「Part-2 でる600問」補足解説 20210615

6月の平日は拙著の補足解説をしています。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 | 大里秀介 |本 | 通販 | Amazon

お持ちでない方はご用意いただけますとより分かりやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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本日の補足解説:別紙応答問題628問ランダムチャレンジ10問目(別冊11ページ)です。

補足解説を読む前に以下の準備をお願いします。

■一度問題を解いて解説を読んでおいてください。

■音声ダウンロードは本書9ページに従ってください。

■スクリプト・解説自体は本書に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。

※別紙に本紙の問題番号の参照がありますので、ご参照ください。

準備はよいですか?

それではいきます。

【補足解説】

1.音で気づくポイント

 ■冒頭の3語で『必要なトキ』を求めている、と瞬時に察するようにしましょう。

 ※昨日は『必要なモノ』でしたよね。最初の1語がいかに重要か、ということですね。

 ■昨日のneed toの d,tは同じ音に近いので、nee(d) toと、dが聞こえない、もしくは省略されるケースがあります。

 ■register forが来ると、次があまり聴きとれなくても、何らかのイベント、会議、トレードショウ、研修みたいなワードが来ますので、そんなに気合入れて聞かなくても流れの展開がつかめればOKです。

 ■最後の2語は複合名詞になっていましたね

 ■選択肢(C)のdid it →音的にはdiditとつながっているようなイメージで聴きとりましょう。

 

2.シーンのイメージ

ここは本書でまったく取り上げていませんでしたが、ここを想像力強く考えると、Part-2が990倍面白くなります。

【作問した際のイメージ】

A. 『さて、Bさん、今月の面談も終了ですが最後に何かありますか?』

B. 『あのー、私ももう会社入って15年になるんですが、そろそろマネージャー職を目指したいんですけど・・・』

A. 『そう、新しいキャリアを志向してみたいってことですね。自分の強みや弱みは把握できていますか?』

B. 『周りと協力して仕事をすることは出来るんですが、自分で仕切ったりとかは経験がなくて少し自信がありません。』

A. 『なるほど。』

B. 『あと、リーダーシップスキルがあればもっといいんですが・・・』

A. 『そうですね、将来のポストは確約できませんが、何か研修を受けてみたら、ちょっと私のスマホで探してみますね・・・、いい監督者研修が直近でいくつかありますね。』

B. 『ああ、是非受けてみたいです!』

A. 『チームビルディングとかいいと思いますね。』

B. 『ああ、是非!ところで、XXXXXXXXXX?』

A. 『YYYYYYY. 今スマホでやっておきました。』

B.『早っ!ありがとうございます。』

A. 『あなたのクレジットカードで建て替えて、領収証と修了証をもってきてくれれば、経理部がreimbursementしてくれますよ。私が承認します。』

B. 『さすが、TOEICの尺を意識してPart-3みたいな展開にしてくれていますね!

  勉強します。』

さて、最後のAとBが会話を繰り広げたと思ってもう1回聴いてみてください。

3.ロジカルチェック

・解説にも書いていますが、この問題はWH疑問文です。

・When~register forで、『いつ申し込むの?』を察知すれば、選択肢に集中できます。

(A)研修等のイベントで、Attendanceは、出席者の規模を示すときに使います。ですので、How manyとかそういう質問への返答パターンが多いです。

(B)は、その研修がどうなのか、に対して『役に立つ』という返答です。

出だしがWhat do you think of~とか、How do you feel about~なら正解になりえます。

(C)はヒネっていますよね。通常は締め切りや納期を答えるんですが、『あなたのぶんをもう申し込んじゃった』ということで、締め切りや納期を気にすることはないということを間接的に応答しています。少し遠回しですが、最近のTOEICの間接応答はこれくらいの距離がマイルドになりつつありますね。

4.復習しましょう。

・上記を読んで、再度問題を解いてみましょう。

 やりとりがより親近感がわくはずです。

 (ただし、必要以上の詮索をしてはいけません。

  TOEICの世界から戻ってこれなくなります)

・もう一度音を聞いて、自分でも音読してみましょう。

 Listen & Repeat(音を聴いて繰り返してみるとよいです)

・出来ればロールプレイを

 正解の選択肢を使って、片方になりきって話してみましょう。

 そうすると、今回の疑問文が自分のモノになり、話したいときに話せるようになります。

・最後にシーンを思い浮かべて

 実際に会話する時には、会話をするための背景がありますよね。

 それを意識すれば、アウトプットしやすくなるはずです。

5.来週の問題

別紙応答問題628問ランダムチャレンジ11問目(11ページ)を扱います。

事前の予習をお願いします。

(問題を解いて解説を読んでおいてください)

いかがでしたか?

参考になればツイッター等で反応、もしくはコメントを頂けますと励みになります。

それでは、明日もよろしくお願いします。

Tommy

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