「Part-2 でる600問」補足解説 20210830

2021年6月より月-金は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ64問目(別冊17ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■今回はDo you mind if SV=許可を求める表現です。

最初の4語を聞いて、許可を求めるんだな、と瞬時に判断できるように復習で聴きこんでください。

(B)Do you mind (if) に対する、テッパン解答です。音で自然と正解を選べるようにしておいてください。ただ、イギリス英語の発音では、しっかり3語で発音しますが、アメリカ英語では、『t』の音が脱落されることがあり、『ノラロール』とか『奈良ロール』、『野田徹』等いろいろな日本語っぽく聞こえることもあります。空耳っぽいですが、反応できるように耳を磨いておきましょう。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『いかん、パソコンがない!』

B. 『忘れてきた系?』

A. 『ん、それ系だね』

B. 『商売道具だから困るのでは?』

A. 『ただ今日は研修だからそうでもないけど』

B. 『何かデバイス貸そうか?』

A. 『XXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYY. これ使って』

A. 『パスコードは?』

B. 『あとでメール送るよ』

A. 『いやパソコンないから見れないよ』

B. 『おう、スマンスマン』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題は…Do you mind ifで許可を求める問題です。厳密な意味で言うと、もし~するとあなたはいやがるか?という意味ですので、いえ、全然気にしませんよ、と返答するならNo, 気になるのであればYesという返答になります。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は不正解です。売られているかどうかと使用してよいかどうかは関連がないですね。

・(B)が正解です。TOEICではDo you mind ➡ Not at allは鉄板だと思ってください。まさに習うより慣れろ!ですね。

・(C)も不正解です。価格の事を問うようなレンタルのハナシではなく、ちょっとした使用に対する許可ですのでこれも関連がありません。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ65問目(18ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

それでは、

Have a nice day!

Tommy

ワクチン2回目

本日は都内で2回目のワクチン接種に出かけてきました。

1回目の時にも書きましたが(ツイッターかな)、

こうしたサービスを受けられるのが当然、と思うよりも

提供してくれる制度や、

提供にかかわっている、スタッフ、医療関係者の方には本当に頭が下がります。

今は感染症対策が大変な時期で、早く今まで通りの生活が戻ってほしいところではありますが、

同時にテレワーク、オンライン飲み会等、あらたな様式というのも出てきたこともありますので、

いろいろと様式が共存するような形になっていくと思いますが、

何かみなさんにお役に立てるようなものを、健全なカタチで提供できればな、と思っています。

それが何かはまだ形になっていませんが、

例えば9月に行うイベントのように、

リアルには会えないものの、何かプラスになるようなもので、それでいて『開催してよかった』と言えるようなものを出していければな、と思っています。

どうぞ楽しみにしていてください。

さて、本日はそれなりに倦怠感がありますので自宅でおとなしくし、明日からまたブログなり〇〇なり、××なりを頑張りたいと思います。

それでは、

Enjoy the rest of your weekend!

Tommy

もうすぐ9月

もうすぐ9月になりますね。

今年もあと4か月ほどとなりました。

1年の2/3が経過することになります。

いつも思うことなのですが、

今年やろうとしていたことが何割出来ていて、それがどの程度達成できるのか、という点に結構こだわっているので、

こういう節目には必ず振り返ることにしています。

今年はかなりやろうとしていたことを絞っていたので、

大半を達成し、残った期間もあとしっかり頑張れば達成が可能だな、ということで立ち止まるというよりは進捗をサッと確認して、さらに前に進んでいこうと思いつつ、

来年の目標もしっかり立てていこう、と思っています。

来年のハナシをすると鬼が笑う、といいますが、

鬼が笑うほどの長いスパンで計画したことが実現すれば、それはとても痛快です。

今からさかのぼること15年前。

初めて受験した公開テストで685点を取得しました。

それ以前のIPテストは300点台だったので、自分とすれば頑張った、

いや、とても頑張った、

違うな、メチャクチャ、スゲー頑張った、

というところでしたが、そこから先の900点、満点は雲がかすむような位置で、考えもしませんでした。

それがそこから1年半経過し、ある機会に、900点、満点取りたいなが、絶対にとるんだ、という道のりを志し、つくってからは、それは険しかったものの、達成できた喜びは格別でした。

私の場合、結局900点を取得するまでは英語学習を始めて2年、990点は5年かかりました。

それが早いか遅いかはともかく、それまで今年はコレをやる、来年はコレをやる、と早めに計画、そして進捗から軌道修正や新たに盛り込んだり(例えばSWとか)を加えながら進んでいったので、

あたかもRPGのような感じで、そのプロセスが楽しかったのを覚えています。

土日のような時間が確保できるときにこんなことを考えるのはとても重要なことだと思っています。

ということで自分も今からその先、について深く考え、これから5年、10年とさらに成長できるように頑張っていこうと思います。

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210827

2021年6月より月-金は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ63問目(別冊17ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■今回はWhen=時やタイミングを問うWH疑問文です。

音のつながりもそんなにないため、サッと聞いて意味を瞬時にとっておきたいような内容です。

(A)close, clothsの音トラップに気を付けましょう。前者は動詞、後者は名詞ですね。意味でも判別できます。

(B)fitness, fitの関連にも気づいておきましょう。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『さて、もうすぐ9月ですね。』

B. 『そうね。勉学の秋かな』

A. 『運動したいな』

B. 『あそこのジムはどう?今なら3か月月謝少し安くなるみたいよ』

A. 『マジすか?』

B. 『ただ、行く時間帯によって価格が違うとか』

A. 『XXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYY. さすがに知らんな』

A. 『ネットないの?』

B. 『そういうのはないらしい』

A. 『最近にしては珍しいね』

B. 『逆に新鮮なんじゃない?』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題は…Whenで時やタイミングが問われています。文脈からして『閉店時間』が問われていますね。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は不正解です。ジムの閉店時間と購買行動は関連がありません。これは音トラップの部分に反応し、快く『消し』ましょう

・(B)も不正解です。そもそもtheyに相当する語がよくわかりません。fitness centerで働く従業員が集結する、と考えても、質問に対する返答にはなっていないですよね。

・(C)が正解です。質問に直接返答していませんが、ある所に行けば情報がわかる、という間接応答です。この答え方はたいていのWH疑問文に対してテッパンの回答です。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ64問目(17ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

それでは、また9月以降のテストに向けて頑張っていきましょう!

Have a nice weekend!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210826

2021年6月より月-金は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ62問目(別冊17ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■今回は疑問文ではなく、平叙文(statement)となります。ですので、文全体の意味をしっかりとらえる必要があります。

冒頭、won’tがwantと聞こえると、意味が全然違ってしまいます。ただ、wantの場合、後ろのrenewと文法的なつながりが合わないので、なんかヘン、あ、won’tか、と考えてもよいです

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『つまりですね・・・』

B. 『どうかいたしましたか?』

A. 『なかなか言いづらいんですが』

B. 『今なら6か月延長で洗剤もお付けしますよ!』

A. 『でもですね・・・』

B. 『あ、わかりましたジャイアンツ戦のチケットですね!』

A. 『いえ、つまるところ・・・XXXXXXXXXX』

B. 『えええええええ!!!!YYYYYYYY. 』

A. 『ちょっとエンタメ記事多すぎなんですよ!』

B. 『え!そこですか・・・。』

A. 『エンタメ記事あまり見ないんですよね。』

B. 『ウチはスポーツ紙ですからね・・・』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題は…平叙文で『今回購読を更新しない』と述べています。つまりある意思表明、かつ否定の意思表明ですね。立場としてはサービスを提供する会社にユーザーがお断りするというシチュエーション、とも言えます。『今回更新しない』ことに対するベストな返答を考える必要があります。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)が正解です。もう更新しない➡内容に問題があるのか?、という意味です。won’t renew に対し、Any problemと応答し、かつ”content”を購読しないことに関連する語がすべて入っていますので、見事に呼応しています。contentを知らない人は押さえておいた方がよいです。

・(B)は不正解です。bike(自転車orオートバイ)が必要かどうか、というのとサブスクを続けない、という内容は関連がないです。

・(C)も不正解です。その数=サブスク数が伸びているという数の事実と、今後更新しないというユーザーの考えとの関連がなく、この語の展開がよくわからなくなってしまいます。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ63問目(17ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

それでは、また9月以降のテストに向けて頑張っていきましょう!

Have a nice day!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210825

2021年6月より月-金は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ61問目(別冊17ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■今回は疑問文ではなく、平叙文(statement)となります。ですので、文全体の意味をしっかりとらえる必要があります。

冒頭、主語+hasの短縮形にbeen 過去分詞という形になっています。受け身の進行形と間違えないように気を付けましょう。

音としては・・・delayedで一息ついて、その後for以降の意味を取る感じで聞き取りましょう。

(A)push…..backと名詞を挟んだ形になっていることに注目です。

(B)threeが音トラップとして機能しています。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『あああ!』

B. 『どうした?』

A. 『雨で電車がこないかも・・って』

B. 『マジ!?』

A. 『ネットで出てるよ。』

B. 『最近の大雨は待つしかないね。』

A. 『XXXXXXXXXX』

B. 『YYYYYYYY. もうしょうがないよね』

A. 『上司に連絡してみるか』

B. 『それがいいね』

A. 『いや、ZOOMで入ってくれって。』

B. 『ま、そりゃそうだよね・・・。時代は変わったね。』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題は…,平叙文で『電車が最低3時間遅れる』と述べています。つまりある情報を報告してくれたわけですね。この『電車が遅れたということに対する』ベストな返答を考える必要があります。特に音と意味と整合性を取る必要性がありますので、少し難しいです。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)が正解です。電車が遅れる➡それなら会議を遅らせることが出来る、という意味です。delayとpush backが類義語で関連しており、あるものが遅れる➡それならば関連したものを遅らせる、に呼応しています。

・(B)は不正解です。Yesと肯定していながら、3番線を出た、と遅れた電車が出たというのは意味が通らないですよね。threeの音つながり(いやトラップ)で選ばないようにしましょう。

・(C)も不正解です。会話していることに、どこかのアナウンサーが『ノー』というのはなんだか不自然な応答ですよね。『ノー』と言っているのを聞いたことが、事実に対してのノーなのかが判然としないところがロジック的に消すことが出来ます。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ62問目(17ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

それでは、また9月以降のテストに向けて頑張っていきましょう!

Have a nice day!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210824

2021年6月より月-金は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ60問目(別冊17ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■最初の1語で面食らったかもしれませんが、人名で、一息置いてWhere, と場所を問うWH疑問文となります。最初にWH、と待ち構えていた人に対する変化球だと思ってください。ん?何これ?のあとに必ず、少し間があります。この間が固有名詞、人名だと判断するヒントです。そこを見分ければあとは意味で解きます。

(C)が受け身の進行形になっていますので、その点を注意しておきましょう。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『あれ、ないなあ』

B. 『どうした?』

A. 『いや、洗濯したいんだけど、アレがない?』

B. 『選択したい?模試?』

A. 『いやいや、その選択ではない、洗濯!ウォッシュ!』

B. 『あれ、ベティーが昨日なんか言っていたな』

A. 『XXXXXXXXXX?』

Betty. 『YYYYYYYY. 』

A. 『ゲゲゲ、じゃ使えないのか!』

B. 『近くにコインランドリーあるよ』

A. 『え?』

B. 『最近できたじゃん、ってなんだかPart-3の不思議な展開みたいだな。』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題は…, Whereで場所を問う問題です。最初に人名が来ているので面食らわないようにしましょう。

・場所を問うので、単純に場所を問うのか、今どこにあるかわからないか、その間接応答が正解です。

・人や情報を・・・と誘導するアンサーもアリです。

こんな感じの返答になります。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は不正解です。そんな気分じゃない、といってもそれはアンタの勝手でしょ、みたいなぶっきらぼうな返答は通常不正解です。

・(B)も不正解です。食べ物の好みを言われても困りますよね。

・(C)が正解です。現在修理中、と所定の場所にはないことを示唆していますので。あるものの所在、とりわけ機器・設備の場所を尋ねた場合、この表現は鉄板の間接応答です。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ61問目(17ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

それでは、また9月以降のテストに向けて頑張っていきましょう!

Have a nice day!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210823

2021年6月より月-金は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ59問目(別冊17ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■最初の1語(Who is cleaning…)で、誰か?を問うWH疑問文だと判断します。1語ではなく3語で判断したのは、Who isがWhoseと聞こえた場合、全然違う問題として認識してしまいます。ここでは、clean+Oという形になっているので、主格のWhoと判断しましょう。

(A)in_a の音つながりをチェックしておきましょう。

(B)は、Whoseに対するヒッカケだな、と音でも捉えられるようにしておきましょう。

(C)did_itは音で判断できるようにしておきましょう。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『ああ、昨日もダメだった』

B. 『8月のTOEICか?』

A. 『そう・・・。10問塗り絵だった』

B. 『塗り絵かどうか、というよりも正答率じゃない。』

A. 『冷静だな』

B. 『まあ、オレは今回戦略うまくいったから。』

A. 『え、その戦略教えてほしいけど・・・。ところでXXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYY. よし、じゃあ戦略教えてやろうか』

A. 『ああ、教えて。』

B. 『毎日読むことだよ。』

A. 『え?』

B. 『問題をただ解くだけではなく、しっかり読む。それとても重要だよ。』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題は…, Who is cleaning….でこれから誰が掃除をするか、という主格としてのWH疑問文です。

・ですので、誰がやろうとしているのか、を直接答えるのか、わからないか、既に終わったのか、というアンサーが一般的です。

・人や情報を・・・と誘導するアンサーもアリです。

こんな感じの返答になります。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は不正解です。私、と言っていますが、クリーニングではなく別の動作になっています。

・(B)も不正解です。これは、mineで私が所有している、という所有代名詞となっています。Whoseに対する解答としての意味ヒッカケです。

・(C)が正解です。Our teamと、誰かを明確にし、かつ過去形なのですが、『既に実施した』という自然な応答で返答しています。did it=cleaned the cafeteriaとなります。ている意味に近いです。do it=do her bestと置き換わっていることにも注目です。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ60問目(17ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

それでは、また9月以降のテストに向けて頑張っていきましょう!

Have a nice day!

Tommy

雑感:今日はTOEIC®L&R公開テスト

本日はTOEIC L&R公開テストでした。

受験された皆様、お疲れさまでした。

今回は、コロナ禍で受験を回避せざるを得なかった方等いろいろいらっしゃると思います。早く無事に受験できるような環境に戻ってほしいですよね。

それでは本日の所感です。

■動作の動詞は写真をよく見る

TOEICのPart-1には、wear(身に着けている)、be displayed(陳列されている)といった状態を表す動詞と、put on(着ようとしている)、place(置く)という動作を表す動詞があります。

〇動作を表す動詞

動作を表す動詞は時に「推測」を要することがあります。

例えば、turn offは、明かりを消す、ラジオ等の音源を切る、という意味がありますが、動作している人は、そういったものに手を出している場合、『消そうとしている動作』ということを間接的に推測できる、という観点で正解とかが得ることが出来ることもあります。そういう意味では、

turn onについても明かりがついていないものに関しては手を伸ばした場合、正解になりえるかもしれません。似たようなものにput on ⇔ take off(脱ぐ)というものがあります。ただ、これに関しては、人が着ようとしている、脱ごうとしているという動作になり、静止画ではどちらも同じ動作になります。ちなみにこれらの語は、15年ほど前は、『こういう表現がきたらまず不正解』という解説をすることもありましたが、10年くらい前から正解になるケースも出てきています。

■午前中はモーニング

 日本語でなんとなく『モーニング』というと、朝、おそらく日の出から9:00、もしくは10:00くらいかな、と思う方がいるかもしれません。ただ、英語でmorningというと、日の出~12:00までを指します。※ロングマンにもそのような解説があります。以上から11:30という時間も”morning”になります。これはTOEICの世界だけではなく、英語ではそうです。

※余談ですが、マクドナルドやファミレスのモーニングセットは10:00頃大体終わりますよね(10:30までやっているところもありますかね?)。ただコメダでは11:00までやっていますし、確か名古屋だったかな、午後にも、そして終日にもモーニングを提供している店がある、と聞きます。確かに、芸能界では挨拶は深夜でも『おはようございます!』ですからね・・・。

■電話

・通常電話をかける、というのは一言”call”という動詞を使います。

 callを名詞で使う場合は、make a call(phone call)という表現を使います。

 ただ、時折、placeという表現を使って、place a callという場合もあります。

 placeという動詞は、通常『~に置く』という他動詞になりますが、arrangeと同義の意味もあり、TOEICでは、”place an advertisement, place an order”といったように、『あるものを完了するように調整するような』意味を持つこともあります。

 ちなみに、callは名詞でも電話を意味します。これがcallingにすると、『呼び出し』や『強い使命』『天職』という意味になりますので、区別して押さえておく必要があります。

さて、次回は9月ですね。

いよいよ実り多い秋に突入します。

今回もPart-2で拙著『出る600が役に立ちましたよー!』というメッセージも頂きました。

ありがとうございます。こちらは引き続き平日に1日1問解説しておりますので、是非こちらもよろしくお願いします。

Enjoy the rest of your weekend!

Tommy

雑感:集中しない環境

明日はTOEIC®L&R公開テストですね。受験される皆さん、頑張りましょう。

今朝方、Part-7のある問題集を調べものがてら解いていたのですが、

さーっと4,5題、問題数にして16問解いて1問、間違えました。

『あ!』と思ってそこだけよく見返してみたところ、『あ、なるほどな』ということはすぐにわかったのですが、

正直言って、『ながら解き』で集中できていなかったのが要因です。

傍らでBloombergを視聴し、

パソコン2画面である情報を閲覧し、

今日の予定を組み立てる・・・。

そんな傍ら片手間で問題を解いていては集中もヘッタクレもありません。

それは間違うはずです。

集中しなきゃだめじゃん!何やってるの!

そういう声が聞こえそうですが、それはもっともです。

一方で、『集中できない環境で、どのような問題を、なぜ間違うか』という状況を作り出すには、この方法がよいのです。

集中できないときに、

・どういう表現をどの文脈で見逃したか、

・選択肢の照合時にどんなことを考えたのか、

・部分的に読み落としたのか、

・読み落としたのであれば、その語の持つ意味をあまり重要視していなかったのか、

等、その後に研究するテーマが増えます。それを著作のテスティングポイントとして考えることも出来ます。

今日も、あ、こういう構成にすれば意味を取り間違うかも、こういう選択肢の作り方は参考になる、など収穫がたくさんありました。

実際の本番もそうですよ。

Part-7で時間とにらめっこして、

ペース通り行っているなあ、いやもう少し早く進めないと・・・、

そう考えると、自然と読むスピードが速くなっていつの間にか読んでいて、ある意味や表現を見落とす、意味をとらえ違える、照合の判断を誤る、ということが生じます。

そういうクセをつかんで修正するには、早く読む、集中できない環境を『敢えて作る』ということを意識して、間違えたプロセスをよく考えれば、自分の苦手ポイントがわかります。そこが克服ポイントだとわかれば、その点に意識を置くことで改善に向けた対応が出来ると思います。

今回は特にリーディングスコアが450~480点くらいで悩んでいる人には、是非試してほしい方法です。このレベルまで来ると、自分の弱点はどこか、というと難解な表現や語彙に力点を置く方が多いですが、基本的な語の理解の部分とかその点をいかに『丁寧に』解くか、が重要です。今回の方法も『1つのやり方』ですが、結果的に自分の弱点がわかることを目的に、何かアクションを起こすことは、特に上級者レベルのスコアからさらにその先に行くために重要なことかと思います。

それでは、よい週末をお過ごしください。

Have a great weekend!

Tommy