「Part-2 でる600問」補足解説 20240613

毎週月-金は拙著の補足解説をしております。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ154問目(29ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

■今回はCould you tell me…?と依頼の形での疑問形となっています。ですので、教えてほしい、という依頼に対する適切な返答を選びます。音としてはCould you tell meまでで、教えてほしいことがあるんだな、と察知し、その後から丁寧に聞けるようにしましょう。

(A)need_themはd,tが重なっているのでtが弱く発音されます。

(B)、(C)にtell, test等依頼表現で出てきた語があることにも注目です。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 今年もよろしくね。

B. ああ、よろしく!ところでウチらは3が日から仕事か!

A. 外資系だからしょうがないよな。

B. まあな、じゃあ月初作業からやりますか。

A. ところで、昨年末研究所に依頼していたテストはどうなったのかな?

B. お!それな。今朝メールで結果が来てたな。自分宛だけだった。

A. XXXXX?

B. YYYY?よく見てるとオマエも宛先入っているんだぞ。

A. 添付にパスワードがかかっているんだよ。

B. いつものやつじゃないのか?

A. 開かないんだよ! LR990じゃなかったっけ?

B. いやTOEICLR990だよ。

さて、最後のAとBさんが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

■今回はCould you tell me…?と依頼の形での疑問形となっています。ですので、教えてほしい、という依頼に対する適切な返答を選びます。音としてはCould you tell meまでで、教えてほしいことがあるんだな、と察知し、その後から丁寧に聞けるようにしましょう。

 

選択肢を見ていきましょう。

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・(A)が正解です。教えてほしいことに対して、どうして必要なのか、と逆に聞き返していますね。このように質問や依頼をWhyで返すパターンは時折あります。them=the results of the testとなっていることも押さえておきましょう。

  

・(B)は不正解です。歴史について教えることと、以来であるテスト結果は別物です。

・(C)も不正解です。テストにはいくつかの書式がある、ということですが、テスト結果について教えてほしい、と言っています。百歩譲ってテストには複数の種類がある、という返答もアリかも、と思ったかもしれませんが、依頼表現が、”the results”と結果全てについて教えてほしい、と言っていますので、すべての種類について教えるかどうか、が適切な返答を選ぶ理由となります。

 

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

  

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 2人のやりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ155問目(29ページ)を扱います。事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今日も頑張っていきましょう!

Cheers!

Tommy

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