「Part-2 でる600問」補足解説 20240710

毎週月-金は拙著の補足解説をしております。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ173問目(31ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■今回はHow do I …?と、何かのイベント等をどうやるのか、という手段を問う問題です。ですので、手段・方法に関する選択肢を聞いていきましょう。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 上司にあたらしいタスクを頼まれちゃったよ。

B. どんなタスク。

A. 毎年やっているチャリティーキャンペーン。

B. おー、あの当社の青い羽根の募金か!

A. そうそう!

B. それは大抜擢だなあ。当社でも大きなイベントだよ。

A. XXXXX?こういうの初めてだからよくわからないよ。

B. YYYY?

A. 確か引き継ぎ書があったはず。

B. あ、戦略担当のチャールズか!

A. 知っているの?

B. 去年まで同じ部署だったからわかるよ。紹介してあげるよ。

さて、最後のAとBさんが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・ ■今回はHow do I …?と、何かのイベント等をどうやるのか、という手段を問う問題です。ですので、手段・方法に関する選択肢を聞いていきましょう。

 

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)は不正解です。登録料金の高い安いは、運営方法と関連がないですよね。

  

・(B)が正解です。誰が昨年運営したのか、はその人に聞けば運営方法やノウハウがわかる、ということを示唆しているので、その人を当たるように、という意味で手段へのヒントを間接的に答えています。

・(C)も不正解です。場所を返答する問題ではないですよね。

 

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

  

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 2人のやりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ174問目(31ページ)を扱います。事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今日も頑張っていきましょう!

Have a nice day!

Tommy

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