「Part-2 でる600問」補足解説 20231205

毎週月-金は拙著の補足解説をしております。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ27問目(13ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

 ■冒頭で『WH→What→何?、モノとか目的語とかを尋ねている』と感じ取りましょう。

・質問の表現は、英会話では普通に使う表現ですので、dinnerをlunchとか他の語に置き換えて使う感じで覚えるとよいでしょう。

・(A)の受け身の完了形の省略した形は聞き取れないかもしれませんが、been -edがわかれば推測で意味を判断してもよいです。

・音トリックやつながりはあまりありませんので、すぐ意味をとれるようにしておきましょう。聞き取れない語は要チェックです。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『ああ、この集合研修はマジで退屈だな。』

B. 『もう楽しみが食事くらいだね。』

A. 『しかも、なんでこんな状況で集合かつオンライン研修なの?』

B. 『胆力を鍛えるためらしい』

A. 『とはいえ個人スマホも禁止なんて』

B. 『たまにはよくね?情報過多になるし』

A. 『そう思うしかないな・・・。XXXXXXXXXX。』

B. 『YYYYYYYYYY? 今日はシーフードヌードルらしい。』

A. 『カレー➡謎肉➡チリトマト➡シーフード・・・、王道だな。』

B. 『味変は大事だ』

A. 『しかしコメも食いたいな』

B. 『明日から飯バージョンになるらしい』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はWH疑問文です。

 この問題のポイントは、Whatが問われていますので、そのものを答える直接応答の場合は、名詞(句)が、そうではない場合は間接応答、となります。

 前者の場合は比較的容易ですが、後者の場合は文脈を考えないといけません。

・(A)は、事実、情報ですね。だからといって夕食と関係があるかわからず文意に合いません。

・(B)は、人と時期に焦点を当てていますが、肝心の『What』にあたる部分に焦点があたっていません。

・(C)は『~が好きか?』という『~』がWhatに相当します。つまり、『~』1語でよいのですが、応答者側がもしキライだったら変えることも辞さない、くらいの(変えないかもしれませんが)含みを持たせて返答しているイメージです。ですので、直接応答に近い、『やや間接応答』として正解です。名詞(句)を疑問の形で答えている、いわゆる『WHに対する疑問返し』というパターンです。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

  

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 2人のやりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.次回の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ28問目(13ページ)を扱います。事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今日も頑張っていきましょう!

Have a great day!

Tommy

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