共通テストの国語の読解を試す問題で、複数文書を参照して解く問題、というのがあります。
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これは複数の文書を参照しながら設問を解く問題で、
両方にある情報を関連付けて解く、という問題です。
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私が20、いや30年近く前に解いたセンター試験ではそんな問題はありませんでしたが、今後定着していくのかな、と思います。
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大学入学後は、レポートにせよ、論文作成にせよ、そして社会に出て報告書を作成するときも当然のことながら複数の文書や資料をインプットに入れて解くことは極めて自然なことです。
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そう考えると、TOEICのPART7の先見性たるや、すごいものです。
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そういえば、都内でセミナーを行っていた際に、難しめの複数文書参照問題を全て和訳して解いてもらった経験があります。
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和訳ではありましたが、1問1分、つまり5分で文書を読んで解く、ということに挑戦してもらいました。
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その結果・・・、
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20人中2,3人しか全問正解していませんでした。
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これは何を意味するのかというと、
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英語であろうが母国語であろうが、
読解できない場合、そもそも語学力というより読解力がないとその問題は解けない、ということになります。
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ですので、英語の長文問題が苦手、という問題に直面した場合に、少し基本に立ち返って、
日本語の読解力が身についているのか、という視点で考えてみるとよいでしょう。
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例えば、和訳で長文問題を解いてみる、とか日本語検定の問題に挑戦してみる等、です。
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Tommy