「Part-2 でる600問」補足解説 20240313

毎週月-金は拙著の補足解説をしております。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

^

^

^

本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ93問目(21ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■今回は”How often….”と、あることに対する頻度を問うWH疑問文(=How many times)です。

ですので、ある頻度に対する返答が求められるな、というのは最初の2語を聞き取りさえすれば、そこを待ち伏せすればOKです。逆に言うと、その2語を聞き取れなかった場合は正解できない可能性もありますので、しっかり聞き取りましょう。今週は”How far”, “How many”とHow+αのWH疑問文を集中してやりましたね!

(C)質問のclassesとclassicalは確実に聞き取れるようにしておきましょう。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『ウチの会社も副業制度が出来たな』

B. 『もう時代の流れだよね。』

A. 『今、こうやって大学の研修を受けているけど、いつか我々も専門分野を活かしてこういうところで副業を兼ねて教えられるといいね。。』

B. 『あ、実はオレ別件で教えてるんだ。』

A. 『え、マジ!いつの間に・・・』

B. 『前職でちょっと英語かじっていてね。』

A. 『そうなんだ、スッゲー、カッケー!XXXXX?』

B. 『YYYY。平日は本業に影響が出るからね。』

A. 『まあ、そうだよね・・・』

B. 『おかげさまで結構人気が出て平日もいれようかとは思ってはいるんだけど』

A. 『そうなんだ、会社のPRかねてやってみてもいいんでは?』

B. 『とはいえ、本業をおろそかにしない程度にやらないとね・・・』

さて、最後のAとBさんが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題は…How often ….?で、あることの頻度を尋ねるWH疑問文です。ですので、『この学校で教えている頻度』について直接答えるか、間接的なものを選ぶ必要があります。

 

選択肢を見ていきましょう。

 ^

・(A)は不正解です。『90分』というのは期間に対する返答ですよね。これは”How long”に対する返答です。

  

・(B)が正解です。『週末のみ』と週単位での頻度を返答していますね。

・(C)は不正解です。クラシック音楽と学校で教える頻度は関連がありません。これは完全に音トリックですので、引っかからないようにしましょう。

 

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

  

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 2人のやりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ94問目(21ページ)を扱います。事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今日も頑張っていきましょう!

Have a nice day!

Tommy

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です