雑感:よいもの刺さるもの

犬へのクリスマスプレゼントとして、TEX加藤さんが運営しているレインボーペット社からぬいぐるみを購入しました。

これ、なかなかよいですね。犬も喜ぶように愛でておりました。

こうしたぬいぐるみであったり、本を製作する場合は、誰向けでどのように使ってもらいたいか、というコンセプトがとても大事なのですが、おそらく相当練られたものだと推察しています。

さかのぼること2009年。

私はまだ、TOEICスコア900点前半くらいでしたが、毎日の通勤の山手線で高速に読む、というトレーニングに勤しんでおりました。自分の降りる駅まで意地でもPART7を1セット読み切る、ということをやっており、めちゃめちゃしんどかったのを記憶しています。そして何よりもあの『デカい』公式問題集を持って読んでいたことも煩わしさ満点でしたが、とにかくそんなことを言っている場合ではなく、ゴリゴリやっていました。

そんな中、神崎正哉先生が、『Tommyさんのエピソードをコンセプトに文庫本サイズで本を作ったよ』ということで、教えてもらったのがあの特急シリーズです。一定区間の駅までに解き終える、読み終えることをコンセプトとしたこのシリーズが発売された当日、私は会社を休んで3冊買いに走りました。

こういう使い手に刺さる本、というのがよいですね。

いまでも拙著の増刷の連絡をいただくことがありますが、少しでもご愛顧いただけると本当にありがたく、これからもみなさんに刺さるようなコンテンツを提供できるように頑張ります。

Tommy

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