続きです。
モチベーションを保つ1つの方法として『個と交流』というのがあります。
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『個』というのは、まさしく『個人』としての行動です。
・1人だけに慣れる空間を作る。
・1人で集中する時間を確保する
・自分のペースで自分で立てた計画をこなす。
・自分の出来栄え、結果に一喜一憂する
など・・・
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『交流』というのはSNSやイベントを通じて、同じ目的で学習している方、共感できる方と交流することで、よし頑張るぞ!という気持ちを維持させることです。
直接交流しなくても、ひそかにツイッターで追いかけるなども出来ますし、勝手にライバル視することもできます。
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私が英語学習を始めたときは、個100%で学習していました。
今と異なり、ツイッター等、リアルタイムでつぶやく場所もあまりありませんでしたし、ブログもそんなにない時代でした。
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そういう環境があったことに加え、30歳から英語学習を始めた後ろめたさもあって自分だけに英語学習を留めておきたかった、というのもあったのかもしれません。
そもそも、勉強なんて1人でするものでしょ、という考えがベースにあるのも事実です。
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それが変わったのが、800点前半でスコアが頭打ちになり、もう自分では限界だ!と思い込んでいた時にたまたま参加したのが、ブロガーさんの集まるオフ会でした。
あれは2008年の7月。東京は池袋でした。
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その中に濱崎さんがいた。
そこから交流が始まった。
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当時、800点前半で停滞していた私は、すでに975点を取得し、満点を射程圏内に入れた濱崎さんに、自分の音読筆写をびっしり書いたノートを見せてこう尋ねました。
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『突然で恐縮なんですが、こんだけやっていてもスコアが伸び悩んでいるんですが、どうしたらいいですかね?』
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濱崎さんは、コイツマジ?みたいな目で一瞬たじろいでいましたが、
『いや・・・、ここまでやっていたらすぐに伸びますよ』
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それから1週間後のTOEICでほどなく900点を超えていました。
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おそらく、自分一人で学習して受験したらたぶん超えられなかったかもしれません。
それが背中を押してくれたことで、ポン、とスコアがひと回り上がった。
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そういう意味で共感・交流する力はすごいなあ、と思いました。
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同じようなケースが、昨年初頭まで実施していた書店での相談会でもそうでした。
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私が相談役として学習者さんの相談に乗っていたのですが、
人によっては、「学習内容にはまったくスキがないのになあ」
そう思う方には、
『今のまま続けていればきっと伸びるので自分を信じて頑張ってくださいね』
そういうアドバイスを送りました。
その方は、やはりそれから早いうちにベストスコアを取った!教えてくれました。
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個人で学習する、という気持ちや意欲は絶対に重要
SNSやイベントで交流することでマインド面をプラスに作用させ、モチベーションを上げていくことも必要。
重要なのはこのバランスです。
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個人だけでやって行き詰った場合、解決策を見出せなければ長いトンネルに入るか、止めてしまうこともあるでしょう。
交流しすぎて、自分のレベルが上がらず、周りはスコアアップしていくのに、自分だけはしていない、ということもあるでしょう。
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この2つをバランスよく取り入れて、健全な学習が出来ればよいですね。
おそらくですが、時間配分にして個:交流=7:3か8:2くらいがよいかな、と思います。
SNSで交流している時間、イベント参加の時間も学習時間と見立てて自分の配分で考えてみてください。もしこの配分が交流側によっていればちょっと配分を考えてみてもよいですし、個の時間に寄りすぎていて、ストレスや行き詰まりを感じていれば交流の割合を増やすようなリバランスを考えてもいいでしょう。
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今日からGWに入る方も多いんですかね?
実り多い英語学習機関になりますように。
それでは、今日も頑張っていきましょう!
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Tommy