雑感:復活

昨日はABEMA TVの将棋チャンネルで羽生善治九段のタイトル挑戦者決定戦の対局を視聴していました。

新進気鋭の若手棋士に対して、うーん難しいかな、と思っていたところさすがの逆転手。

一気に形成が変わり、終盤盤石に指した羽生九段が勝ちました。

いやあ、すごいすごい。

50代棋士の活躍というのは私のようなオッサン世代に元気づけてくれるものです。

しかし、

すでに導入されてからしばらく経過しますが、対局者同士の評価値やAIによる次の一手とその評価が表示されるようになって、なるほど、すごいな、と感じるようになりました。

それは機会もさることながら、そのベストな一手を選択する棋士もそうです。

しかし一方で、あの表示を見たまま対局するのはやりづらいんだろうなあ・・・。

TOEICに例えてみると、受験開始直後に評価値が990を全員が保持しつつ、そこから985、965、と下がっていくのを目の当たりにするとやりづらいですよね。

ところでその羽生九段、先日のトーク番組で『ひふみん』こと加藤一二三九段が対局中に食べ物をペロっと食べて笑いが止まらなかった、と話されていたことが印象的でした。

もう5年くらい経過しますが、テレビのイベントかなにかで(結果的にはそうなっていましたが)、加藤九段と駒落ちで対局してそのあとに鰻を一緒に食べる、という企画があり、私も相当楽しみにして対局に臨んだのですが、加藤九段は板チョコを数枚持参し、それを私にくれるのかな、と思いきや、一気に食べきってしまったのを目の当たりにし、それ以外の所作も含めてとにかく圧倒されたのを覚えています。

いずれにしてもベテラン棋士の復活を楽しみにしたいですね。

昨日はJRAで柴田善臣ジョッキーが岡部幸雄さんの最年長記録を抜く勝利を上げ、いい意味でベテラン勢の活躍を期待しつつ、とりあえずお前もガンバレヨ、と言われないように頑張りマス。

Tommy

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です