雑感:本日の気づき

本日受験された皆様、お疲れさまでした。

手ごたえはいかがでしたか?

今回はなんとなくですが、Part-1,2が難しく、Part-3,4が易しめといった印象を受けました。

毎回このバランス、この塩梅が絶妙だな、と思いました。

今年下期以降で、Part-1,2は新たに取り組むことになるので、難しめのアイテムは入れ込んでおこうと思います。

以下気づきです。

■ビニール袋:plastic bag

『ビニール袋はバックっていうのかな?』という会話がチラホラ聞こえました。

→ はい、言います。ビニール袋は”a plastic bag”と言います。

  この語を初めて聞いたのは、イギリスはロンドンにあるヒースロー空港でした。

  いや、違うな、マンチェスター空港からチェコ空港へ朝5時に移動しようとして

  スニッカーズをキオスクで購入したときに、

  『Do you need a plastic bag?』と尋ねられ、

  なんだ、押し売りか?いや違うな、ビニール袋見せているな・・・。

  でもこれは要らないな。 → Not necessary this time.

そう返答したのを覚えています。

  ちなみに、

  透明ビニール袋は、a clear(or transparent) plastic bag

使い捨てビニール袋は、a single-use plastic bag (→SUPB)と言ったりします。

  最近は、SDGsとか環境の取り組みとして、SUPB, plastic bagと検索すると、

  ビニール袋は環境に良くないので、alternativeとしてエコバックを持ちましょう。

  そんなページが出てきます。

ひょっとしたら、環境上ビニール袋が使われなくなったら、エコバックがPart-1に出題されるかもしれませんね。

ちなみに、エコバックは、”ecobag(s)”で十分通じますが、”reusable shopping bag(s)“とも言います。おそらくPart-1なら単なる”bag”で表現するかな。

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■TOEICは倒置が好き

第2文型(SVC)の基本形は、S is Vです。

Vは、名詞、形容詞、前置詞句が来たりします。

①名詞が来るパターン:

Mr. Tanaka is a client of our company.

訳.タナカさんは当社の顧客です。

②形容詞が来るパターン:

This miso soup is a little sweet because of the sugar in “koji”.

訳.このみそ汁は麹の糖分があるため、少し甘いです。

③前置詞が来るパターン:

Mr. Yamada from PTA is among those asking for a clear explanation.

訳.PTAの山田さんは、はっきりとした説明を求めている1人です。

この第2文型というヤツは、be動詞以降の表現を強調したいとき、文頭に来ることがあるんですね。その場合は、CVSと倒置が起きます。これは文法のルールです。

例えば、3番目の前置詞が来るパターンを倒置にするとこんな感じですね。

Among those asking for a clear explanation is Mr. Yamada from PTA.

倒置にすると、文の構造が少し複雑になるため、解釈に時間がかかってしまうようです。

解釈に時間がかかる、ということは、こういったタイプの問題は、初心者、中級者、上級者、というより、文法を正しく理解しているかいないか、というヒトをふるいにかける問題の1つです。

参考にしていただけますと嬉しく思います。

さて、5月ももうすぐ終わり、6月がやってきますね。

今回も拙著、『でる600でパワーアップ出来たよ!』というお声をいくつか頂きました。

一通り、お悩み相談終了後に、この本の解説プラスアルファでも綴っていこうと思います。

お悩み相談+TOEICの知見について、みなさんの参考になるブログにしていければと思います。

それでは、受験された皆様、ごゆっくりお休みください。そして明日からまた頑張りましょう!

Tommy

  

“雑感:本日の気づき” への2件の返信

  1. 書き込める事が有って良かった。

    “買い物中に感じた応答に対する考察” への返信
    05/04/2021

    『Would you like a plastic bag?』
    『No (thank you, I don’t need it).』

    此れ私の返事でした。

    my eco shopping bag is here. と言ってしまいました

    ecobag(s)でも良かったんですね。
    ecobag(s)は日本だけだと勘違いしていました。 

    1. 椿 八拾郎さん、
      コメントありがとうございます。
      おっしゃるとおり、日常の中にもPart-2のような応答対応はありますよね。
      Tommy

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