はやい

今日はTOEICというより、ちょっと違ったハナシです。

今日1日、パソコンに向かっていろいろな計算をしているうちにあっという間に夕方になってしまいました。

うーん、早いな。

早い、といえば、今日はずっとBloombergを視聴しながら作業していたのですが、マーケットや経済情報を伝える内容は結構速くて勉強になります。

一方で速いので、理解するのも大変です。

専門用語なんかはすべてを知っているわけではないので完璧に理解はしていませんが、

だいたいのことはわかります。

思えば、

今から8,9年前はカナダやアメリカで仕事をしていましたが、日本人にあまり囲まれないで仕事をしていたのはとてもいい機会に恵まれたと思っています。

とにかくみんな英語が速くてうまい(笑)。

当たり前ですが。

最初に配属された際は、本当にやっていけるか、と思うほど

『これはヤバイなあ』

そう感じました。

アジア人同士の英語なら速度や平易な言い回しで理解しやすかったのですが、やはりネイティブのトップスピードでの会話はついていけませんでした。おそらく今でもすべてを理解は出来ない自信はあります。

日本にいるからこそ、我々にわかるスピードで話してくれたんだな、と改めてわかりました。

ほんのちょっと気を抜くと、ハナシについていけないことがわかりました。

ああ、今日も会話の半分くらいしかついていけなかったなあ・・・。

そうショックを受けることも多かったのを覚えています。

ただ、3か月~半年ほどいるとその環境に慣れるんですよね。

会話の中で、どの部分が自分がかかわって、どの部分がジョークで、ここはあまり集中しなくてもいいな、という自分なりのペースがわかってきて、仕事や生活のペースがつかめていったのを覚えています。

現地で出来た邦人のお知り合いの方に言われたのは、

『ネイティブの英語を完璧に理解できるわけないじゃん、だってさ、世界で一番使われている英語はブロークンイングリッシュだっていうし、そんなに英語を気にしていたら海外で生活していけないと思うよ』

なるほどな、と思いました。

一方で、その時に使えていたカナダ人上司からは、

『ビジネスで重要な場面では、ちょっとしたニュアンスを理解したり、誤解されないような発音で話すことは大事なんだよ』

そう言われたのも印象的でした。

どちらも重要な視点だし、こうあるべき、というよりは、その状況で何がベストか考えよう、と思うようになりました。この思考はTOEICで全て解けないな、と思ったときに起こすアクションと同じ発想です。おそらく。

ただ、自分でこれは間違いないなあ、と思ったのはものすごいベーシックですが、「毎日英語に触れる」「わからなくてもポジティブに考える」ということです。

当然のことながら、現地にいたときに英語に触れない、という日はありませんでしたが、

最後に仕えたブラジル人の上司からは、

『もし日本に戻ったら、毎日英語に触れておくんだよ。英語を使っていないと、”lose your English skill”になるよ。あなたは英語をよく理解してくれるし、ストレスない英語を話してくれるので、毎日触れていれば、そのスキルはきっと維持できるよ。そうすることでまた海外で働くチャンスは巡ってくるよ。』

そう言われたのもあるため、必ず英語に触れるようにしています。

・TOEICに関しては、ベーシックなスキルを維持する、あるいは書籍やセミナーという形で発信していくために毎日触れる必要や価値は大いにあります。そもそも英語に触れる機会を与えてくれたとても重要なツールです。

・それに加えて、自分で何かプラスアルファで触れる。今であれば、テレビ番組を海外の放送にしておき、そこで情報を得る、海外の知り合いにメールやチャットでコミュニケーションを取る、といったことは自然とやれています。

加えて、「わからなくてもポジティブに考える」というのは、知ったかぶりせず、常にそれ何?と聞きながら会話に入っていくことを心がけました。

会話が速すぎて入っていけない時は、聞こえてきた表現をもとに、「こういうことを言っていたんだよね?(=My understanding is you mean…., right?)」ととにかく黙らず、話しかけました。というのも日本人は多くの場合、グッドリスナーだね(=聞き手に回って話さないから何考えているかわからない)と言われる機会が多く、カナダでもアメリカでもそれは言われていたため、黙っているとそう思われるんだな、ということは強く印象に残りました。それ以来、わかっていてもわからなくても、意思表示を会話でもジェスチャーでもいいのでとにかくレスポンスを行うようにしました。その結果、仕事にも入っていけるし、仕事も相談・依頼される機会も増えました。ただ、現地のテレビドラマはあまり見なかったので、その話題になった時はさすがについていけませんでした。

いずれにしてもいい思い出です。

コロナ禍が落ち着いたらまた海外にいってみたいですね。

そのためにも今はしっかりステイホーム、充電、いやまずは今年の書籍を完成させるべく頑張ります。

それでは、Enjoy the rest of the great weekend!

Tommy

Stay positive

今日はローソンの「麗らかキャラメルチーズケーキです」。

「麗らか」って何て読むんだ?と一瞬考えてしまいました。カナがふってありました。表面がツヤっぽくて、それでいてそんなにしつこさがなく、原稿を書いている合間にゆっくり頂きました。

連休までは少し不定期にブログをアップしていきますのでよろしくお願いします。

今日も家にひたすら籠って原稿を書きまくっておりました。多くの方もステイホームなさっているんでしょうか?GWはさすがにどこか出かけたいですね。

さすがに今はガマンの時期ですが。

いつからか、物事はポジティブに考えるようになったので(おそらく990点取得してからなので、10年前くらいからか)

こういう状況はきっとよいことがある、と思いながらいろいろと行動しています。

ポジティブに考えるようになったのは、海外駐在した際に、飛行機が遅れた際のこと。

当時、私は、よくシカゴ・オヘア空港を経由して、全米、カナダを中心にいろいろと飛び回っていました。今から7,8年前なので、少し元気だったせいもあり、日本と北米はだいたい時差で昼夜逆転しているのですが、あまり時差ボケせず、ショートスリーパーぶりをいかんなく発揮していました。

当時は何事も以下に合理的、効率的に行うのがベストか、ということに一生懸命だったので、少しでも予定が狂うと、修正こそするのですが、やはり機嫌はあまりよくありませんでした。(要するにまだ子供だった、ということかもしれませんが)

それでいて、シカゴからの経由便はよく遅れるんです。本当によく遅れる(笑)

TOEICによくある、悪天候、機材繰りという理由を始め、それ以外にもパイロットや客室乗務員が働きすぎで搭乗拒否とか、TOEICには絶対に出ない理由も含めてよく遅れました。通常1時間くらいならともかく、最大で7時間ほど遅れたこともあります。さすがにマジかよ・・・と思いました。

加えて、同僚の中で1人だけアジア人な私は、

よく「ナゼアナタハホクベイノwork permitヲモッテイルノ?」

といろんな係員に呼び止められ、ストレスもたまっていきました。

そんな中、当時ブラジル人の方が上司だったのですが、こう諭してくれました。

“Take it easy, it’s Five o’clock somewhere.”

ん?最初は意味がよくわかるけど、後がよくわからないな、と思ったのですが、

「どこかでは今5時なんだぜ」というのは、イギリスにある言い回しのようで、

どこかでは、5時になっていてお茶を飲んでゆったりしている人もいる。まあ、そんな人のように気楽にやろうぜ、という意味のようでした。

あとになってわかるのですが、昔のイギリス貴族は、午後5時頃、アフタヌーンティーを楽しみ、サンドイッチやケーキを食べて腹ごしらえをし、それからお芝居や劇、オペラを21〜22時くらいまで鑑賞するので、その時間の間食がちょうどよいようです。

とはいえ、私が最初に言われた時は、「オレ貴族じゃねーし」と思ったのですが、

そんな風に言ってくれる上司を見ながら、よく考えるとちっぽけなことでイラつくよりも、他にポジティブなことを見つけたほうが確かに人生は楽しいはずだ、と思うようになりました。^

それがあってからは、たいがいどんなことがあっても、他の楽しみを見つける、という視点、考えが備わったことで、少しは豊かになった気がします。

学習がはかどらなくてもポジティブに。スコアが上がらなくてもポジティブに。

頭の切替は難しいかもしれませんが、前向きに考えることはきっとその後の人生を豊かにしてくれる(はず)です。今日もステイホームでしたが、出かけたコンビニで新たなチーズケーキも見つけたし、「麗らか」という表現もインプットした。結果オーライ。

さて、明日も頑張りましょう!私も引き続き、原稿とゲラを頑張ります。

それでは”Stay positive!”

Tommy