雑感:リスニングセミナー振り返り:45分とthey

昨日は濱崎さんと旺文社内で壁越え模試リスニングのイベントを行いました。

参加者は100名を超える方だったので、多少緊張しました。

前回の9月から約3週間ほど経過していたのですが、

その期間、どんなやり方でやろうかな、ちょっと掘り下げたほうがいいのかな、ということを考え、資料を作成しました。

その結果、パワーポイントスライドをまた使おうと思い立ったのですが、前回は対象全ての問題を取り扱い、最後はグダグタになったものの、これよりももっと扱う問題を絞った方がよいなと思い今回解いた方の正答率が低い4題に絞ることにしました。

しかしながら、前回はパワーポイントスライド90ページ程度だったのに対し、今回は130ページと40ページも増えてしまいました。

!と思った方もいるかもしれませんが、1題を深堀りすると逆に伝えたいことのほうが増えるんです。こんな問題のねらい、扱っている会話やトークのトピックや注意点、それぞれの表現で出現する言い回しや意図の注意ポイント等、単文ではなく複数の文からなるコミュニケーションは必ず意図や文脈が存在しますので、その機微を出来るだけ伝えたいな、と思うと自然とページ数も増えます。

とはいえ、出来るだけシンプルに伝えたいこともあって、1つに入る情報量は少なめに、紙芝居形式にしたから増えたのも事実です。

ということで迎えた昨日・・・。

コンセプトを考え、資料を作りこむのは時間がかかりますが、45分で説明するのはあっという間です。本当にあっという間に終わりました。

ZOOM形式の場合、かつ参加されていらっしゃる方のお顔が見えない場合、どういう反応しているか、というのはわかりませんが、とにかく熱意をもって伝えよう、という意識で、自分が本当にわかるように伝わったか、というのはちょっとよくわかっていませんでした。

ということで、終了後のアンケートに目を通させてもらったんですが、それなりに満足度は高かったようで、なによりでした。でも、実際に対面形式で、この内容は理解できる、この内容はちょっとよくわからない、という参加者の表情、うなずき、苦悶(?)、笑い、おやつなど、いろいろなセミナールームの空気感・グルーヴ感もいいなあ、早く戻りたいなあ、と切に思いました。

とはいえ、このオンラインスタイルだと、全国、いや世界中どこにいてもつながるメリットはあるんですけどね。

それと、もう1つ。

最後の質疑に関しては、濱崎さんと私で学習者の皆さんに対して出来るだけ丁寧に答えることを心がけました。

一方で、個別具体的な問題に関しては時間的に省略せざるを得ないかな、という流れの中で、ふとチャットに目をやったところ、パート3やパート4で取り扱わなかった質問が出ていたので、これに関しては、事務局の方に別チャットで、『ここだけはどうしてもお答えさせてください!』と枠をもらい、2,3分ですがお答えさせていただきました。

おそらくですが、

本を購入して、わからない箇所があった場合、なかなか質問ってしにくいと思うんですよね。

実際周りにいる方も解いていないかもしれないし、そもそも対象書籍をもっていないかもしれない。そうして質問出来ないときっと悶々としてしまうと思います。

そうした中で、私もわかるんですが、著者からの直接の返答というのはきっと回答の納得性が高まるんだろうな、こういう意図で作った、こういう意図でこれは不正解だ、とわかってくれるとより学習効果が高まるんだろうな。

そういう思いで、『theyは何を指すか?』という質問だったり、ある問題でなぜ(B)は不正解か、という理由もお答えさせていただきました。少しでも理解が深まってくれたらな、と思います。

さて、おそらくですが、年内のイベントはこれで終了となります。イベントは当面予定はありませんが、また何か機会がありましたら是非学習者の方とコミュニケーションを取ってやってみたいな、と思います。その際はどうぞよろしくお願いします!

それでは明日より引き続きPart-2の解説を継続していきます。

Part-2の問題、特にロジックに強くなりたい方は是非お読みください。

【使用テキストはこちらです】

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

Tommy

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です