Part-2のブログを毎日見ている方からある質問をいただきました。
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『パート2の問題以外の会話のストーリーはどうやって作成しているのですか?』
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どうやって?うーん、感覚です。
感覚というと、いろいろありますが、
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ある会話を切り取った場合におそらくこういうシチュエーションでこんな会話を話すかな、ということを想定して作っています。
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ですので、問題作成時の時点ですでにある程度想定しています。
例えばですが、
Where is the meeting room?
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こういう問題を作ろうと思ったときに、こんな思考をします。
なんか単純すぎるな、XXroomを少し長くしてみるか、いや、冒頭にExcuse meをいれようか、ん、もし入れると、どこかで知らない誰かに、『すみませんが・・・』というような流れになるから、あまり親しくない間柄になるな、そうしたら、Tom、みたいな切り出し方でカジュアル感だそうかな、とうするとアメリカのオフィスで通りすがりにちょっと尋ねるにしようかな、ん?そもそも・・・roomを聞く人たちってあまりなじみがない前提のほうがいいかな。例えば、出張で北海道から東京に出てきました、みたいな。いや待てよ、英語の会話だからウィスコンシンからニューヨークに出てきた前提にしようかな。
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そう考えるとなんか問題を作れるかな、いやもっと丁寧にDo you happen to know whereを入れようかな、いやちょっと長すぎるな、この問題は7~9問目に持ってくるシンプルな問題だから、やはり当初通り易しくしよう、あ、結局今回の問題はあまり悩む必要なかったな、チェ。時間のムダだったか・・・。
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結局、こんな思考をしながら1問ずつ作っていくので、問題を振り返った場合ストーリーが秒で浮かぶわけです。
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さて、今も新しい本を手掛けていますが、こんな感じで、結果的に多少無駄なストーリーを描いたとしても、切り取った内容のクオリティが上がるのであれば、労力を惜しまずしっかり作りこみたいと思います。
(オリンピックのゲームが始まる前に早く原稿仕上げないと・・・)
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それではステキな日曜日を!
Tommy