由を今考えてみると、それが正解・不正解であることのロジックに気づいていない、聴き方に問題がある、等理由がたくさんあります。

単純にいうと、それに気づいていないから、モヤモヤするんです。それでいやになるんです。

それだけ。

これは私に当てはまることなので、一般化するのかは研究したことがないのですが、多くの場合そういう気がします。

じゃあ、どうするか?

とはいえ、個別指導してそのすべてを解決することが出来ないことはないのですが、費用対効果、効率性の観点でそれがベストとはいえないこともあります。

カギは、というか打開できるかも、というレベルで読んでほしいのですが、

いったん、その日は考えて考えて考えて、わからなくても、うーん、うーんとなって、

それでもわからなかったら、『うん、この答えは(B)だ、もうそれで行こう』と思いきってしまうことです。もしくは解説を呪文のように読んで、自分の理屈にする。

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そして、それをそのまま寝かせる。熟成させる。

実際、その時点で何の解決にもなりませんが、

心の安寧は取り戻せるはずです。そう思ってコーヒーとケーキを食べると自分って何て幸せだな、と思うでしょう。生ビールと砂肝を合わせたら天国直行かもしれません。

ただし、なんでだろう、という気持ちは忘れない。

そうやってある日学習を積み重ねていくと、少しずつ発見があり、突然、

『あ、この考え方をあの問題に適用すると、こういうことになるのか!』

『あ、アメリカ出身でも地域によってはthの発音が脱落する時があるのか!』

と何かフラッシュバックのようにわからなかったものが思い起こされ、知識化されます。

いったん過去の情報を点として位置づけ、それが線になる瞬間を待つんです。

そう思うと、わからない問題は、今の自分にとっては『点の事象』で、これから前に進むことで『過去の点と将来(現在)の点がつながることを待つチャンスだ!』と捉えることが出来ます。

大切なのは学習を続けることです。続けることで、それらをつなげることが出来ますが、途中でやめると、それをつなげることが出来ません。そう考えると、続ける、ということは大きなチャンス、努力の側面から成功をつかみ取る手段、と考えることが出来ます。

もし当てはまる方がいれば何かの参考にしていただけますとうれしいです。

①-③については長くなりそうなのはまたの機会か、要望あれば無料セミナー等イベントを開催できるような機会にでもお話ししたいと思います。

Tommy

雑感:読む基本

共通テストの国語の読解を試す問題で、複数文書を参照して解く問題、というのがあります。

これは複数の文書を参照しながら設問を解く問題で、

両方にある情報を関連付けて解く、という問題です。

私が20、いや30年近く前に解いたセンター試験ではそんな問題はありませんでしたが、今後定着していくのかな、と思います。

大学入学後は、レポートにせよ、論文作成にせよ、そして社会に出て報告書を作成するときも当然のことながら複数の文書や資料をインプットに入れて解くことは極めて自然なことです。

そう考えると、TOEICのPART7の先見性たるや、すごいものです。

そういえば、都内でセミナーを行っていた際に、難しめの複数文書参照問題を全て和訳して解いてもらった経験があります。

和訳ではありましたが、1問1分、つまり5分で文書を読んで解く、ということに挑戦してもらいました。

その結果・・・、

20人中2,3人しか全問正解していませんでした。

これは何を意味するのかというと、

英語であろうが母国語であろうが、

読解できない場合、そもそも語学力というより読解力がないとその問題は解けない、ということになります。

ですので、英語の長文問題が苦手、という問題に直面した場合に、少し基本に立ち返って、

日本語の読解力が身についているのか、という視点で考えてみるとよいでしょう。

例えば、和訳で長文問題を解いてみる、とか日本語検定の問題に挑戦してみる等、です。

Tommy

コラムを書きました:『解きまくれ! TOEIC® L&R TEST』シリーズでベストスコアを達成!!

2021年12月24日付けで、スリーエーネットワークさんのウェブマガジンのコーナーにコラムを書きました。ご興味のある方は是非ご覧ください。

『解きまくれ! TOEIC® L&R TEST』シリーズでベストスコアを達成!! | 3A Plus (3anet.co.jp)

『解きまくれシリーズ』は、私が特にリーディングセクションで伸び悩んでいるときに出会い、文字通り解きまくることで、950点以上コンスタントに取ることが出来た、私の成長過程で必ず出てくる1冊で、このシリーズの製作に関われることはこの上ない喜びでした。

解きまくる、といってもいろいろな方法がありますが、私の場合は、とにかくスキマ時間に持ち歩いて、少しでも解きまくる、ということでした。

今回Part-7を出版しましたが、Part-7の場合は朝3時起床時から〇題は必ず解く!と決め、時間を測定して解いては答えをチェック、という作業を1年以上続けました。これによりいい習慣が出来たな、と今振り返ると思います。

たとえるなら、小中学生の時に朝授業開始する前に配布されるドリルをこなす、という感じで、日々の学習をするウォーミングアップ代わりのように使っていた側面があります。

ガチでやると相当力がつく。

手を抜いても別に構わない。

私は前者の方で、とにかく真剣にやりました。

真剣にやる原動力は、『とにかく満点を取る』その1点です。

その1点にこだわったのは、満点、990点は、英語学習の1つの成長するためにTOEICを使用するという手段にしかすぎませんが、その中で満点を取ることだけにターゲットを当てることでモチベーションがものすごく上がる、山登りでどうせ目指すならトップ、山の頂に上った姿が見てみたい、というその気持ちを体現する、実現したらものすごいワクワクする気持ちがあふれてくる、そう信じていたためです。そしてその気持ちは取得すると確かにその通りでした。

1番じゃなきゃダメなんですか?という問いに、1点の曇りもなく『はい』ーそう言い切れるのが、990点を取りたいというモチベーションです。そしてそのモチベーションのために必要な要素の1つがこの解きまくれシリーズでもあります。

是非同じモチベーションを持って990点を目指す方には、『何が何でも解きまくってもらいたい』1冊です。クリスマスにコラムを読み切って、年末年始へのパワーアップにお役立ていただければと思います。

Tommy

雑感:ストレス

12月になりました。

師走になり、いろいろと忙しくなってきておりますが、いかがお過ごしでしょうか?

今年1年もようやく終わろうとしておりますが、私は今年立てた目標は概ねクリアしつつあります。

書籍を目標通り仕上げられた、ということと、

健康面でとある目標を立てていたのをクリアしました。

あと、1つやりたいと思っていたことは残念ながら十分に出来ませんでしたが、優先順位が低かったことと、コロナ禍でもともと期待薄だったため、来年頑張ります。

書籍と言えば、12月1日より拙著、解きまくれリーディングドリルPart-7が発売になりました。書店の中でこれまでの極めろ、解きまくれシリーズより大きめのサイズになっておりますので、インパクトは大きいと思いますが、インパクトに負けず、中身もギッシリ詰まっておりますので、是非お楽しみいただければと思います。

冒頭、タイトルでストレス、と書きましたが、毎年この時期は書籍の追い込みや年末年始にあんなこと、こんなこと、というように抱えていたものが今は少し整理されているので穏やかです。そういう意味では久々にゆっくりした正月を迎えられそうな予感もしますが、そう思っていると、ドカドカドカー!と仕事が入ってくるかもしれませんので覚悟しておきたいと思います。

一方で、以前TOEICで990点取る前は、死ぬ気で、何が何でも取ってやろうと、本当にストレスのカタマリでした。そして、990点取った後は、試験以外の楽しみで英会話や映画等の楽しみを覚えつつ、気楽に受験すれば取れるでしょ、という少し楽観、気持ちの余裕が生まれました。(とはいえ、受けている最中は全力でしたが)

何と言いますか、ストレスというのは受けているときは、早くこのプレッシャーから解放されたい!という思いがありますが、多少余裕が出てくると、もうちょっとあってもいいのにな、張り合いがないな、と思うこともあります。つまるところ、自分の場合は、思いっきりプレッシャーやストレスをかけたほうが結果的にうまくいったんだと思います。これが万人にあてはまるかはわかりませんが、一度多少の無理目のストレスをかけて試してみるのもよいかもしれません。

さて、ハナシを解きまくれ、に戻しますが、概ね1問1分程度の時間管理で、絶対解く、全問正解する、というストレスをかけて解いてみてください。終わったときのプレッシャーの解放感はサウナから出るような爽快さを感じると思います(全問正解すればまた格別です)。

それでは、

Enjoy your weekend!

Tommy

 

雑感:明日はTOEIC®L&R公開テスト

明日は公開テストですね。

受験される皆さん頑張りましょう。私は都内の某大学に行ってきます。

そういえば、来週12月1日に発売する解きまくれPart-7の『はじめに』+『問題サンプル』が一部のオンラインショップで閲覧できるようです。もし興味があれば是非ご覧ください。

※解きまくる中のほんの一部です。

解きまくれ! リーディングドリル TOEIC® L&R TEST PART 7 | スリーエーネットワーク (3anet.co.jp)

最近は寒さが少しずつ厳しくなってきますね。世界ではコロナの新変異株も出現した、ということで、まずは健康第一で、そして受験される皆さん全員が力が発揮できますことを祈念しています!

それでは、

Best of luck to all of you!

Tommy

雑感:630

新しい本が出来、手元にやってきました。

従来の解きまくれシリーズは小ぶりなサイズがウリでしたが、長文の場合、リアル感があったほうがいいだろう、ということで、大きめの紙面になりました。大きさで言うと、壁越え模試と一緒です。

とはいえ、総ページ数が630ページ以上あります。

出来るだけ多くの人に「解きまくって」もらって実力をつけて頂ければ、と思っております。

よろしくお願いします。

今年はこの本で最後になりますが、来年に向けたシコミは引き続き行っていきます。

どうぞよろしくお願いします。

Tommy

雑感:壁越え模試セミナー動画アーカイブ

9月と10月に濱崎潤之輔さんと旺文社で行った壁越え模試のセミナーアーカイブがアップされました。

旺文社のTOEIC対策書 – YouTube

こまぎれに動画があるので、順番に見ていくとよいと思います。一番最初の動画は、TOEIC学習をしている、なっちゃんさんの『なっちゃんねる』で実際にセミナーを受けている動画になり、より臨場感あるものになっています。

ふだん、なかなかセミナーでの問題解説をする機会がない中、おそらく2年ぶりくらいにセミナーを行ったため、貴重なものかもしれません。加えて、濱崎さんのセミナーは有料級、というか、『プロがどの点をみているか』というのを直接書き込んだものをお見せしながら説明、というファンにはたまらないセミナー動画かと思います。

当然のことながら、

本を持っていれば理解度は深まります。

本を持っていて、1度解いて動画を見ると、私たちとの視点の違いを感じるかもしれません。

本を持っていなくても気持ちはアガります。

ただ、是非一度問題を解かれてから視聴いただきたいです。

動画視聴してから、問題を解いても効果はあるでしょう。

TOEIC L&Rテスト 壁越え模試 リーディング (壁越えトレーニングシリーズ 5) | 濱崎潤之輔, 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

TOEIC L&Rテスト 壁越え模試 リスニング (壁越えトレーニングシリーズ 4) | 濱崎潤之輔, 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

使い方は自由ですが、本+著者の無料動画というのはめったにない企画ですので、是非成長のきっかけとしてお使いいただきたいと思います。

よろしくお願いします。

Tommy