「Part-2 でる600問」補足解説 20231228

毎週月-金は拙著の補足解説をしております。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ44問目(15ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■冒頭2,3語で『Where is …』=『WH疑問文』と捉えましょう。

・この疑問文は、若干長めですね。ですので、以下のように切って音と意味をとらえるとよいでしょう。

Where…construct/ their …. building/ in …Africa?

・キモとなる音、特に Where / company / construct / buildingの4語は必ず押さえておきましょう。

・(B)のbillは、典型的な音ヒッカケで、日本人が『ビル』と言えば、というところのトラップですので、この語は瞬間的に『あ、ヒッカケだな』と思えるようにしておきましょう。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『今日からまた拡大した緊急事態宣言か』

B. 『もう緊急ではないですよね』

A. 『そうね。廻りも慣れてきた感があるよね』

B. 『おかげで、都内に建設する予定のビルがテナントが入らず延期が相次いでいます。』

A. 『でも海外では堅調なんだろ。』

B. 『そうですね。新興国では特に材料費の関係で今のうちに建てておこうという動きがあります。』

A. 『XXXXXXXXXX?あの競合はアフリカに進出していたよな』

B. 『ええと、YYYYYYYYYY. あ、ありました。これです。』

A. 『ケープタウンか・・・。積極的だな』

B. 『ウチも海外進出しないといけないですよね』

A. 『とはいえ、ワクチンパスポートないとダメなんじゃなかったっけ?』

B. 『そうなんですよ。30、40代はいつになったらワクチン打てるのか・・・。』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はWhere is… でWH疑問文となっています。

■意味自体は、場所を問う問題で『どこに建設するのか?』と尋ねています。

・Yes/Noで返答 ➡ まず間違い

・まだ決めていない他 ➡ 正解

・直接場所を答える ➡ 正解

・何かを見れば、調べればわかると誘導 ➡ 正解

となります。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)が正解です。情報として『今日の新聞』へ誘導していますね。

・(B)は不正解です。billという音ヒッカケで、『法案もしくは請求書が処理されている段階』というのは、場所を示していないですよね。

・(C)も不正解です。”before”➡時系列的に時(when)を問う問題の応答ですね。ただ、質問が長いので、あれ?これwhereだっけ、whenだっけ?と思ってしまうとヒッカケになります。というのも、この長い質問の最後はin…Africaと、場所で終わっていますよね。ですので、初速を聞き逃すと、この最後の前置詞句を聞いて、『あれ?Whenだったかな?』と思わせる魔力があります。自分の聞こえた音を信じましょう。『南アフリカのどこか?』が問われているポイントです。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

  

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 2人のやりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ45問目(15ページ)を扱います。事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今日も頑張っていきましょう!

Cheers!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20231227

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よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ43問目(15ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■冒頭2,3語で『Heve you made…?』=『Yes/No疑問文』と捉えましょう。

・flight_toは”t”が弱い、もしくは脱落(省略)されます。

・(A)は場所を示す表現でよく使えます。right→leftに置き換えてもよいでしょう。

・(C)considering itはつながって聞こえると思います。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『いやあ、コロナ爆発的に増えていますね』

B. 『そうね。まだワクチンも打てていないから不安だな。』

A. 『そうね。とはいいつつ、夏休みもそろそろとらないとな』

B. 『あれ、お前来週じゃなかったっけ?』

A. 『ああ、でもPS5の抽選が落選したから、インドア派のオレとしては何もやることがないかも』

B. 『そうか残念だったね。私は再来週からオフなんだけど・・・』

A. 『XXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYYYY. 今回はいろいろと制限があるから難しいよね』

A. 『もし普通の世界だったらどうしてた?』

B. 『久々に中華街行ってグルメ三昧かな』

A. 『おおいいねえ!』

B. 『そういえば、昔中華街でTOEICオフ会やってたんだけど復活しないかな・・・。』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はHave you… でYes/No疑問文となっています。

■意味自体は、完了形で『もう・・・したの?』と尋ねています。

・Yes/Noで返答

・まだ決めていない他

となります。自分の事を決めたかどうかなので、わからない等の返答は今回は論理的に『ナシ』です。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は不正解です。所在場所を答えても問われていることには返答できていません。

・(B)も不正解です。そもそも休暇は自分で決めるべきことであり、それを旅行代理店業者が質問者にメールで回答する、ということ自体、ヘンですよね。

・(C)が正解です。まだ考えている、というのはNoを遠回しに答えています。自分の決めた、決めていないの返答としては正解の応答パターンとしてよく出ます。加えて覚えておくと英会話でもよく使える表現ですので、サラリと言えるように覚えておきましょう。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

  

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 2人のやりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ44問目(15ページ)を扱います。事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今日も頑張っていきましょう!

Have a nice day!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20231226

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よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ42問目(15ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■冒頭2,3語で『Why was…?』=『WH疑問文』=『理由を問う』と捉えましょう。

・flight_toは”t”が弱い、もしくは脱落(省略)されます。

・(A)は仕事で、海外で入国審査を受けた際に使えるフレーズですので丸ごと覚えておきましょう。

・(C)She’s been →  受け身の進行形(be being)ではなく、完了形であることに注意して聞きましょう。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『オリンピック毎日すごいね』

B. 『日本チームはメダルラッシュだよね。』

A. 『とはいいつつ、大谷選手もしっかりチェックしてるよ』

B. 『ああ、昨日もホームラン打ったもんな』

A. 『ロッキーズが相手だったか、たしかコロラド州デンバーだったかな』

B. 『そうね。でも試合のちょっと前に飛行機が欠航になっていたから中止かな、と思っていたけど、無事に終わってよかったね。』

A. 『あ、そうだったんだ。XXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYYYY. 夏はいよいよ台風だからな。』

A. 『そうだよね。しかし毎日スポーツ観戦三昧で眠れないね。』

B. 『ホント、寝過ごすと結果出てるもんね。』

A. 『TOEICもそうならないかな』

B. 『そうね。果報は寝て待て、と言うし・・・イヤそれはアカンやろ!』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はWhy…?でWH疑問文となっています。

■意味自体は、『なぜ・・・なの?』と理由・目的を尋ねています。過去の事ですね。

・~だから Because

・~のため To

・その他 文

こういう返答例があります。

それに対する論理的な応答を考えていきます。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は不正解です。文という形ですが不正解。なぜかを考えましょう。

 『ここ』がまずどこかわかりませんが、話している2人の場所を指しています。次に、ここに来たから飛行機が欠航になった、という事実はスケールの大きさからして現実的にありえない、ということです。応答者が大富豪で、自分がここに来るからチャーター便をキャンセルした、ということであれば成立しますが、ちょっと客観性がないですね・・・。

・(B)が正解です。天候不良は、飛行が飛べない合理的な自由になります。

 it = the filght to Denverと置き換えるとわかりやすいでしょう。

・(C)も文のカタチですが、不正解です。まず、Sheという人物が質問では表れていません。加えて、誰かが言ったことがある、という経験が飛行機を欠航させるという理由は合理的にあり得ない設定です。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

  

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 2人のやりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ43問目(15ページ)を扱います。事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今日も頑張っていきましょう!

Have a great day!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20231225

毎週月-金は拙著の補足解説をしております。

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お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ41問目(15ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■冒頭2,3語で『Are you…?』=『Yes/No疑問文』と捉えましょう。

・traveling_toは”g”が弱めに発音されます。

・(A)は受け身の進行形となっていることをしっかり捉えましょう。”being + -ed”

・traveling, travelの音トリックも押さえておきましょう。travel timeの意味も1度聞いてイメージできるようにしておくとよいですね。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『夏休みどうする?』

B. 『そうね、世間は自粛ムードだから家でPS5かしら。』

A. 『え、持ってんの?』

B. 『抽選で当たったのよ』

A. 『いいなー、オイラは結局予約した温泉旅行行くか迷ってる』

B. 『そうか、そういえば私は12月にお休み取って海外旅行行く計画立ててるの。ワクチンパスポートで行けるなら強行するわ。』

A. 『XXXXXXXXXX?次回のオリンピック観光?』

B. 『YYYYYYYYYY. 国立公園が最高らしいのよ』

A. 『それってこないだのPart-7で出なかったっけ?』

B. 『そうね。DPで。』

A. 『ツアーに含まれないもの、が問われていたな。』

B. 『そう。あと通貨がKshというのもポイントよ。』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はAre youでYes/No疑問文となっています。

■意味自体は、『~に旅行するの?』という意味です。

・be + ingで尋ねているので、既に旅行に向けて動いているの?という聞き方です。

それに対する論理的な応答を考えていきます。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は不正解です。特定の場所に行くかどうか、という質問で代理店の移転は関連がないですよね。ちなみにこの文は受け身の進行形になっています。つまり、この代理店は『何らかの理由により』移転せざるを得ない状況がそうではなくなったことを意味しています。このあたりの知識はこの問題を不正解として選ぶプロセスとしては関係ないですが、持っておくといずれ役に立つ知識です。

・(B)も不正解です。travel timeは移動時間を意味しますが、問われたことに返答できていません。

・(C)が正解です。Noと否定し、違い行き場所に行く、と返答しています。厳密に言うと、

No, (I’m traveling) to NN.という形が省略されています。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

  

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 2人のやりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ42問目(15ページ)を扱います。事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、年末今年最後の週も頑張っていきましょう!

Happy Monday!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20231222

毎週月-金は拙著の補足解説をしております。

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お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ40問目(14ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■冒頭2,3語で『WHがない』+『語尾が上げ調子ではない』=statement(陳述・意見・情報)と考えましょう。

・この場合は、意味を取って適切な応答を答える必要があるので論理性(ロジカル)が問われますね。

・とはいえ、音をしっかりとって意味を取らないとそもそもロジカルの一致にはたどり着けませんので、聞き取れない語はチェックしておきましょう。

・arrive, aliveの音トリックも押さえておきましょう。rとlの発音に注目してみてください。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『早く来ないかなー』

B. 『何が?』

A. 『先日の社員表彰金を使って注文した作業環境をよくしようとして頼んだアレだよ!』

B. 『アレ?何か頼んだっけ?』

A. 『頼んだじゃん、みんなで投票した・・・』

C. 『宅配便です!』

A. 『あ、きた。XXXXXXXXXX!』

B. 『お!!それな!気分アガるな、さっそく置こう。YYYYYYYYYY? 』

A. 『え、もう決めてるよ。共有作業スペースだよ』

B. 『ああ、そうか、そうだった』

A. 『オフィスグリコも置いておやつタイムが楽しみだな。』

B. 『アイスも食べたいなー』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題は通常の文の形です。疑問文ではないことを音と意味で素早く察知しましょう。

■意味自体は、『~が届いた』という意味です。

・〇〇が届いた=報告のような感じですね。

・イメージするに、オフィスで同僚から「荷物が届いたよ」というような状況でしょう。

それに対する論理的な応答を考えていきます。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は不正解です。到着したものを注文する、というのはロジカル的にもヘンです。何か文脈があればいいのかもしれませんが、それでも違和感がありますね。

・(B)が正解です。届いたモノに対し、『どこに置く?』は鉄板の応答です。ロジカルパターンとして、『届いた→どこに置く?』ストックしておくとよいでしょう。

・(C)はちょっと不自然です。あたかも椅子と机が活き造りのような状態で、まだ動いていたりするような状態であれば正解ですが、そんなことはないですね。というより不正解の方はalive≒arriveと思って選んでしまうことがあるので、ロジカルで正解にする方は少ないでしょう。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

  

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 2人のやりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ41問目(15ページ)を扱います。事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今週もお疲れさまでした。

Have a great weekend!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20231221

毎週月-金は拙著の補足解説をしております。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ39問目(14ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■冒頭1語で『WH』+『Where』疑問文と感じ取りましょう。

・Whereの問題を取り扱うのは久々ですね。今一度初速の音をしっかり捉えられるか、をチェックしておきましょう。

・(B)I think we’re lost.はまるごと覚えてください。『うーん、どうやら迷ったかも』くらいのニュアンスです。ネイティブは早口で使うことも多いです。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『わからん』

B. 『どうした?』

A. 『新しい書式だとシンプル過ぎて何を書けばいいかよくわかんないな』

B. 『今の部長の方針で枠だけの書式にしたからな』

A. 『とはいえ、いきなり白紙だと本当によくわからないな』

B. 『確かに旧書式だと、ここに〇〇を書きなさい、と誘導していたから企画書はある程度かけたよね。』

A. 『そう。特に新人教育に使えるんだよな、前のやつ。XXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYYYY. そこから前のファイルをダウンロードできるよ。新人教育に使うの?』

A. 『そう、やはり基本的なところから入らないとな』

B. 『なるほどな』

A. 『今年の新人、字じゃなくてイラストでしかかかないからな。』

B. 『いいんじゃないそれも、最近ピクトグラムとか流行っているし』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はWH疑問文です。Whereの形で、場所を問う問題です。

■場所が問われたときはだいたいこんな感じですね。

・具体的な場所、もしくは位置をします

・間接的に、わからない、決まっていない、どこかに情報がある(ので送る)

こんな感じです。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は不正解です。クッキーがあっても何の解決にもなりません。

※ただ応答者がIT担当者で、サーバー内の記録に関するクッキーのことを指すとしても、クッキーが直接古いバージョンのファイルを指すかどうかわかりません。というのも、クッキー(some cookies)は、不定冠詞であるため、そのファイルの格納場所を直接検索できるものかわからないからです。とはいえ、(仮に正解だとしても)ネット用語のクッキーがPart-2で出ることは少し専門過ぎて正解にはなりづらいので、今のように不正解になるようにしておかないと悪問になってしまうでしょう。

・(B)は、道に迷ったことと質問者の応答の関連がここではわかりません。何かを検索していたら正解になっていたかもしれませんが、その前提が文脈として見えないですよね。

・(C)が正解です。リンクを送ることで、そのリンクを開けばわかる、ということを示唆しています。”the link”と、『古いバージョンが格納されている』ことを規定している定冠詞を使用しているから、応答者はそのものずばり格納場所を知っていることが推測される返答です。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう

  

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 2人のやりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ40問目(14ページ)を扱います。事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今日も頑張っていきましょう!

Cheers!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20231220

毎週月-金は拙著の補足解説をしております。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ38問目(14ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■冒頭1語で『WH』+『When』疑問文と感じ取りましょう。

・When willは今週で2回目ですね。音がしっかりつかめましたか?

・about_to, At_theと、”t”の重なりのあるつながりが出ています。音の脱落がありますので、そこを意識して音が拾えるようにしてみてください。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『あー』

B. 『どうした?』

A. 『オリンピック始まったけど微妙だな』

B. 『それは売り上げに影響するからか?』

A. 『マーティングが全部裏目に出ている』

B. 『裏目に出ているって、確かにそのスイカちゃんバッジは売り方が微妙だね?』

A. 『そういえば、XXXXXXXXXX?そこで売れないかな?』

B. 『YYYYYYYYYY. 首都高が封鎖されて車での来場が難しいからな。8月末以降じゃない?』

A. 『あー、やっぱりだめか?』

B. 『オンラインで売ってみたら?』

A. 『ん-、何かイベントで売らないとな。』

B. 『9月に濱崎さんのイベントがあるからそこで告知させてもらうかだよな・・・』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はWH疑問文です。Whenの形で、時を問う問題です。

■時が問われたときはだいたいこんな感じですね。

・具体的な日時、もしくはタイミング(before, after, not until)

・間接的に、知らない、秘密、決まっていない、どこかに情報がある

こんな感じです。

選択肢を見ていきましょう。

 ^

・(A)は正解です。It’s about to=It will, It is going to beくらいですので、実質意味を取らなくてもよいですが、後半のto be determinedが重要です。この語は、『いずれ決められるべき(こと)、つまり、まだ決まっていない、未定』ということを意味します。英語では、TBD(未定)という表記で記載されることもよくあります。過去Part-7の正解の根拠にもなったことがありますので、意味として押さえておくといろいろと(実践でもテストでも)役に立ちます。

・(B)は、既に過去の事だと行っていますが、内容がボートに乗った、と資金集めの会合とは異なります。

・(C)は場所に対する返答ですね。リスニングで”When”を聞き間違うと絶対にこれを選んでしまう可能性があります。というのも、質問の動詞が”take place”だと、開催される=場所=あれ、Whenって聞こえたつもりだったけど、Whereだったかな?と混乱させやすい動詞句が登場している、という点が憎らしいんです。自分で作っていてなんですが、こういうところがPart-2の『いやらしさ』が出ています。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

  

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 2人のやりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ39問目(14ページ)を扱います。事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今日も頑張っていきましょう!

Have a nice day!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20231219

毎週月-金は拙著の補足解説をしております。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ37問目(14ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■冒頭1語で『WH』+『Why』疑問文と感じ取りましょう。

■getting togetherはほぼ1語で聞き取るような表現です。gettin(g)とgが弱く発音されます。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『ん、今日なんかある?』

B. 『どうして?』

A. 『なんか、いつもあまりオフィスにいない人が結構いるんじゃない』

B. 『そうだな、採用とか研修担当者かな、あれは』

A. 『あ、そしてあれは人事部長か!』

B. 『そうだね。ソッチ系のメンバーが大集合だね。会議室に入っていくようだ』

A. 『XXXXXXXXXX?なんか重要な会議かな?』

B. 『YYYYYYYYYY. なんか、あるってことだろうね』

A. 『オマエ、何か悪いことした?』

B. 『いやしてないよ!お前だって』

A. 『違うな、何か表彰系とか』

B. 『それはあるかもな。オマエ先月相当売上上げたらしいから、その表彰かもね・・・

   その時はオゴってね。』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はWH疑問文です。Whyの形で、理由を問う問題です。

Whyの疑問文の場合

Yes/No → まず不正解

直接: Because S+V, To do…で理由や目的を説明。もしくは文で理由を説明

間接:知らない、知っているけど教えない(秘密のため)

こんな感じです。

選択肢を見ていきましょう。

 ^

・(A)は重要なXXがある、と理由としては文意に合います。だから集まっている、と読み返してロジカルかどうか確かめましょう。

・(B)は、Yesと答えている時点で不正解だとほぼ思ってください。また楽しんでいることが、集合している理由自体の説明にはなっていないですよね。

・(C)は時間に対する返答です。またitが何を指すかわかりません。百歩譲ってit=the meetingとしても、なぜミーティングを行うか、に答えていないので、ふさわしい応答とは言えないです。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

  

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 2人のやりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ38問目(14ページ)を扱います。事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今日も頑張っていきましょう!

Have a great day!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20231218

毎週月-金は拙著の補足解説をしております。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

^

^

^

本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ36問目(14ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

 ■冒頭1語で『WH』+『When』疑問文と感じ取りましょう。

  When will → Whenの認識が確実にできるように

  特に最近When, Whereがナレーターによって聞き取れない、という方がいます。

  その場合は、かすかな差ですが、”en”, “ere”の『ゥン』、『ェア』を狙い打ってなんども聞いてみてください。

  

  あと、平易な表現ですが、

■begin_inの音のつながり、

■(C)at_the_end_ofの4語のナチュラルなつながり

これらは何度も聞くことで、アルファベットの羅列→意味、ではなく、言い回しの音→即意味へと耳慣れすることをオススメします。それくらい頻出の表現です。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『だいぶワクチン普及したから海外渡航も少しずつ始まっているな』

B. 『そうですね。ただ日本はまだ若手には普及していないですね』

A. 『そうだな、もう少しそのあたり好転してくれると事業もうまくいくのにな』

B. 『まったくです』

A. 『次の会合はどこでだっけ?』

B. 『マレーシアですよ。先月大筋でまとまった当社のシャーペンにAIを搭載するプロジェクト、いよいよ始まりますね。』

A. 『そうだな。XXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYYYY. 若手のバリバリのヤリ手を見つけたら即!という感じです。』

A. 『すぐ見つかるのかな?』

B. 『シャーペンにAIが搭載されたら、迷ったマークシートを即塗ってくれますよ。』

A. 『というか、それは会場に持ち込み出来るのか?』

B. 『うーん、微妙ですけど塗り絵補助くらいだったら大丈夫じゃないですかね?というか、それ需要あるのか、という疑問もありますが・・・。』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はWH疑問文です。Whenの形で、時・タイミングを問う問題です。

Whenの疑問文の場合

Yes/No → まず不正解

直接: 時間、日、週、月、〇〇の前後(before, after等)

間接:知らない、知っているけど教えない(秘密のため)

まあ、こんな感じです。

選択肢を見ていきましょう。

 ^

・(A)は出張に近いストーリーヒッカケです。Whenを認識して、静かに即座に葬り去りましょう。

・(B)は、これが正解です。After+現在完了の形で、〇〇が終了したら、という表現ですね。実はこのAfterは昨日取り上げたNot untilの言い換えが出来ます。Not untilは昨日の解説も参考にしてください。

・(C)はヒッカケです。”At the end of”まで聞くと、いかにも正解、というカンジなのですが、そのあとが場所を示す”hallway”です。つまり、この語はWhereを問う問題なら正解なんです。つまり、音を認識する段階で間違うと自動的にこれがロジカル思考として正解になります。ですので、問われている意味を確認する前提は、『音・音・音!』です。ここを聞き間違うと、かけ間違えたボタン状態になりますので、注意しましょう。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

  

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 2人のやりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ37問目(14ページ)を扱います。事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今週も頑張っていきましょう!

Happy Monday!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20231215

毎週月-金は拙著の補足解説をしております。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ35問目(14ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

 ■冒頭2語で『Yes/No』+『否定』疑問文と感じ取りましょう。

  発音からしてここは比較的ハッキリいうのであまり難しくはないですが、慣れないと、

  聞き取れないこともあります。その場合は何度も聞いて自分でも音を口に出してみてくだ

  さい。

  また、provide A to Bが出てきました。このカタチはA(モノ)をB(ヒト・組織)に渡す、という意味で出てきます。今回の質問はやや長いですが、この言い回しを覚えておけば、

『誰かに何か渡さないべきか』という意味になるな、と考えることが出来ます。

■questionnaireは、リスニング、リーディングでも登場する語です。ただ、リスニングで聞こえてすぐ意味にできるかというと慣れないと聞き取れないかもしれません。その場合はここの部分だけ聞いて頭に浮かぶようにしておきましょう。

■(A)needs to be, (B)Not until, は言い回しとしてよく出てきますので、音を聞くというよりこの音が出てきたら意味が瞬時にとれるようにしておくとよいです。

graduation → congratulate, lastの質問と応答選択肢の音トリックもチェックしておきましょう。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『上期は売上さんざんだったな』

B. 『うちは対面商売メインですからね。』

A. 『今頃はもうコロナも落ち着くし、オリンピック準備で盛況!なはずだったんだけどね』

B. 『うまくいかないもんですね』

A. 『でも下期のZOOM個別商談会は、なかなかいいアイデアじゃないか?』

B. 『そうなんですよ、すでに試供品送っておけば現地でプレゼンしなくてもいけますからね。大口注文のお客様には絶対よいと思います。』

A. 『あとは各支店賛同するかだな。XXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYYYY. 今はヤバイっすよ。待ちましょう。』

A. 『まだ承認してくれないのかな?』

B. 『新しい稟議システム、ハンコやめてオペレーションが混乱しているようです』

A. 『電子媒体の方が手軽なのになぜなんだ?』

B. 『ログインに手間取ったり、承認画面開くのに時間がかかるようですね。紙の方が簡便だなんて・・・じきに慣れると思うんですけどね。』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題は否定疑問文です。Shouldn’t weの形で、~しないほうがいいかな?という意味です。

否定疑問文の場合

Yes → (いや)、やったほうがよい

No→ (そうだね)、やらないほうがよい

日本語ではこうなります。

ロジカル的には難しいところですが、英語はロジカルに忠実ですので、

肯定 → 肯定の形で賛同

否定 → 否定の形で賛同

これが基本となります。この基本が崩れる場合は、使用する動詞を違うものに変える等により、論理性が一貫するようにします。

ただ、こういう考えをPart-2の短時間で情報処理すると大変なので、Yes/No疑問文で判断しても問題ありません。※上記の考えを踏まえて、ですが。

 ^

・(A)は、providerの音ヒッカケですね。なんとなく聞くと正解のようにも聞こえますが、意味が通じません。プロバイダーがなぜ必要か、質問の意図には関係ありません。

・(B)は、これが正解です。これは”Not”が大きな意味を閉めます。

Not → (No, we should) not (provide the questionnaire to all the branches)のカッコが省略された形です。これに”until 以下”を付けると、『役員承認まで配らない方がよい』と、条件を明確にして、否定疑問文としてnotで賛同しているカタチです。

Not untilはTOEICのPart-2でよく用いられます。本番ではこう省略されている、というのはあまり考えなくてもいいですが、自主学習する時はこのような省略があると理解しておけば、本番でも、あ、省略されているな、と考えることが出来ます。

※それと時系列を考えると、not untilは、文脈によってafterに置き換えても考えやすくなります。Whenに対する返答の正解として登場することがありますね。

・(C)はvoterがquestionnaireに対する意味のヒッカケとなります。ただ、まだアンケートは実施しているわけではないので、ちょっと返答として早尚ですよね。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

  

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 2人のやりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ36問目(14ページ)を扱います。事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今週もお疲れさまでした。

Have a great weekend!

Tommy