2021年6月より平日は拙著の補足解説をしています。
[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon
お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。
よろしくお願いします。
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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ32問目(別冊13ページ)です。
補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。
■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。
■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。
■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。
※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。
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準備はよいですか?
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それではいきます。
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【補足解説】
1.音で気づくポイント
■冒頭1語で『Who』疑問文と感じ取りましょう。
■出来れば、3語で、『これはWho=whomのほうかな』と思えるようにしてください。
理由はロジカルの個所で説明しますが、この3語の音でそう思えるかどうかで、その後の処理がしやすくなります。今回の問題はそれに尽きます。
途中に”when”が入っていますが、気にしないでください。文の途中にあるwhenは、文をつなぐ『糊』のような役割であるため、途中に来た場合はWHではなく、この語の表現は無視してもいいレベルで考えてもよいです。
音のつながりで、大きく意識するところは今回ありません。
音ヒッカケでは質問と(B)のworkに注目です。
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2.シーンのイメージ
ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。
【作問した際のイメージ】
A. 『結局オリンピックやるんだね』
B. 『といっても無観客がメインだけどな』
A. 『オリンピックやらないと思って作った、『残念饅頭』、これはもう売り出しできないな』
B. 『そうだな、だとするとカタログ外すしかないな』
A. 『どうすんだよ、カタログムダになっちまうじゃん。』
B. 『大丈夫。最近は経費節減でデジタルカタログしか作ってないから。』
A. 『そうか、さすがだね。すぐに改訂に移ろう。XXXXXXXXXX?』
B. 『YYYYYYYYYY. その方が気楽なんです。』
A. 『そうなんだ。じゃ、来週までにやってくれる?』
B. 『大丈夫。もう出来てるよ。『高得点奪取饅頭』に変えたよ。』
A. 『はやっ!でもこれは8月の公開テストに向けて売れそうだね。』
B. 『あとはテストが中止にならないことを願うだけだね。』
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さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。
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3.ロジカルチェック
・この問題はWH疑問文です。Whoが問われています。
Whoの場合、『誰が』の主格と、『誰に、誰を』といった目的格が問われます。今回は後者です。というのも、Who do youと、既に、質問者が回答者を主格に見立てて質問しています。ですので、目的格を問うんだな、とわかります。
もし、work withが聞こえたら、『誰と働く』が問われているポイントだと思ってください。
when以下は、どういうシチュエーションで、を規定している接続表現で、whenを入れてWHとして錯乱させているのと、少し長めになっていることが、『うわー』と学習者を混乱させる要因になっています。まずは、
・WHで錯乱しないこと
・質問の途中のwhenは無視してもOK
これくらいのスタンスを持っておきましょう(上級者はこの限りではありません)。
※By when(いつまでに)は、WH疑問の問われるポイントになります。例外です。
・(A)は、ヒッカケですね。人物を述べていますが、Byがありますので、~を一緒という表現ではありません。Byが聞けていなければ選んでしまうでしょう。ある物事が誰によってなされているか、という受け身の形で主格自体が問われると正解となりますが、今回は不正解です。
・(B)は、workの音ヒッカケですね。質問のworkは、『働く、作業する』、(B)は役に立つ、機能する、という意味ですので、意味も異なります。
・(C)が正解。『1人で仕事する』=『誰とも仕事しない』という応答です。
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ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。
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聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。
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4.復習しましょう。
・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。
やりとりがより親近感がわくはずです。
(ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。
TOEICの世界から戻ってこれなくなります)
・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。
Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)
・出来ればロールプレイを
正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。
そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。
・最後にシーンを思い浮かべて
実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。
それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。
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5.明日の問題
別紙応答問題628問ランダムチャレンジ33問目(14ページ)を扱います。
事前の予習をお願いします。
(問題を解いて解説を読んでおいてください)
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いかがでしたか?
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参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。
それでは、今日も頑張っていきましょう!
平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。
Cheers!
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Tommy