雑感:今年を振り返って

本日は2023年12月31日。今年も終わろうとしています。

自分なりに今年を振り返るといろいろなことがありました。

①無事に予定の書籍を発売した。

解きまくれシリーズの残りの2冊を発売し、これまで予定していた著作がひと段落しました。

広大な旅でした。直近3年間で10冊ほど手掛けたのはいい思い出です(が、一生やらないかもしれない、と頭をよぎる場面がいくつもありました)

※これとは別に海外(台湾)で翻訳版が2冊(壁越え模試)発売されました。台湾はなんだかんだで最近いけていないので、いつか折を見て訪問したいと思います。

②メルマガで取り扱っている出る600が終了した。

2021年から初めて足かけ3年、補足解説が終了しました。2周目に入っておりますが、コツコツ行うことでの重要性を改めて感じました。この解説を毎日読んでスコアが上がったよ!という報告も少なからずいただきました。

③海外案件が増加した。

欧州、東南アジアと行ってきました。そこでの知見はもちろん、コロナ禍での渡航だったり、紛争エリアを遠回りしたりと、時代に即した渡航を経験できたのはもちろん、特に東南アジアの活況ぶりは自分が行って現場を見て体感することが出来ました。

④思いのほか旅行が出来なかった。

休暇を取ってどこかに行く、ということが自分で思うほどよりあまりできませんでした。

来年はもう少しアクティブに行こうと思います。

⑤リアル交流を少しずつ再開した。

コロナ禍が明け、リアル交流もできる範囲で再開しました。やはり対面での交流によるパワーは違うな、と改めて感じました。

他にもいろいろとありますが、5つ挙げるとすれば、上記になります。

自分の人生の中でも充実し、気づきと発見のある1年でした。

この流れは2024年以降も継続し、いろいろなチャレンジをしながら楽しんでいきたいと思います。

本年も拙ブログをご覧いただきありがとうございました。

来年もまたよろしくお願いいたします。

Tommy

雑感:クリスマスに一考

ひさびさの日曜日のクリスマスイブですね。

私は絶賛普通に過ごしております。

さて、クリスマスと関係がないですが先日こんなことがありました。

ある件で、20代の方にいろいろと質問していたことがあったのですが、

『ええと、一人暮らしならコンビニとか通いますか?』

『いえ、引き篭もり派なのでウーバーで玄関前においてもらっています。荷物も宅配です』

こんな会話をしていました。そして『資格・検定試験も自宅でやってくれるとありがたいのに』という発言もありました。

なるほどなあ、確かにカンニング問題等、セキュリティ面でクリアになれば、正直生成AIにでも頼むと、問題をある程度膨大に作成しておいて365日テストが出来る環境をネットワークに置けば、無限にテストは出来るような気もするなあ、と思いました。今はメタバース等の空間を作れればリアルにテスト環境に身を置けるし、実は遠い将来そんなにかからずできるのでは、とか感じています。

実はこれ、10年前くらいから想像していたのですが、ある月に対してガーっと勉強するのではなく、自分がある一定レベルに到達出来たらいつでも受験できるくらいのインフラを整えてあげるとすごくよいのでは?と常々思っておりました。

なんとなくそんな未来も現実に近いような気もしてきたな、と思う反面、

現行のテストの良さ、というか違う側面での良さが失われる気もしました。

なんとなくですが、

テストって当日だけではなく何日か前からそわそわしながら準備をして、当日を迎えて、ああ、今日は〇〇大学か・・・と思いながらも荷物を用意して、身支度して、写真も持ったし、食事はコンビニであれとこれを買って、よし、準備OK、みたいな態勢を整え、そして受験し、一喜一憂しながら、帰途に。もしくは試験頑張ったご褒美でいつもは食べない△△パフェを食べ、あるいは仲間と居酒屋であのパート1の手に傘を持った女性の問題難しくなかった?と共感しながら、相互学習しながらよし明日も頑張るぞ!といった、間接的・副次的な楽しい側面がなくなる、という気もしています。人によってはそっちが主目的な方もいるかもしれません。

テクノロジーが進化すると、そもそも語学学習の必要性すらなくなるかもしれませんが、人対人のコミュニケーションは仮にテストを通じて、ではなくても大事にしたいですね。考えたらTOEICのCはcommucationのCでもあるので、そのあたりは尊重してくれるかもしれません。

こんなことを考えつつも、これから東京を離れるので、また慌ただしく移動してまいります。

では!

Tommy

雑感:よいもの刺さるもの

犬へのクリスマスプレゼントとして、TEX加藤さんが運営しているレインボーペット社からぬいぐるみを購入しました。

これ、なかなかよいですね。犬も喜ぶように愛でておりました。

こうしたぬいぐるみであったり、本を製作する場合は、誰向けでどのように使ってもらいたいか、というコンセプトがとても大事なのですが、おそらく相当練られたものだと推察しています。

さかのぼること2009年。

私はまだ、TOEICスコア900点前半くらいでしたが、毎日の通勤の山手線で高速に読む、というトレーニングに勤しんでおりました。自分の降りる駅まで意地でもPART7を1セット読み切る、ということをやっており、めちゃめちゃしんどかったのを記憶しています。そして何よりもあの『デカい』公式問題集を持って読んでいたことも煩わしさ満点でしたが、とにかくそんなことを言っている場合ではなく、ゴリゴリやっていました。

そんな中、神崎正哉先生が、『Tommyさんのエピソードをコンセプトに文庫本サイズで本を作ったよ』ということで、教えてもらったのがあの特急シリーズです。一定区間の駅までに解き終える、読み終えることをコンセプトとしたこのシリーズが発売された当日、私は会社を休んで3冊買いに走りました。

こういう使い手に刺さる本、というのがよいですね。

いまでも拙著の増刷の連絡をいただくことがありますが、少しでもご愛顧いただけると本当にありがたく、これからもみなさんに刺さるようなコンテンツを提供できるように頑張ります。

Tommy

雑感:また楽し。

金曜日はたまたま時間があり、大谷翔平選手の大リーグドジャーズ入団会見をLIVEで観ていました。

『犬の名前はなんですか?』

『デコピン』です。

デコピン・・・forehead pokeか。昔説明したな。

さて、

大谷選手の会見を見ていると通訳の水原一平さんが、いつもサポートをしてくれ、的確な英語と日本語でコミュニケーションを取っているのを素晴らしいな、と思いながら見ています。

自分ならこう言うかな、

そんな表現をシンプルに、素早く伝える。

素敵です。

通訳と言えば、日本でもよくお願いされることがあり担当するのですが、自分の仕事以外のことってやはり瞬時に出てくるのは難しいですね。いつも、学ばされます。

通訳と言えば、ポケトークは力を発揮するようですが、デバイスを使用する分、どうしてもワンテンポ遅れてしまうため、コミュニケーションという点では少し微妙な間が生まれるようです。とすると、少しでも自分の言葉で話しながら距離を詰める、というのが対面コミュニケーションでは大事なんだろうな、と思いつつ、中国語やスペイン語は何もわからないので、いつかは頼らざるを得ない時代も来るんだろうな、と思っています。

思う前にまずは英語圏以外の国に旅行にいかねば、ですね。

計画しよう。

Tommy

雑感:今日はTOEIC®L&R公開テスト

今日はTOEIC®L&R公開テストでした。

受験された皆さん、お疲れ様でした。

東京の週末はやや例年と比較して暖かいものの、日本全体を見ると降雪があったり寒さが厳しいところもあったようですね。みなさんはいかがでしたでしょうか?

今年最後のTOEICテストが終了しました。

レベル感としては、難しさが一定レベルで定着してきた感がありますね。

やはりここ1、2年を振り返ると、以下の3点が特にスコアを取る際に求められる力なんだろうな、と思います。

・基本的なことをしっかり見極めて取捨選択すること

・難しい語彙がリスニング・リーディングに登場しても消去法等を使うことで論理的に間違いの選択肢を排除すること

・一定時間内に読む・聴くを行い、内容を理解すること

それぞれについて、何をどの程度伸ばすかは個人差があると思います。

これから先またTOEICは問題の本質こそ変わらないとはいえ、何等かの傾向は微妙に変わったり、10年くらい前の流行を取り入れたり、と動きはあるはずだと思いますので、そういった点をキャッチしながら少しでも役立つ内容を届けていきたいと思います。

公開テストしか受験されない方は本年のテストを以って年内は終了ですね。

お疲れさまでした。

拙ブログは年末年始関係なく続いてまいりますので引き続きよろしくお願いいたします。

Tommy

雑感:しわす

12月に入りましたね。

一気に寒さが進みだし、街はイルミネーションが灯り出してきました。

コロナ前だと連日の忘年会がスケジュールを埋め尽くしていたのですが、

最近はほとんどありません。とはいえ、居酒屋に行くと忘年会を既に行っている団体もいて、ああ賑やかな飲食シーンが戻ってきたなあ、という感じがしております。

昨日は横浜に行っていました。横浜と言えば、中華街。昔、中華街でセミナーを開催し、開催後おいしい中華を頂いたのはよい思い出です。

さて、

既に忙しい、という感じが自分の身の回りにもあるのですが、

書店で本を見たよ、

選んだ100冊購入したよ!

初心者にオススメの本は?

といったような、問い合わせをいただくことが適度にあります。

それはよいことではあるのですが、

やはり一番多い悩みが、『時間の確保』のようです。

特に仕事が忙しい、SNSで時間がかかる、という悩みが多く、

わたしが学習者のころと比べて少し質の違う悩みを抱えている人が多いようです。

※根本は変わらないと思いますが。

こういったところについては、週末のブログで処方箋を用意していきたいと思いますが、

今年こそは無理そうなものの、来年以降また何かお役に立てそうなイベント等、出来るかどうか、前向きに検討してみたいと思います。忙しいので現段階では検討レベルですが・・・。

周りではコロナのハナシは聞かなくなりましたが、インフルエンザ等、健康面でいろいろとケアしないといけない時期になってきております。どうぞ留意しつつ、かつ今年最後のTOEICに備えつつ、1年を締めくくれるように頑張っていきましょう!

Tommy

今日はTOEIC®L&R公開テスト

今日はTOEIC®L&R公開テストでした。受験された皆さんお疲れさまでした。

朝晩がだいぶ冷え込んできたので体調管理が大変な時期になってきました。どうぞお風邪など引かないように・・・・

ここ最近、ネイティブとの会話をよくしていたので、今日のリスニングは日常でやっているような会話感覚で聞いておりました。やはりふだんから接する量は重要ですね。そしてトレーニングではなく、リアルにコミュニケーションをとる、という姿勢も『理解する』という視点では重要かと思います。

帰り道で、語彙や文法に関していくつか気になったことを調べてみました。ふむふむ、なるほど、自分の感覚は間違っていなかったぞ、ということを改めてわかりつつ、今日のビールもうまそうだ、と感じておりますが、自分で、『うーん』となったことは調べながら帰る、というのは重要です。記憶が新鮮なうちに1つでも2つでもよいので調べておくクセを付けると、新たに賢くなるはずです。

今日もでる600から、いろいろな表現が出ていたので、また明日からブログで復習編もしっかりとやっていきたいと思います。併走されている方はよろしくお願いします。

今年も12月10日で公開テストは終了ですね。

ラストで優秀な美を飾れるように頑張っていきましょう!

Tommy

雑感:昔考えたこと

今日、知り合いのネイティブから連絡が来て・・・、

『ヘイ、山手線のダイヤが乱れまくってイルヨ!』

あ、そうか今日明日は山手線が工事で一部区間止まるんだった・・・。

何とか行きたいルートを教えてあげました。

ということで・・・、

TOEIC、というよりも英語学習を行い、かつ海外で生活していると、それなりに現地の方とお知り合いになり、かつコンタクトを取り合うことが容易になります。

※人によります。

それにより、TOEICのベーシックな英語よりも少しカジュアル目だったり、TOEICに出題されないようなジャンルの会話を享受できます。

それにより、いろいろとコミュニケーションをとることが出来、『本来』自分の目指したかったこと、が達成できている実感があります。

本来自分が達成したかったこと。

もともとTOEICを学習する前は、『よし、TOEICをするぞ!』という最終目的にしているわけではなく、あることを達成する手段として始めました。あること、とは欧州留学の条件としてあったため、です。

これにより行くことが出来、いろいろなことを学んできたのですが、

一方で、英語ってまだまだ理解できないし、伝えられないな、ということも感じました。

そこで、矛先をいったんTOEIC100%に向けて、ベーシックでありながら、しっかり読んで聴けて理解できる英語をじっくりやることになります。

結果、これがとてもよかった。

スコアを取ることを、間違わないことを念頭に置くことで、速く正確に理解することをマスターできたことは非常に有意義でした。もっとも、それを実感することは、実際に海外で仕事をして、読んで書いて聴いて話して、ということで効果がよりわかります。

きっかけのTOEICが成長するところまで伸ばしてくれた、ということはとても感謝しています。

というようなことを、カナダで働いて戻ってきてから本に書きました。もう7年も前のことです。

もしよろしければどうぞ。

TOEICテストで目標点数を出したあと、ビジネスで活躍するための英語勉強法 (講談社パワー・イングリッシュ) | 中村 澄子, 大里 秀介 |本 | 通販 | Amazon

Tommy

雑感:届く

今週は、ネイティブと同行していろいろなところに行くことが多かった週でした。

その分、通訳をしていたとも言いますが・・・。

あるところでの出来事。

ネイティブに対して日本人が英語でプレゼン。

当然のことながら英語でのプレゼンは上手。

伝えるべきことがあれば、それを翻訳し、原稿を作りパワーポイントファイルを使えば、

当日それを読み上げながら進行すれば、なるほどよいプレゼンだ!となる。

QAも想定しておくとなおのことよいでしょう。

一方で、変化球が来る質問や相手の背景を知らないと、

答えがかみ合わなかったり、逆にこちらから質問すべきこと(相手方の質問の背景を探る、等)が出来ないことで、少し・・・、となる。

両国のある程度の法整備や生活・文化等がわかっていたので、お互いにその背景知識を教えると、うーん、なるほど!となる。

最近、そういう『かゆいところに手が届くように察して動く』ことが少し出来るようになってきたのが今回の収穫でした。

10年前は自分が現地で働く、という自分の理解・発信がメインでしたが、最近はモデレーターとして、双方をつなぐことの重要性を感じています。

そこには

①インプットをして理解する素地は必要な要素で、

②伝わる英語を話せるか、も重要で、そして

③相手をくみ取り、議論の本質を見極めることが重要です。

①はLRで、②はSWで鍛え、そして③はここ最近ようやく備わってきたと思っています。

①、②はTOEICである程度鍛えることは出来ますが、③は少し違う軸になるかもしれませんね。

Tommy

今日はTOEIC®L&R公開テスト

今日はTOEIC®L&R公開テストでした。

受験された皆さん、お疲れさまでした。

肌寒くなってきましたね。そろそろ防寒を意識して受験する必要がありそうな1日でしたね。

※真夏の冷房対策もそうですが。

クオリティとしてはレベルは一定基準で、時にしっかり考えるような良い問題がそろっていると思いましたが、いかがでしたでしょうか?

受験するたびに思いますが、学習しながら暗記で覚える領域にはしっかり正解させてあげるものと、よく考えて頻出の選択肢であっても『これは正解、なぜなら・・・』『これは不正解、なぜなら』を判別できるような問題があって、特に後者については限られた時間でしっかり思考して解くことが重要なのですが、そのような問題に出会ったときに、常日頃の学習でどのように対処しているか、を問われるような気がしました。自分の貴重な時間を学習に費やすときに、苦手な問題をどう克服するか、はスコアアップには重要なのだと思います。

明日から拙著の問題を取り上げるコーナーを2周目ですが、こういった視点を意識して継続していきたいと思います。

さて、10月のTOEICも終了し、今年もあと2か月ちょっとです。

年初に立てた計画を達成できる、もしくはそれをさらに超える結果が出るように頑張っていきましょう!

Tommy