「Part-2 でる600問」補足解説 20210726

2021年6月より月-金は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ39問目(別冊14ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■冒頭1語で『WH』+『Where』疑問文と感じ取りましょう。

・Whereの問題を取り扱うのは久々ですね。今一度初速の音をしっかり捉えられるか、をチェックしておきましょう。

・(B)I think we’re lost.はまるごと覚えてください。『うーん、どうやら迷ったかも』くらいのニュアンスです。ネイティブは早口で使うことも多いです。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『わからん』

B. 『どうした?』

A. 『新しい書式だとシンプル過ぎて何を書けばいいかよくわかんないな』

B. 『今の部長の方針で枠だけの書式にしたからな』

A. 『とはいえ、いきなり白紙だと本当によくわからないな』

B. 『確かに旧書式だと、ここに〇〇を書きなさい、と誘導していたから企画書はある程度かけたよね。』

A. 『そう。特に新人教育に使えるんだよな、前のやつ。XXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYYYY. そこから前のファイルをダウンロードできるよ。新人教育に使うの?』

A. 『そう、やはり基本的なところから入らないとな』

B. 『なるほどな』

A. 『今年の新人、字じゃなくてイラストでしかかかないからな。』

B. 『いいんじゃないそれも、最近ピクトグラムとか流行っているし』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はWH疑問文です。Whereの形で、場所を問う問題です。

■場所が問われたときはだいたいこんな感じですね。

・具体的な場所、もしくは位置をします

・間接的に、わからない、決まっていない、どこかに情報がある(ので送る)

こんな感じです。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は不正解です。クッキーがあっても何の解決にもなりません。

※ただ応答者がIT担当者で、サーバー内の記録に関するクッキーのことを指すとしても、クッキーが直接古いバージョンのファイルを指すかどうかわかりません。というのも、クッキー(some cookies)は、不定冠詞であるため、そのファイルの格納場所を直接検索できるものかわからないからです。とはいえ、(仮に正解だとしても)ネット用語のクッキーがPart-2で出ることは少し専門過ぎて正解にはなりづらいので、今のように不正解になるようにしておかないと悪問になってしまうでしょう。

・(B)は、道に迷ったことと質問者の応答の関連がここではわかりません。何かを検索していたら正解になっていたかもしれませんが、その前提が文脈として見えないですよね。

・(C)が正解です。リンクを送ることで、そのリンクを開けばわかる、ということを示唆しています。”the link”と、『古いバージョンが格納されている』ことを規定している定冠詞を使用しているから、応答者はそのものずばり格納場所を知っていることが推測される返答です。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ40問目(14ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

今日から連休明け、もしくは今日までお休み、学生だから夏休み、という方いろいろいらっしゃると思います。今日も頑張っていきましょう!

Happy Monday!

Tommy

雑感:良書+α(自分の思考・行動)

5か月でTOEICⓇL&Rテスト990点を取得されたツイッターの「りんと」さんがオススメの著書ということで拙著を2冊紹介してくださいました。ありがとうございます。

名だたる著作の中に入れていただき感激です。これからも精進していこうと思います。

せっかく本を紹介いただいたので、本を選ぶ際に参考になるようなことを述べたいと思います。

当然のことながら、これらの本をすべて購入すれば必ずしもよいスコアが取れるとは限りません。もっというと、「良書」と言われる本を何も考えずに買う、やる、この2つだけでは十分は効果は見込めないと思います。

では、どうすればいいか?どんなことを考えればいいか?

取りたいスコアを志向する

自分がどれくらいのスコアを取りたい、もっというとどれくらいのスコアを取ってこうなりたい、という強い意志・志向を持っている方は伸びやすいです。それまでに何をすべきか、が明確にしやすいので、短期的にやるべきことに向かって進みやすいです。

※拙著『3週間で900点』は、本当に3週間で900点取れるのか、というお声もいただきますが、どうしても900点取りたい、取りたいけど取れない、という方向けに「どうすれば3週間という最短の期間で逆算して900点という高みに到達できるか」にフォーカスして書いた私の処女作です。結果、多くの方が取得、もしくは取得できなくてもきっかけを作ることが出来た、と思っています。

【CD-ROM・音声DL・別冊模試付】3週間で攻略 TOEIC(R) L&Rテスト900点! (残り日数逆算シリーズ) | 大里 秀介 |本 | 通販 | Amazon

こちらに関しては、発売後数年ほど、無料でコーチングするプロジェクトを行っていました。いつかまた復活できればな、と考えています。

■なぜそのスコアが取れないか、一生懸命考えている。

自分が到達したいスコアがどうして取れないか、しっかり分析し、考える人は、良書に出会うと、「ここかな?」というアテをつけやすいです。それにより、効果的な学習が見込めます。

考える視点でいうと、例えばですが、

・LとRのスコアはどうか?

・それぞれのパートとどれくらいの解答時間で解いているか?

・苦手なジャンルや問題のタイプはあるか?

・それらはどうして苦手なのか?

・それをどうやって克服しようとしているのか?

ということを自分なりに考える、ということで、

単に「勉強不足」「読解不足」という言葉で片づけては、自分の問題の本質をとらえるのは難しいです。読解不足とは、1つの文を正解に読み取ることが出来ないのか、まとまった英文、文章を読む際に集中力がなくなるのか、ようやくできないのか、語の言い換えが語彙力不足により出来ないのか、英語の理解に時間がかかるのか、論理的思考が苦手なのか、

自分の苦手ポイントを書き出して、それに対するどうする?があると自分が欲しているものが何か、がわかるでしょう。

おそらく、意欲と自己分析を持っている方が、良書をつかむと、「なるほど!じゃあこうしよう」という方針を立て、自律して学習することで得るものは大きくなるのかな、と思います。それにより、自分の学習に変化が出るはずで、その新しい視点が変化点となって学習効率や次のレベル、ひいてはキャリアまで見えてくると思います。

漫然と学習すること自体、悪いことではありません。前に進んでいるので、自分の学習の維持、向上には必ずプラスになります。

ただ、それに加えて、自分の意思・情熱と自己分析を加えることで、身銭を切って購入する本をより選定しやすくなり、より効率的にスコアアップしていけるものと思います。

そういうヒトにしっかりささるような本を生み出していかなければいけませんね。

今日もしっかりその辺にフォーカスを当てて、新しい企画を考えていこうと思います。

さて、連休も(私は)今日で終了です。

明日から、平日+オリンピックという期間になりますので、楽しみが続きます。

感染症対策も万全に、日々の学習も継続しながら頑張っていきましょう!

Cheers!

Tommy

雑感:FHST

東京オリンピックが開催されました。

開催されるまでは紆余曲折あり、コロナ禍で大丈夫かという気持ちもあり、多少複雑な心境はありますが、一度始まったからにはアスリートや関係者の皆さんが安全に競技が出来ることを願いつつ、日本代表を応援したいと思います。

昨日は開会式を視聴しました。

通常オリンピックでは開会式はダイジェクトでしか視聴したことがなかったので、

ひょっとしたら夏の日本でのオリンピックは生きているうちにあるかないか、ということでもあり、最後まで視聴することにしました。

いろいろな感想を持ちましたが、私が持った感想は2つです。

■裏方さんの努力を感じた。

ボランティアの方や大会の関係者がいろいろな動きやかけ声をしていて、主催側(トップというより現場)の苦労がうかがい知れました。特に無観客のため、生の声が聞こえたのは収穫でした。

■FHST

開会式の途中で英語で4つの言葉が競技場のグラウンドに写し出されていました。

Faster

Higher

Stronger

Together

より速く

より高く

より強く

一緒に高めあう

これはスローガンというより取り組むマインドや姿勢のような言葉かと思いますが、何かを取り組む際に、「あ、グサっと刺さるなあ」と思いました。

・早く解く

・高いスコアを目指す

・わからない問題に遭遇しても、作戦に失敗しても、時間がなくなってきても揺るがないメンタルを持つ

・学習仲間を見つけて共に高めあう。

英語学習、というかTOEIC学習にピッタリだな、これ。

と、ヱビスビール片手につい思っていました。

本日すでにいくつか競技が行われていますが、

選手はみんな「ガチ」「マジ」感がハンパなく、

この日に向けてベストが出せるように必死になってきたんだな、という様子、思い、気持ちを感じます。

そういうひたむきな気持ちは、ふだんの英語学習にプラスになる部分がありますし、

ちょうど今執筆している何冊かの本でこういったマインドは繁栄させたいな、と思います。

さて、連休も明日で終わり。

今晩は少しオフの時間が出来たので、自分のこれからの企画の思案でもできればな、と思います。

みなさんもステキな休日をお過ごしください。

Enjoy your holidays!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210723

2021年6月より月-金は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ38問目(別冊14ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■冒頭1語で『WH』+『When』疑問文と感じ取りましょう。

・When willは今週で2回目ですね。音がしっかりつかめましたか?

・about_to, At_theと、”t”の重なりのあるつながりが出ています。音の脱落がありますので、そこを意識して音が拾えるようにしてみてください。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『あー』

B. 『どうした?』

A. 『オリンピック始まったけど微妙だな』

B. 『それは売り上げに影響するからか?』

A. 『マーティングが全部裏目に出ている』

B. 『裏目に出ているって、確かにそのスイカちゃんバッジは売り方が微妙だね?』

A. 『そういえば、XXXXXXXXXX?そこで売れないかな?』

B. 『YYYYYYYYYY. 首都高が封鎖されて車での来場が難しいからな。8月末以降じゃない?』

A. 『あー、やっぱりだめか?』

B. 『オンラインで売ってみたら?』

A. 『ん-、何かイベントで売らないとな。』

B. 『9月に濱崎さんのイベントがあるからそこで告知させてもらうかだよな・・・』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はWH疑問文です。Whenの形で、時を問う問題です。

■時が問われたときはだいたいこんな感じですね。

・具体的な日時、もしくはタイミング(before, after, not until)

・間接的に、知らない、秘密、決まっていない、どこかに情報がある

こんな感じです。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は正解です。It’s about to=It will, It is going to beくらいですので、実質意味を取らなくてもよいですが、後半のto be determinedが重要です。この語は、『いずれ決められるべき(こと)、つまり、まだ決まっていない、未定』ということを意味します。英語では、TBD(未定)という表記で記載されることもよくあります。過去Part-7の正解の根拠にもなったことがありますので、意味として押さえておくといろいろと(実践でもテストでも)役に立ちます。

・(B)は、既に過去の事だと行っていますが、内容がボートに乗った、と資金集めの会合とは異なります。

・(C)は場所に対する返答ですね。リスニングで”When”を聞き間違うと絶対にこれを選んでしまう可能性があります。というのも、質問の動詞が”take place”だと、開催される=場所=あれ、Whenって聞こえたつもりだったけど、Whereだったかな?と混乱させやすい動詞句が登場している、という点が憎らしいんです。自分で作っていてなんですが、こういうところがPart-2の『いやらしさ』が出ています。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ39問目(14ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

連休の方も多いんですかね?今日も頑張っていきましょう!

Enjoy your holiday!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210722

2021年6月より平日は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ37問目(別冊14ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■冒頭1語で『WH』+『Why』疑問文と感じ取りましょう。

■getting togetherはほぼ1語で聞き取るような表現です。gettin(g)とgが弱く発音されます。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『ん、今日なんかある?』

B. 『どうして?』

A. 『なんか、いつもあまりオフィスにいない人が結構いるんじゃない』

B. 『そうだな、採用とか研修担当者かな、あれは』

A. 『あ、そしてあれは人事部長か!』

B. 『そうだね。ソッチ系のメンバーが大集合だね。会議室に入っていくようだ』

A. 『XXXXXXXXXX?なんか重要な会議かな?』

B. 『YYYYYYYYYY. なんか、あるってことだろうね』

A. 『オマエ、何か悪いことした?』

B. 『いやしてないよ!お前だって』

A. 『違うな、何か表彰系とか』

B. 『それはあるかもな。オマエ先月相当売上上げたらしいから、その表彰かもね・・・

   その時はオゴってね。』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はWH疑問文です。Whyの形で、理由を問う問題です。

Whyの疑問文の場合

Yes/No → まず不正解

直接: Because S+V, To do…で理由や目的を説明。もしくは文で理由を説明

間接:知らない、知っているけど教えない(秘密のため)

こんな感じです。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は重要なXXがある、と理由としては文意に合います。だから集まっている、と読み返してロジカルかどうか確かめましょう。

・(B)は、Yesと答えている時点で不正解だとほぼ思ってください。また楽しんでいることが、集合している理由自体の説明にはなっていないですよね。

・(C)は時間に対する返答です。またitが何を指すかわかりません。百歩譲ってit=the meetingとしても、なぜミーティングを行うか、に答えていないので、ふさわしい応答とは言えないです。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ38問目(14ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

今日から連休の方も多いんですかね?今日も頑張っていきましょう!

Enjoy your holiday!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210721

2021年6月より平日は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

^

^

^

本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ35問目(別冊14ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

 ■冒頭1語で『WH』+『When』疑問文と感じ取りましょう。

  When will → Whenの認識が確実にできるように

  特に最近When, Whereがナレーターによって聞き取れない、という方がいます。

  その場合は、かすかな差ですが、”en”, “ere”の『ゥン』、『ェア』を狙い打ってなんども聞いてみてください。

  

  あと、平易な表現ですが、

■begin_inの音のつながり、

■(C)at_the_end_ofの4語のナチュラルなつながり

これらは何度も聞くことで、アルファベットの羅列→意味、ではなく、言い回しの音→即意味へと耳慣れすることをオススメします。それくらい頻出の表現です。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『だいぶワクチン普及したから海外渡航も少しずつ始まっているな』

B. 『そうですね。ただ日本はまだ若手には普及していないですね』

A. 『そうだな、もう少しそのあたり好転してくれると事業もうまくいくのにな』

B. 『まったくです』

A. 『次の会合はどこでだっけ?』

B. 『マレーシアですよ。先月大筋でまとまった当社のシャーペンにAIを搭載するプロジェクト、いよいよ始まりますね。』

A. 『そうだな。XXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYYYY. 若手のバリバリのヤリ手を見つけたら即!という感じです。』

A. 『すぐ見つかるのかな?』

B. 『シャーペンにAIが搭載されたら、迷ったマークシートを即塗ってくれますよ。』

A. 『というか、それは会場に持ち込み出来るのか?』

B. 『うーん、微妙ですけど塗り絵補助くらいだったら大丈夫じゃないですかね?というか、それ需要あるのか、という疑問もありますが・・・。』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はWH疑問文です。Whenの形で、時・タイミングを問う問題です。

Whenの疑問文の場合

Yes/No → まず不正解

直接: 時間、日、週、月、〇〇の前後(before, after等)

間接:知らない、知っているけど教えない(秘密のため)

まあ、こんな感じです。

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は出張に近いストーリーヒッカケです。Whenを認識して、静かに即座に葬り去りましょう。

・(B)は、これが正解です。After+現在完了の形で、〇〇が終了したら、という表現ですね。実はこのAfterは昨日取り上げたNot untilの言い換えが出来ます。Not untilは昨日の解説も参考にしてください。

・(C)はヒッカケです。”At the end of”まで聞くと、いかにも正解、というカンジなのですが、そのあとが場所を示す”hallway”です。つまり、この語はWhereを問う問題なら正解なんです。つまり、音を認識する段階で間違うと自動的にこれがロジカル思考として正解になります。ですので、問われている意味を確認する前提は、『音・音・音!』です。ここを聞き間違うと、かけ間違えたボタン状態になりますので、注意しましょう。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.来週の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ37問目(14ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

週の真ん中水曜日、今日も頑張っていきましょう!

Have a nice day!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210720

2021年6月より平日は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ35問目(別冊14ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

 ■冒頭2語で『Yes/No』+『否定』疑問文と感じ取りましょう。

  発音からしてここは比較的ハッキリいうのであまり難しくはないですが、慣れないと、

  聞き取れないこともあります。その場合は何度も聞いて自分でも音を口に出してみてくだ

  さい。

  また、provide A to Bが出てきました。このカタチはA(モノ)をB(ヒト・組織)に渡す、という意味で出てきます。今回の質問はやや長いですが、この言い回しを覚えておけば、

『誰かに何か渡さないべきか』という意味になるな、と考えることが出来ます。

■questionnaireは、リスニング、リーディングでも登場する語です。ただ、リスニングで聞こえてすぐ意味にできるかというと慣れないと聞き取れないかもしれません。その場合はここの部分だけ聞いて頭に浮かぶようにしておきましょう。

■(A)needs to be, (B)Not until, は言い回しとしてよく出てきますので、音を聞くというよりこの音が出てきたら意味が瞬時にとれるようにしておくとよいです。

graduation → congratulate, lastの質問と応答選択肢の音トリックもチェックしておきましょう。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『上期は売上さんざんだったな』

B. 『うちは対面商売メインですからね。』

A. 『今頃はもうコロナも落ち着くし、オリンピック準備で盛況!なはずだったんだけどね』

B. 『うまくいかないもんですね』

A. 『でも下期のZOOM個別商談会は、なかなかいいアイデアじゃないか?』

B. 『そうなんですよ、すでに試供品送っておけば現地でプレゼンしなくてもいけますからね。大口注文のお客様には絶対よいと思います。』

A. 『あとは各支店賛同するかだな。XXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYYYY. 今はヤバイっすよ。待ちましょう。』

A. 『まだ承認してくれないのかな?』

B. 『新しい稟議システム、ハンコやめてオペレーションが混乱しているようです』

A. 『電子媒体の方が手軽なのになぜなんだ?』

B. 『ログインに手間取ったり、承認画面開くのに時間がかかるようですね。紙の方が簡便だなんて・・・じきに慣れると思うんですけどね。』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題は否定疑問文です。Shouldn’t weの形で、~しないほうがいいかな?という意味です。

否定疑問文の場合

Yes → (いや)、やったほうがよい

No→ (そうだね)、やらないほうがよい

日本語ではこうなります。

ロジカル的には難しいところですが、英語はロジカルに忠実ですので、

肯定 → 肯定の形で賛同

否定 → 否定の形で賛同

これが基本となります。この基本が崩れる場合は、使用する動詞を違うものに変える等により、論理性が一貫するようにします。

ただ、こういう考えをPart-2の短時間で情報処理すると大変なので、Yes/No疑問文で判断しても問題ありません。※上記の考えを踏まえて、ですが。

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・(A)は、providerの音ヒッカケですね。なんとなく聞くと正解のようにも聞こえますが、意味が通じません。プロバイダーがなぜ必要か、質問の意図には関係ありません。

・(B)は、これが正解です。これは”Not”が大きな意味を閉めます。

Not → (No, we should) not (provide the questionnaire to all the branches)のカッコが省略された形です。これに”until 以下”を付けると、『役員承認まで配らない方がよい』と、条件を明確にして、否定疑問文としてnotで賛同しているカタチです。

Not untilはTOEICのPart-2でよく用いられます。本番ではこう省略されている、というのはあまり考えなくてもいいですが、自主学習する時はこのような省略があると理解しておけば、本番でも、あ、省略されているな、と考えることが出来ます。

※それと時系列を考えると、not untilは、文脈によってafterに置き換えても考えやすくなります。Whenに対する返答の正解として登場することがありますね。

・(C)はvoterがquestionnaireに対する意味のヒッカケとなります。ただ、まだアンケートは実施しているわけではないので、ちょっと返答として早尚ですよね。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.来週の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ36問目(14ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今日は金曜日。週末が待っていますね。頑張っていきましょう!

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

Have a nice day!

Tommy

「Part-2 でる600問」補足解説 20210719

2021年6月より平日は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ34問目(別冊14ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

 ■冒頭1語で『How』疑問文と感じ取りましょう。

■出来れば、2語で、『何かの感想を聞いているな』と思えるようにしてください。

 理由はロジカルの個所で説明しますが、この2語の音でそう思えるかどうかで、その後の処理がしやすくなります。今回の問題はそれに尽きます。

How was →wの音が重なっているため、音の脱落っぽく聞こえることもネイティブによってはあります。

graduation → congratulate, lastの質問と応答選択肢の音トリックもチェックしておきましょう。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『ウチの大学は今年卒業式やらなかったなあ』

B. 『そうなんだ、今の時期が時期だけにどこも厳しいもんね。』

A. 『その分、アルバムにお金かけたけどね。』

B. 『おお、それは思い出になるな』

A. 『でもやっぱりやっておいた方がよかったかもな。』

B. 『ウチの大学は昨日やったよ。『まん防』とか『緊急事態宣言』を避けられたエリアだったし、オリンピック前にやっておこう、というハナシにもなって。』

A. 『そうなんだ。XXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYYYY. 今都内勤務だし、何かあるといけないからね。』

A. 『そうね、このあたりは開催しても参加可否の判断は難しいな』

B. 『実際、参加者に聞いたらワクチン接種の予約日時で盛り上がっていたらしいよ。』

A. 『そうか、完全に時事ネタだな』

B. 『早く元通りの世の中になってほしいね・・・』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はWH疑問文です。Howが問われています。

Howの場合、

『どうやってやるか』という手段と、

『どうだった』という感想

この2つがだいたい問われます。今回は後者です。というのも、Who + be動詞と、『〇〇はどうか』という感想、印象を尋ねるということになるためです。

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・(A)は、himが『誰?』となる会話ですね。congratulateも音トリックで使われているので、思わず選ばないようにしましょう。

・(B)は、疑問に対する疑問返しで返答していますが、感想を求めた人に対し、Yes/Noで答えるのは正解になる可能性は低いです。Do you mean…?というような質問の意図を尋ね返すYes/No等なら正解になりえるかもしれませんが、TOEICでそこを問う返しは難易度が上がるので、あまり考えなくてもよいでしょう。

・(C)が正解です。そこにいなかった、つまりいないため感想を述べることが出来ない、というのがロジカルな応答です。これは、Howが『感想を求めているな』という前提で質問の論理性を待ち構えておくと、正解かな、と思えるようになるでしょう。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.来週の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ35問目(14ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今日は金曜日。週末が待っていますね。頑張っていきましょう!

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

Happy Monday!

Tommy

雑感:8月からのTOEICの問題形式変更について考える(Speaking Test)

8月からTOEIC Speaking Testの問題形式が若干変更になる、という情報があったため、思うところを述べたいと思います。

■大前提:Speakingは好き

私自身Speakingは好きです。もともと話すことが好きなので、人が話している間、咀嚼しつつ、自分は何を言おうかな、と組み立てながら会話することが好きです。

このあたりの考えは留学や駐在して海外の方と話す時に、よりインタラクティブに、もっとクイックレスポンスが出来るように、という意識が変革したことにもよります。

おかげで脳はものすごく疲れますが、思考力のトレーニングとしても鍛えられます。

正直、TOEIC Speakingは、一生懸命学習してわくわくして臨むものの、一瞬に近いくらいあっという間に終了するため、もうちょっと話したいな、というところが残念ですが、その絶妙さが魅力なのかもしれません。

■今回の形式の変更内容

単純に言うとこうです。

Q3 写真描写問題が1題から2題に増える

Q10 解決策提示問題がなくなる

これ、自分としてはものすごい変更というか、負荷がだいぶ違うな、という印象を受けました。

写真描写問題というのは、あらかじめネタを持っておけば、それを順番に考えて話すと自然と完結してしまうくらい、攻略しやすく、かつLR同様、思わずツッコミをいれたくなる写真が出てくるので、ようは楽しい、という領域が多いパートです。

一方、解決策提示はLRのパート4なみに問題を聞き取って(途中からマイナー変更されて複数の会話となる回も)、それに対する解決策を電話に吹き込む、という、シチュエーションとして、「え、解決策を留守電に入れるんですか?」という不思議な状況での問題でした。

でも、個人的には、内容の理解、解決策の提示を時間内に合理性かつ効果的に出来るか、という点で非常に好きではあったのですが(=好きだから完璧に返答できるわけではありません)、ちょっと残念です。

■時代の流れか

そもそも、留守電に吹き込む、ということ自体陳腐化されています。私自身も留守電にメッセージを入れるのは年に1回か2回程度になりました。電話の文化もオンライン会議やライン等での接続が普及し、相当激減しました。

正直、

かろうじてポケベル~デッカイ携帯電話~PHS~ガラケー

と電話の進化を見てきつつ、学生時代は電話加入権が高かったなあ、と懐かしがりました。

※こういう流れはTOEICでもそうです。以前はFAX文書とかありましたが、今ではほとんど見受けられません。そのうちメモ文書も何かにおきかわっていくんでしょうね。オンラインメッセージ文書が増えそうな予感もしています。

■とはいえ、解決策提示は役に立つ

上記の通り書きましたが、電話メッセージへの吹き込みというシチュエーションはありえなくなったにせよ、たとえば1on1ミーティング等面談のような状況では、相談を受けた場合、考えを理解する、そのうえでアドバイスする、という点ではこのSpeaking Testで測定される力は大きかったと思います。そういう意味ではいつか復活してもらいたいです。

とはいえ、ライティングテストのEメール問題で、解決策(+そのほかの要素も)を相手に投げかけることはまだありますのでそういうところで、思考力を発揮できればまあ、いいか、

写真問題のFUNの領域を増やせるから、それはそれでよし、と考えることにします。

最後に手前ミソになりますが、高校生レベルでもTOEICのSWテストに対応できるようなレベルで本を書き上げていますので、もし興味があれば覗いてみてください。

※私自身もSWは受験前に相当な抵抗があったので、少しでも払拭・ちょっと進んでみようかな、という人向けに書きました。Kindleもあるようなのでまずは試し読みからトライしてみてください。

高校生からのTOEIC(R) S&Wテスト入門 | 大里秀介 | 英語 | Kindleストア | Amazon

それでは今日もよい日曜日を!

Have a great one!

Tommy

雑感:心理的安全

ここ半年くらいは、空いた土曜日に歯医者を予約して治療をしています。

もともとは半年前に痛みを感じた虫歯の治療が根まで必要、ということで3か月程度通う予定だったのですが、

仮歯のまま、コロナ禍で思うように通えず、

かつ他の詰め物まで取れ、

やっと治療が終わったと思ったら、

歯全体のクリーニングをやった際に新たな虫歯が見つかり、

7月に入ってもいまだ通っています。

痛みがないのでいいや、と思いましたが、

ずーっと通っていてここでいったんリセットしておきたいな、と思い

もう少し通うことにしています。

ということで本日も歯医者に行ってきました。

話題が変わりますが、

帰宅後、つぎつぎと宅急便が到着しました。

トイレットペーパー

洗濯洗剤

歯磨き

ボックスティッシュ

これらはふるさと納税の返礼でやってきたものですが、日用品が大量にやってくるとなぜか安心するものですね。

歯医者でも日用品でも、

ふだんからありふれていると思うものがしっかり存在している、異常がない、ということがあると、心理的に安全・安心な状態を作り出すことが出来、結果物事を行う際によいパフォーマンスを出すことが出来ます。※断言は出来ないかもしれませんが私の場合はそうです。余談ですが、何かを「切らす」前に必ずアクションを起こさないと気が済まない性質なので、だから、TOEIC等の時間切れがないように人一倍工夫をしてきたのかもしれません。

おかげで本日の原稿もだいぶはかどりました。

明日くらいでひと段落しそうです。

ふだん平日は「オン」の状態が継続しているからこそ、こういう土日に「オフ」というか、私の場合、完全にオフではない中途半端なところもありますが、少しでも心理的安全の領域を増やすことは大事だな、と思っています。

あと1日日曜日でやることを書き出し、明日1日ガガーっとやることをやって、また月曜日に備えます。

(すべては週末においしくビールを飲むためです)

それでは、みなさんもステキな週末をお過ごしください。

Cheers,

Tommy