昨日の続きです。
英語学習をあなたの『優先事項』の側と捉えた方に対して、の記事になります。
■自分の生活環境のパートフォリオを分類し、優先順位を考え、入れ替えてみる。
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『優先事項』がどれくらいあって、どれくらいの優先順位かで、その強度が変わってきます。
ここでいう優先順位とは・・・、
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今のアナタにとって重要なこと。
これを順番をつけてみればいいと思います。
たとえば、15年くらい前の自分の優先度を並べてみるとします。
・家族、生きるために食っていく、住居、睡眠、スマホ、パソコン、ある資格試験、お菓子、車、英語学習、ゲーム、ジム、読書、音楽、サプリメント、おいしく米を炊く、月に1回はとんかつを食べる、何よりもビール、旅行、ポイ活、ネットサーフィン、TV番組、映画、買い物
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すみません。15年前にスマホはウソでした。まだガラケー、それも国際ローミングが容易にできるタイプの極めてマイナーなものを使っていました。ただ、ハナシが思いっきりそれるので、スマホにします。
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いったん並べてみたものの、これでは優先順位の分類が出来ていませんね。
ということで、いったん自分の頭に思い付くものを分類します。
【必須】
■生活:家族、生きるために食っていく、住居、睡眠、ビール、
■準生活:スマホ、パソコン、お菓子、車、おいしくコメを炊く、月1回のトンカツ、旅行
■健康:ジム、サプリ
■趣味:ゲーム、音楽、ネットサーフィン、ポイ活、TV番組、映画、買い物
■自己啓発:ある資格試験、英語学習、読書
【必須じゃない】
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生きるための優先順位順に並べてみるとこんな感じですね。
こうしてみると、15年前はいろんななものに時間をかけていたことがよくわかります。
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ここから、
自分が英語学習を優先するには、と考えるわけです。
考える前に、「英語学習を優先しなきゃ」という動機付けがないとこの作業が出来ません。
そのために、昨日、「英語学習はあなたにとって必要な側ですか?」という質問になります。
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私は、この作業を始めた時にちょうど30歳になった時で、
自分が今後自己成長するには、自己啓発を優先させる必要があるな、と考えました。
そのため、自己啓発のカテゴリーを趣味と入れ替えました。
ここまでは誰でも出来そうな感じです。
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次に、自己啓発の中身の優先順位を考えてみました。
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資格試験・・・。確かに本業で大事だけど、英語学習は大学受験を通過してこれで終わりだと思って10年以上ほったらかしにしてきたし、ここの優先順位を上げないとダメだな。資格試験は出題範囲も決まっているし、8割の理解で、取得後に実践できることを目指した方がよさそうだな。加えて、英語学習がある程度軌道に乗る前は読書も減らそう。
ということで、英語学習に充てる時間を最優先とし、当時月に1冊、年間12冊以上読者していた時間を1/12に減らしました。
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そして、趣味について考えてみました。
うーん、音楽は勉強していてもやる気が出るから、これは「準生活カテゴリー」に回すか・・・。
待てよ、実は趣味にかける時間が一番かかっていそうな気がするな。必要最低限の買い物と情報検索のネットサーフィン以外は止めるか。これも準生活カテゴリーだな。ポイ活も時間の浪費の方が長いしな。
ということで、趣味のところはバッサリ切りました。以降、決まったテレビ番組は見ていませんし、ゲームも売り払うか、後輩にあげました。
加えて、準生活にもムダなところがありそうなのでいったん削りました。
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こうして整理すると、こんな感じになりました。
■生活:家族、生きるために食っていく、住居、睡眠、ビール、
■準生活:スマホ、パソコン、お菓子、車、音楽、ネットサーフィン(情報検索)、必要な買い物
■健康:ジム、サプリ
■自己啓発:英語学習 >>> ある資格試験(合格のための最低条件) >>>>>>>>>>>読書
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最後にひとツッコミ。
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生活の最重要項目欄に「ビール」があります。
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うーん、これは切っても切れない。
ということは、夜は晩酌をする→夜は勉強できない→じゃあいつやるの?→今でしょ?→いや違う→そうだ、朝でしょ!
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こういう考えから朝早起きすることにしました。
これで今の学習スタイルがあるわけです。
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ということで、生活欄には『早起き』が加わった瞬間でした。
こういう組み換えをやってみることで、自分の英語のポジションがどれくらいを占めるかわかり、かつ、これだけ優先させるなら、時間も割かないとな、と思うわけです。
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この当時の私の思考ですが、
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時間を割けば、いろんなことが習得できる。習得できると面白くなる。でもどこかで壁にブチあたる。そのためには反復とか何かやって突破する必要がある。だから時間をもっと割く。その先に何かあるはず。
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この時、偶然手にした本に書いてありましたが、学習をやり始めて、累計100時間まずやることが出来れば、もう後戻りできなくなる。たとえばそれが時給1,000円としたら、アナタは10万円という大金をアナタ自身に投資したことになるのだから。
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なるほどな、と思いました。そして、自分の優先順位をポートフォリオに従って、まずは100時間累計で学習してみました。1か月半から2か月ほどかかりましたが、確かに後戻りできない体質、というかもう戻りたくない、という心境、境地に至った気がしています。
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いかがでしょうか?
これはほんの一例ですので、当然ながらみなさんの優先する項目も分類も順番もきっとことなるはずです。
もし、英語学習の優先順位が低いのであれば、いったん思案して入れ替えてみて、それでも優先するべきようなことがあれば、英語学習でそんな早期に成長することは求めず、もっと優先することを先に成し遂げてから、英語学習に集中するとよいでしょう。並行してやるならそういうスタンスを取ることで、自分への心理的プレッシャー(ここでは英語学習の時間確保とか、思うようにスコアが上がらないこと)から解放されると思います。
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そして、もし英語学習が最優先になったとしたら、
迷うことはありません。日々全力フルスロットルで、英語学習をする。
それしかねえ、失礼、それしかありません。
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ただ、今英語学習が最優先、と思う方も、今自分が大事にしていることを改めて並べてみると、本当に大事なこと、実は後回しにしてもいいこと、実はやめても、やらなくてもいいことが見えてきますよ。スマホの契約についてくるプランなんかはそうすれば整理できますし、それにより、おトクになれば、英語学習の書籍も買えるはずです(=決して私の書籍を買うように誘導しているわけではありません。)
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ということで、今日はココまで。
それではまた明日!
Tommy