雑感:ねぎらい

北京オリンピックが開催されましたね。

熱戦が繰り広げられる期間のため、自然と心躍っている感じです。

昨日は女子スキーのジャンプを観ていました。

高梨沙羅選手が惜しくも4位とメダルが届かず、ということで残念だったものの、一生懸命に全力で向かっている様子が伝わってきて本当に素晴らしかったですね。

高梨選手と言えば、私がまだカナダにいた際のソチオリンピックでは、10代で出場し、『まず間違いないメダル』と言われ、期待大だったものの、獲得できず、前回の平昌オリンピックでは、リベンジを果たし見事に銅メダルを獲得した、という背景があるため、ついついいろんな感情移入をしながら観戦していました。

本当にお疲れ様、と言いたいところですが、

このブログはTOEICブログなので、話を戻します。

『惜しくも目標スコアに届かず(明らかに届かなくても)』という場合、

『でもよくやったよ』

『次があるさ』

とねぎらいの言葉やエールを送ってくれる友人・知人の存在はありがたいものです。

でも・・・、英語学習、とりわけTOEICでいうと、

アスリートと異なり、引退という概念があまりないので、ひょっとしたら

それが5年、10年と続く場合、そのような声をかけられても本人がしんどくなるかもしれません。

かくいう私も800点から900点までは半年。

900点から950点までは1年ちょっと。

950点から990点までは1年、と。

今考えると、そんなに期間はなかったかもしれませんが、獲得していない場合、

『長いトンネルだな』とずっと思っていましたし、

『そろそろ〇点だね』と言われるとそれはそれはプレッシャーになりました。

自分では、

『わかっとるわい。』

と思っていても口には出せませんし、

友人・知人の側も、

『うわー、今回も取れなかったのかー!ワハハハハ!!』『まだ取れないの?』

とは言うわけないと思います(そもそも思ってもいないと思いますが)

結果論になりますが、

正直、目指していたスコアを取る、という事に対して、

取ってから考えると、努力して後悔したことはないですし、

満点取るなんて意味あるの、という問いに対しては意味がある、という理由をたくさん言えるようになりましたし、

取っていない自分には、『やっぱり〇〇が至っていないよね』と言えるので

至らないことをどうやって埋めていくか、が最大の課題になります。

時間的な長さについても、取得期間まで長すぎるからダメ、ということはありません。

その分、達成した喜びは大きくなるでしょうし、

M-1グランプリを昨年獲得した錦鯉の長谷川さんは、『50代から伸びしろ』というのをテーマにやってきた、ということなので、やはり年齢は関係ないと思います。むしろその期間にあきらめず、腐らず、どれだけ努力してきたか、によると思います。

私も拙著を使って学習してくださる方には、『応援』と『見守る』ことしかできません。

スコアを達成できた!という方から連絡頂いたときは、メチャクチャ喜ぶ一方、

達成できなかった方には、『私のアドバイスが至らなかったのかな』と考えることもあります。

とはいえ、受験する意思のある、それに向かって努力をする方には、

『見守る』

『頑張りをねぎらう』

『振り返ってクオリティの高いコンテンツを提供し続ける』

私にはこれしかできませんが、出来ることをしっかりやっていこうと思います。

Tommy

雑感:今日はTOEIC®L&R公開テスト

本日受験されたみなさま、お疲れさまでした。今日の東京は快晴でしたね。

コロナ禍の中、開催されたこと、運営のみなさまも含めいろいろ大変だったことと思います。こうした中で開催できるのは素晴らしいですね。

本日の感想です。

Part-1では、入れ物・容器という意味でcontainerという表現が使われます。一方、めったに使われない同じ表現で”bin”というものもあります。bin=ガラスびんだと思ってイギリス留学に行った私はひどい恥をかきました。今から15年前のハナシです。

また、Part-1で副詞を使って写真描写を行っているものもありました。あ、なるほどこういうふうに表現すれば、ちょっと新鮮さを感じてdifferentlyだな、と思ってしまいました。いい視点を頂きました。

リーディングではやはり丁寧に聞く、読むという事を確実にやれているか、ということなのかな、ということに尽きます。

たとえばM&Aという意味は略語で(略語は先週のブログでも触れましたね。)Merger & Acquisitionという、企業の合併・買収を意味しますが、これを動詞にすると、merger, acquireとなります。これは実はどちらとも他動詞で合併すると意味しますが、

・前者はmerger +複数のもの で、複数のものを混ぜる、合併させる

・後者はA acquire Bで、A社がB社を買収する(=A merge with B)

こんな意味になります。

総じて感じますが、文の構造、品詞を理解しながら丁寧に意味を取っていけば難しくないんだろうな、というのを特に最近は感じます。おそらくこれに耐えうるスピードが重要なんだと思います。

さて、明日以降またPart-2を続けていきますが、今年やってものも類似のものが出ました!といううれしいお声を頂きました。引き続き解説を続けていきますのでよろしくお願いします。

それでは今日の受験、お疲れさまでした!

Tommy

雑感:明日

明日はTOEIC L&R公開テストですね。受験されるみなさん、頑張りましょう!

本日近所の書店に寄ってきました。

壁越えシリーズのPart別対策本や解きまくれシリーズをちょうど購入していかれる方がいらっしゃったので、『頑張れよ~~~』と強い念を送っておきました。おそらく翌月以降に向けての対策かもしれませんが・・・。

今月は大学受験があったり、コロナ禍が落ち着いていない中でいろいろと環境が大変な状況ですね。まずは無事に受験が出来ること、そのうえでベストなコンディションで約2時間やり切れることを願っております。

Good luck on your TOEIC test!

Tommy

雑感:テストもろもろ

今日はTOEIC S&W公開テストがありましたね。

受験された皆さん、お疲れさまでした。

私のところにも、『今回初めて受験するんです。頑張ります!』という方からメッセージをいただきました。

S&Wテストの場合は、L&Rとは異なり、いわゆる『塗り絵』は出来ない、自分自身のアウトプットで勝負する、与えられたお題に語彙・文法能力に加えて、論理構成力、レスポンス、プレゼン能力(?)等、いろいろなものが問われます。ただ、L&Rは、持っている力を精一杯出した、という疲労感のほうが多いですが、S&Wは時間が短い分、やり切った(出し切った)という爽快感が少し上回るような気が(個人的にはします)。おそらくですが、S&Wの回答は創作になる一方、L&Rは、問われていることがこれだ、と正解を選ぶ分、性質が異なるんでしょうね。どちらも面白いことは間違いないです。

また大学共通テストを受験された皆さん、お疲れさまでした。

手ごたえを感じている方、そうではない方、いろいろといらっしゃるかと思います。

ぜひ、次のステップに向けてベストを尽くしてほしいと思います。

※私の場合、旧試験であるセンター試験では、あまり期待の点数を望めなかったので、2次試験に賭けるしかない、という気持ちでうまく切り替えがいったのが記憶としてあります。もう25年前のことなので相当おぼろげですが、とにかく集中力を切らさず学習した、ことが勝因でした。ですので、ここでうまくいかないことが決して負けではないと思います。

一方、

今回は不可抗力で受験が叶わなかった方がいろいろといらっしゃったようですね。

自己責任で遅刻してしまった、等ならちょっとしょうがないかな、と思いますが、

他の要因で、受験したくてもできない、というのは非常に無念なことと思います。入念な準備をしてきたのであればなおさらです。

振替受験等ができる、というのを報道等で拝見しておりますので是非挽回されることを祈念しております。

さて、明日からはまだ平日のコンテンツを提供してまいります。よろしくお願いします。

Tommy

雑感:今日はTOEIC®L&R公開テスト

今日はTOEIC®L&R公開テストでした。受験されたみなさま、お疲れさまでした。手ごたえはいかがでしたか?しかし今朝の東京は寒かったですね。

以下感想です。

Part-1,2侮るなかれ

ウォーミングアップとして、『今回はまあまあだろ』というレベルから逸脱して、ここであれ?あれあれ?となることが多くなってきた、というのが、今回、というより今年全般の印象でしょうか?苦手な音、知らない表現を普段の学習でしっかり押さえることの大切さを伝えているような印象を受けました。仮にわからない単語に遭遇しても消去法で正解を探していくようなハングリーさが求められるかな、と思いました。やはり、音・意味をしっかり拾って時間内に判断する、これに尽きます。

基本をしっかりおさえる。

基本をおさえることが大事だな、というように思いました。特にallow, grant, take, assumeという語は単語本をやっていれば日本語訳としてはわかるけど、語の使い方、同じ意味になるかどうか、という視点ではいかがでしょうか?本番になって、あれ、これとこれは同じ意味だっけ?と結びつけることは大事なことですが、ふだんから読み慣れていれば、あ、ここで使われているこの語はこの意味だな、とそんなに時間をかける必要もないはずです。特に難語っぽい語でも意外とgive, take, showと言った語と同じ意味になるな、とふだんの学習で考えながら学習しているか、という点で、まだまだだな、と思ったら少し時間をかけたほうがいいと思います。

易しい時ほど要注意

若干リーディングが簡単だった回かな、と思います。そういう場合は全問正解しないと満点が取りづらい回になります。ですので、『お、今日はサクサクいけそうだぞ』という時ほど、1問が命取りになるので、慎重に、勘違いしないように、ということを意識していきましょう。

いずれにしても今年1年お疲れさまでした。

Part-2に関しては明日よりまた『でる600』の補足解説をしていきますし、Part-7も解きまくれで学習補完が出来ます。トータルの力試しとして、濱崎さんとの共著『壁越え模試』がありますので、是非年末年始で力をつけ、来年スタートダッシュが出来るように頑張ってください。応援しています!

Tommy

雑感:2021年最後

明日は今年最後のTOEIC®L&R公開テストですね。

受験される皆さん頑張りましょう!

さて、

今年最後だから頑張る、

今年一年の総決算!

ということで気合が入っているかと思いますし、既に明日の試験をスキップして来年に目を向けている方もいらっしゃるかもしれませんが、

私は今年最初、最後、というのは(あくまで個人的にですが)決めないことにしています。

もちろん、ある年の節目として感じるところはありますが、目標を立てて継続しているところはあまり年、年度にこだわらないことにしています。もっとも開始して〇年で~点といった時間軸は意識していますので、それまでに達成できないときは落ち込みますが、

ですので、今年最後だから〇〇!、今年最初だから△△!というのもいいかもしれませんが、

ここは、歳時ではなく、ルーチンで受けているから、ではなく、あくまでも、以下を冷静に整理して明日を迎えましょう。

・自分が取りたいスコア

・取りたいスコアと現実のギャップはどこにあるか

・そのための明日の試験の戦略:いつも通り受けるのか、それともある特定のタイプの問題に出会ったときにどうするか

・明日の試験環境で気を付けておくべきこと:天候、交通手段、受験会場環境

とはいえ、今年最後!ということにこだわりを持ちたい方はこう考えてみてもよいかもしれません。

『明日で、もう2021年という年に公開テストは受験できなくなる。今年最高・最大のイベント、思い出にするためにも、1問1問大事に、1分1秒もムダにしないように、そして問題を解くコンディションを最大にするためにも前日である今日はしっかり整えておこう』

それは逆にいうと、『そういう姿勢で今まで受けてこなかったことを反省』する必要があるかもしれません。ただ、その姿勢を見直すいいきっかけが1年の最後の公開テストであれば、それは成長するためのステップになるかと思います。

いずれにしても、明日の試験、楽しんで受験できることを願っております。

Good Luck!

Tommy

雑感:失敗学

ブックファースト新宿店で、『名著百選』という企画があり、この度『是非1冊を』ということで、いろいろと新しいものを読み、かつ以前あった書籍を読み返してみて、『失敗学のすすめ』という本を選ばせていただきました。

この本は今から15年前に初めて読んだ本ですが、

それまでは、『失敗』=ものすごくネガティブなイメージがあって、自分は物事を行う際に必ず失敗しないようにする、という思考だったこともあり、失敗するとショックで落ち込み、ヤケ酒を飲んでは寝て忘れる、という事をよくしていたと思います。それはそれでとても良い思い出です。

一方で、失敗をした際に、もちろんその性質や頻度によりますが、それがなぜ失敗したか、2度目(3度目)なのか、どうすれば失敗しなくなるか、と前向きに次の改善に向けて取り組むきっかけ、そういう思考に変えてくれる本でもありました。

おりしも、その本を読んでから英語学習をリスタートさせたこともあり、少々の失敗をくじけることもなく進めることが出来ましたし、800点、900点、950点、990点という壁を越える際に、どうすれば出来るか、うまくいかなかったら、それはどうしてなんだろう、と前を向くことが出来ました。もちろん、トンネルが長いことでのメンタル的なツラさはありましたが・・・。

この名著百選、今年の12月31日まで行っているそうですが、他の本もとても興味深そうな本ばかりです。まだ直接足を運べていないので(そもそも都内繁華街の書店にはどこも行けていない)、是非折を見て覗きに行こうと思います。

フェア | イベント&フェア | ブックファースト (book1st.net)

本はうまく栄養源として取り入れると成長につながるのでよいですよね。

年末年始は時間が出来るかもしれないので、大量に読めるような本を調達しておこうかと思います。

Tommy

雑感:今日はTOEIC®L&R公開テスト

今日はTOEIC公開テストでした。受験された皆さん、お疲れさまでした。

私は某大学に出かけましたが、朝はとても寒くなりましたね。防寒対策をばっちりしないといけない季節になりました。

さて、今日のテストですが、リスニングが難しい!という声がやや多いように感じました。

特にPart-3・4のセット内で崩れた場合とか、苦手なナレーターが来た場合とか、いろいろな状況があると思いますが、問題はその対処法ですね。

対処法に関しては、高いレベルを目指す場合はしっかり身に着けておかないと失敗してしまうので、こういう時にこそ立て直し力が問われるのかと思います。

あと、1つよい問題があるな、と思いました。

handleという『~取り扱う、~に対応する』と語があります。

この語はaddressや、take care ofと言った語と同義になりますが、

treatとmanageが両方あった場合、どっちかな???と、どうやって選べばいいのかわからない、というのが

またうならせるな、と思いました。

実は、treatもmanageもdeal withと同じ意味があり、どちらもhandleと同義になるのですが、

前者(treat)は、ある方法でみなす、扱う

後者(manage)は、業務上、もしくは解決すべき(困難な)問題が発生した場合に対応する=control

こういった使い分けがあります。

こうした使い分けが出来れば、あまり迷うことなく選べたと思いますが、

普段からこのような使い分けが意識されていないと???となってしまったかもしれません。

おそらく、難語を一生懸命覚えるよりも、こういったよく目にする語・表現がどういうような状況で使われ、使い分けるか、を丁寧に日頃の学習、問題を解くのではなく、復習の時に意識して調べながら自分のものにしていく、ということが必要なのかな、と思います。      ※かくいう私もこういう感覚になったのは、900点取り出したころのハナシですので、気づくのは遅かったですが、重要な観点かと思います。

さて、早いもので12月はすぐそこ。もう今年も終わります。

とはいえ、英語学習は終わる、ということはないかと思いますので、また継続して頑張りましょう!明日以降も平日はPart-2でる600の連載を続けていきます。来週は間接応答を多めに取り扱いますので、本日Part-2でやられてしまった、という方は是非挽回すべき拙ブログを覗きに来てください。

それでは、

Enjoy the rest of your weekend!

Cheers,

Tommy

 

雑感:明日はTOEIC®L&R公開テスト

明日は公開テストですね。

受験される皆さん頑張りましょう。私は都内の某大学に行ってきます。

そういえば、来週12月1日に発売する解きまくれPart-7の『はじめに』+『問題サンプル』が一部のオンラインショップで閲覧できるようです。もし興味があれば是非ご覧ください。

※解きまくる中のほんの一部です。

解きまくれ! リーディングドリル TOEIC® L&R TEST PART 7 | スリーエーネットワーク (3anet.co.jp)

最近は寒さが少しずつ厳しくなってきますね。世界ではコロナの新変異株も出現した、ということで、まずは健康第一で、そして受験される皆さん全員が力が発揮できますことを祈念しています!

それでは、

Best of luck to all of you!

Tommy

雑感:壁越え模試セミナー動画アーカイブ

9月と10月に濱崎潤之輔さんと旺文社で行った壁越え模試のセミナーアーカイブがアップされました。

旺文社のTOEIC対策書 – YouTube

こまぎれに動画があるので、順番に見ていくとよいと思います。一番最初の動画は、TOEIC学習をしている、なっちゃんさんの『なっちゃんねる』で実際にセミナーを受けている動画になり、より臨場感あるものになっています。

ふだん、なかなかセミナーでの問題解説をする機会がない中、おそらく2年ぶりくらいにセミナーを行ったため、貴重なものかもしれません。加えて、濱崎さんのセミナーは有料級、というか、『プロがどの点をみているか』というのを直接書き込んだものをお見せしながら説明、というファンにはたまらないセミナー動画かと思います。

当然のことながら、

本を持っていれば理解度は深まります。

本を持っていて、1度解いて動画を見ると、私たちとの視点の違いを感じるかもしれません。

本を持っていなくても気持ちはアガります。

ただ、是非一度問題を解かれてから視聴いただきたいです。

動画視聴してから、問題を解いても効果はあるでしょう。

TOEIC L&Rテスト 壁越え模試 リーディング (壁越えトレーニングシリーズ 5) | 濱崎潤之輔, 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

TOEIC L&Rテスト 壁越え模試 リスニング (壁越えトレーニングシリーズ 4) | 濱崎潤之輔, 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

使い方は自由ですが、本+著者の無料動画というのはめったにない企画ですので、是非成長のきっかけとしてお使いいただきたいと思います。

よろしくお願いします。

Tommy