雑感:2つの気づき

昨日は、某大学付属高校に言ってきました。

こういう教育施設に行くのは日曜日の午前もしくは午後、という以外はあまりないのですが、

ちょっとした用事で言ってきました。インターナショナル専門の英語を中心とする学科の教室への訪問です。

そこで2つの気づきを得ました。

①飽きる余裕

生徒さんからお話を伺う機会があり、その中でTOEICのハナシが出ました。

『なんかー、リスニングはー、聞いているうちに意味は分かるんだけど、思ったよりboringで他のことを考える余裕が出来るんですよねー。要するに飽きちゃう。それで選択肢見ると、あれ、正解なんだっけ、ってなっちゃう。TOEFLとかIELTSは、じっくり聞いて意味を取ろうと思うんだけど、トピックの興味の問題かな。』

なるほど、ということは集中力があれば高いスコアが取れるということか・・・

②話す楽しさ

その後ネイティブの先生とのグループセッションがあり、終了後個別に話をしました。

全然取るに足らないのですが、そもそも、日本人もそうなんですが、対面で話すという機会自体なかった、いうのもあって、やはり対面で話すコミュニケーションというのは楽しいな、と思いました。

時折、少しTOEICの問題を作る、解く、から離れて気づきを得ることはいい意味でプラスになります。こういう気づきを得て、今ちょうど新しい本の仕上げをやっているところですが、更によいものにブラッシュアップしつつ、差し迫っているリスニングセミナーにもプラス材料を提供していきたいと思います。

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さて、10/16(土)に濱崎さんと行うリスニングセミナーも間もなく締め切りますので、『参加しようかな』と迷っていらっしゃる方は、是非参加を検討してみてください。無料ですし、きっと何かの気づきは得られると思います。

9/21(火)刊行「TOEIC L&R テスト 壁越え模試」シリーズ2点予約開始、「濱崎潤之輔先生&大里秀介先生 TOEIC L&Rテスト オンライン模試会」、9/25(土)・10/16(土)開催!|株式会社旺文社のプレスリリース (prtimes.jp)

Tommy

ワクチン2回目

本日は都内で2回目のワクチン接種に出かけてきました。

1回目の時にも書きましたが(ツイッターかな)、

こうしたサービスを受けられるのが当然、と思うよりも

提供してくれる制度や、

提供にかかわっている、スタッフ、医療関係者の方には本当に頭が下がります。

今は感染症対策が大変な時期で、早く今まで通りの生活が戻ってほしいところではありますが、

同時にテレワーク、オンライン飲み会等、あらたな様式というのも出てきたこともありますので、

いろいろと様式が共存するような形になっていくと思いますが、

何かみなさんにお役に立てるようなものを、健全なカタチで提供できればな、と思っています。

それが何かはまだ形になっていませんが、

例えば9月に行うイベントのように、

リアルには会えないものの、何かプラスになるようなもので、それでいて『開催してよかった』と言えるようなものを出していければな、と思っています。

どうぞ楽しみにしていてください。

さて、本日はそれなりに倦怠感がありますので自宅でおとなしくし、明日からまたブログなり〇〇なり、××なりを頑張りたいと思います。

それでは、

Enjoy the rest of your weekend!

Tommy

雑感:アクレディテーション

オリンピックが盛況な一方、新型コロナウィルスの新規感染者も増えつつあり、いろいろ混とんとしているなあ、と思いながらこの土日は結局机に向かっていろいろ作業をしておりました。結局、予定通り進みましたが、ちょいちょいオリンピックを見ながらの対応だったので、先週と比べてはかどりはイマイチでした。

さて、ニュースで気になったのは、オリンピックのある代表選手が許可なく外出した、としてアクレディテーションをはく奪される、というケースが出たことです。

ところで、アクレディテーションってなんだ?と思う方もいるかもしれないな、と思いちょっと気になりました。

『そんなの知っているわい!』という方はちょっと都合が悪いので、オリンピック観戦でもしていてほしいのですが、

辞書等を検索するとこんな意味で出てきます。

accreditation: (教育機関等の)認証評価、適格性認定

ん、ますます意味が分からんぞ、というかもしれませんが、

要は、この人は、あるイベントや組織に参加して物事を行う時にその力量・態度をOKと判断されるため、その範囲内の権利を得る、ということになるかと思います。

実はこういう場合は、英英辞典を引くとわかりやすい場合もあります。

ロングマンを検索すると、

accreditation: having official approval to do something, especially because of having reached an acceptable standard.

ある許容水準に達していることが理由で、公式許可を得る、ということですね。

オリンピックでいうと、いわゆる公式タイム等協議における一定水準レベルに達した人が競技参加OKということですね。

それがはく奪された、ということはオリンピックに参加することは出来ない、それに伴う権利も行使できない、ということになるかと思います。おそらく詳細はルールブックにあるかと思います。

こういう時事単語はひょっとしたら公開テストに出るかもしれません。

というのも、作問する方もオリンピックをおそらく見ている、と推測するからです。

今からさかのぼること15年前に受験した際には、ナカムラ、タカハラという日本人が登場しました。この時は2006年のサッカードイツW杯の代表選手がまさか登場人物で出てくるとは、とびっくりしました(実際の話題はサッカーではありませんでしたが)。

こうやってふと気づいて辞書を引くと、なるほどな、と思うようになりますし、何よりも視聴している内容を深く知ることが出来るので実践的な英語学習としても効果的ですし、記憶に定着しやすくなりますのでオススメです。是非トライしてみてください。

それでは明日からの平日もまたがんばりましょう!

Enjoy the rest of your weekend!

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Tommy

雑感:8月からのTOEICの問題形式変更について考える(Speaking Test)

8月からTOEIC Speaking Testの問題形式が若干変更になる、という情報があったため、思うところを述べたいと思います。

■大前提:Speakingは好き

私自身Speakingは好きです。もともと話すことが好きなので、人が話している間、咀嚼しつつ、自分は何を言おうかな、と組み立てながら会話することが好きです。

このあたりの考えは留学や駐在して海外の方と話す時に、よりインタラクティブに、もっとクイックレスポンスが出来るように、という意識が変革したことにもよります。

おかげで脳はものすごく疲れますが、思考力のトレーニングとしても鍛えられます。

正直、TOEIC Speakingは、一生懸命学習してわくわくして臨むものの、一瞬に近いくらいあっという間に終了するため、もうちょっと話したいな、というところが残念ですが、その絶妙さが魅力なのかもしれません。

■今回の形式の変更内容

単純に言うとこうです。

Q3 写真描写問題が1題から2題に増える

Q10 解決策提示問題がなくなる

これ、自分としてはものすごい変更というか、負荷がだいぶ違うな、という印象を受けました。

写真描写問題というのは、あらかじめネタを持っておけば、それを順番に考えて話すと自然と完結してしまうくらい、攻略しやすく、かつLR同様、思わずツッコミをいれたくなる写真が出てくるので、ようは楽しい、という領域が多いパートです。

一方、解決策提示はLRのパート4なみに問題を聞き取って(途中からマイナー変更されて複数の会話となる回も)、それに対する解決策を電話に吹き込む、という、シチュエーションとして、「え、解決策を留守電に入れるんですか?」という不思議な状況での問題でした。

でも、個人的には、内容の理解、解決策の提示を時間内に合理性かつ効果的に出来るか、という点で非常に好きではあったのですが(=好きだから完璧に返答できるわけではありません)、ちょっと残念です。

■時代の流れか

そもそも、留守電に吹き込む、ということ自体陳腐化されています。私自身も留守電にメッセージを入れるのは年に1回か2回程度になりました。電話の文化もオンライン会議やライン等での接続が普及し、相当激減しました。

正直、

かろうじてポケベル~デッカイ携帯電話~PHS~ガラケー

と電話の進化を見てきつつ、学生時代は電話加入権が高かったなあ、と懐かしがりました。

※こういう流れはTOEICでもそうです。以前はFAX文書とかありましたが、今ではほとんど見受けられません。そのうちメモ文書も何かにおきかわっていくんでしょうね。オンラインメッセージ文書が増えそうな予感もしています。

■とはいえ、解決策提示は役に立つ

上記の通り書きましたが、電話メッセージへの吹き込みというシチュエーションはありえなくなったにせよ、たとえば1on1ミーティング等面談のような状況では、相談を受けた場合、考えを理解する、そのうえでアドバイスする、という点ではこのSpeaking Testで測定される力は大きかったと思います。そういう意味ではいつか復活してもらいたいです。

とはいえ、ライティングテストのEメール問題で、解決策(+そのほかの要素も)を相手に投げかけることはまだありますのでそういうところで、思考力を発揮できればまあ、いいか、

写真問題のFUNの領域を増やせるから、それはそれでよし、と考えることにします。

最後に手前ミソになりますが、高校生レベルでもTOEICのSWテストに対応できるようなレベルで本を書き上げていますので、もし興味があれば覗いてみてください。

※私自身もSWは受験前に相当な抵抗があったので、少しでも払拭・ちょっと進んでみようかな、という人向けに書きました。Kindleもあるようなのでまずは試し読みからトライしてみてください。

高校生からのTOEIC(R) S&Wテスト入門 | 大里秀介 | 英語 | Kindleストア | Amazon

それでは今日もよい日曜日を!

Have a great one!

Tommy

Age is just a number….

今日で5月も終わりますね。

5月までは、3/27に旺文社様・オープンゲート様共催のセミナーであふれた質問を中心にお答えしてきましたが、6月からは少しコンテンツを変更しながら運営していきたいと思います。

拙著の問題を多少扱いながら、書籍の問題や解説は直接掲載出来ませんが、問題のコンセプトや解説にかけなかった視点等、少しでもお役に立てることを書いていきます。

臨機応変に変わるかもしれませんがどうぞご容赦ください。

さて、

タイトルは、『年齢なんてタダの数にしか過ぎない』というような意味ですが、

昨日世界ボクシングのバンタム級タイトルマッチが開催され、38歳というプロアスリートとしてはベテラン領域の年齢のNonito Donaire選手が王座奪還しました。

私は移動中だったため、ネットで知ったのですが、力強いKO勝ちでした。

※格闘技に関してはあまり専門家ではないので、この手の質問は濱崎さんへお願いします。

私が注目したのは、試合内容もありますが、勝利したDonaire選手のコメントの一部です。

訳は私が勝手につけたものですのであしからず。

My parting words; Age is a number. An 80 years old can be in a wheelchair or can be running marathons. HEALTH is WEALTH. PERIOD…and the story continues.

訳:最後に一言。年齢というのは1つの数字にすぎません。80歳の方は車いすの生活をすることも出来れば、マラソンで走ることもできます。健康こそが富・資産です。以上です。物語はまだまだ続きます。

語句:parting words 別れの言葉、wheelchair 車いす、Period. 以上、おしまい。

そうなんですよね。健康であればなんでも出来ますし、ここにはハッキリ書いていませんが、気力・体力が充実していればあきらめない限り達成はなんでもできる、ということを示しているような気がします。

以前、ブルームバーグでも資産形成の番組をやっていて、途中難しくなって投げやりに聞いていたのですが、健康寿命というのがあるので、限界に近いくらいつつましい生活をして貯蓄・投資に回して80歳、90歳までで大きな財産を築いても、寝たきりになっては何がしたかったのかわからないので、自分で後悔のないような資産形成を、というしめくくりが非常に印象的でした。

自分も振り返ると、30歳~35歳くらいまでは、すべての中心が英語だけ、とりわけ990点を取ることにこの半分くらいを費やしてきました(残りは留学とか北米駐在とか)。健康は正直2の次だったことも多く、北米にいたころは、早朝から真夜中までいろいろなことにチャレンジしていましたが、今振り返ると、それが正しかったかどうかはわかりません。ただ、後悔するつもりは全くないので、正しかったことにするしかありません。この先、50歳、60歳に向かいにつれ、しんどいな、と思うようになってきたこともいろいろあります。1日原稿書きしていると、腰が痛いですし、お酒の量もコントロールしないと翌日に残るようになってきました。

※正直30代の時はよく風邪を引いていたような記憶があります。今となってはとてもヤバイ状況ですね。ちなみに、ここ3年くらいはいろいろと留意しているせいか、風邪は引いておりません。

とはいえ、年齢にかかわりなく、健康というのは維持できると思いますので、健康に留意しながら、少しでも英語学習、とりわけTOEICで少しでも役立つコンテンツを提供していければな、と思います。

【おまけ】

TOEICでは、wheelchairよりもwheelbarrowがとりわけPart-1で出題されます。

一輪の手押し車で、工事現場等で土砂などを運んでいる場面等で出てきます。

それでは今週も頑張っていきましょう!

Tommy

記事から学ぶTOEIC英語表現:gaiatsu

今日はニュース記事からの引用です。

ニュース記事とはいえ、TOEICに頻出表現ふんだんだな、と思わず感じてしまいました。

※職業病に近いですね。

ニュースソースはBBC NEWSからのレポートで、

日本がいまだオリンピックを強行開催しようとしている、という記事です。

一部抜粋です。

Despite the growing crisis, the Tokyo Olympics are still scheduled to go ahead on 23 July after having been postponed from last year.

高まりつつある危機にもかかわらず、東京オリンピックは昨年の延期後の7月23日に行われようとしている。

Despiteは、前置詞ですので名詞もしくは名詞句が後に続き 『~にかかわらず』

という意味です。節が続く場合は”although”が入ります。Part-5,6の接続表現でよく出題されます。

growingは『高まりつつある』という意味で、concern, critisim等と結びつくと少しネガティブな表現になります。

be scheduled to = be going to ~する予定である

stillも文脈から選ぶ副詞の語彙問題としても登場しそうです。複数の文にまたがればPart-6にも登場しそうですね。

afterの後は、昨年から今までずーっと延期してきた、ということを示したいので、現在完了にし、かつ前置詞のあとに続けるので動名詞としてつなげています。

TOEICの知識があると読める内容です。

For weeks people have been saying Japan won’t cancel without some outside pressure. There’s even a name for this in Japanese – it’s called “gaiatsu”.

何週間にもわたり、日本では外部からの圧力なくしては中止しないだろうと、言われてきた。

日本語ではこういった名称を次のようにさえ呼ばれている ー『外圧(がいあつ)』。

これはFor weeksでいったん区切りがあり、その後SV that節 S’V’とつないでいる構造です。

not …withoutで、~なくしては~しない=~があれば~するという意味で、TOEICではPart-5でこのwithoutはよく狙われます。

evenは『外圧』の名称を強調した副詞です。

it’s called “…”は、~と呼ばれている、と前に出てきたものを通称や略称等、人々がよく呼ぶ表現で言い換えに使われます。

ちなみに、タイトルに書きましたが、”gaiatsu”はTOEICには出ない表現ですね。

outside pressureは出るかもしれません。

友達のネイティブに、”ガイアツ”って何?と聞かれたら、とりあえずこの2語で通じるでしょう。

私は自宅では、Bloombergをつけっぱなしにしていることが多く、日本の地上波テレビはまずみませんが、最近”Japan”に関するニュースソースが多くなってきました。ここ最近は、アメリカが日本への渡航中止勧告を出しているので、なおさらなのかもしれません。

このブログはTOEIC、英語学習ブログですので、オリンピックの開催賛否に関しては言及しませんが、まもなく、欧米のメディアを中心に大会実施に関して様々な記事が出ると思います。

その際、日本のメディアが訳してくれる前に、自分で検索していくと、タイムリーに情報が読め、かつ客観的に情報をインプット出来、加えて、Part-7の記事問題にも慣れる、というメリットづくしかと思います。本日取り上げたようなTOEIC頻出の表現もあり、コロケーション(語と語のよい組み合わせ)も自然に覚えることが出来ます。

間近に迫った今、ちょっと覗いてみて、いろいろと情報を仕入れることは、いい意味でいろんなメリットがありますので、試してみてください。

Tommy

飛行

今日は、違う趣旨の記事を書こうと思ったのですが、止めました。

タイトルを『飛行』と書いたのは、飛行機を移動中だったのですが、その際、以前からずっと使っていたネットワークウォークマンを持参して、ランダムに検索したら、米米CLUBの『浪漫飛行』が流れてきて、空の景色ととても合っていたので心地よく聴くことが出来ました。一緒に頂いたヱビスビールもなかなかでした。

この、「心地よく聴く」というのが重要で、

しかも、10年以上使用しているネットワークウォークマンを使用して聴く、というのがまた情緒的な感情を呼び起こしました。

10年前の今頃、まだ990点取っていなかったな、あの頃は苦しかったな、でもその過程も楽しかったな、と思う一方で、

そこからカナダに行っても当時現地で乗っていたクルマにBluetoothで接続して聴いたら、現地のコンドミニアムでのジムのトレッドミルに乗りながら聞いたり、とそれなりの思い出があります。

要はその時あった思い出含め、いろんなことが思い出されるんですよね。

中には感傷的な思い出もあったりして、その中で、アメリカ中西部からカナダに帰る時、とか、東海岸から西海岸へ5時間ほどのフライトで、長いなー、と思いながら移動するときも、時折日本に帰国するときも、いつも傍らには、音楽とスクリプト音声(!)があって、その都度いろいろな記憶がよみがえります。

しかし、いったん雲の上に出て、巡航高度に到達すると、とてもゆったりした気持ちになって

いい意味で頭の切り替えが出来るんですよね。飛行機は本当に便利だし、早いし、出来ることが限られる分、機能的だし、原稿も書き上げたこともあれば、ついつい飲みすぎたこともあるし、これからも長く付き合いたい相棒です。

少し長くなりましたが、気分も高揚したのっで、今日はもう少し原稿を進めようと思います。

それでは、明日からまた新たな1週間、頑張りましょう!

Cheers!

Tommy

雑感:疑問解消のタイミング

今日は終日机に向かっていました。

コーヒーをたくさん飲みました。

自分の作業予定が想定より時間がかかっていたのはある調べ物をしていたためです。

突然発生したわけではなく、

今週水曜日に発生したある疑問を解消しようと、今日に時間を取っておいたのですが、

その解決に予定以上に時間がかかってしまいました。

でも、結果オーライです。

毎日何かしらの作業や学習をしている必ず行き詰まる、疑問に思うことが出てきます。

新しいことをやればなおさらです。

出てこないとしたら、相当な天才だろうな、と思っています。

そして、水曜日に発生した疑問を土曜日までスライドさせた理由・・・。

それは、

〇疑問を解消させるタイミング

日々のタスクをこなす中で、ある疑問を解消しようとしたとき、

想像以上の時間がかかりそうだな、と思うことがあります。

私はそれを週末に回します。

というのも、1日の行うべきタスクをこなす時間に狂いが生じ、想定以上に行うべきことが出来ないと、生産性が低く、パフォーマンスとして低調に終わってしまうケースが多かったためです。

そのため、疑問に思ったことはいったん調べてみて、

■5-10分くらいで解決できそうならその日のうちに調べる。

■なんだか納得がいかない、もしくは適当に終わらせて後で困りそうだな、と直感で思った場合は、週末に回す。

こういうマイルールを決めています。

例えば、多くは言えませんが、企画中の案件で

『ネイティブはこの表現はおかしい、と言っています』(編集担当者)

『うーん、実際は出題されることがあるのにな、どう説明しようかな?』(私)

こんな時は徹底して調べます。ただ、「出ることがある」ではロジカルではないので、

根拠を探し求めます。

こういう性質のものは時間がかかります。

というわけです。

いずれにしても、平日、週末で何かしら疑問を感じることは解決できるとうれしいですよね。

そして、それが自分の計画通りのタスクもこなせるとなおよいです。

実行通りできると、翌週以降も順調にタスクがこなせます。

そのための時間を平日、週末、どこに時間をかけるのがよいのか、

まだまだ試行錯誤ですが、やりながら最適解を見つけていきたいと思います。

それでは、

Enjoy the rest of the weekend!

Tommy

2つのセミナー

昨日から2つのミニセミナーを講師として週1回ずつ行うことになりました。

※特に公募しているものではありません。

TOEICでも英語でもなく、自己啓発系のセミナーなんですが、事前に指定テキストを自分でも読み込んだり、問題と模範解答を作ったりしてそれなりに充実しています。

充実:いい意味でやりがいがあり、大変。

TOEICにかかわらずセミナーで心がけているのは、

今回のセミナーのターゲットとレベルをある程度把握し、

それに見合ったテキスト選定を行い、

自分でそのテキストを使い込んで教えるポイントを明らかにして、

当日はテキストを視なくても説明をしっかり出来ること。

こんなことです。

当然のことながら、自分で学習するわけではなく、すでに知っていることを『教える』ことになりますので、補足で説明しておきたいことはとにかく調べまくり、かつ自分がその分野に関して成功した、失敗した体験談を盛り込み、これはここで披露すれば効果的かな、と思ったりしながら進めています。

結果的にかなりの時間を費やすことになりますが、参加してくれた方が「満足したよ」と言ってくれる、その一言が聞ければOKなので私自身はそれに向けて頑張る、こういう図式です。

おそらくTOEICの学習と一緒ですが、

・まずゴールを明確にする

・準備期間として、いつまでに何をするか決める

・当日力を発揮できるように仕込んでおくべきものは整理しておく

・当日の体調管理を入念に行う

こんなことを考えながら、進めます。

TOEIC学習を行って分かったことですが、こういったサイクルを自分でこなしやすくなったので、タスクを行う際に最短で成果を上げられるようになったことは自分にとってうれしい副産物でした。もっともTOEICの場合は、2年で900点、そこから3年で990点、と900点から990点にいくまで3年くらい経過してしまい、絶対に越えられないんじゃないか、と思うくらい絶望しかけた時もありましたが、今振り返ってみると、「それほど高いカベだった」のだと思います。

高いカベほど、失敗して、そこから学んで、こうしよう、と決めて取り組んで立ち向かって、そしてまた失敗して、這い上がって、と繰り返しましたが、やることのサイクルは非常に効率よく回っていたぶん、あとは自分のモチベーションが切れないか、という自分自身との闘いみたいなものでした。そういう思いがあったからこそ、満点が取れた時の喜びは格別だった、

というか厳密にいうとちょっとホッとした感がありました。

ともかく、一緒についてきてくれる生徒さんをしっかりいいレベルに上がるまでしっかりとインストラクションしてきたいと思います。

まだまだ緊急事態宣言も続きそうですね。

早くこの時期が終了することを心待ちにしながら今日もがんばりましょう!

Tommy

Stay positive

今日はローソンの「麗らかキャラメルチーズケーキです」。

「麗らか」って何て読むんだ?と一瞬考えてしまいました。カナがふってありました。表面がツヤっぽくて、それでいてそんなにしつこさがなく、原稿を書いている合間にゆっくり頂きました。

連休までは少し不定期にブログをアップしていきますのでよろしくお願いします。

今日も家にひたすら籠って原稿を書きまくっておりました。多くの方もステイホームなさっているんでしょうか?GWはさすがにどこか出かけたいですね。

さすがに今はガマンの時期ですが。

いつからか、物事はポジティブに考えるようになったので(おそらく990点取得してからなので、10年前くらいからか)

こういう状況はきっとよいことがある、と思いながらいろいろと行動しています。

ポジティブに考えるようになったのは、海外駐在した際に、飛行機が遅れた際のこと。

当時、私は、よくシカゴ・オヘア空港を経由して、全米、カナダを中心にいろいろと飛び回っていました。今から7,8年前なので、少し元気だったせいもあり、日本と北米はだいたい時差で昼夜逆転しているのですが、あまり時差ボケせず、ショートスリーパーぶりをいかんなく発揮していました。

当時は何事も以下に合理的、効率的に行うのがベストか、ということに一生懸命だったので、少しでも予定が狂うと、修正こそするのですが、やはり機嫌はあまりよくありませんでした。(要するにまだ子供だった、ということかもしれませんが)

それでいて、シカゴからの経由便はよく遅れるんです。本当によく遅れる(笑)

TOEICによくある、悪天候、機材繰りという理由を始め、それ以外にもパイロットや客室乗務員が働きすぎで搭乗拒否とか、TOEICには絶対に出ない理由も含めてよく遅れました。通常1時間くらいならともかく、最大で7時間ほど遅れたこともあります。さすがにマジかよ・・・と思いました。

加えて、同僚の中で1人だけアジア人な私は、

よく「ナゼアナタハホクベイノwork permitヲモッテイルノ?」

といろんな係員に呼び止められ、ストレスもたまっていきました。

そんな中、当時ブラジル人の方が上司だったのですが、こう諭してくれました。

“Take it easy, it’s Five o’clock somewhere.”

ん?最初は意味がよくわかるけど、後がよくわからないな、と思ったのですが、

「どこかでは今5時なんだぜ」というのは、イギリスにある言い回しのようで、

どこかでは、5時になっていてお茶を飲んでゆったりしている人もいる。まあ、そんな人のように気楽にやろうぜ、という意味のようでした。

あとになってわかるのですが、昔のイギリス貴族は、午後5時頃、アフタヌーンティーを楽しみ、サンドイッチやケーキを食べて腹ごしらえをし、それからお芝居や劇、オペラを21〜22時くらいまで鑑賞するので、その時間の間食がちょうどよいようです。

とはいえ、私が最初に言われた時は、「オレ貴族じゃねーし」と思ったのですが、

そんな風に言ってくれる上司を見ながら、よく考えるとちっぽけなことでイラつくよりも、他にポジティブなことを見つけたほうが確かに人生は楽しいはずだ、と思うようになりました。^

それがあってからは、たいがいどんなことがあっても、他の楽しみを見つける、という視点、考えが備わったことで、少しは豊かになった気がします。

学習がはかどらなくてもポジティブに。スコアが上がらなくてもポジティブに。

頭の切替は難しいかもしれませんが、前向きに考えることはきっとその後の人生を豊かにしてくれる(はず)です。今日もステイホームでしたが、出かけたコンビニで新たなチーズケーキも見つけたし、「麗らか」という表現もインプットした。結果オーライ。

さて、明日も頑張りましょう!私も引き続き、原稿とゲラを頑張ります。

それでは”Stay positive!”

Tommy