雑感:れじり

今朝の日本経済新聞の記事で、ゴールドマンサックスのソロモンCEOの言葉に、昨今の経営はレジリエンスが必要だ、という表現がありました。

ここ最近のゴールドマンサックスは、コロナショック以降金融業界で不振となっておりましたが、ソロモンCEOの手腕で業績が回復、同社が再評価されていることから、このレジリエンスは『回復力』という意味でしばしば登場します。

このレジリエンス(resilience)という言葉、実はひそかに少し前から注目していて、他の文脈で言うと「しなやかさ」等で表現されることがありますが、

不確実性の高いVUCA(volatility(変動性)、uncertainty(不確実性)、complexity(複雑性)、ambiguity(曖昧性)の頭文字をとったacronym)の時代には、この表現が問われる、つまり今まで成長していた企業が環境変化で衰退した場合に、本来持っている力でどの程度回復できるのか、が問われていると思います。

ちなみに、このresilience、ロングマンで検索すると、

resilience : the ability to become strong, happy, or successful again after a difficult situation or event.

^

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^

という表現が第一義に出てきます。

こうやって英英辞典を引くと、なるほどこういう意味なんだな、ということがわかります。

ちなみに、ある企業が子供が引き継いでturn aroundする、というのはPart7の記事の問題ではよく出題されますので、そういう意味ではこの語はどこかで狙われるのではないか、とひそかに思っています。ちなみに、同義語はtoughness等で出てきますので、言いかえ問題でも使われるかもしれないですね。

こうやって、時事に関する記事を読んだ時には、『あ、この表現最近流行っているな、出題されるかも』と思って調べてみると、自分の力にもなりますし、仕事でも役立つことでしょう。

明日職場に行ったら、『レジリエンスって知ってる?』を試してみてもいいかもしれません。

Tommy

雑感:あーしたー

もう10年以上も経過するハナシです。

いつの間にか最寄り駅に某コンビニチェーンがオープンし、ヘビーユーザーになっています。

そのコンビニは夜間や早朝に利用することが多く、

翌日や当日のおにぎりを買っておく目的で立ち寄るため、

正味2~3分の滞在です。

そこでの男性店員さん、

お会計を済ませると、必ず、

「あーしたー♪」

と挨拶をしてくれます。

これは決して「また明日」という意味ではなく、

「ありがとうございました」の転化バージョン、という受け止めを私はしていて、

しかも、電車の車掌よろしく鼻から空気が抜けるように

「あーしたー♪」

というわけです。

正直最初は、『おいおい、ありがとうございました』だろ、と思いながらも、

^ほんのちょっとの滞在のため、まあまあサービスを提供してくれているのだから、と自分に思い聞かせ、過ごしてきました。

その彼は、私が行くとほぼ990%店内にいて、期待を裏切ず「あーしたー♪」と返してくれます。

そうなると、その不快に思っていたはずのイントネーションと表現が、自然と「当たり前の側」に来てしまうわけです。

「あーしたー♪」 →「軽く会釈して(おお、いつもの挨拶ありがとう!)」

こんなイメージです。

この挨拶は、私がカナダに行っている途中も、異動で地方に行っている間もずっと継続していました。

そんな挨拶が・・・

今年の7月の早朝に変化が訪れました。

「ありがとうございました!」

え、お、おいおい、ちょっと待てよ。どうしたどうした?

これは何かの影響か、本でも読んだか?店長の指導か、クレームでも入ったのか?

そんな動揺が頭をめぐりました。

しかし、よく観察すると、深夜の時間は『ありがとうございました』→早朝の時間は『あーしたー♪』と使い分けているっぽいんです。うーん、この違いはなんだろう、勤務時間の他店員の好みかな?

この変化はここ10年超で起きた、自分にとって最大のミステリーのため、しばらく調査を続けてみようと思います。さすがに「いつもの「あーしたー♪」はどうしたんですか?」とは言えないので。

TOEICとは全く関係ないハナシをしましたが、このような変化に気づく、というのは感受性として非常に重要です。

・お、ナレーターが変わった

・急に仮定法の問題の割合が多くなった

・パート7の文章内にパート5の正解の表現が出ていたな。

こうした気づきは、いつもの自分の思考を磨くことで出来るはずです。

きっと。

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20240906

毎週月-金は拙著の補足解説をしております。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ215問目(36ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

 ■今回はWould you like to …?と~したいことを聞きつつ、後半でA or B?と選択について尋ねておりますので、選択疑問文であることがわかります。ですので、前後のどちらかを希望しているか、に焦点を当てて聞いていきましょう。

(A)はsmallとmallに注意ですね。

(B)はbeforeが出てきますので音だけではなく意味にも注意、というシグナルです。

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. ひさびさの研修でちょっとうれしいな。

B. ひさびさ?

A. あ、ゴメン、リアルはひさびさだってこと。

B. タシカニ。

A. まん防も解除されたし、これからイベントがたくさんあるとよいね。

B. とはいえ、オンラインじゃないと、多少の緊張感はあるよね。

A. XXXXXXXX?

B.YYYYYYYYY.

A. マジ?早速かい?

B. トイレにいっておかないとね・・・。

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

 ■今回はWould you like to …?と~したいことを聞きつつ、後半でA or B?と選択について尋ねておりますので、選択疑問文であることがわかります。ですので、前後のどちらかを希望しているか、に焦点を当てて聞いていきましょう。

それでは選択肢を見ていきましょう。

・(A)は不正解です。モール(商業施設)が取り壊されることは選択の範疇ではないですね。音トリックです。

・(B)も不正解です。ランチ前と言っていますが、ランチ前のハナシ=休憩かわかりませんし、そもそもランチ自体が講演の前後のどちらにあるのか、はここではくみとれませんよね 。

・(C)が正解です。今すぐ取りたい=講演前に取りたい、という間接応答です。聞き手が講演前後のどちらか?と尋ねていることから、講演自体はまだ開催されていない、ということが推測できます。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

  

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 2人のやりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ216問目(36ページ)を扱います。事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今週もお疲れさまでした。

Have a great weekend!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20240905

毎週月-金は拙著の補足解説をしております。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ214問目(36ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

 ■今回はWhich of these …?といくつかあるうちのどちらか、を問う選択疑問文です。ですので、選択するいずれか、両方、どちらでもない、といった選択に関する応答をイメージしながら正解を探していきましょう。

(A)はplayと質問と同じ語が入っていますね。

(B)のputは過去分詞のputです。put-put-putとなっており、直前にbe動詞があるので、なんで動詞の原形が?と考えないようにしましょう。

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. あれ、ちょっとあれを紛失したみたいだ。

B. あれって?

A. あ、あれだよ。Holton’sさんから借りた音楽プレーヤー。

B. あちらじゃないですかね。

A. おお、ありがとう。あれ?でも2つあるね。

B. しかも同じ機種ですね・・・。

A. XXXXXXXX?

B.YYYYYYYYY.

A. あ、ホントだ。よく気付いたね。

B.彼がなんでも所有物に記名するのを知っていたので・・・。

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック



  ■今回はWhich of these …?といくつかあるうちのどちらか、を問う選択疑問文です。ですので、選択するいずれか、両方、どちらでもない、といった選択に関する応答をイメージしながら正解を探していきましょう。

それでは選択肢を見ていきましょう。

・(A)は不正解です。テニスをする、しないは関連がないですね。

・(B)が正解です。彼(Holtonさん)のが裏に名前が書いてある、と言っていますのでそれを探せばわかるということを示唆しています。

・(C)も不正解です。会計士に関しては質問と関連がないですよね。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

  

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 2人のやりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ215問目(36ページ)を扱います。事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今日も頑張っていきましょう!

Cheers!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20240904

毎週月-金は拙著の補足解説をしております。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ213問目(36ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

 ■今回はWhy hasn’t…?とあることに対する理由・目的を尋ねています。hasn’tとなっていますので、完了形で、『どうして~していなかった?』というニュアンスをイメージして選択肢を探していきましょう。

(C)のbeansをbeenと聞き間違わないようにしましょう。

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 明日の資料はもうそろったかな?

B. ええと、出張者のホテル予約とか、パーティーは万全です。

A.いやいや、資料のことだよ。

B. ほとんど出来上がっている、と聞いています。

A.ほとんどって、全部じゃないのかい?

B. 営業予測に関してはまだ、と。

A. XXXXXXXX?

B.YYYYYYYYY.

A. そのデータ、例年に比べて遅くない?

B. はい、一度データが来ていたのですが、最近のインフレを鑑みて、データ取り直しているそうです。

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック



  ■今回はWhy hasn’t…?とあることに対する理由・目的を尋ねています。hasn’tとなっていますので、完了形で、『どうして~していなかった?』というニュアンスをイメージして選択肢を探していきましょう。

それでは選択肢を見ていきましょう。

・(A)が正解です。データがそろっていないから、という理由として適切な内容です。

・(B)は不正解です。it=sales projectionが最後に買われた、というのは理由になっていません。そもそも、sales projectionはまだ出来ていないものですし、売り物かどうかもわかりませんよね

・(C)も不正解です。食べ物の好みを聞く状況はないですよね。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

  

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 2人のやりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ214問目(36ページ)を扱います。事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今日も頑張っていきましょう!

Have a nice day!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20240903

毎週月-金は拙著の補足解説をしております。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ212問目(36ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

 ■今回はAren’t you….?と否定疑問文で尋ねられていますので、Yes/No疑問文同様に考えて正解を探していきましょう。

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. あれ?今日は会社だったっけ?

B. はい、そうなんです・・・

A. お、何かあった?

B. いろいろとやり直しが・・・。

A. そうだったよね。君は確か・・・

B. お察しの通り出張予定だったんですが・・・。

A. XXXXXXXX?

B.YYYYYYYYY.

A. 資料の直しか?

B. はい、そちらのほうが巨額投資になるからしっかり練り直せと上司が・・・。

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック



 ■今回はAren’t you….?と否定疑問文で尋ねられていますので、Yes/No疑問文同様に考えて正解を探していきましょう。

それでは選択肢を見ていきましょう。

・(A)が正解です。否定疑問文に対して、No(行かない)と伝え、その後行けなくなった理由について述べていますので、完璧な応答です。

・(B)は不正解です。逆に尋ねる際の内容と、thenが何を指すかがわかりません。

・(C)も不正解です。Yesと言っていましたが、その後のチームサポートについては、関連のない応答となっています。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

  

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 2人のやりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ213問目(36ページ)を扱います。事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今日も頑張っていきましょう!

Have a great day!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20240902

毎週月-金は拙著の補足解説をしております。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ211問目(36ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

 ■今回はHow much…?と価格について聞かれていますので、この価格を尋ねられていることに対してふさわしい選択肢を考えましょう。

One-wayは片道ですね。往復はRound-tripといいます。

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 今年のゴルフコンペはどこだい?

B. なんとハワイです!

A. えー、そうなの?すごいね。

B. グループ会社が集まるには一番都合がよいらしく。

A. なるほど、では楽しみにしておくよ。

B. チケットはご自身で、ということになっています。

A. XXXXXXXX?

B.YYYYYYYYY.

A. え?市況もだいぶ変わったんじゃ?

B. 当社と特定の航空会社は定額の契約を結んでいるんです。

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック



   ■今回はHow much…?と価格について聞かれていますので、この価格を尋ねられていることに対してふさわしい選択肢を考えましょう。

それでは選択肢を見ていきましょう。

・(A)が正解です。前回と同じ、ということは前回と同じ価格だ、ということを示唆しています。

・(B)は不正解です。クレジットカードに関する質問ではないですよね。

・(C)も不正解です。キャンセルに関する質問ではないです。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

  

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 2人のやりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ212問目(36ページ)を扱います。事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今週も頑張っていきましょう!

Happy Monday!

Tommy

雑感:忙しく楽しい

アメリカである案件発生 → 急遽電話会議。

東南アジアで新規の相談あり → メールのやり取りで一喜一憂。

欧州でオリンピック後のビジネスチャンスあり → 渡航するか本気で考える。

カナダからオンラインミーティング要請あり → 呼ばれるうちは行きますよ。

というカンジで最近は忙しいというか、スーッと前に用事が入り、こなしつつも合間見て自分のやりたいことを実施しています。

正直、メールのやり取り文献を読む、会話をする、その他もろもろで、

正直、翻訳ソフトを使わないとやり取りが追い付かないことが多いです。特に大量の資料が来るときはそのほうが結果的に良いです。

※コミュニケーションには日本語でやり取りしないといけない、その後日本語でレポートを書くこともあり、結果的に便利です。

ただし、翻訳ソフトを使いながらも、

ん、この点は絶対矛盾する、この翻訳はここが間違っている、といったように、

感度が上がっているのは、英語を学習しておかないとこれはとんでもないコミュニケーションになっているな、と感じることがあります。それは日本語に変換して日本人に見せるときもそうだし、日本語を英語に変換して伝えるときも正しい内容になっているかチェックする必要性があります。

日本語は主語・目的語・述語等省略する場面があると、英訳した際に全然違うニュアンスになるので、やはり文法は大事だな、というのは非常に痛感します。

いずれにしても、昼夜問わず忙しい状況が続いていますが、

楽しくやれていることには間違いなく、かつ1日に英語を使う、話す機会が増えているので、

引き続き楽しくやりつつも、TOEICのコンテンツになりそうなものはストックを続けていきたいと思います。

Tommy

雑感:自分より

台風が日本を縦断し、週末から週明けのイベントがすべて中止となってしまいました。

残念ですがしょうがないです。

まだ台風(~熱帯低気圧)は日本を縦断しておりますので、ご安全になさってください。

さて、直近1週間はアジア、欧州、北米といろいろな箇所とのビジネスミーティングを行っておりました。

全員が英語を話すわけではないので、同時通訳を介しながら進めていくのですが、

やはり、現地メンバーとは直接コミュニケーションが良いと思い、

極力英語で話すようにしています。

同時通訳を介しながらの会議は、

オンラインでやることが常なのですが、

2回線を使用しながらやるので、

イヤホンを耳に入れながら、メインスピーカーを聞く、というスタイルになります。

感嘆するのは、同時通訳者の瞬時スピードです。

専門用語も含めてナチュラルに会話をする中で、

話すのとほぼ同時に日本語・英語に変換して伝える力、というのは、

単にツールだから当たり前、という視点だったら当然の領域になってしまうのですが、

そうではなく、通訳者側の立場になってみると、

スゲー、スゲー。

となります。

自分は相手の話を聞いて、自分なりに咀嚼して相手に伝え、相手の英語を受け取って自分なりに咀嚼して伝え、という逐次通訳は素人ながらやるのですが、

言葉の変換というのは難しいものです。

ただ、その領域の側のチカラはすごい、ではなく、

近づけるように、レベルを上げられるように、というのはモチベーションを上げる良い環境になると思います。

またしっかりレベルを上げよう、というモチベーションがあることはよいことです。

今の自分よりも高いレベルに行くべく頑張ります。

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20240830

毎週月-金は拙著の補足解説をしております。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ210問目(36ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

 ■今回はHow +be動詞?という形になっていて、状況・感想を聞かれています。ですので、ホテル滞在に関する感想について尋ねられているんだな、と思って答えていきましょう。

(B)は、誘われて時に行けない場合に、『また今度誘ってね(誘うよ)』という英会話の表現として覚えておきましょう。

(C)would’ve been は省略されている分、音として認識しにくいので、文字を見ても構いませんので、音と自分の理解力を何度も聞いて合わせておきましょう。

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. おはよう、先週は出張お疲れ様。

B. ロングステイだったからちょっと疲れたかな?

A. そうだな。

B. でも実り多くてよかったですね。交渉もまとまったし。

A. 次は私が行く番だな。出張手配しなきゃな。

B. 早めにとっておいたほうがいいと思いますよ。ホテルとか。

A. XXXXXXXX?

B.YYYYYYYYY.

A. それ以外はいいってことかい?

B. はい、申し分ありません。私の場合はカラダを動かしたいのでそこは優先度高いんです。

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック



  ■ 今回はHow +be動詞?という形になっていて、状況・感想を聞かれています。ですので、ホテル滞在に関する感想について尋ねられているんだな、と思って答えていきましょう。

それでは選択肢を見ていきましょう。

・(A)は不正解です。感想についてNoneというのは、いくつか個数があってそれらが何も残ていない、というニュアンスがあり、応答としては不適切です。

・(B)も不正解です。この表現は勧誘・提案に対して拒む場合の応答なのでここでは合いません。

・(C)が正解です。フィットネスクラブがあればよかったのに、と要望を感想として述べていますので、これが正解です。仮定法を用いて、あの時~があればよかった、というのはアンケート等で時折用いられる表現です。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

  

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 2人のやりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ211問目(36ページ)を扱います。事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今週もお疲れさまでした。

Have a great weekend!

Tommy