2021年6月より月-金は拙著の補足解説をしています。
[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon
お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。
よろしくお願いします。
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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ50問目(別冊16ページ)です。
補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。
■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。
■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。
■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。
※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。
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準備はよいですか?
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それではいきます。
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【補足解説】
1.音で気づくポイント
■最初の3語で、WH疑問文:How疑問文と判断します。
How can we = 『どうやったらできる』➡手段が問われていると察知し、これ以降の表現が仮に聞き取れなくても、何らかの手段が正解だなという勘所を音で押さえておきましょう。How can we自体、慣用表現に近く、ネイティブによっては早い言い回しでサラっということもありますので、しっかり聞き取れるようにして下さい。
・(A)のcomplicatedと質問のcommunicateの音の違いを聞き取れるようにしましょう。
・(B)のInternet serviceは、北米の発音では、serviceの前のtが脱落するように聞こえます。
・(C)のextension numberはリスニングでよく出る表現ですので初見の場合は押さえておきましょう。
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2.シーンのイメージ
ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。
【作問した際のイメージ】
A. 『いやあ、オリンピック楽しかったね』
B. 『今回はいろいろ新しい試みが出来たよね』
A. 『そうね、こうやってヴャーチャルながらリアルな交流が出来たもんね』
B. 『確かに。北海道と鹿児島にいながらリモートでつないでオリンピック観戦とはなかなかないもんね。』
A. 『これから仕事もはかどるね』
B. 『このあとも連絡を取り合いたいね』
A. 『XXXXXXXXXX?』
B. 『YYYYYYYY. パソコンもいいけど気軽にかけてよ』
A. 『あ、オレら同僚の設定?』
B. 『そうしないと都合が悪いようで』
A. 『確かにな』
B. 『このチャットの流れでmost likely問題作れそうだな』
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さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。
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3.ロジカルチェック
・この問題は…, How can weでお互いの手段について尋ねるWH疑問文の形となっています。
■手段かつその後が”communicate with each other”ですから、
・互いの連絡を取り合う方法を返答
・もしくは相手はそれが出来るかできないかわからないため、疑問文で提案
・丸腰で何がいいか逆に聞く、もしくはノーアイデアと正直に言う
こんな感じの返答になります。
選択肢を見ていきましょう。
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・(A)は不正解です。WH疑問文にYesは格好のヒッカケです。そもそもtheyが何を指すかわかりません。問われたことに直接も間接も返答していませんね。
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・(B)も不正解です。インターネットという手段を返答しているかに思いきや、インターネットサービスが遅い、という感想を述べています。この遅いことがコミュニケーションを取る障害になりえるかの因果関係が現時点ではわかりません。
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・(C)が正解です。内線電話に電話する、という連絡手段の返答を命令形でしていますので、問われていることに適切に応答している返答になります。
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ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。
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聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。
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4.復習しましょう。
・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。
やりとりがより親近感がわくはずです。
(ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。
TOEICの世界から戻ってこれなくなります)
・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。
Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)
・出来ればロールプレイを
正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。
そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。
・最後にシーンを思い浮かべて
実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。
それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。
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5.次回の問題
別紙応答問題628問ランダムチャレンジ51問目(16ページ)を扱います。
事前の予習をお願いします。
(問題を解いて解説を読んでおいてください)
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いかがでしたか?
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参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。
平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。
それでは、今週も頑張って学習していきましょう。
Have a nice day!
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Tommy