今朝の日本経済新聞の記事で、ゴールドマンサックスのソロモンCEOの言葉に、昨今の経営はレジリエンスが必要だ、という表現がありました。
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ここ最近のゴールドマンサックスは、コロナショック以降金融業界で不振となっておりましたが、ソロモンCEOの手腕で業績が回復、同社が再評価されていることから、このレジリエンスは『回復力』という意味でしばしば登場します。
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このレジリエンス(resilience)という言葉、実はひそかに少し前から注目していて、他の文脈で言うと「しなやかさ」等で表現されることがありますが、
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不確実性の高いVUCA(volatility(変動性)、uncertainty(不確実性)、complexity(複雑性)、ambiguity(曖昧性)の頭文字をとったacronym)の時代には、この表現が問われる、つまり今まで成長していた企業が環境変化で衰退した場合に、本来持っている力でどの程度回復できるのか、が問われていると思います。
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ちなみに、このresilience、ロングマンで検索すると、
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resilience : the ability to become strong, happy, or successful again after a difficult situation or event.
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という表現が第一義に出てきます。
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こうやって英英辞典を引くと、なるほどこういう意味なんだな、ということがわかります。
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ちなみに、ある企業が子供が引き継いでturn aroundする、というのはPart7の記事の問題ではよく出題されますので、そういう意味ではこの語はどこかで狙われるのではないか、とひそかに思っています。ちなみに、同義語はtoughness等で出てきますので、言いかえ問題でも使われるかもしれないですね。
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こうやって、時事に関する記事を読んだ時には、『あ、この表現最近流行っているな、出題されるかも』と思って調べてみると、自分の力にもなりますし、仕事でも役立つことでしょう。
明日職場に行ったら、『レジリエンスって知ってる?』を試してみてもいいかもしれません。
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Tommy