雑感:『そこそこ』を超える

この土日は少し時間があったので、カレーを煮込み、煮物を作り、それなりにクッキングが充実していました。(と言いつつ、今も煮込み待ちです)

昨年以降、電気圧力鍋を購入し、

そこに書いてあるレシピはだいたいマスターしたため、

あるものを作りたいときはこの具材と調味料を買ってきてこう料理する。

この料理はこう。

そういう内容が少しずつ頭の中で確立されてきました。

とはいえ、料理は雑にやると少しトリッキーな文法問題のようにうまくいかないので慎重に、慎重に。ここは譲れない。

ということで、だいたい『そこそこ』のクオリティのものが出来上がりました。

とはいえ、

『だいたい』『そこそこ』なんです。

マズくはないけど、メチャクチャうまい!というわけではない。

マニュアル通り作った、慣れた、ということもあるかもしれません。

ただ、それ以上『究めたい!』とあんまり思っていないので、落ち着くところに落ち着いた、というところになります。

自分の場合、TOEICに対するアプローチは少し違っていて、

とにかく、何が何でも990点取りたかった。そのための情報は何でも手に入れようとした。新刊は全てチェック、究めるまでやりこんだ。試験は生きるか死ぬかの戦いくらいの勢いで毎回臨んでいた。速報発表の昼頃には心臓バクバク、みたいな。

やはり情熱が違うかもしれません。

とはいっても自分が料理に向かい際にそこまで究める理由はない、ただ今よりもう少しおいしくするにはどうしよう、という興味はある程度です。

つまるところ、『そこそこ』のレベルを脱却するのは+α、たとえば探求心とか情熱というものが必要なんでしょうね。

今日は鶏の手羽煮がもうすぐ出来るので、一杯やりながら自分の料理の腕を向上させる考察について少し考えてみたいと思います。

Tommy

雑感:あの頃は何していたか?

昼食にかるびマックを食べました。

これが発売されたのは2002年か、このころ何していたかな、と食べながら考えてしまいました。

うむー、当時は北海道に住んでいて、英語なんかまったく勉強していなかったな、と思いながら食べました。そもそも、かるびマックなんか食べていたか?というくらい記憶が飛んでいますが、W杯があったことは鮮明に記憶にあります。もっとも20年前か・・・。この時点から4年後に英語学習を開始するんだっけ、若いな、自分・・・。

もう1つ、2014年に発売されたハンバーガー、も出ていました。

これはブラジル国旗をあしらったバーガー、か。

そういえば、2014年はちょうどカナダにいて、上司がブラジル人で『一緒にワールドカップ行こうか?』と誘われたっけな、残念ながら東京に戻ってきたのでそれは叶わなかったけど、カナダに住んでいたのはいい思い出だったな、とも思いました。

この年、2冊目の本を世に出すことが出来ました。

そして今、2022年か、

ここから〇年後、自分は~歳で何をしているか、はまったくわかりません。

ただ、英語学習含めて、やることリストを整えているので、そのうち何個出来ているのか、非常に楽しみでおります。

何よりもまずは目先の原稿・ゲラをやります。

Tommy

雑感:開かれる

先月のIIBCのニュースリリースで、

公開テストの申し込み人数制限がなくなる、と発表がありました。

と同じくらいのタイミングで、少しずつ外で食事する機会が増え、改めて外食の楽しみ、大切さを再実感しました。

来月には〇年振りにスポーツイベントを観戦してきます。

そして、海外からの友人も日本に遊びに来ます。

とっておきのレストランを予約して向かい入れバッチリです。

ここ最近、少しずつ『いつもの生活』に戻ってきている実感を感じます。

閉ざされた日常空間が開かれた感じがします。

タイミングを見て、海外にでもいきたいところですね。

夢や妄想が膨らむところですが、原稿はしっかり納期がやってきますので、精力的にこなしていきたいと思います。

Tommy

雑感:やりがい

先週は、別々な方から、『あなたのやりがいは何ですか?』という質問を受けました。

あー、やりがいかー。特に考えたこともなかったな・・・。

そう考えたことを話すと会話が終わるので、自分での少し考えました。

自分が楽しいと思ったことは全てがやりがいになる。

楽しさがなくなると、単純作業やいやなこと、になる。

なので、そのことを心掛ける。

特にルーチン作業であればあるほど、昨日よりうまくやってみよう。昨日は今まで一番うまくできたから、同じことが再現できるか、いやもっとよくできるか、といったようなテーマを決めてやると、少し夢中になれます。

加えて、イレギュラーはウエルカムと思うこと。

思わぬことで、時間を取られたら、クソ!と思わず、とられたリカバリー方法を考える、時間をつぶしながら、自分にプラスになることを考える。特に電車に閉じ込められた場合は、本を読めるようにしておいたり、暗唱する英文をストックしておけば、生産性がなくなるということはないです。

こんな感じで答えてあげたら、あーなるほどですね!と相手が少し喜んでもらえたので、このインタビュー自体やりがいを感じました。

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間接的ですが、英語学習もそうですよ。

特に学習に行き詰まったら『やりがい』をどこに求めるかが大事。

これは、誰かにこれやってみたら?というのも大事ですが、自分で打開しよう、あ、これいけるかも、という楽しさをどこかに見出すのが大事かと思います。

そして日曜日のまさに今のやりがい。

今日これから作ろうとしているチキンのトマト煮がうまくいくか・・・。

料理は完全な再現が難しいのと何かを黙々と作るのは楽しいので、週末の自作料理はやりがいがとても出ます。

Tommy

雑感:カキダシて再発見

昨日、『カキダス』という記事を書きましたが、

実際自分でもカキダス作業を再開して、いろいろな発見、というか調べたいことがたくさん出てきたため、

今朝は4時起床でしたが、あっという間に16時を回っていました。

イケナイ、イケナイ。

というのもカキダス、というのは別に解説だけではなく、

文の構造を書き出すことで、

あ、正解は当然これ、このルートで解くから。

という前提で書いていくのですが、

問題はその後。

最終的に英文をチェックしていると、

あれ、この表現これでよかったかな?

この語彙はこのシーンでは使わないのでは?

そういう余計な雑念(違うな、クリティカルシンキングか)が生まれ、

結局脱線に次ぐ脱線で今ココ、といった感じです。

考えてみると、ああ、完全だ!と思う自分の英文は、

時にネイティブチェックを受けるとメタメタに直される場合がよくあります。

それは文法的に正しいかもしれないが、このシーンでは言わない。

こういう添削がよくあるのですが、

それはテスティングポイントしか見ていないので、『受験者には役立つかもしれないが、正しい英語ではない』ということで指摘を受けることが多いです。

それを受けて、なるほどなー、そうかー、確かにいろいろ調べてみるとそうだよなあ、と思うことばかりで、

来週以降もネイティブとやり取りしそうなことが増えて、いい意味で楽しそうです。

さて、根詰めて机に向かう過ぎたので、今から電気圧力鍋で豚汁とサバの味噌煮でも作ることにします。料理はこの自粛期間で最高の気分転換です。

それでは、日曜日も夕方になってしまいましたが、よい休日をお過ごしください!

Tommy

雑感:ボクの負けです。

基本、自分の主義・主張を貫きながらここまでやってきたので、あんまり勝ちだ、負けだとは言いたくないのですが、先週こんなことがありました。

自宅から離れたマクドナルド入店。久々店内でビックマック購入。

加えて、スマホアプリで商品チェックしていたところ、100円のソフトクリーム発見。

あー、こういうの見ると価格も価格だし1個行っちゃおうかな、あ、昨日成城石井で買ったチーズケーキがまだ家に残っているからなあ・・・。それにしても平日にスーツきたおっさんが1人でソフトクリーム食べていると、周りからはキモイ目で見られるかなあ、いやでも食べたいなあ・・・。あーまたにするか食べるか・・・。イヤだめだ、またにしよう。どうだオレの判断力。この決断に8秒足らずで決着してしまったぜ・・・。

その1分後、私の1つ隣の席に座ったサラリーマンと思しきスーツ姿の男性がソフトクリーム1個を購入して、スマホをいじりながらおいしそうにほおばっていました。

それを見て私の取った行動は1つしかありませんでした。

周りを気にせず自分の主義を貫けなかった自分の負けです。たとえるなら、Part-7の選択肢で2つに絞り込んでいずれか、を自分自身の勝手な解釈で選択肢を選んでしまい、結果985点を取った時の心境です。ついでにいうと、ビックマック後のソフトクリームは確かにおいしかったです。

この日はハッキリいって自分の完敗でした。

人生はTOEICにかかわらず選択の連続です。悔いの残らない選択をしていきたいものですね。

さて、今晩は何を食べようか・・・。

Tommy

雑感:挑戦と気づき

先週に引き続き、今日も料理に挑戦。

今日は豚バラブロックの角煮とポテトサラダ。

想像していたよりもカンタンに出来て、うまい。

どうしてこんなことに気づかなかったんだろう。自画自賛ですが、買うよりうまいかも。

基本はやるか、やらないか。

英語学習から離れて日常を見渡してみると、いろいろな気づきはありますが自分でやって感激すると、その気づきから考察することが多し。

このポテトサラダの味が次回また全く同じように再現できるかはわからないが、

次回やってみてまったく同じように作れるのがプロ。

同じように、

TOEICでベストスコアを出したときに、次回同じ、もしくはそれ以上のスコアが取れるかわからないのであれば、それはひょっとしたらまぐれかもしれない。

再現性の高いスコアを取る自信があれば、それはプロの領域。

今日もいろんな意味で挑戦と気づきをいただきました。

明日も全力で頑張ります!

(あ、料理の写真撮るの忘れた・・・)

Tommy

雑感:まねて学ぶ

いやあ、今日は感動しまくっています。

昨日入手した電気圧力鍋を使って、タコのやわらか煮、角煮といろいろ試してみたのですが、

まあ、手軽にあっという間。

材料費だけでこんなにおいしく出来るのか!スゲー!と喜びまくっています。

おそらく何かのレビューに書くならamazing, outstanding, superb, etc….と称賛する語しかあたらないくらいです。唯一いうと、圧力を抜く時間少しだけ待つ程度ですが、その間ヒマをつぶせるのもまたよいです。

ハナシは変わりますが、一通りレシピ通り作ってみたんですが、

やはり、ここで隠し味にハチミツをいれようか、赤ワインもいいな、といろいろな妄想が膨らむのですが、今回はオススメレシピ通り忠実に作ることにしました。

ここは私が自分自身で忠実に守っていることではあるですが、

何かの指南書に出会った場合、まず忠実に『やってみる』。

その忠実さが再現出来たら、少しずるアレンジしてみる。

そうすることで、指南書に書かれていることのアレンジができて、文字通り自己流になる。

英語に関してもこんな感じで行ってきました。

自分勝手な自己流ではなく、まず書かれていること、言われていることができるようになってからの自己アレンジ。

一般的に、何かを学ぶ、という『学ぶ』は古くは『まねる』というのが語源で、そこから

『まねる』 → 『まねぶ』 → 『まなぶ』と変化していったようです。

食と英語とまねる、といえばこの本。この本は、勉強だった英語が会話の世界にいざなってくれるステキな本です。TOEICの学習しかやっていなかった時の唯一の一休みがこの本でした。

あー、また読み返してみたいな。

スティーブ、今夜スシバーにご案内しましょう : 日本の「食」を、英語で語ろう! | ダニエル・ワーリナ〈DanielWarriner〉, 神崎正哉 | 英語 | Kindleストア | Amazon

とりあえず、今日はもう一品、ポテトサラダを作って夜の一杯に備えます。

Tommy

雑感:ねぎらい

北京オリンピックが開催されましたね。

熱戦が繰り広げられる期間のため、自然と心躍っている感じです。

昨日は女子スキーのジャンプを観ていました。

高梨沙羅選手が惜しくも4位とメダルが届かず、ということで残念だったものの、一生懸命に全力で向かっている様子が伝わってきて本当に素晴らしかったですね。

高梨選手と言えば、私がまだカナダにいた際のソチオリンピックでは、10代で出場し、『まず間違いないメダル』と言われ、期待大だったものの、獲得できず、前回の平昌オリンピックでは、リベンジを果たし見事に銅メダルを獲得した、という背景があるため、ついついいろんな感情移入をしながら観戦していました。

本当にお疲れ様、と言いたいところですが、

このブログはTOEICブログなので、話を戻します。

『惜しくも目標スコアに届かず(明らかに届かなくても)』という場合、

『でもよくやったよ』

『次があるさ』

とねぎらいの言葉やエールを送ってくれる友人・知人の存在はありがたいものです。

でも・・・、英語学習、とりわけTOEICでいうと、

アスリートと異なり、引退という概念があまりないので、ひょっとしたら

それが5年、10年と続く場合、そのような声をかけられても本人がしんどくなるかもしれません。

かくいう私も800点から900点までは半年。

900点から950点までは1年ちょっと。

950点から990点までは1年、と。

今考えると、そんなに期間はなかったかもしれませんが、獲得していない場合、

『長いトンネルだな』とずっと思っていましたし、

『そろそろ〇点だね』と言われるとそれはそれはプレッシャーになりました。

自分では、

『わかっとるわい。』

と思っていても口には出せませんし、

友人・知人の側も、

『うわー、今回も取れなかったのかー!ワハハハハ!!』『まだ取れないの?』

とは言うわけないと思います(そもそも思ってもいないと思いますが)

結果論になりますが、

正直、目指していたスコアを取る、という事に対して、

取ってから考えると、努力して後悔したことはないですし、

満点取るなんて意味あるの、という問いに対しては意味がある、という理由をたくさん言えるようになりましたし、

取っていない自分には、『やっぱり〇〇が至っていないよね』と言えるので

至らないことをどうやって埋めていくか、が最大の課題になります。

時間的な長さについても、取得期間まで長すぎるからダメ、ということはありません。

その分、達成した喜びは大きくなるでしょうし、

M-1グランプリを昨年獲得した錦鯉の長谷川さんは、『50代から伸びしろ』というのをテーマにやってきた、ということなので、やはり年齢は関係ないと思います。むしろその期間にあきらめず、腐らず、どれだけ努力してきたか、によると思います。

私も拙著を使って学習してくださる方には、『応援』と『見守る』ことしかできません。

スコアを達成できた!という方から連絡頂いたときは、メチャクチャ喜ぶ一方、

達成できなかった方には、『私のアドバイスが至らなかったのかな』と考えることもあります。

とはいえ、受験する意思のある、それに向かって努力をする方には、

『見守る』

『頑張りをねぎらう』

『振り返ってクオリティの高いコンテンツを提供し続ける』

私にはこれしかできませんが、出来ることをしっかりやっていこうと思います。

Tommy

雑感:失敗学

ブックファースト新宿店で、『名著百選』という企画があり、この度『是非1冊を』ということで、いろいろと新しいものを読み、かつ以前あった書籍を読み返してみて、『失敗学のすすめ』という本を選ばせていただきました。

この本は今から15年前に初めて読んだ本ですが、

それまでは、『失敗』=ものすごくネガティブなイメージがあって、自分は物事を行う際に必ず失敗しないようにする、という思考だったこともあり、失敗するとショックで落ち込み、ヤケ酒を飲んでは寝て忘れる、という事をよくしていたと思います。それはそれでとても良い思い出です。

一方で、失敗をした際に、もちろんその性質や頻度によりますが、それがなぜ失敗したか、2度目(3度目)なのか、どうすれば失敗しなくなるか、と前向きに次の改善に向けて取り組むきっかけ、そういう思考に変えてくれる本でもありました。

おりしも、その本を読んでから英語学習をリスタートさせたこともあり、少々の失敗をくじけることもなく進めることが出来ましたし、800点、900点、950点、990点という壁を越える際に、どうすれば出来るか、うまくいかなかったら、それはどうしてなんだろう、と前を向くことが出来ました。もちろん、トンネルが長いことでのメンタル的なツラさはありましたが・・・。

この名著百選、今年の12月31日まで行っているそうですが、他の本もとても興味深そうな本ばかりです。まだ直接足を運べていないので(そもそも都内繁華街の書店にはどこも行けていない)、是非折を見て覗きに行こうと思います。

フェア | イベント&フェア | ブックファースト (book1st.net)

本はうまく栄養源として取り入れると成長につながるのでよいですよね。

年末年始は時間が出来るかもしれないので、大量に読めるような本を調達しておこうかと思います。

Tommy