「Part-2 でる600問」補足解説 20210706

2021年6月より平日は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

^

^

^

本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ25問目(別冊13ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

 ■冒頭1語で『Could you tell me→依頼、教えて!』を瞬時に聞き分けられるようにしましょう。

 ■より厳密に言うと、

 ・最初の2語 → 依頼 → Please

 ・次の2語 → 教えてほしい

 ・その次の4語 → 行き方

 それぞれの語を聞こえてきたときにこのように変換できればよいです。

 ・get _to、it’s_still 等、子音の重なりによる音の脱落、もしくは弱く発音される個所にも注目です。

・airの音トラップにも注目しておきましょう。。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『さて、荷物片づけたし、どこか行こうよ。』

B. 『え、でもコロナ禍だし・・・。』

A. 『いいんダヨ、密じゃなければ。』

B. 『そうか、じゃあ〇〇市のフリマ行くか。』

A. 『フリマはもろ密じゃん!』

B. 『いや、品物はあるんだけど、会話はzoomでやるんだって。登録制だから安心だよ。』

A. 『そう、よくわかんないけど。じゃあそこ行こうか。XXXXXXXXXX?』

B. 『YYYYYYYYYY. そこそこかかるよ』

A. 『いいよ、昨日洗車したばかりだから、ピカピカだぜ』

B. 『Tanyaは待たなくてもいいのかい?』

A. 『オンラインチャットで会話した。』

B. 『Part7とPart3が共存しとるな』

A. 『そう、そしてこのブログ記事はPart2。』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はCould you で始まっており依頼文

 厳密に分解すると、

 Could you 依頼

 tell me 教えて、という命令形

 how to get to ある場所に付く方法

 こうなります。

 この合計8語は、ある場所へ着くための方法を訪ねています。

 TOEICの場合、Could you tell me how to → Whereと1語に変換すると便利です。

 厳密には違いますが、高速かつロジカルに処理するには置き換えたほうが脳内では処理しやすくなります。

・(A)は、なぜドアを閉めるか判然としません。秘密案件ならその文脈がないとヘンです。

・(B)が正解。間接応答ですが、車があることを聴くことで、ここから少し遠く車が必要なほどのアクセスであることを示唆しています。

・(C)は音遊びです。airつながりです。ただ、この表現まるごと覚えておけば、『それはまだ空気中にある=決まっていない』という慣用表現となり、会話でも使えるでしょう。

ロジカルチェックは、本番では数秒以内に脳内で処理しないと、次の問題に移り、パニックを引き起こしますので、素早く処理するトレーニングも怠らないようにしましょう。もし迷いすぎるようであれば、適当にマークして次に集中!です。

今回のような置き換え処理、場合によっては、聞く必要のない箇所等も問題を解き、接しながらイメージをつかめるようにしておきましょう。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.明日の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ26問目(13ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今日も頑張っていきましょう!

平日Part2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

それでは、火曜日もがんばっていきましょう。

特に週末公開テストの方はさらにひと踏ん張りです!

Keep going!

Tommy

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です