2021年6月より月-金は拙著の補足解説をしています。
[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon
お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。
よろしくお願いします。
^
^
^
本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ74問目(別冊19ページ)です。
補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。
■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。
■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。
■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。
※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。
^
^
^
準備はよいですか?
^
^
^
^
それではいきます。
^
^
^
^
【補足解説】
1.音で気づくポイント
■今回は冒頭、名前を読んで”Do you have time to…”と、時間があるかどうかを問うYes/No疑問文となっています。Yes/Noという回答も出来れば、時を返答することも出来ますので、返答バリエーションが何があるか、少し考える必要があります。
この表現は、Do you have time toまで丸ごと覚えてすぐ意味を取れるようにし、その後の表現に注目して聞きましょう。
(A)talked it overの音をしっかり聞き取れるようにしましょう。また後半を聞いて付加疑問ということにも注目です。
(C)質問の”deliver”と”delivery”の音はチェックしておきましょう。
^
^
^
2.シーンのイメージ
ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。
【作問した際のイメージ】
A. 『今回のプレゼン、うまくいったな』
B. 『だな。』
A. 『とはいえ、宿題もいっぱいもらったし、ここからが勝負だな』
B. 『だな』
A. 『さて、どうやってプレゼン仕上げ、行っていこうか』
B. 『オレは資料作るので、あとはMarshallさんとのプレゼンの仕方じゃない?』
A. 『そうね・・あ、XXXXX?』
M. 『YYYYY? 前回のプレゼン直後に、Aさんが次回もメインでやって質疑は私でやる、というカンジだったけど』
A. 『あ・・・そうですね。緊張して忘れていました』
B. 『Mさん、よろしくお願いしますね』
M. 『これでうまくいったらすごい取引になるからしっかりやりましょう!』
A.B. 『はいいっ!』
^
^
さて、最後のAとB+Mさんが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。
^
^
^
3.ロジカルチェック
・この問題は…Do you have time to…であることをする時間があるか、を問うYes/No疑問文です。
ですので、相手の質問にYes/No、もしくは時に関することで直接返答しているか、間接応答で誰か/どこか/を参照、といったような応答を選びます。
また日本語にしてもわかると思いますが、~する時間ありますか?、は~してほしい、とお願いしているニュアンスにもなりますので、依頼に近い意味合いとも捉えておきましょう。
選択肢を見ていきましょう。
^
・(A)が正解です。それってもう話しましたよね?と既に過去にやった、と伝えているので応答としては適切ですね。ただ展開によっては相手の勘違いかもしれませんので、この後も少し展開が気になりますね・・・。
^
・(B)は不正解です。過去の打ち合わせのことを話しているわけではなく、これから打ち合わせしませんか?と言っていることに対する返答ですので、時系列的にNGです。
^
・(C)も不正解です。これはdeliverとの音ヒッカケですね。返答が文意に合わず不正解です。ちなみに、deliver a presentation= give a presentationと同じ意味になりますので、ここで面食らわないように、しっかり押さえておきましょう。
^
^
^
^
ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。
^
^
聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。
^
^
^
^
^
4.復習しましょう。
・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。
やりとりがより親近感がわくはずです。
(ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。
TOEICの世界から戻ってこれなくなります)
・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。
Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)
・出来ればロールプレイを
正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。
そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。
・最後にシーンを思い浮かべて
実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。
それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。
^
5.次回の問題
別紙応答問題628問ランダムチャレンジ75問目(19ページ)を扱います。
事前の予習をお願いします。
(問題を解いて解説を読んでおいてください)
^
^
^
いかがでしたか?
^
^
参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。
平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。
それでは、今日も頑張りましょう!
Happy Monday!
^
Tommy