雑感:電車内の雑念

先週電車に乗っていた時のこと。

通常は音楽や英語音声を聴くことが多いのですが、この日はイヤホンを自宅に置き忘れてきたので、トレインチャンネルを眺めながら移動時間を過ごしていました。

しばらくすると、中学生とその親御さんと思われる声が聞こえ・・・、

『〇〇ちゃん、私のカバンに入っているこのペン、誰のかわかる?』

『うん、そのペンは、私の!イッツ マイン ペン!』

『わー、〇〇ちゃん、英語話せてステキねー!さすがねー!』

ん、いやいや、ちょっと、今『マイン』って言ったよな。わかる、わかるけど、mineを使う場合、その後のpenは要らないよ、penをつける場合は、所有格のpenだよ。mine=自分のもの、という所有代名詞の機能があるから、It(the pen) = mineの関係だよ。代名詞を問う問題はTOEICのPart-5には毎回必ず出題されていて、所有格を問う問題のトラップとして所有代名詞や再帰代名詞を入れることはよくあるんだ。でも中学英語の文法で登場するし、ここで間違ったままだと、その後苦労すると思うんだけどなあ・・・・

と心の中で思う自分がいました。

どうしようかいうべきか、言わないべきか、これをいうことで中間テストの点が上がるならボランティアで教えてあげるべきか、いや、いきなりキモイおっさんが親子に話しかけること自体、今の日本ではどういう扱いになるかもわからないし、でもそこで間違え、いや仮に中間テストでその問題が出なくて、高校入試や大学入試に出ない、とすると、次に出会うのはTOEICのPart-5か6、103問目か135問目くらいかな、いや、待てよ、そもそもmineといったわけではなくmyと言ったのかな、発音の問題か、それとも私が聞き取れなかっただけなのか、そうだよな、そういうことにしておこう、この親子に次回いつ会うかわからないけど、英語力が上がるように少なくとも、TEX加藤さんなりの念を送っておこう・・・。グッドラック👍

教訓:電車内ではイヤホンをしておく。

Tommy

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