雑感:力を貯める

久々に余裕度の高い正月を過ごしております。

いつもであれば原稿を書きまくるお正月を過ごしているのですが、

今年は計画的に進めたせいか、ちょうど空白となったため、撮りためた映画や年末年始特番を見たり、箱根駅伝を見て、正月感を味わっています。のんびり過ごすのも悪くないですね。

来年の今頃もこんな感じで余裕をもって過ごしたいものです。

さて、

本日箱根駅伝を見ておりましたが、この1月2・3日に向けて学生がしっかりと準備を進め、この日のために全力で走ってタスキを渡す、というのはいろいろなドラマがありますね。今年は久しぶりにじっくり見ておりました。

私が特に目を引いたのは、伴走するようにピタっとついている管理監督車の監督のアドバイスです。

『よーし、いいぞそのままいこう!』

『3秒くらいペース早めだぞ、落ち着いて行けよ』

『ラスト3分でお前の全てをかけろ!』

こんな感じで監督がしっかりアドバイスを送ってくれる、というのも箱根駅伝ならではですね。

願いことなら本を手掛ける立場として、本番でも伴走してあげたいくらいです。

『Part-1を1問くらいわからなくても動じるんじゃないぞ』

『Part-2はペースを保ってな、前の問題引きずるなよ』

『これまでやった文法と語彙の知識を活かしてPart-5,6を乗り切るぞ』

『ラスト20分で、これまでやってきた英語学習の全てを賭けるぞ!』

こんな感じで伴走出来たら面白いかもしれませんね。

本番でやったら一発退場間違いなし、です。

一つ、気づいた、というかそりゃそうだよな、と思うこととして、

甲子園であり、箱根駅伝も高校や大学でチャレンジする機会は限られています。

ここがTOEICのように毎月のように受験できる部分とは異なるところ。

前者は、その機会(大会)まで、練習を目いっぱいやります。

後者も当然そうですが、まだ実力が伴っていない中でも、試験はやってきます。

毎月のように毎回受験すると、毎回行っている『全力での受験』がマヒすることもあるかと思います。

そういう意味では、毎回TOEIC受験する場合、自分にとってどれがベストコンディションで受験するのか、というのも今一度考えてみてもいいかもしれません。

1つ、本気で全力で、高校球児や箱根駅伝に出場する大学生と同じ気分で受験するための方法を考えてみます。

それは

『自分の中の優先事をすべてTOEIC受験のXデーにもっていく』、ということです。

寝てから起きるまで、そのことしか考えない。もしかは必要最低限とする。

買い物もまとめ買いして外出はしない、テレビも、ネットも、SNSも見ない、もちろん書店にも行かない。

もう少しレベルを上げて・・・

休みは予定を入れない。飲み会もすべて断り、確保した時間はすべて学習に充てる。可能であれば有給休暇も取得し、学習時間を人生の中でMAXに確保する。電話も緊急連絡先以外は着信拒否にして、学習時間は電源を切る。インターホンもOFFにする。

後戻りは出来ない自分の状況を作り出して、それなりの思いを持って受験してみる。他人は気にせず、自分としか向き合わない・・・。

自分の中での『プチ合宿』を実施し、それで受験した時のTOEICは格別なものです。

終了したら思いっきりご褒美を上げてください。

こんなことありえない!と思う方もいるかもしれませんが、以前私がプロジェクトメンバーを募って行った際は同じようなルールを設定してやっていました。正直1か月弱のプロジェクトですが、それを行うことで、意識が微妙に(もしくは格段に)変わるはずです。

この年末年始もしっかり学習している方もいれば、いやあ、今日もやらなかった、と後悔している方もいらっしゃるかもしれません。学習方法に正解はありませんので、何が正しいのか、は一概に言えませんが、長年勉強してもスコアが上がらない、1,2段高いレベルまで自分を引き上げたい、と思うのであれば、意識を高め、何かを集中して実践してみること、世間から少し離れて自分自身革命を起こすような何か、を勇気を出してやってみることが大事かと思います。

正月の中で充電されている方がいれば、何かのヒントにしてくださるとうれしく思います。

明日からまた月曜日となりますので、いつも通りPart-2の解説補足を行ってまいります。

よろしくお願いします。

Tommy

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