「Part-2 でる600問」補足解説 20210630

6月の平日は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ21問目(別冊12ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

 ■冒頭で『WH→Who』、と察しましょう。

 ■Whoの場合、

・誰:主格(誰が)、目的格(誰に、誰を)

だいたい、これが問われます。今回は、be going toがありますから前者が問われます。

 Who’s going toは、ゴーイン トゥと、”g”が、弱めに発音され、聞こえません。

 通常の英会話だと、going to→gonna(ゴナ、ガナ)になることもありますが、TOEICでは、あまりそのように発音することは多くありません。

(C)は、Could_I と、子音と母音がつながった音に聞こえます。

 

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『昨日のCのプレゼン、あれはちょっとヤバかったな』

B. 『一発ギャクとか普通いれないですからね』

A. 『アイツ、M-1グランプリ出たみたいよ』

B. 『はい、知ってます。でも彼は正統派漫才だから一発芸ではないのでは』

A. 『それはR-1だからな』

B. 『でもあれで最終的に注文とれるなんてすごいですね。』

A. 『そうだな・・・。ところでXXXXXXXXXX?』

B. 『実は、やるはずのDが飛んじゃって・・・。YYYYYYYYYY?

   資料たしか出来ていますよね。』

A. 『そうだな、でもオレも一発芸考えないとな。』

B. 『筋肉ルーレットはどうスカね?』

A. 『脱ぐのは好き嫌いでるからな』

B.『じゃあ、ゲッツ!とかですかね?誰でしたっけ、それ?』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・この問題はWho’s going to…?で誰がやるか、求めています。

・通常は、人がっまっさきに来ます。もしくは、話している2人どちらかですね。

・(A)は、私と言っていますが、プレゼンではなく、プレゼントのこと、加えて、showと見せる、と違う文意で言っています。この選択肢を違うな、と思うには、すべて聞き取らないといけないので、少し難しい取捨選択です。

・(B)は誰かが、何かを企画、やることが既に決まっていて(パーティー等)、そこに、私も混ぜて(数に入れて)ほしい、という時に使う表現なので、やる主要人物が決まっていない以上、これも文意に合いません。

・(C)は疑問返ししているので、一見違うように聞こえますが、『あなたにお願いしていい?』と、『まだ誰なのか決まっていない』ことと、『その背景・文脈の中でそのWhoはアナタになる可能性がある』ことを伝えています。ですので、間接応答として正解になる、ということです。このdo it=give the presentationになります。

以上、どちらかというとロジカルで判定して解く必要のある。少し難しめの問題でした。

聞き取れるのに、選べない、というのは、ロジカル判定を時間内にできない、ということがあります。ですので、聞き取れる練習をいくらしても、文脈を理解できないと正解できない、ということにもつながりますので、『不正解はなぜ不正解か』『正解はどうして正解になるか』をふだんの学習の時から、しっかり考え、その考えを本番で引き出せるように磨いておきましょう。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.明日の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ22問目(12ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、今日も頑張っていきましょう!

今日で6月も終わり、今年の半分が終わります。

7月もPart2シリーズは当面継続していきますので、是非苦手克服や強みのブラッシュアップにお役立てください。

それでは、Have a nice day!

Cheers,

Tommy

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