コラムを書きました:『解きまくれ! TOEIC® L&R TEST』シリーズでベストスコアを達成!!

2021年12月24日付けで、スリーエーネットワークさんのウェブマガジンのコーナーにコラムを書きました。ご興味のある方は是非ご覧ください。

『解きまくれ! TOEIC® L&R TEST』シリーズでベストスコアを達成!! | 3A Plus (3anet.co.jp)

『解きまくれシリーズ』は、私が特にリーディングセクションで伸び悩んでいるときに出会い、文字通り解きまくることで、950点以上コンスタントに取ることが出来た、私の成長過程で必ず出てくる1冊で、このシリーズの製作に関われることはこの上ない喜びでした。

解きまくる、といってもいろいろな方法がありますが、私の場合は、とにかくスキマ時間に持ち歩いて、少しでも解きまくる、ということでした。

今回Part-7を出版しましたが、Part-7の場合は朝3時起床時から〇題は必ず解く!と決め、時間を測定して解いては答えをチェック、という作業を1年以上続けました。これによりいい習慣が出来たな、と今振り返ると思います。

たとえるなら、小中学生の時に朝授業開始する前に配布されるドリルをこなす、という感じで、日々の学習をするウォーミングアップ代わりのように使っていた側面があります。

ガチでやると相当力がつく。

手を抜いても別に構わない。

私は前者の方で、とにかく真剣にやりました。

真剣にやる原動力は、『とにかく満点を取る』その1点です。

その1点にこだわったのは、満点、990点は、英語学習の1つの成長するためにTOEICを使用するという手段にしかすぎませんが、その中で満点を取ることだけにターゲットを当てることでモチベーションがものすごく上がる、山登りでどうせ目指すならトップ、山の頂に上った姿が見てみたい、というその気持ちを体現する、実現したらものすごいワクワクする気持ちがあふれてくる、そう信じていたためです。そしてその気持ちは取得すると確かにその通りでした。

1番じゃなきゃダメなんですか?という問いに、1点の曇りもなく『はい』ーそう言い切れるのが、990点を取りたいというモチベーションです。そしてそのモチベーションのために必要な要素の1つがこの解きまくれシリーズでもあります。

是非同じモチベーションを持って990点を目指す方には、『何が何でも解きまくってもらいたい』1冊です。クリスマスにコラムを読み切って、年末年始へのパワーアップにお役立ていただければと思います。

Tommy

雑感:2021年最後

明日は今年最後のTOEIC®L&R公開テストですね。

受験される皆さん頑張りましょう!

さて、

今年最後だから頑張る、

今年一年の総決算!

ということで気合が入っているかと思いますし、既に明日の試験をスキップして来年に目を向けている方もいらっしゃるかもしれませんが、

私は今年最初、最後、というのは(あくまで個人的にですが)決めないことにしています。

もちろん、ある年の節目として感じるところはありますが、目標を立てて継続しているところはあまり年、年度にこだわらないことにしています。もっとも開始して〇年で~点といった時間軸は意識していますので、それまでに達成できないときは落ち込みますが、

ですので、今年最後だから〇〇!、今年最初だから△△!というのもいいかもしれませんが、

ここは、歳時ではなく、ルーチンで受けているから、ではなく、あくまでも、以下を冷静に整理して明日を迎えましょう。

・自分が取りたいスコア

・取りたいスコアと現実のギャップはどこにあるか

・そのための明日の試験の戦略:いつも通り受けるのか、それともある特定のタイプの問題に出会ったときにどうするか

・明日の試験環境で気を付けておくべきこと:天候、交通手段、受験会場環境

とはいえ、今年最後!ということにこだわりを持ちたい方はこう考えてみてもよいかもしれません。

『明日で、もう2021年という年に公開テストは受験できなくなる。今年最高・最大のイベント、思い出にするためにも、1問1問大事に、1分1秒もムダにしないように、そして問題を解くコンディションを最大にするためにも前日である今日はしっかり整えておこう』

それは逆にいうと、『そういう姿勢で今まで受けてこなかったことを反省』する必要があるかもしれません。ただ、その姿勢を見直すいいきっかけが1年の最後の公開テストであれば、それは成長するためのステップになるかと思います。

いずれにしても、明日の試験、楽しんで受験できることを願っております。

Good Luck!

Tommy

雑感:深耕

今日もいろいろと作業をしていました。なんだかんだで土日、年末はやることがありますね。

そういえば、パソコンのスタンドを購入したので、姿勢がよくなり、腰痛にやさしくなりました。

さて、ブログテーマに書いた『深耕』ですが、1つのことを深く掘り下げて考え・実行するということで私が大事にしていることの1つです。

週末に名バイプレイヤーとして有名な國村隼さんのインタビューを見ていて、以前共演した松田優作さんについて、『いろんなことを深く考えて、自分なりの答えを見つけようとする』と話していました。

いろんなことを深く考える、ということはとても重要なことです。

たとえば、あるPart-5の問題を解いていて、

それが公開テストだった場合は、解く時間が限られているため、『正解』を選ぶことが目的なので、正解を選ぶためのルートを求めようとします。

一方、復習の時はそれだけでもいいんですが、それだけではダメだと思っています。

公開テストのように、限られた時間では見極められなかった、1つひとつの単語、そのすわりの位置、文法、空所で求められていることで、短時間で考えきれなかったこと、それぞれの選択肢、他を当てはめて不正解でもどうすれば正解になるか、等、いろいろ考えると、数秒で解ける問題でも1時間くらいは見ることが出来ます。見ることだ誰でも出来ますが、そこで思考を巡らすことが出来るのは、難しいかもしれません。

今はPart-5を例にしましたが、Part-7等、情報量が多いものだとその広がりはもっとあります。広く文章全体を見て気づくこともあれば、ミクロにこの文でこの表現を使うんだ、あれ、この語の言い換えは他にもなかったかな、等ヘタすれば半日くらい時間を費やすことが出来ます。

この深く考える、ということは本番で自分の引き出しを持つ意味でもとても重要なことです。特に、あれ?これひょっとしたら今までのパターンで解けないな、と思ったらこの深く考える思考は役に立ちます。一直線に正解ルートがわからなくても、他の選択肢を消去して残ったものが1つ、という選び方もあるはずです。そういう意味では、解答に至るルートに加え、多少脱線してそれ以外もいろいろ調べたほうが、結果的にスコアアップの道のりとしてはよい場合もあります(=それだけが最善の方法とは限りませんが)

いろいろと書きましたが、本日はPart-1のある写真描写問題について、1時間くらい考えたこともあり、その際に思った所感をツラツラ書いてみました。何かの参考にしていただけますとありがたいです。

それでは、今年もあと3週間切りました。

年末あわただしい季節ですが、しっかり頑張りましょう!

Cheers,

Tommy

雑感:今日はTOEIC®L&R公開テスト

今日はTOEIC公開テストでした。受験された皆さん、お疲れさまでした。

私は某大学に出かけましたが、朝はとても寒くなりましたね。防寒対策をばっちりしないといけない季節になりました。

さて、今日のテストですが、リスニングが難しい!という声がやや多いように感じました。

特にPart-3・4のセット内で崩れた場合とか、苦手なナレーターが来た場合とか、いろいろな状況があると思いますが、問題はその対処法ですね。

対処法に関しては、高いレベルを目指す場合はしっかり身に着けておかないと失敗してしまうので、こういう時にこそ立て直し力が問われるのかと思います。

あと、1つよい問題があるな、と思いました。

handleという『~取り扱う、~に対応する』と語があります。

この語はaddressや、take care ofと言った語と同義になりますが、

treatとmanageが両方あった場合、どっちかな???と、どうやって選べばいいのかわからない、というのが

またうならせるな、と思いました。

実は、treatもmanageもdeal withと同じ意味があり、どちらもhandleと同義になるのですが、

前者(treat)は、ある方法でみなす、扱う

後者(manage)は、業務上、もしくは解決すべき(困難な)問題が発生した場合に対応する=control

こういった使い分けがあります。

こうした使い分けが出来れば、あまり迷うことなく選べたと思いますが、

普段からこのような使い分けが意識されていないと???となってしまったかもしれません。

おそらく、難語を一生懸命覚えるよりも、こういったよく目にする語・表現がどういうような状況で使われ、使い分けるか、を丁寧に日頃の学習、問題を解くのではなく、復習の時に意識して調べながら自分のものにしていく、ということが必要なのかな、と思います。      ※かくいう私もこういう感覚になったのは、900点取り出したころのハナシですので、気づくのは遅かったですが、重要な観点かと思います。

さて、早いもので12月はすぐそこ。もう今年も終わります。

とはいえ、英語学習は終わる、ということはないかと思いますので、また継続して頑張りましょう!明日以降も平日はPart-2でる600の連載を続けていきます。来週は間接応答を多めに取り扱いますので、本日Part-2でやられてしまった、という方は是非挽回すべき拙ブログを覗きに来てください。

それでは、

Enjoy the rest of your weekend!

Cheers,

Tommy

 

雑感:11月に思う

今日の原稿分が先ほど終わりました。

疲れた・・・。

ブログタイトルの11月に思う、ですが今から10何年前に受験したTOEIC公開テストでボロボロになった、記憶が毎年よみがえる季節です。

確か、この前々回の公開テストで初めて900点を取り、その次のテストで895点と下回り、それから1か月ほどの海外出張に行って久々の試験だったのですが、それなりに英語も通じたし、まあ、900点取れるだろ、と思って受験したら、ボロボロのボロボロ、確か840点くらいでした。

当時は、ラジオ番組に出演していたんですが、神崎先生、TEX加藤先生、森田鉄也先生等、そうそうたる重鎮の方たちと肩を並べ、答え合わせをしていたのですが、

なぜか自分だけ、あれ、この答えみんなと違うな、というのがたくさん出てきて焦りました。

今考えると、たくさんダメだった要因はあるのですが、

・一度900点超えて相当浮かれていた

・なんとなく学習していればスコアは取れると思い込んでいた。

・自分だけはそんなにスコアが崩れないだろうと心のどこかでナメていた。

要するに緩慢だったわけです。

以来、いつも以上に学習の質を上げて量も上げる、という方向にシフトしました。

1問解くときの向き合い方、考え方など、いろんな視点で捉えようと努力して、調べて自分のものにしよう、という意識がすごく高まったと思います。

実際、この翌年からスコアアベレージが900点前半から、900点半ばに向かい、さらにその1年後に980-985点まで引き上げることが出来ましたが、この時の悔しさがあるから成長したと思っています。

おそらくですが、この時に「本気の質」が変わったと思います。

本気の質に関しては別の機会に話したいと思いますが、相当異質な学習をしたと今振り返ってみれば思いますが、全く後悔していません。むしろ、この11月の公開テストで悔しい、本気で、と意識改革をしなければ、『あの時900点を超えたからよかった』で終わっていたと思います。

こういう転換期がどこだったかな、と考えるのはとても大事なことです。

学習していると、どこかで、このままでいいのかな、伸び悩んでいるな、と思う場面が来ると思います。そういう場面で、どうやって打開するか、は自分次第です。

もし、自分が停滞期だと感じたら、ちょっと立ち止まって考えてみるといいでしょう。

そしてその考えたことが、短期的にはあまり効果なくても、その思考は未来に向けて決してムダにならないと思います。

そういう頑張るみなさんのお役に少しでも立てるような本を提供していけるように頑張りたいと思います。

さて、明日からまたPart-2の平日解説を継続します。

この解説でPart-2がとっつきやすくなった、スコアが上がった、という方もいらっしゃるようでうれしく思います。継続していきますのでよろしくお願いします。

Tommy

雑感:今日はTOEIC®L&R公開テスト

今日はTOEIC公開テストでしたね。受験された皆さん、お疲れさまでした。

手ごたえはいかがでしたか?

秋晴れで快適な一方で、山手線が一部使えなく不便だったりした方もいらっしゃるのではないかと思います。

それでは、簡単に所感です。

基本的に最近の傾向は変わらず、Part-1・2が少し難しくなっているなあ、というのは継続基調かもしれませんね。写真問題なめんなよ!という気概が感じます。これは以前のPart-1が10問あったときの感覚に似ていますが、どこかに難しい問題が1,2問ブッコまれているんだろうな、という構えをしなくてはいけないかもしれないですね。カギは正解そのものを見つけるか、消去法をうまく使うか、かと思います。

ちょうど壁越え模試リスニングに関しては、Part-1が比較的難しめの問題が入っていますので(というか、我々の想定以上に正答率が低い問題があった)、いいトレーニングになるかもしれません。

それ以外として、簡単な語を使った文法問題や言い換えを求める問題が多かったような気がします。use, see, meetと言ったような語は、おそらく基本英単語かもしれませんが、それらが文法的な用法、言い換えとしてどの意味になるのか、というのは『しっかり読んで意味を理解しないと解けないですよ』というメッセージを感じます。難しい語彙も大事ですが、語の使い方も並行して学習したほうがよさそうですね。

その他、clienteleという語がわからない、という声を聞きました。これはclientやcustomerとほぼ同じ意味ですが、常連客(=loyal customer, patron)という意味合いが強いです。

さて、手ごたえがよかった人も悪かった人もまずはしっかり休んで、次を頑張りましょう。

最近は、Part-2に関して拙ブログでちょっとずつ力がついてきた、という声も聞きます。当面平日は継続していきますのでよろしくお願いします!

それでは、Enjoy the rest of your weekend!

Cheers,

Tommy

雑感:今日はTOEIC®L&R公開テスト

本日はTOEIC公開テストでした。みなさんお疲れさまでした。

東京は秋晴れが広がり過ごしやすい受験日和な1日だったと思います。一方で残暑が続いたりと地域によってはいろいろな環境下での受験だったようですね。

それでは今日の気づきです。

Part-1では相変わらず状態と動作を表す表現が問われていました。

おそらく、このテスティングポイントは今年の旬、というよりは毎回、いつもの、というところなので、事前にそのあたりをしっかり学習したかどうかで勝負が決まってくるのではないかと思います。

Part-2では、このブログの解説補足でやったようなことが出ていた、と思います。特に間接応答に関しては、選択疑問文のバリエーションやWHの疑問で尋ねられたことに誘導するようなことを尋ねる、といったことでしょうか。

Part-5では、語彙の難しさ、というよりも文法であったり考え方、知識を問う問題が比較的多かったな、という印象です。そのあたりは壁越え模試シリーズのTEST-1、ちょうど濱崎さんが解説した問題のレベル、といったカンジでしょうか?これに加えて、前置詞の問題等、知識を問うものもありましたね。このあたりは毎回、という傾向なので特に変わったところはありません。

Part-7についても時間をある程度残して、『しっかり読んで丁寧に解く』ことを心がければ大丈夫だったのではないかと思います。

いずれにしても受験されたみなさん、お疲れさまでした。ゆっくり休んで、明日以降の英語学習に励んでください。明日の平日以降は粛々とPart-2の補足解説を行ってまいりますのでよろしくお願いします。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

それでは、Enjoy the rest of your weekend!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210917

2021年6月より月-金は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ78問目(別冊19ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■今回は”Do you think SV …?”と、think以下に省略されたthat節があり、それ以降のことについてそう思うかどうか、を問うYes/No疑問文となっています。そう断定できるのは冒頭がDo you thinkというカタチから始まっていることと、その後Mr. Barnesと人名が来ているので、この時点で、『Do you think that SV?』かなと頭をかすめていただくと、意味が取りやすくなります。

■by the waterと出てきました。このwaterは漠然とする『水』ではなく、『水辺』つまり川や湖等を指します。もう少し広く”restaurant by the water”という音のカタマリで、『あ、川や湖が近くにあるレストランだな』というイメージを持つとよいでしょう。

(A)that’ been = that has beenの省略です。この音はつかめるようにしておきましょう。

(C)は、waterが動詞で使われています。この場合は、『~に水をやる』という意味ですね、進行形+目的語を伴う名詞がきたらピンと来てください。特にPart-1で出現します。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『いやあ・・・』

B. 『どうした?』

A. 『ついにBarnesさんとの会食に取り付けたな』

B. 『そうだな、長かったな』

A. 『ここがうまくいけば大型取引大成功だね。』

B. 『うん、そうだね。レストラン選びも慎重にいこう。』

A. 『実はもう好みも調べてきたんだけど、XXXXX?』

B. 『え、YYYYY』

A. 『マジすか!ネットで★評価高かったのに!』

B. 『最近反映されていないからな』

A. 『そうか、どうしようかな?』

B. 『実はBarnesさん、回転すしに興味があるらしいよ。昨日秘書に聞いた。』

さて、最後のAとBさんが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題は…Do you think SV?で、あることについてそう思うかどうかを尋ねるYes/No疑問文になっています。

 ですので、Yes/Noと直接答えるパターンと、何か条件を提示して、 Yes/No を間接的に答える、もしくはわからない、という間接パターン等があります。感覚的ですが間接パターン応答のケースが最近は多いのかと思います。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)が正解です。『悪いけど、もう閉店した』は、『もう営業していないからそのレストランは使えない=No』という間接応答です。このように新たな情報を提供して肯定・否定する応答もあります。

・(B)は不正解です。『まだ予約していない』というのは、状況が少し飛躍しています。今は、そのレストランが人の好みかどうか、がポイントですので文意に合いません。

・(C)も不正解です。植物に水をやることに、質問の意図との関連性はありません。これはwaterの音ヒッカケですね。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ79問目(19ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

それでは、今週もお疲れさまでした。よい週末をお迎えください!

Have a great weekend!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210913

2021年6月より月-金は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ74問目(別冊19ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■今回は冒頭、名前を読んで”Do you have time to…”と、時間があるかどうかを問うYes/No疑問文となっています。Yes/Noという回答も出来れば、時を返答することも出来ますので、返答バリエーションが何があるか、少し考える必要があります。

この表現は、Do you have time toまで丸ごと覚えてすぐ意味を取れるようにし、その後の表現に注目して聞きましょう。

(A)talked it overの音をしっかり聞き取れるようにしましょう。また後半を聞いて付加疑問ということにも注目です。

(C)質問の”deliver”と”delivery”の音はチェックしておきましょう。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『今回のプレゼン、うまくいったな』

B. 『だな。』

A. 『とはいえ、宿題もいっぱいもらったし、ここからが勝負だな』

B. 『だな』

A. 『さて、どうやってプレゼン仕上げ、行っていこうか』

B. 『オレは資料作るので、あとはMarshallさんとのプレゼンの仕方じゃない?』

A. 『そうね・・あ、XXXXX?』

M. 『YYYYY? 前回のプレゼン直後に、Aさんが次回もメインでやって質疑は私でやる、というカンジだったけど』

A. 『あ・・・そうですね。緊張して忘れていました』

B. 『Mさん、よろしくお願いしますね』

M. 『これでうまくいったらすごい取引になるからしっかりやりましょう!』

A.B. 『はいいっ!』

さて、最後のAとB+Mさんが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題は…Do you have time to…であることをする時間があるか、を問うYes/No疑問文です。

ですので、相手の質問にYes/No、もしくは時に関することで直接返答しているか、間接応答で誰か/どこか/を参照、といったような応答を選びます。

また日本語にしてもわかると思いますが、~する時間ありますか?、は~してほしい、とお願いしているニュアンスにもなりますので、依頼に近い意味合いとも捉えておきましょう。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)が正解です。それってもう話しましたよね?と既に過去にやった、と伝えているので応答としては適切ですね。ただ展開によっては相手の勘違いかもしれませんので、この後も少し展開が気になりますね・・・。

・(B)は不正解です。過去の打ち合わせのことを話しているわけではなく、これから打ち合わせしませんか?と言っていることに対する返答ですので、時系列的にNGです。

・(C)も不正解です。これはdeliverとの音ヒッカケですね。返答が文意に合わず不正解です。ちなみに、deliver a presentation= give a presentationと同じ意味になりますので、ここで面食らわないように、しっかり押さえておきましょう。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ75問目(19ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

それでは、今日も頑張りましょう!

Happy Monday!

Tommy

雑感:今日はTOEIC®L&R公開テスト

今日はTOEIC公開テストでしたね。

受験された皆さん、お疲れさまでした。

私は午後に引っ越し等バタバタだったので、じっくり検討するのはこれからなんですが、

今回はPart-1,2が鬼門だな、という感想が多いような気がしました。

Part-2に関しては、音をつかむところが、早い、イントネーションで何言っているのかわからない、という声が多いような気がします。

おそらくですが、今までのナレーターに慣れた(慣れすぎた場合)、急な音、速さの違いに面食らってしまう可能性があるかもしれません。

今一度自分の聞き取れない苦手な音をしっかり確認して、対応する必要があると思います。

※もちろん、聞き取った音に対して意味を考える必要があります。

特に今回は、Part-1,2で挫折し、その後ボロボロだった、という学習者が多いように感じました。Part-1,2でいまいちだな、と思った場合は、Part-3,4がカンタンなケースが多いので、あまり気にしない、というメンタル面もある程度鍛える必要があるかと思います。今回ダメだった場合、こういう回もあるんだ、と思って次に向かっていきましょう。

明日以降もまたPart-2の解説をしていきますので、出る600で頑張っていきましょう!

その他ですが、今回は素直な問題が多かったような気がします。

前置詞vs接続副詞(例:despiteやhowever)、代名詞(anyone, whoever)といった違いに関しては、毎回のテスティングポイントとして狙われるところでもありますので、しっかり文法を学んでいきましょう。

また、中級者をふるいにかけるような表現も結構あったと思います。

たとえばtrustworthyという語は、『信頼できる』という意味ですが、いざ登場すると、どんな意味だったかな、と思ったりする方もいたようです。

そして、個人的に面白かったのは、”hospitality industry”という複合名詞の表現です。

hospitalityという語は、もてなし、接待という意味になりますので、接客業、サービス業のことを指します。英語にすると、こんな業界があてはまります。

lodging 宿泊業

food and drink 飲食業

event planning イベント企画

theme park テーマパーク

tourism 観光産業

ですので、ホテルマンとかツアーガイドが言い換えになります。

一方で、似た『紛らわしい表現として』hospital industryがあります。

これは病院業界となりますので、doctor, nurse等がきます。

パッと見でも紛らわしいので、こういう表現がヒントになった言い換えは、ついつい後者を選んでしまいがちですので気を付けましょう。

さて、次は10月ですね。

9月後半には濱崎さんとのセミナーも控えておりますので、私もしっかり頑張りたいと思います。みなさんも頑張っていきましょう!

それでは、Enjoy the rest of your weekend!

Tommy