雑感:本気出すとき

今日は大学入試共通テストですね。

テレビで中継を見ていましたが、『全力で頑張ります!』というインタビューに答える受験生見て、ああ、この時期がきたんだなあ、と実感しています。折しもコロナ禍で主催者側も大変だし、北日本は大雪の影響など大変なことと思います。是非無事に終わることを願っております。

思う起こすこともう25年以上前に私も当時のセンター試験を受けるために、受験会場のホテルに宿泊しながら、使い慣れた参考書の最終チェックをしていました。予想通りほとんど眠れなかったことを覚えています。

この試験の結果によって人生が変わるのか・・・。

当時17,8歳の自分にとって、人生が変わる、というのは全くイメージがなかったのですが、

人生の道しるべに何らかの影響を与えることはなんとなく理解していました。

人生に影響を与えた試験といえば、大学入試、会社の入社試験、そしてTOEICの3つかな、と思います。

TOEICって毎月のようにあって、スケジュールもおおよそ把握していて、定期的のこのタイミングで申し込み、受験票受領+会場チェック、受験、次の受験申込、結果チェック、また受験、とあたかも模試のような様相を呈していますが、『人生が変わる』というスタンスをとると、その受験の重みがまるで変わる、と思います。

そこまで大それたことを考えなくても、と感じる方もいらっしゃるかと思いますが、まさしくその通り。テストだから気軽に受けて、自分の手ごたえを楽しみながら次に向かうというのはとても健全なことです。

一方で、この試験に人生の全てを賭ける、というくらいのプレッシャーを賭けて受験してみると、体感するアドレナリンはまるで異なってくると思います。その感覚がおそらく、1年に1回しかない大学受験、4年に1回しかないオリンピックに挑戦という方の心境に近いのかもしれません。

以前、私の書籍を使ってくださる方で、

『この年が最後の転職チャレンジ』

『会社の報奨金が出るのが今回のIPテストで最後』

『今回の公開テストで900点取れなかったら辞めます』

こういう方がいらっしゃいました。

いずれも自分でプレッシャーをかけて、楽しさ、というよりももう、これしかない、という思いでひたむきに向かっていく方ばかりでした。最終的に目標を達成された方の割合が多かったので、自分のモチベーションを『これしかない』『これに賭ける』というところに持っていくことは、目標を達成しやすい方向にいくのではないか、と思っています。

いろいろと書き綴りましたが、本日の共通テスト、ぜひ頑張ってもらいたいな、と思います。

Tommy

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